事業の内容
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/ 原文長 約1890文字
3 【事業の内容】 当社グループは、昭和30年の創業時から、人々の健康の増進や福祉の向上及び快適な職場環境や住空間の創造に資することを目的に、社会に貢献できる企業を目指し60年以上にわたってさまざまな事業を展開してまいりました。平成30年3月31日現在におきましては、当社、子会社19社及び関連会社2社で構成され、「健康生活サービス」「調剤サービス」「環境サービス」「その他」の4分野に関係する事業を行っています。各事業に携わる連結子会社数は、「健康生活サービス」が7社、「調剤サービス」が2社、「環境サービス」が7社、「その他」が1社となっております。 当社グループの事業における位置付け及び事業セグメントとの関連は次のとおりであります。 「健康生活サービス」 このセグメントでは、医療機関や介護福祉施設等、高度な衛生管理が求められる場所を中心に各種事業を展開しており、「衛生管理のプロ」としてその専門的な知識と経験を活かし、お客様にとって安心かつ安全なサービスの提供を心がけております。 具体的な事業の内容としましては、次に記載するとおりであります。 ①病院関連事業 病院、クリニック及び介護福祉施設に対する寝具・リネン類等のレンタル、医療関連商品の販売及びレンタル、看護補助業務等の受託運営等 ②給食事業 病院及び介護福祉施設等の給食の受託運営等 ③シルバー事業 介護を必要とする高齢者等に対する介護用品・機器等の販売及びレンタル、その他介護用品類のレンタルに付随したサービス等 ④寝具・リネンサプライ事業 都市型ホテル、ビジネスホテル及びリゾート施設等に対する寝具・リネン類、寝装品類の販売及びレンタル、その他寝具・リネン類のレンタルに付随したサービス等 ⑤クリーニング設備製造事業 リネン類の洗濯を行う事業者向けのクリーニング設備の製造、販売及び保守 ⑥その他 一般家庭等に対するアクアクララ(水の宅配)の販売等、損害保険代理店及び保険販売等 (連結子会社及び主要な事業の内容) ㈱トーカイ(四国) 病院関連事業、寝具・リネンサプライ事業 ㈱リネンワン 病院関連事業(寝具・リネン類等のレンタル) ㈱同仁社 病院関連事業(寝具・リネン類等のレンタル)、シルバー事業、寝具・リネンサプライ事業 トーカイフーズ㈱ 給食事業 ㈱サン・シング東海 寝具類の製造及び洗濯加工 ㈲山本綿業 寝具・リネンサプライ事業 ㈱プレックス クリーニング設備製造事業 「調剤サービス」 このセグメントでは、連結子会社であるたんぽぽ薬局㈱が、東海、北陸、関西、四国地区の総合病院の門前で調剤薬局の経営を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1065文字
(2) 経営戦略等 わが国では、高齢者人口の急速な増大とそれに伴う慢性的な医療費・介護費の増加が国家財政に大きな影響を与えており、その削減のためにさまざまな施策が展開されております。 近年は、75歳以上人口が急増する2025年問題への対策として、厚生労働省が掲げる「地域包括ケアシステム」の構想により、高齢者が住み慣れた地域で生活を続けていくためのサービス提供体制の構築が進められております。今後は、「地域包括ケアシステム」の実現に向け、医療と介護サービスのシームレスな提供や「入院から在宅へ」といった動きが加速し、地域における医療と介護の連携がより一層促進されると考えております。 そのような中、当社グループとしましては、以下の重点施策に取り組むと同時に、医療・介護の両分野において事業を展開する「総合ヘルスケア企業」としての強みを活かし、新たな在宅向けサービスの開発にも注力してまいります。 ① 入院患者の在宅復帰の支援 シルバー事業において、病院退院窓口へのアプローチを強化し、患者の退院後の在宅生活に必要な介護用品や住宅改修の提案をすることで、新たな利用者の獲得に努めてまいります。 ② 地域に密着した在宅向けサービスの充実 シルバー事業においては、ケアマネジャーやセラピスト、自治体等と密な連携を図り、最新の介護保険制度に関する情報や商品情報などをいち早く入手・共有することで、顧客ニーズへの対応力及び即応力を高め、全58拠点がそれぞれの地域で一番となることを目指してまいります。 調剤薬局事業においては、在宅調剤への取り組みを強化し、門前薬局でありながら「地域のかかりつけ薬局」としての機能を果たしていくことで、地域医療に貢献してまいります。 また、今後在宅で医療や介護のサービスを必要とする多くの皆様のニーズに応えるべく、新たな在宅向けサービスの早期確立を目指し、トーカイグループの総力を結集して事業開発に取り組んでまいります。 ③ 医療機関等の経営環境の変化への対応 医療費増加抑制のための施策により、当社グループが顧客とする医療機関等の経営環境は厳しさを増しております。そのような中、病院関連事業では、医療機関等の売上拡大に寄与する「入院セット」(※)や、コスト削減に寄与する「NEXSURG.ネクサージ」(手術用リネンのリユース)などの戦略商品の拡販に努め、医療機関等の経営効率化をサポートしてまいります。 ※入院に必要な日用品を日額定額制で患者にレンタルするサービス。タオル類、寝巻、歯ブラシなどが含まれる。
対処すべき課題
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/ 原文長 約3043文字
(3) 経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループが主力事業を展開するヘルスケア業界は、2年に1度の診療報酬改定や3年に1度の介護報酬改定をはじめ、高齢化の進展に伴う国の施策の追加・変更等が多いことから、事業環境の変化に適切に対応することが求められます。 また、市場の拡大に伴い、地域における参入事業者との競争が激化するなか、競合他社との差別化を図るための新たな営業戦略を検討し、これを早期に確立することが重要となってまいります。 加えて、近年では、企業業績の改善等を背景に、各産業において労働力不足が顕在化しております。長期的な視点でみれば、労働力人口の減少により労働力不足はさらに深刻化することが懸念され、企業の持続的な成長を図るうえで、人材の確保や雇用対策の強化は重要な経営課題であると認識しております。 こうした課題に対応するため、当社グループでは、以下について重点的に取り組んでまいります。 ① 営業力強化・人材育成による事業拡大 制度変更や顧客ニーズへの対応力、即応力のある人材の育成により競争力を高め、地域に密着した営業を展開することで、それぞれの地域でトップシェアを確立することを目指します。 ② 労働力不足への対応 新たな人材確保のための積極的な採用活動に加え、社内の人材育成、教育を積極的に進めます。また、高齢者や女性、非正規従業員も広く活躍できる労働環境を整備するなどし、労働力不足といわれる環境下にあっても、攻めの企業活動を推進できるよう取り組みます。 ③ 「総合ヘルスケア企業」としての価値の最大化 「総合ヘルスケア企業」として、厚生労働省の推進する「地域包括ケアシステム」に寄与する事業者となるべく、グループ間及び事業間の更なる連携強化を図り、保有する経営資源や事業シナジーの最大化に努めます。 (4) 株式会社の支配に関する基本方針について 当連結会計年度における当社の状況は、以下のとおりであります。 ① 当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針(以下「基本方針」) 当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者(以下「方針決定を支配する者」といいます。)の在り方について、基本的には、株主の皆様の自由な判断に基づいた当社株式の自由な取引を通じて決定されるべきものであると考えており、上場企業として多様な投資家の皆様に株主となっていただき、そのさまざまな意見を当社の財務及び事業の方針の決定に反映させることが望ましいと考えております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3403文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 高齢者人口の増加を背景に、医療提供体制の見直しや在宅サービスの拡充など、地域包括ケアシステムの構築に向けた動きが加速し、当社グループの主要事業が属するヘルスケア業界の市場は、引き続き拡大していくものと見込まれます。一方で、異業種からの参入などにより競争が激化し、業界再編が進むなど、その経営環境は急激に変化しております。 このような状況の中、当連結会計年度における当社グループの売上高は、全てのセグメントにおいて前年同期比増収を達成し、過去最高を更新しました。 利益面につきましては、営業力強化のための人件費等の増加やレンタル資材費の増加、事業譲受に伴う諸費用の発生等があるものの、売上増加に伴う利益増により、営業利益・経常利益が前年同期比増益となりました。また、関連会社1社の株式を追加取得し、連結子会社化したことに伴い、特別利益(負ののれん発生益及び段階取得に係る差益)を計上しており、親会社株主に帰属する当期純利益についても前年同期比増益となりました。 以上の結果、当連結会計年度の経営成績については、売上高 1,093億85百万円 (前年同期比 48億12百万円増 、 4.6%増 )、営業利益 76億38百万円 (前年同期比 1億94百万円増 、 2.6%増 )、経常利益 78億54百万円 (前年同期比 1億63百万円増 、 2.1%増 )、親会社株主に帰属する当期純利益 55億68百万円 (前年同期比 2億61百万円増 、 4.9%増 )となりました。 [セグメント別状況] ① 健康生活サービス 病院関連事業及びシルバー事業においてレンタル売上が堅調に推移したほか、クリーニング設備製造事業についても好調に推移しました。また、リネンサプライを行う連結対象子会社が1社増加したこともあり、前年同期比増収となりました。利益面につきましては、営業力強化のための人件費等の増加や、レンタル資材費の増加はあるものの、売上増加に伴う利益増等により、前年同期比増益となりました。 売上高 536億65百万円 (前年同期比 21億76百万円増 、 4.2%増 ) 営業利益 56億46百万円 (前年同期比 2億49百万円増 、 4.…
セグメント関連
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/ 原文長 約1291文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 連結財務諸表計上額 (注)2 健康生活 サービス 調剤 サービス 環境 サービス 売上高 外部顧客への売上高 51,488 40,708 12,196 104,393 178 104,572 104,572 セグメント間の内部 売上高又は振替高 43 315 359 363 △ 363 51,532 40,709 12,512 104,753 182 104,936 △ 363 104,572 セグメント利益 5,397 3,060 623 9,080 12 9,093 △ 1,649 7,443 セグメント資産 34,527 26,865 8,646 70,039 377 70,417 14,097 84,514 その他の項目 減価償却費 2,410 370 325 3,106 3,109 168 3,277 のれん償却費 12 14 45 71 71 71 減損損失 11 11 11 11 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 3,968 470 200 4,640 4,641 193 4,834 (注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報提供事業を含んでおります。 2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 連結財務諸表計上額 (注)2 健康生活 サービス 調剤 サービス 環境 サービス 売上高 外部顧客への売上高 53,665 43,042 12,473 109,180 204 109,385 109,385 セグメント間の内部 売上高又は振替高 43 344 388 391 △ 391 53,709 43,042 12,817 109,568 208 109,776 △ 391 109,385 セグメント利益 5,646 3,509 425 9,581 32 9,614 △ 1,975 7,638 セグメント資産 38,850 28,156 10,346 77,353 415 77,768 14,807 92,576 その他の項目 減価償却費 2,372 395 340 3,107 3,111 161 3,272 のれん償却費 48 16 77 142 142 142 減損損失 104 25 129 129 129 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,902 515 956 3,374 11 3,385 206 3,59…