事業の内容
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/ 原文長 約4048文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ファーマフーズ)、子会社3社及び関連会社2社によって構成されております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。なお、以下に示す事業区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメント区分と同一であります。 Ⅰ 機能性素材事業 当社グループでは、食品分野を中心として各種の機能性素材を販売しております。 主な製品は次のとおりであります。 ① 鶏卵抗体(IgY)(製品名:オボプロン TM ) 鶏卵抗体技術は鳥類固有の免疫システムを利用したバイオテクノロジーであります。 通常、抗体の産生には、哺乳動物を用いて血中に抗体を産生させ、その血液を採取・精製する方法や、動物細胞を利用してタンク培養により抗体を産生させる方法が一般的であります。それに対して、当社の採用する方法は、鳥類の血液中に産生された抗体が卵に移行するという鳥類特有の免疫システムを利用し、鶏にタンパク質・微生物等(抗原)を過免疫(注2)することで、鶏卵中に特異タンパク質(鶏卵抗体(IgY))を産生させるものであります(図1参照)。当社では、鶏卵抗体の生産システムを確立し、食品・機能性食品から化成品等の分野での利用を可能といたしました。 [図1] 具体的な製品は、次のとおりであります。 1)へリコバクター・ピロリ鶏卵抗体(以下、「ピロリIgY」という) ヘリコバクター・ピロリ菌(以下、ピロリ菌)は、ヒトの胃及び十二指腸に生息し、日本人の約半数が感染しており、特に40歳以上では70%以上(出典:浅香正博ら、Gastroenterology 102巻,1992年)が感染しているバクテリアの一種で、消化性潰瘍等の発症との関連性(出典:医薬ジャーナル社刊「ヘリコバクターピロリ」原澤茂他)が報告されております ピロリIgYの応用製品として、グリコ乳業株式会社から「ドクターPiroヨーグルト」が販売されており、海外に対してもサプリメントや健康食品素材として輸出しております。 2)インフルエンザ鶏卵抗体 インフルエンザウィルスを瞬時に不活性化させる抗インフルエンザウィルス鶏卵抗体を開発し、食品用途やマスク等の化成品用途として販売しております。平成24年2月より自社最終製品として、本素材を配合したタブレットタイプの「マケンザX」を発売しております。 3)歯周病バイオフィルム抗体 歯周病バイオフィルム抗体は、日本の成人の約8割が罹患していると言われる歯周病の一因である歯周病バイオフィルムの形成を抑制するものであります。生物系特定産業技術研究支援センターの平成20年度「民間実用化支援促進事業」に採択され、研究開発を完了させました。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2711文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「医薬」(Pharmaceuticals)と「食」(Foods)の融合からなる「ファーマフーズ(Pharmafoods)」を目指し、健康維持と生活の質の向上に役立つ機能性素材の開発を行っております。 当社グループは、人々の健康に貢献することを経営の基本方針としており、今後ますます重要性が高まる健康分野において、独自の技術、製品を創造してまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社は、『Bio Business Triangle』をコンセプトとして、バイオテクノロジーを基軸に、「機能性素材事業(Bio seeds)」「通信販売事業(Bio value)」「バイオメディカル事業(Bio medical)」の三事業を展開しております。 事業の展開としては「機能性素材事業(Bio seeds)」で、収益基盤を構築、事業の裾野を拡大し、「通信販売事業(Bio value)」では機能性素材事業の技術シーズを基に事業規模の拡大を図り、これらの技術、収益を基盤にして「バイオメディカル事業(Bio medical)」を進めております。当社事業の根幹は研究開発力にあり、科学的根拠に基づいた独自の技術、製品を提供することでオンリーワン企業を目指してまいります。 (3)目標とする経営指標 当社は、継続的な事業の拡大を通じて企業価値の向上を目指しております。目標とする経営指標としては、事業の規模、成長性及び企業の収益力を表す各項目を重視しております。特に事業規模の拡大、成長性を重視する指標として売上高の前期比増加率10%以上、収益性を重視する指標として経常利益率2%以上を目標としております。 (4)会社の対処すべき課題 我が国は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えようとしております。このような中、当社グループは、引き続き「Bio Business Triangle」をコンセプトに、「機能性素材事業」「通信販売事業」「バイオメディカル事業」を主要事業として、積極的に取り組んでまいります。 ① 事業展開について a.機能性素材事業 機能性素材の研究において、当社主力の基盤素材である「たまご」から、「ボーンペップ」「ランペップ」「iHA」等を開発してきました。さらに、育毛成分「HGP(Hair Growth Peptide)」を開発しましたが、経口による育毛促進の領域は、より一層の市場成長を見込んでおり、今後も研究と世界市場開拓を強化してまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2711文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは「医薬」(Pharmaceuticals)と「食」(Foods)の融合からなる「ファーマフーズ(Pharmafoods)」を目指し、健康維持と生活の質の向上に役立つ機能性素材の開発を行っております。 当社グループは、人々の健康に貢献することを経営の基本方針としており、今後ますます重要性が高まる健康分野において、独自の技術、製品を創造してまいります。 (2)中長期的な会社の経営戦略 当社は、『Bio Business Triangle』をコンセプトとして、バイオテクノロジーを基軸に、「機能性素材事業(Bio seeds)」「通信販売事業(Bio value)」「バイオメディカル事業(Bio medical)」の三事業を展開しております。 事業の展開としては「機能性素材事業(Bio seeds)」で、収益基盤を構築、事業の裾野を拡大し、「通信販売事業(Bio value)」では機能性素材事業の技術シーズを基に事業規模の拡大を図り、これらの技術、収益を基盤にして「バイオメディカル事業(Bio medical)」を進めております。当社事業の根幹は研究開発力にあり、科学的根拠に基づいた独自の技術、製品を提供することでオンリーワン企業を目指してまいります。 (3)目標とする経営指標 当社は、継続的な事業の拡大を通じて企業価値の向上を目指しております。目標とする経営指標としては、事業の規模、成長性及び企業の収益力を表す各項目を重視しております。特に事業規模の拡大、成長性を重視する指標として売上高の前期比増加率10%以上、収益性を重視する指標として経常利益率2%以上を目標としております。 (4)会社の対処すべき課題 我が国は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えようとしております。このような中、当社グループは、引き続き「Bio Business Triangle」をコンセプトに、「機能性素材事業」「通信販売事業」「バイオメディカル事業」を主要事業として、積極的に取り組んでまいります。 ① 事業展開について a.機能性素材事業 機能性素材の研究において、当社主力の基盤素材である「たまご」から、「ボーンペップ」「ランペップ」「iHA」等を開発してきました。さらに、育毛成分「HGP(Hair Growth Peptide)」を開発しましたが、経口による育毛促進の領域は、より一層の市場成長を見込んでおり、今後も研究と世界市場開拓を強化してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5668文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当社グループは「医薬」(Pharmaceuticals)と「食」(Foods)の融合「ファーマフーズ(Pharma Foods)」を実現するため、「Bio Business Triangle」をコンセプトに、「機能性素材(Bio seeds)」「バイオメディカル(Bio medical)」「通信販売(Bio value)」の3事業を主要事業としております。 当連結会計年度におきましては、「機能性素材事業」「通信販売事業」の各事業は好調に推移し、大幅な増収増益となり過去最高の業績を達成することができました。また、将来の利益の源泉となり得る「バイオメディカル事業」においては、開発を着実に進めてきた結果、事業化が進展しました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は7,943百万円(前期比68.2%増)、営業利益は296百万円(前期比231.4%増)、経常利益は359百万円(前期比150.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は313百万円(前期比209.6%増)となりました。 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。 <機能性素材事業> 機能性素材事業については、主力商品の売上が国内、海外ともに順調に推移したことを受け、増収、増益を達成しております。 国内事業においては、リラックス成分である「GABA(ギャバ)」を採用した機能性表示食品の販売の増加により、売上は堅調に推移しております。平成27年4月から開始された機能性表示食品制度の届出件数は1,300件を超え、一般消費者にとっても身近なものになっていると認識しております。そのような中で、「GABA」の機能性表示食品の届出件数は、平成30年7月現在で162件となり、全品目の中で第2位の採用実績を誇ります。機能性表示食品原料としての「GABA」は、現在においても多くの食品・飲料メーカーから引き合いを受けております。 骨形成成分である「ボーンペップ」は、ロート製薬株式会社及びオハヨー乳業株式会社により、それぞれ「セノビック」ブランドの粉末飲料、ヨーグルトとして展開されているほか、その他国内メーカーへの販売も進み、拡大しています。特にロート製薬株式会社では、「セノビック」の累計販売数が1,000万個を突破するなど、販売実績を伸ばしております。 卵黄由来の育毛成分である「HGP(Hair Growth Peptide)」は、経口による育毛素材として販売開始されましたが、新製品発売とともに、流通・健康食品メーカー各社より受注することとなりました。今後一層の拡大に努めて参ります。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約534文字
1.報告セグメントの概要 当 社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社の報告セグメントは「機能性素材事業」「通信販売事業」「バイオメディカル事業」の三つを報告セグメントとしております。各セグメントの主な内容は以下のとおりです。 報告セグメント 事業内容 機能性素材事業 (B to B事業) 「GABA(ギャバ)」「ボーンペップ」「葉酸たまご」「鶏卵抗体(オボプロン)」等の機能性素材の開発、販売を行っております。また、サプリメント、飲料等のOEM製品の企画、販売を行っております。 通信販売事業 (B to C事業) 自社製品のサプリメント「タマゴサミン」、化粧品「珠肌のうみつ」株式会社フューチャーラボの化粧品「デルマQ 2 」等の各製品を、テレビ、ラジオ等の広告媒体を通じて販売しております。 バイオメディカル事業 創薬事業、医薬品・診断薬開発目的のための「抗体受託作製事業」及び各素材・製品等に関して分析・効能評価試験を行う「LSI(Life Science Information)事業」を行っております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2592文字
2.当連結会計年度に おいて、総販売実績の100分の10以上の売上高割合を占める販売先は無いため、主要な販売先の記載は省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成においては、経営者による会計方針の選択と適用を前提とし、資産・負債及び収益・費用の金額に影響を与える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて過去の実績や将来における発生の可能性等を勘案し合理的に判断しておりますが、判断時には予期し得なかった事象等の発生により、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社グループが採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析 ⅰ.売上高 売上高は7,943百万円(前期4,722百万円、前期比68.2%増)と増収となりました。これは主に通信販売事業において、膝関節用サプリメント「タマゴサミン」、化粧品クリーム「珠肌のうみつ」、オールインワンジェル「ランシェル」等が、売上を伸ばした事に加え、機能性素材事業において、「GABA」を採用した機能性表示食品の販売が増加したことにより、売上が伸長したことによるものであります。 売上高の状況は下記の通りであります。 セグメント別 前連結会計年度 (自 平成28年8月1日 至 平成29年7月31日) 当連結会計年度 (自 平成29年8月1日 至 平成30年7月31日) 金額(千円) 金額(千円) 機能性素材事業 1,236,271 1,608,320 ギャバ 647,602 783,458 ボーンペップ 123,333 252,248 葉酸たまご 89,211 79,946 iHA 36,600 13,542 鶏卵抗体(IgY) 26,169 20,441 その他素材 117,994 193,183 素材小計 1,040,911 1,342,820 OEM 195,360 265,499 通信販売事業 3,442,942 6,298,329 バイオメディカル事業 43,382 36,613 合計 4,722,596 7,943,262 ⅱ.売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価は1,591百万円(前期1,006百万円、前期比58.2%増)となりました。売上原価率は前連結会計年度に比べ、1.3ポイント改善しました。これは主に収益性の高い通信販売事業の伸長によるものであります。…