事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、当社の子会社155社及び関連会社72社で構成され、国内エネルギー・ガス、国内エネルギー・電力、海外エネルギー、ライフ&ビジネス ソリューション事業を行っております。 当社グループの事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 (国内エネルギー・ガス) 当社等は、ガスの製造、供給、販売、ガス機器の販売、お客さま先のガス配管工事を行っております。 子会社大阪ガスファイナンス㈱は、リース、クレジット、保険代理店業等を行っており、当社等にガス自動通報サービス用機器等をリースしております。 子会社大阪ガスマーケティング㈱は、当社から家庭用のお客さま向けのガス及び電気の販売やガス機器の販売、メンテナンス等を受託しております。また、住宅設備機器の販売やリフォーム事業等を行っております。 子会社大阪ガスリキッド㈱は、液化窒素、液化酸素、液化アルゴン等の販売を行っており、当社からLNGの冷熱を購入しております。 子会社㈱きんぱいは、当社が発注するガス配管工事、ガス機器及び住宅設備機器の販売を行っており、当社からガス機器を購入しております。 子会社関西ビジネスインフォメーション㈱は、当社のコールセンターの運営等を行っております。 子会社Daigasエナジー㈱は、当社から業務用等のお客さま向けのガス及び電気の販売、保守等を受託しております。また、機器販売・エンジニアリング・施工、エネルギーサービス事業、液化天然ガス・液化石油ガス販売事業、熱供給事業等を行っており、当社からLNGや熱供給事業用のガスを購入しております。 子会社Daigasガスアンドパワーソリューション㈱は、当社からガス製造所・発電所のオペレーション及びメンテナンスを受託しております。また、当社から電気供給事業用のガスを購入し、発電及び当社への電気販売を行っております。さらに、ガス及び環境保全等に関する各種プラントの調査、設計、施工等のエンジニアリングを行っており、当社のガス製造供給設備等を設計・施工しております。 これらの事業は、国内エネルギー・ガス事業セグメントに区分しております。 (国内エネルギー・電力) 当社、子会社印南風力発電㈱、子会社㈱葉山風力発電所、子会社㈱広川明神山風力発電所、子会社泉北天然ガス発電㈱、子会社Daigas大分みらいソーラー㈱、子会社中山共同発電㈱、子会社中山名古屋共同発電㈱等は、電気供給事業を行っております。 子会社印南風力発電㈱、子会社泉北天然ガス発電㈱、子会社中山名古屋共同発電㈱等は、当社へ電気を販売しております。 これらの事業は、国内エネルギー・電力事業セグメントに区分しております。 (海外エネルギー) 子会社大阪ガスインターナショナルトランスポート㈱は、当社へLNG輸送を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約881文字
(2) 経営方針・経営戦略等 こうした経営環境のもと、当社グループは、「暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループ」として、天然ガス・電力・LPG等のエネルギーとその周辺サービスや、都市開発・材料・情報等のエネルギー以外の様々な商品・サービスを通じて、「お客さま価値」「社会価値」「株主さま価値」「従業員価値」の創造を目指します。そのためには、持続的な成長を実現することが最大の経営課題であると認識し、2017年に長期経営ビジョン2030「Going Forward Beyond Borders」を、本年3月には新中期経営計画2023「Creating Value for a Sustainable Future」を策定しました。 当社グループは、本ビジョン・計画に沿って、持続可能な社会の実現に貢献し、時代を超えて選ばれ続ける革新的なエネルギー&サービスカンパニーとなることを目指し、電力・ガス小売全面自由化等の政策動向にも的確に対応しながら、積極的に事業活動を進めていきます。 さらに、本年1月に策定した「カーボンニュートラルビジョン」に沿って、メタネーション等の技術開発を軸とした都市ガスの脱炭素化と、再生可能エネルギーを軸とした電源の脱炭素化によって、当社グループの事業活動におけるカーボンニュートラルの実現を目指した取り組みを進めてまいります。その実現の過程においても引き続き、確実なCO 2 排出削減の取り組みを行い、低炭素社会の実現に貢献してまいります。 (3) 経営指標 ① 収益性、成長性 ROIC(投下資本利益率) (注) の向上を目標に掲げます。 (注) (経常利益+支払利息-受取利息-法人税等)÷(有利子負債+自己資本) 有利子負債は、当社にリスクのないリース負債を除く。 ② 財務健全性 連結自己資本比率50%程度、連結D/E比率(有利子負債/自己資本)0.7程度を継続的に目指していきます。 ③ 株主さまへの還元 安定配当の継続を基本に据えながら、短期的な利益変動要因を除いて連結配当性向30%以上を目指します。
対処すべき課題
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(4) 対処すべき課題 中期経営計画2023では「ミライ価値の共創」「企業グループとしてのステージ向上」を重点戦略とし、それぞれの取り組みを通じた社会課題の解決に資する価値創造と、「国内エネルギー事業」「海外エネルギー事業」「ライフ&ビジネス ソリューション事業」を3つの柱とした、将来の経営環境の変化に対応するポートフォリオ経営の実践を目指しております。それらの実現に向け、以下のとおり、課題に取り組みます。 ① 国内・海外エネルギー事業 a 安定的、経済的な原燃料調達、上流(開発・生産)・液化事業の推進 多数の生産者から分散して調達することにより、天然ガス等の原燃料の安定確保に努めるとともに、契約価格指標の多様化等により、市場競争力を高める原燃料調達を目指します。 また、天然ガス等の安定調達と収益獲得のため、現在取り組んでいる液化事業・ガス田等のプロジェクトを着実に推進していきます。 b 競争力のある電源の確保及び再生可能エネルギーの普及拡大 国内外での新規電源の開発、卸電力市場からの調達等を通じて、競争力のある電源ポートフォリオの構築を進めます。特に再生可能エネルギーは、国内での開発の推進や調達先の拡大を進めるとともに、海外での事業参画強化を図ります。 c 安定供給と保安の確保 ガス製造・供給設備、発電設備等の維持・増強・改修、地震・津波等の自然災害対策及び新型コロナウイルス等による感染症の流行等の事態への対策等、安定供給とレジリエンスの向上に継続的に取り組みます。また、万一のガス漏れ等の緊急時への対応を引き続き行い、お客さま先の保安の確保に努めていきます。 d 国内外におけるマーケタービジネスの拡大 燃料電池等のガスコージェネレーションシステムやガス冷暖房の普及、電力・LPG販売の拡大、分散型電源と再生可能エネルギーを組み合わせたエネルギーネットワークの構築等を通じて、低・脱炭素化やレジリエンスの向上といった社会課題の解決に貢献していきます。また、デジタル技術等を起点に、住ミカタ・サービス等のライフサポートサービス、建物・設備の管理やメンテナンス、空調・換気、水処理、省エネルギーや設備稼働状況等の見える化等、エネルギー周辺サービスを拡充するとともに、お客さまのライフスタイルやビジネスニーズに応じたエネルギー料金メニューも総合的に提供することで、お客さまの快適な生活の実現やビジネスの発展に貢献していきます。さらに、各地のエネルギー事業者を含めた様々なパートナーとの連携等を通じ、国内で幅広くマーケタービジネスを拡大していきます。 海外でも、ガス・電力・エネルギーサービス事業の運営や新規案件の開発等に着実に取り組みます。 e エネルギーインフラ開発、エンジニアリング事業の拡大 国内外において、LNG基地等の新規エネルギーインフラ開発を拡大します。…
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析) 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」といいます。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営成績の分析 ① 概要 当期におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により大幅に落ち込みましたが、下期には、世界経済の回復を受けて製造業を中心に輸出や生産が伸長するなど、一部に持ち直しの動きが見られました。 こうした経営環境のもと、当社グループは、「暮らしとビジネスの“さらなる進化”のお役に立つ企業グループ」となることを目指し、積極的に事業活動を展開してまいりました。 当期の売上高は、電力事業で電力販売量が増加したものの、ガス事業で原料費調整制度に基づき販売単価が低めに推移したことなどにより、前期に比べて 45億円減 ( △0.3% )の 1兆3,641億円 となりました。経常利益は、フリーポートLNGプロジェクトや米国上流事業等における海外エネルギー事業の増益等に加え、ガス事業や電力事業の増益等により、 417億円増 ( +48.5% )の 1,277億円 となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、 390億円増 ( +93.5% )の 808億円 となりました。 ② 売上高 売上高は 、電力事業で電力販売量が増加したものの、ガス事業で原料費調整制度に基づきガス販売単価が低めに推移したことなどにより 、前期に比べて 45億円減 ( △0.3% )の 1兆3,641億円 となりました。当社グループのセグメント別 売上高 の中で最も大きな割合を占める国内エネルギー・ガス事業セグメントの売上高は、原料費調整制度に基づきガス販売単価が低めに推移したことなどにより、前期に比べて 608億円減 ( △6.2% )の 9,160億円 となりました。 ガス供給件数は、前期末に比べて 3.8%減 の 514万4千件 となり、ガス販売量は、前期に比べて 2.8%減 の 71億5千7百万 m 3 となりました。 ガス販売量の状況を用途別に見ると、家庭用ガス販売量は、冬場の気温・水温が低く推移した影響等により、前期に比べて 3.4%増 の 19億4百万 m 3 となりました。業務用等のガス販売量は、新型コロナウイルス感染症の影響によるお客さま設備の稼働減少等により、前期に比べて 4.9%減 の 52億5千3百万 m 3 となりました。…
セグメント関連
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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2 国内エネルギー・ガス 国内エネルギー・電力 海外 エネルギー ライフ& ビジネス ソリュー ション 売上高 外部顧客への売上高 964,377 200,365 33,430 170,516 1,368,689 1,368,689 セグメント間の内部 売上高又は振替高 12,586 1,195 27,823 48,916 90,522 △ 90,522 976,963 201,561 61,254 219,432 1,459,211 △ 90,522 1,368,689 セグメント利益 営業利益 52,666 8,373 2,952 19,676 83,669 122 83,792 持分法による投資利益 又は損失(△) 534 △ 517 5,209 5,225 5,225 53,200 7,855 8,162 19,676 88,895 122 89,018 セグメント資産 911,159 208,403 625,410 390,693 2,135,666 4,815 2,140,482 その他の項目 減価償却費 55,511 7,438 16,800 11,676 91,428 △ 1,469 89,958 のれんの償却額 242 17 1,705 1,966 1,966 持分法適用会社への投資額 14,408 470 195,768 210,647 210,647 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 66,007 26,809 8,914 32,216 133,947 △ 2,937 131,010 (注) 1 調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント損益の調整額の主な内容は、セグメント間取引消去であります。 (2)セグメント資産の調整額の主な内容は、連結財務諸表提出会社が保有する投資有価証券であります。 2 セグメント損益は、連結財務諸表の営業損益に持分法による投資損益を加減した金額と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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(3) 販売実績 (ガス) 当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 家庭用 1,904 百万m 3 ( +3.4 ) ガス販売量 業務用等 5,253 百万m 3 ( △4.9 ) 7,157 百万m 3 ( △2.8 ) ガス供給件数 5,144 千件 ( △3.8 ) (注) ( )内数値は前期比(%)であります。 (電力) 当連結会計年度における販売実績は次のとおりであります。 電力販売量 小売 5,721 百万kWh ( +23.9 ) 卸等 10,412 百万kWh ( +21.5 ) 16,133 百万kWh ( +22.3 ) 低圧電気供給件数 1,510 千件 ( +14.2 ) (注) ( )内数値は前期比(%)であります。 (4) 生産、受注及び販売等に関する特記事項 ガス料金(当社) 2020年4月1日から2021年3月31日までの適用料金 供給約款料金に対しては、ガス料金改定(2019年10月1日実施)後の下記の料金表が適用されます。また、原料費調整(スライド)制度により、調整の必要がある場合は、下記の基準単位料金に代えて調整単位料金が適用されます。なお、供給約款料金以外の料金として選択約款料金及び個別の交渉に基づく大口需要家向けの料金があります。 (a) 料金表(供給約款料金) ガス料金は基本料金及び従量料金の合計とし、各月の使用量に応じてA・B・C・D・E・F・G・Hのいずれかの料金表が適用されます。 月間使用量区分 料金表A 料金表B 料金表C 料金表D 料金表E 料金表F 料金表G 料金表H (月間使用量20 m 3 まで) (月間使用量20 m 3 超50 m 3 まで) (月間使用量50 m 3 超100 m 3 まで) (月間使用量100 m 3 超200 m 3 まで) (月間使用量200 m 3 超350 m 3 まで) (月間使用量350 m 3 超500 m 3 まで) (月間使用量 500 m 3 超1,000 m 3 まで) (月間使用量1,000m 3 超) 基本料金 (1ヶ月当たり)(円) 759.00 1,364.81 1,635.74 2,074.72 3,506.75 3,834.72 6,981.94 7,307.87 基準単位料金 (1 m 3 当たり)(円) 174.81 144.52 139.10 134.71 127.55 126.62 120.32 120.00 (注) 1 基本料金は、ガスメーター1個についての料金であり、従量料金は、使用量に基準単位料金又は調整単位料金を乗じて算定します。 2 延滞利息制度 ガス料金の支払いが支払期限日(検針日の翌日から30日目)を経過した場合に、その経過日数に応じて1日当たり0.…