事業の内容
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/ 原文長 約2906文字
3 【事業の内容】 当社は、次に述べる5つの基幹技術をベースとして、加工技術のサイズや製品の寸法精度のサイズなどにより、事業をナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業 1 )およびマクロ・テクノロジー関連事業 2 )、その他事業 3 )の3つの事業に分けて事業展開しております。 * 技術用語集に記載 基幹技術 ◆複合材料*技術 :有機/無機材料の複合技術 ◆精密成形加工技術 :精密射出成形技術*、精密金型加工技術* ◆微細加工技術 :精密金型加工技術*等 ◆計測、解析技術 :3次元形状測定、表面の粗さなどの微細測定技術 ◆融合技術 :上記技術を融合した技術 注1.2) 大きさの単位 1) ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業 1-1) 機能性複合材料をベースとした精密成形品および部品 用途、要求特性に応じた熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂をベースとした複合材料を開発/製造し、その材料を用いて精密成形品の製造/販売を行っております。最近では、絶縁・高熱伝導性などの機能性を付加した材料を用いた新しい用途開発も進んでおります。当社の精密成形品は、厳しい寸法精度や角度精度が要求される下記の用途で使用されております。 ● デジタル・一眼レフカメラ デジタル・一眼レフカメラのオートフォーカスセンサーを保持する機構部品に当社の精密成形品が使われております。 「エポクラスター®」を活用した、精密成形品(デジタル一眼レフカメラ用センサーホルダー)(オートフォーカスセンサー、ミラーは除く) ● デジタル・一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、デジタル・スチルカメラ(DSC) デジタル・一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、デジタル・スチルカメラの半導体部品の一部に当社の精密成形品が使われております。 ● プリンター装置 プリンター装置のインク供給部の機構部品に当社の精密成形品が使われております。 ● バーコードリーダー装置 バーコードリーダー装置のレーザー反射ミラーを保持する機構部品に当社の精密成形品が使われております。 1-2) 研究開発用および評価・分析用パルスインジェクター®システム パルスインジェクター®(以下、PIJ)は、超微量(0.5~1ピコリットル=1兆分の1リットル)の多様な溶液(溶液に分散した金属微粒子や生体微粒子)を1秒間に10,000~20,000滴の高速で吐出することのできる装置です。当社は、基幹技術(複合材料技術、精密成形加工技術、微細加工技術、解析・計測技術)を融合させることにより、PIJ(ポリマー製のインクジェットヘッド)を開発しました。また、周辺開発としてPIJを動作させるためのWaveBuilder(専用の駆動電源機器)、液滴を高精度に定点配置できるDeskViewer(PIJを搭載する装置)も開発しました。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1632文字
(4) 経営戦略の現状と見通し 機能性精密部品、高熱伝導性の絶縁材料、PIJ、碍子関連分野の内容および今後の展開の方向性等についての現状と見通しは以下のとおりです。 (機能性精密部品) 当社は機能性精密部品の製造を主力としていますが、これとともに独自技術による多機能複合成形材料も研究・開発しておりますので、両方の技術を使って高精度・高機能精密部品の要求に対する個別ユーザーのニーズに対応して差別化を図っています。また、業種の異なる分野でも、自社単独でいわゆる水平展開が可能であり、オプト・エレクトロニクス分野のみならず、産業機器、監視用カメラ、センサー、工業用プリンター、レジャー関連、固形封止材料等の分野で展開を強化し、売上拡大を図ってまいります。 デジタルカメラ向けの機能性精密部品は、今後も日米欧の市場に加えて中国・東南アジアでも生活水準の向上に伴って高級一眼レフデジタルカメラ市場が緩やかに回復すると見ています。当社はミラーレスや一眼レフの分野で競争優位に立っており、引き続き売上に寄与するものと思われます。 (高熱伝導性の絶縁材料) 高耐熱性・高熱伝導性・低温硬化タイプの絶縁材料「エポクラスター®クーリエ」につきましては、具体的な受注の成約には至らず、引き続き半導体デバイスメーカーや産業機器メーカーへサンプル供給をしながら事業を展開・推進しています。 (LED用白色材料) 「LED用白色材料」につきましては、技術課題の解決に時間を要しており、開発品のマーケット・ポジショニング(市場における優位性)と課題解決時期の両側面からビジネス継続性の見極めを検討しております。 (パルスインジェクター®) パルスインジェクター®は、大学を中心として各研究機関(地域・行政)等の研究室等に認知していただいたと考えております。最近は、再生医療や予防医療の方面だけではなく、診断医療、個別化医療などの分野へも活用されています。また、ベンチャー企業や大学および各研究機関と連携して各方面での研究についても実用化までにはまだまだクリアすべき課題がありますが、国内での新産業創生とイノベーションにつながる市場として特に力を入れている分野です。 また、環境・エネルギー分野と情報通信・エレクトロニクス業界でも技術革新のスピードが極めて速く、PIJがその一翼を担うケースがこれから増えてくるとみておりますので、当社がいかにスピーディーに対応できるかが問われます。 (碍子関連分野) 碍子関連分野は、海外製品に浸食され苦戦を余儀なくされてきましたが、東京オリンピックに向けた首都圏での需要を含め国内インフラ整備について回復の兆しが見えます。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約864文字
3 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社は高精度・高機能を樹脂製品に付加することにより、お客様の商品価値の向上に貢献してまいります。樹脂製品の設計から生産に至るまでのプロセスをトータル的にサポート提案いたします。また、独自のコンパウンド技術により、お客様のニーズにマッチしたオリジナル材料を提案・開発・製造することが可能です。当社は樹脂複合材料をコア技術として一貫した技術と生産体制を保有しております。この一貫した技術、生産体制を通して提案力、スピード、完成度の高い樹脂製品を提供し、安定した量産構築、品質保証を行うことを会社方針(事業方針)としております。 このような会社方針の下、当社の対処すべき課題として、経営の黒字化および安定化が急務であると考えております。具体的には、本年4月より以下の施策を重点的に実施してまいります。 ①営業力の強化 機能性部品で培った強み・特徴を活かし、他市場・他部品への水平展開を積極的に推進してまいります。具体的には産業機器、監視カメラ、センサー、工業用プリンター、レジャー関連、固形封止材料等の分野で売上拡大を図ってまいります。 ②開発効率の向上 本年4月から開発本部の組織を見直し、開発の効率化に取り組むと共に、顧客に密着した体制に組織変更いたしました。これにより、開発、生産技術、営業が一体となって顧客ニーズへの対応・実現に向け推進してまいります。 ③経費の削減 経費の削減の一環として、本年4月から役員報酬の大幅なカット(総額で約35%)を実施いたします。また、その他の経費についても見直しを行い、削減を実施いたします。 なお、当社は高熱伝導性の絶縁材料「エポクラスター®クーリエ」の複合材料事業を継続して推進しておりますが、機能性樹脂複合材料の展開による用途開発が不可欠です。「LED用白色材料」につきましては、技術課題の解決に時間を要しており、開発品のマーケット・ポジショニング(市場における優位性)と課題解決時期の両側面からビジネス継続性の見極めを検討しております。
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約708文字
(2) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額5,270千円は全社資産であり、各報告セグメントに配分していない管理部門に係る設備等の増加額であります。 3.「その他の項目」の減価償却費は各セグメントの売上原価に計上した金額であり、これに管理部門に係る設備等の減価償却費3,733千円を調整すると47,427千円となります。 当事業年度(自平成28年4月1日 至平成29年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント その他事業 (注)1 合計 調整額 (注)2 財務諸表 計上額 ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業 マクロ・テクノロジー関連事業 売上高 外部顧客への売上高 468,251 188,914 657,166 17,404 674,571 674,571 セグメント間の内部売上高又は振替高 468,251 188,914 657,166 17,404 674,571 674,571 セグメント利益 203,521 38,509 242,030 7,905 249,936 249,936 セグメント資産 185,256 154,136 339,392 768 340,161 979,478 1,319,640 その他の項目 減価償却費 (注)3 6,386 2,516 8,902 8,903 8,903 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 7,838 6,198 14,037 14,044 7,436 21,480 (注) 1.「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、医療薬品容器の異物検査事業を含んでおります。 2.調整額は、以下のとおりであります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約263文字
(3) 販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 当事業年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) 前年同期比(%) ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業(千円) 468,251 95.9 マクロ・テクノロジー関連事業(千円) 188,914 100.2 報告セグメント計(千円) 657,166 97.1 その他事業(千円) 17,404 50.8 合計(千円) 674,571 94.9 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。