事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1036文字
3 【事業の内容】 当社グループは、株式会社ミスミグループ本社(当社)、連結子会社51社、非連結子会社1社及び関連会社2社で構成されており、FA事業、金型部品事業、VONA事業の3つの領域において事業を展開しております。 当社グループの事業に関わる位置付け及び報告セグメントとの関係は次のとおりであります。 なお、報告セグメントと同一の区分であります。 事業の名称 事業の概要 主要な取扱商品名 主要な子会社及び関連会社名 FA事業 FA(ファクトリーオートメーション)などの生産システムの合理化・省力化で使用される自動機の標準部品(シャフト、ブッシュ、リニアガイド、位置決め部品、プーリー、アルミフレーム、ステージなど)をはじめ、高精度の精密生産装置に利用される自動位置決めモジュール、光技術関連の各種実験研究機器の開発・提供と電子機器類のデジタル化に伴い変化する各種機器生産現場への部材などを開発・提供しております。 ・シャフト ・ブッシュ ・リニアガイド ・位置決め部品 ・プーリー ・ステージ 株式会社ミスミ 株式会社駿河生産プラットフォーム 駿河精機株式会社 (計28社) 金型部品事業 主に自動車、電子・電機機器分野に金属塑性加工用プレス金型、プラスチック射出成形用金型に組み込む金型標準部品(パンチ&ダイ、スプリングガイド、エジェクタピン、コアピン、ガイド、リテーナなど)、精密金型部品の開発・提供をしております。 ・パンチ&ダイ ・スプリングガイド ・エジェクタピン ・コアピン ・ガイド ・リテーナ 株式会社ミスミ 株式会社駿河生産プラットフォーム Dayton Progress Corporation (計35社) VONA事業 ミスミブランド以外のメーカー品も取り揃えた、ウェブ販売を中心とする一般流通品事業です。製造・自動化関連設備部品に加えて、間接材やMRO(消耗品)などを提供しております。 ・空圧・配管部品 ・ねじ・ボルト ・座金・ナット ・配線部品 ・制御部品・PC部品 ・切削工具 ・生産加工用品 ・梱包・物流保管用品 ・安全保護用品 ・環境衛生用品 ・オフィス用品 株式会社ミスミ ミスミ(中国)精密機械貿易有限公司 株式会社駿河生産プラットフォーム (計16社) 事業の系統図は次の通りであります。 (注) は、製品・商品、サービスの流れを表しております。 2 本状況は、2024年3月31日現在の企業集団の状況を記載しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1264文字
(1) 経営方針、経営環境及び対処すべき課題 世界経済および日本経済は、グローバルサプライチェーンの地域ブロック化が引き続き進展する中、今後も不透明な経営環境が続くものと想定しています。一方で、産業界では様々な社会課題を見据えて自動化の需要はグローバルで一層の高まりが期待されます。 当社では、こうした顧客のニーズに対応すべく、今後もIT、生産、物流の事業基盤を進化させ、「グローバル確実短納期」にさらに磨きをかけてまいります。 顧客時間価値の向上に向けて、地域市場、新事業、新商品、新サービス等の開発を加速させるとともに、異なる市場毎のニーズに対応できるように、各市場に合致したデジタルモデル化を推進してまいります。 ① 事業領域の拡大とグローバル展開 当社グループは、メーカー事業と流通事業を併せ持つ強みを最大限に発揮し、事業領域の拡大とグローバル展開を加速させています。メーカー事業では、FA事業、金型部品事業をグローバルで展開。従来のカタログ・WEBに加えてオンライン機械部品調達サービスである「meviy」を通じて、顧客の設備設計、調達プロセスを大幅に短縮させ、利便性の向上に貢献しています。 流通事業においては、VONA事業として他社ブランドを含めた商品領域を拡大させると同時に、当社顧客需要・特性に適合した独自の品揃え・サービスによりグローバル展開の加速を強力に推進しています。こうした取り組みを通じて、今後の持続的成長を実現してまいります。 ② デジタルモデルシフト グローバルの顧客ニーズに対応するため、事業モデルを各地域・国で進化させていくことが求められています。そのために、各地域・国の市場の特性に合わせた商品・サービス開発や、デジタルモデルの加速、サプライチェーンの強靭化などを進めてまいります。 引き続き、多様化する自動化ニーズに対応すべく、新たなデジタルモデルを継続開発するとともに、地域ごとの成長戦略と組み合わせ、「グローバル確実短納期」の更なる進化を図ります。 また、IT、生産、物流の事業基盤の強化に取り組んでおり、最大拠点の日本において基幹システムを刷新しました。 ③ 社会の持続的発展への貢献 当社グループは顧客に「確実短納期」と「顧客の工数削減」による「時間価値」創出を提供しています。それを支える事業ドメインの「インダストリアル・オートメーション産業」は、様々な社会活動の自動化・省力化などを実現し、社会の持続的発展に不可欠な存在です。 当社の成長は、社員一人ひとりの挑戦によって実現され、「顧客時間価値」への貢献を生み、顧客が栄え、社会が栄え、さらに社員も栄える成長の連鎖、すなわち成長連鎖経営を志向します。これらに繋がる当社グループのサステナビリティに関する考え方、取り組みについては、次項以降をご参照ください。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1264文字
(1) 経営方針、経営環境及び対処すべき課題 世界経済および日本経済は、グローバルサプライチェーンの地域ブロック化が引き続き進展する中、今後も不透明な経営環境が続くものと想定しています。一方で、産業界では様々な社会課題を見据えて自動化の需要はグローバルで一層の高まりが期待されます。 当社では、こうした顧客のニーズに対応すべく、今後もIT、生産、物流の事業基盤を進化させ、「グローバル確実短納期」にさらに磨きをかけてまいります。 顧客時間価値の向上に向けて、地域市場、新事業、新商品、新サービス等の開発を加速させるとともに、異なる市場毎のニーズに対応できるように、各市場に合致したデジタルモデル化を推進してまいります。 ① 事業領域の拡大とグローバル展開 当社グループは、メーカー事業と流通事業を併せ持つ強みを最大限に発揮し、事業領域の拡大とグローバル展開を加速させています。メーカー事業では、FA事業、金型部品事業をグローバルで展開。従来のカタログ・WEBに加えてオンライン機械部品調達サービスである「meviy」を通じて、顧客の設備設計、調達プロセスを大幅に短縮させ、利便性の向上に貢献しています。 流通事業においては、VONA事業として他社ブランドを含めた商品領域を拡大させると同時に、当社顧客需要・特性に適合した独自の品揃え・サービスによりグローバル展開の加速を強力に推進しています。こうした取り組みを通じて、今後の持続的成長を実現してまいります。 ② デジタルモデルシフト グローバルの顧客ニーズに対応するため、事業モデルを各地域・国で進化させていくことが求められています。そのために、各地域・国の市場の特性に合わせた商品・サービス開発や、デジタルモデルの加速、サプライチェーンの強靭化などを進めてまいります。 引き続き、多様化する自動化ニーズに対応すべく、新たなデジタルモデルを継続開発するとともに、地域ごとの成長戦略と組み合わせ、「グローバル確実短納期」の更なる進化を図ります。 また、IT、生産、物流の事業基盤の強化に取り組んでおり、最大拠点の日本において基幹システムを刷新しました。 ③ 社会の持続的発展への貢献 当社グループは顧客に「確実短納期」と「顧客の工数削減」による「時間価値」創出を提供しています。それを支える事業ドメインの「インダストリアル・オートメーション産業」は、様々な社会活動の自動化・省力化などを実現し、社会の持続的発展に不可欠な存在です。 当社の成長は、社員一人ひとりの挑戦によって実現され、「顧客時間価値」への貢献を生み、顧客が栄え、社会が栄え、さらに社員も栄える成長の連鎖、すなわち成長連鎖経営を志向します。これらに繋がる当社グループのサステナビリティに関する考え方、取り組みについては、次項以降をご参照ください。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約6259文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、製造業を中心にグローバルで設備投資需要が低迷し、厳しい状況が続きました。中国においては、不透明な経済状況により需要が総じて低調に推移し、日本やアジアも一部の地域を除いて、需要低迷が継続しましたが、期末にかけて緩やかな回復基調が見られました。一方、欧米では、地政学リスクなど景気後退の影響を受け、下期より減速感が現れました。 こうした環境において、当社はメーカー事業と流通事業を併せ持つユニークな業態を活かしています。これを支える事業基盤をグローバルで進化させ、顧客の確実短納期ニーズに応えることで世界の製造業を中心とした自動化関連産業に貢献しています。 これまで当社が築いてきたIT、生産、物流の強固な事業基盤やグローバル拠点網をさらに強化すべく、基幹システム刷新は最大拠点の日本に導入が完了しました。同時に、新商品、新サービス開発を含む新事業政策の加速を継続した一方で、グローバルで設備投資需要低迷の影響を受け、売上・利益ともに前年比減少になりました。 この結果、連結売上高は 367,649百万円 (前年同期比 1.5%減 )となりました。利益面につきましては、売上数量減、事業モデル革新に向けた新基幹システム導入に関わる費用増加等の影響により、営業利益は 38,365百万円 (前年同期比 17.7%減 )、経常利益は 41,265百万円 (前年同期比 13.7%減 )、親会社株主に帰属する当期純利益は 28,152百万円 (前年同期比 17.9%減 )となりました。 セグメントの名称 売上高 営業利益 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 増減比 (%) 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 増減比 (%) FA事業 121,932 118,219 △3.0 21,384 15,097 △29.4 金型部品事業 79,125 79,932 1.0 8,723 9,139 4.8 VONA事業 172,093 169,497 △1.5 16,506 14,128 △14.4 合計 373,151 367,649 △1.5 46,615 38,365 △17.7 FA事業は、日本においては前年並みの水準を維持できましたが、中国を中心に海外地域では低調に推移し、売上高は118,219百万円(前年同期比3.0%減)、営業利益は15,097百万円(前年同期比29.4%減)となりました。 金型部品事業は、総じて全地域で軟調だったものの、アジア・欧州を中心に自動車関連需要を獲得し、為替効果もあり増収増益となりました。売上高は79,932百万円(前年同期比1.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約856文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 連結 損益計算書 計上額 FA事業 金型部品 事業 VONA 事業 売上高 顧客との契約から生じる収益 121,932 79,125 172,093 373,151 373,151 外部顧客への売上高 121,932 79,125 172,093 373,151 373,151 セグメント間の内部売上高 121,932 79,125 172,093 373,151 373,151 セグメント利益※ 21,384 8,723 16,506 46,615 46,615 ※ セグメント利益の合計は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 (注) 当社グループにおいては、内部管理上、資産(又は負債)を報告セグメントごとに配分していないため、報告セグメント別の資産(又は負債)を記載しておりません。 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 連結 損益計算書 計上額 FA事業 金型部品 事業 VONA 事業 売上高 顧客との契約から生じる収益 118,219 79,932 169,497 367,649 367,649 外部顧客への売上高 118,219 79,932 169,497 367,649 367,649 セグメント間の内部売上高 118,219 79,932 169,497 367,649 367,649 セグメント利益※ 15,097 9,139 14,128 38,365 38,365 ※ セグメント利益の合計は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。 (注) 当社グループにおいては、内部管理上、資産(又は負債)を報告セグメントごとに配分していないため、報告セグメント別の資産(又は負債)を記載しておりません。