事業の内容
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/ 原文長 約1692文字
3【事業の内容】 当社は、国内外にモバイルコンテンツや電子絵本のサービスを提供する 「モバイルコンテンツ事業」及び、ウェブコンテンツ制作やシステム開発の受託事業及び派遣事業を行う「コンテンツクリエイターサービス事業」の2事業で構成されております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (1) モバイルコンテンツ事業 モバイルコンテンツ事業におきましては、携帯電話事業者(以下、通信キャリア)(注1)の有料公式サイトやアプリプラットフォーマー(注2)のダウンロードページを通じ、デジタルコンテンツ(注3)の提供等を行っております。 (注)1.当社は現在、株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社及びソフトバンク株式会社等の通信キャリアと取引を行っております。 2.当社は現在、Apple Inc.及びGoogle Inc.等のプラットフォーマーと取引を行っております。 3.デジタルコンテンツとは、デジタル形式で表記された文書、画像、映像で記録されているコンテンツのことをいいます。 モバイルコンテンツ事業の特徴は、次のとおりであります。 ① コミュニケーション手段の提供 モバイルコンテンツ事業では、コミュニケーションという「想いを伝えたい」人の欲求をテーマとしております。 当社は、モバイルコンテンツ『デココレ』など、主にモバイル端末のHTMLメールサービスにおけるデジタル素材の提供を行っております。HTMLメールは、従来の文字コードのみを利用して作成するテキスト形式メールと比較すると、多種多様なキャラクターやデザイン、フォントや文字カラーを利用することができます。また、HTMLメールのデコレーション機能を活用して、スマートフォンで撮影した写真を装飾することができる『photodeco+』も提供しております。これらのユーザー層は、以前はF1層と呼ばれる若年女性が中心でしたが、今は性別や年齢にとらわれず幅広いユーザーに認知、利用されております。さらに、『デココレ』ではソーシャルネットワークのコミュニケーションサービス等で利用されるスタンプ画像も多数配信しております。 また、電子絵本による親子コミュニケーションの推進を目的とした、スマートフォンアプリの開発及びサービス化による新たな世代間コミュニケーション手段の提供も開始しております。 ② コンテンツ等の他社への提供 自社のサイト等の運営により蓄積されたノウハウ・技術力及び当社の保有する約285,000点のデジタルコンテンツを基盤として、携帯電話端末メーカー、通信キャリア、コンテンツプロバイダー等、様々な企業へデコメーション素材や電子絵本の受託制作からライセンス提供、さらにはモバイルコンテンツの構築・運営を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約410文字
(1) 経営方針 当社は「新しいモバイルコミュニケーション・ツールによる新しいライフスタイルの創造」をビジネスドメインとしており、顧客の個性を尊重したサービスの提供を行うことにより、顧客との継続的な取引関係を構築することを重視しております。 今後も更なるコミュニケーションの可能性を追求するため、独自性や先進性をモットーと掲げ、サービスを創造することを経営方針としております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループが重要と考えている経営指標は、営業利益であります。この経営指標を持続的に向上させることで、企業価値の向上を実現してまいります。しかしながら、中長期で継続的に企業規模を拡大するためには、新規事業及び既存事業への積極的な投資、事業拡大を支える人材・組織・体制等の経営基盤の強化も不可欠であると考えております。 このことから、個別案件ごとに十分な検討を行った上で、投資効果を考えながら事業展開してまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1655文字
(3) 対処すべき課題 < モバイルコンテンツ事業> ① コンテンツユーザー数の拡大と継続利用促進 モバイルコンテンツ事業が持続的に成長するためには、サービスの認知度を向上させ、新規ユーザーを継続的に獲得し、ユーザー数を拡大していく必要があります。そのため、効果的な広告宣伝を実施し、サービスの知名度を向上させ、より多くのユーザーに利用してもらえる施策を実施することでユーザー数の拡大に努めてまいります。また、既存ユーザーに対してもそのコンテンツ力を高め、質の高いサービスを提供することにより、継続的に当社サービスを利用していただけるよう努めてまいります。 ② デジタルコンテンツ資産の有効活用 当社は、これまでのモバイルコンテンツの運営を通じて、当社がライセンスを保有する質の高いデジタルコンテンツを確保してまいりました。今後は、これらのコンテンツ資産を、当社の事業に有効活用することが重要であると認識しております。 ③ 顧客満足度の向上 当社のカスタマーサポートは、会員一人一人のニーズを聴き、継続して利用してもらうための接点として、日々お客様のニーズを吸い上げております。その対応を一層充実、強化するため、当社ではカスタマーサポート専任者と事業部との連携強化を進め、会員一人一人のニーズを当社全体で解決していける体制を整えてまいります。 ④ 新技術への対応 モバイルコンテンツ業界においては、技術革新が絶え間なく行われております。当社は、これまでも、スマートフォン、タブレットのサービスにおける新技術に先進的に対応してまいりましたが、今後も、新たなサービスが今まで以上に普及する際には、更なる技術への対応が求められます。そのため、今後も先進的な技術への対応を進めていく必要があります。 ⑤ システムの安定的な稼動 当社のサービスは、通信回線を活用した事業を展開しており、ユーザーへのサービス提供においては、安定的にシステムを運用していくことが重要であり、不具合等が発生した際には、迅速に対応する必要があると認識しております。 <コンテンツクリエイターサービス(CCS)事業 ① 人材の確保及びサポート体制の充実 労働人口の減少が進行する中、クリエイタースタッフの確保が重要であり、業務上必要とされるクリエイタースタッフの雇用ができない場合、円滑なサービスの提供や積極的な受注活動が阻害され、業績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、定期的にクリエイタースタッフの募集・採用を図り、コミュニケーションも強化することで、クリエイタースタッフの満足度を高める制度・体制の整備を続け、クリエイタースタッフの定着率の更なる向上を図ってまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2294文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、政府による経済・金融施策を背景に雇用情勢・所得環境が改善するなど緩やかな回復基調で推移しました。一方、欧米の政策動向による海外経済の不確実性や地政学リスクの高まりにより、景気動向は依然として先行き不透明な状況となっております。 このような状況のもと、当社はモバイルコンテンツ事業の継続的な成長と関連事業の育成を進めてまいりましたが、新規ユーザーの伸び悩みや、継続利用率の減少並びに当社保有デジタルコンテンツ資産の有効活用、先進技術への強化への対応遅れが業績へ影響しておりました。そこで、企業価値向上の手段として、今後は成長が期待できる事業を見極め「選択と集中」による資源投下を行うため、これまでのモバイルコンテンツ事業で培ったノウハウやキャラクター等のデジタルコンテンツ資産を有効に活用することができ、新規性がありかつ持続的に収益を生み出す事業である「ミライッポ Startup IPO」への取り組みのため、第三者割当による新株式及び第15回新株予約権の発行を行うことを決議いたしました。 この結果、当事業年度における売上高は904,121千円(前年同期比27.8%増)、営業損失は28,166千円(前年同期は12,184千円の営業利益)、経常損失は31,586千円(前年同期は4,263千円の経常利益)、当期純損失は33,837千円(前年同期は1,233千円の当期純利益)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 <モバイルコンテンツ事業> モバイルコンテンツ事業におきましては、『デココレ』『photodeco+』で、映画「パディントン2」の公開記念プレゼントキャンペーンや、「ちびまる子にゃん」「時すでにお寿司。」の限定コンテンツ配信など、有名ライセンスとのコラボレーションを行い、新規利用促進と退会抑止施策をいたしました。一方で継続して業務の効率化を進めてまいりました。 また、『森のえほん館』(電子絵本)では、東日本大震災の教訓を伝える絵本や、プロのデザインに触れることができる、ウェディングドレスブランドのドレスデザイナー伊藤羽仁衣監修の絵本を配信するなど、情操教育に重きを置いた絵本を配信いたしました。 これらの結果、モバイルコンテンツ事業の売上高は384,560千円(前年同期比23.1%減)、セグメント利益は78,186千円(前年同期比34.7%減)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約441文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額(注)1 財務書諸表 計上額(注)2 モバイルコンテンツ事業 コンテンツクリエイターサービス事業 売上高 外部顧客への売上高 499,851 207,595 707,447 707,447 セグメント間の内部売上高又は振替高 499,851 207,595 707,447 707,447 セグメント利益 119,755 42,593 162,348 △ 150,163 12,184 セグメント資産 122,069 55,237 177,306 545,218 722,525 その他の項目 減価償却費 14,248 26 14,274 4,662 18,937 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 9,039 9,039 600 9,639 (注)1.調整額は、以下のとおりであります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1503文字
2 . 主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前事業年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) 当事業年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) (株)NTTドコモ KDDI(株) 313,524 86,213 44.3 12.2 226,005 74,804 25.0 8.3 (注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する 認識及び 分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当 事業 年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値ならびに報告期間における収益・費用の報告数値に対して、過去の実績や状況に応じて合理的な見積り及び判断を行っております。 なお、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、 「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項 (重要な会計方針) 」 に記載しております。 ② 当 事業 年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社の財政状態につきましては、次のとおりであります。 (資産) 流動資産は、前事業年度末に比べて43,185千円(6.7%)減少し、604,829千円となりました。これは主として、売掛金が50,688千円、仕掛品 が8,886千円増加したものの、現金及び預金が105,354千円減少したことによるものであります。 固定資産は、前事業年度末に比べて11,348千円(15.2%)減少し、63,162千円となりました。これは主として、有形固定資産が4,024千円、無形固定資産が7,961千円減少したことによるものであります。 以上の結果、総資産は、前事業年度末に比べて54,533千円(7.5%)減少し、667,991千円となりました。 (負債) 流動負債は、前事業年度末に比べて131,097千円(33.9%)減少し、255,960千円となりました。これは主として、未払費用が38,781千円、未払消費税等が3,627千円増加した一方、一年内償還予定の社債が償還により 200,000千円減少したことによるものであります。 固定負債は、前事業年度末に比べて79千円(1.3%)減少し、6,172千円となりました。…