事業の内容
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/ 原文長 約4719文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社7社及び関連会社3社で構成され、主に劇場・テレビ向けの各種アニメ作品等の企画・製作及び放映権等の販売を行う映像製作・販売事業、製作した作品の商品化権等に基づき当社作品のキャラクターの使用をライセンス許諾しロイヤリティを得る版権事業、キャラクター商品等を販売する商品販売事業を主な事業として取り組んでおります。 当社は、 2023年3月31日 現在でテレビアニメ 作品233タイトル、劇場アニメ作品262タイトル、その他にTVSP等を合わせまして、総コンテンツ数にして約13,500本を保有しております。 当社テレビアニメ作品の代表作としては以下のものがあります。 放映開始時期 作品名 1960年代 「魔法使いサリー」「ゲゲゲの鬼太郎」「サイボーグ009」「ひみつのアッコちゃん」「タイガーマスク」 1970年代 「デビルマン」「マジンガーZ」「バビル2世」「キューティーハニー」「ゲッターロボ」「UFOロボ グレンダイザー」「一休さん」「宇宙海賊キャプテンハーロック」「銀河鉄道999」 1980年代 「Dr.スランプ アラレちゃん」「パタリロ!」「キン肉マン」「夢戦士ウイングマン」「北斗の拳」「メイプルタウン物語」「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」「ビックリマン」「悪魔くん」 1990年代 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」「美少女戦士セーラームーン」「スラムダンク」「ママレード・ボーイ」「地獄先生ぬ~べ~」「花より男子」「キューティーハニーF」「金田一少年の事件簿」「夢のクレヨン王国」「おジャ魔女どれみ」「デジモンアドベンチャー」「ワンピース」 2000年代 「明日のナージャ」「金色のガッシュベル!!」「ボボボーボ・ボーボボ」「ふたりはプリキュア」「冒険王ビィト」「出ましたっ!パワパフガールズZ」「モノノ怪」「墓場鬼太郎」「うちの3姉妹」「ドラゴンボール改」「怪談レストラン」 2010年代 「デジモンクロスウォーズ」「トリコ」「聖闘士星矢Ω」「探検ドリランド」「京騒戯画」「マジンボーン」「美少女戦士セーラームーンCrystal」「ワールドトリガー」「ドラゴンボール超」「デジモンユニバース アプリモンスターズ」「タイガーマスクW」「正解するカド」「ゲゲゲの鬼太郎」「おしりたんてい」「爆釣バーハンター」 2020年代 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」「デジモンゴーストゲーム」「ワールドトリガー 3rdシーズン」「ひろがるスカイ!プリキュア」 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、セグメントと同一の区分であります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1384文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 ・世界の子どもたちに「夢」と「希望」を提供する“創発企業”となる。 当社はこの経営理念の下、1956年の創業以来半世紀以上の長きにわたり、日本アニメーション界のパイオニアとして、劇場作品262本、テレビ作品233本、総話数約13,500話に及ぶ日本最大・世界有数の規模のアニメーション作品を製作して参りました。 これらの多彩なライブラリー作品群、そして今後創作する新作品/新作話からなる魅力的かつインパクトのある「IP(=intellectual property)」を事業戦略の軸とし、世界を魅了する“新たな映像表現”を創造し続けグローバルに展開する、世界有数の映像製作・事業会社になることを目指しております。 (2)経営指標 アニメーションビジネスは不確定要素が多く、作品により予想と結果が著しく乖離する場合があります。そのため当社グループでは、事業環境の変化に対応した、作品別・事業別収支の様々な分析をもとに、業績目標の達成に向けた事業展開に努めております。特定の指標をもって経営目標とすることはしておりませんが、今後とも財務基盤の健全性、事業の発展・拡大、株主利益のバランスを重視し、経営に取組んで参ります。 (3)対処すべき課題 当社グループでは、「IPを戦略の軸に据えたグローバル事業展開」をより一層強化し、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指します。 日本最大・世界有数の作品数を有するアニメーション製作会社としての競争優位性を基盤に、魅力的でインパクトのある新たな作品を創作し世界に届けることを梃子に、収益化の機会を限りなく広げていくことを最重要課題として掲げています。 ① IP増強:新規IP創出数の増強とIPライフサイクルの長期化 新規IP創出を加速すると共に、産み出した作品を自ら育成・発展させ、IPライフサイクルを長期化することで、作品ファンの親子二世代化・三世代化(エバーグリーン化)を目指します。 ② 事業拡張:顧客接点の拡大とIP当たり収益規模の伸張 これまでに当社が獲得してきた作品製作や権利運用のノウハウを活かし、既存ライセンス事業に加えて、IPの育成・発展に寄与する自社事業にも注力し、IP当たりの収益規模の最大化を目指します。 ③ 地域展開拡大:日本発IPの増強と海外発IPの強化 国内市場から海外市場へとビジネスフィールドを一層拡大し、従来からの日本発IPの海外輸出をより強化すると共に、海外においては、ハリウッド・ビジネスへの参入、メジャースタジオとの連携によるグローバル・ビジネスを展開します。また欧州・中国市場では、現地製作の推進に取組み、文化・規制等の事業障壁を乗り越え、世界に冠たる「東映アニメーションブランド」の確立を目指します。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1384文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 ・世界の子どもたちに「夢」と「希望」を提供する“創発企業”となる。 当社はこの経営理念の下、1956年の創業以来半世紀以上の長きにわたり、日本アニメーション界のパイオニアとして、劇場作品262本、テレビ作品233本、総話数約13,500話に及ぶ日本最大・世界有数の規模のアニメーション作品を製作して参りました。 これらの多彩なライブラリー作品群、そして今後創作する新作品/新作話からなる魅力的かつインパクトのある「IP(=intellectual property)」を事業戦略の軸とし、世界を魅了する“新たな映像表現”を創造し続けグローバルに展開する、世界有数の映像製作・事業会社になることを目指しております。 (2)経営指標 アニメーションビジネスは不確定要素が多く、作品により予想と結果が著しく乖離する場合があります。そのため当社グループでは、事業環境の変化に対応した、作品別・事業別収支の様々な分析をもとに、業績目標の達成に向けた事業展開に努めております。特定の指標をもって経営目標とすることはしておりませんが、今後とも財務基盤の健全性、事業の発展・拡大、株主利益のバランスを重視し、経営に取組んで参ります。 (3)対処すべき課題 当社グループでは、「IPを戦略の軸に据えたグローバル事業展開」をより一層強化し、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指します。 日本最大・世界有数の作品数を有するアニメーション製作会社としての競争優位性を基盤に、魅力的でインパクトのある新たな作品を創作し世界に届けることを梃子に、収益化の機会を限りなく広げていくことを最重要課題として掲げています。 ① IP増強:新規IP創出数の増強とIPライフサイクルの長期化 新規IP創出を加速すると共に、産み出した作品を自ら育成・発展させ、IPライフサイクルを長期化することで、作品ファンの親子二世代化・三世代化(エバーグリーン化)を目指します。 ② 事業拡張:顧客接点の拡大とIP当たり収益規模の伸張 これまでに当社が獲得してきた作品製作や権利運用のノウハウを活かし、既存ライセンス事業に加えて、IPの育成・発展に寄与する自社事業にも注力し、IP当たりの収益規模の最大化を目指します。 ③ 地域展開拡大:日本発IPの増強と海外発IPの強化 国内市場から海外市場へとビジネスフィールドを一層拡大し、従来からの日本発IPの海外輸出をより強化すると共に、海外においては、ハリウッド・ビジネスへの参入、メジャースタジオとの連携によるグローバル・ビジネスを展開します。また欧州・中国市場では、現地製作の推進に取組み、文化・規制等の事業障壁を乗り越え、世界に冠たる「東映アニメーションブランド」の確立を目指します。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3437文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度において、当社グループでは「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズ、「スラムダンク」、「プリキュア」シリーズ、「デジモンアドベンチャー」シリーズといった主力作品群からの安定的な収益の確保・拡大を図りました。特に、6月公開の映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、8月公開の「ONE PIECE FILM RED」、12月公開の映画「THE FIRST SLAM DUNK」を梃子とした営業活動に注力しました。 この結果、当連結会計年度における売上高は 874億57百万円 (前連結会計年度比 53.4%増 )、営業利益は 286億69百万円 (同 58.3%増 )、経常利益は 297億91百万円 (同 58.3%増 )、親会社株主に帰属する当期純利益は209億円(同 63.0%増 )となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります(セグメント間取引金額を含む)。 なお、セグメント損益は、営業利益及び営業損失ベースの数値であります。 [映像製作・販売事業] 劇場アニメ部門では、3月に「映画おしりたんてい シリアーティ」、6月に映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」、8月に「ONE PIECE FILM RED」、9月に「映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!」、12月に映画「THE FIRST SLAM DUNK」を公開しました。映画「THE FIRST SLAM DUNK」、「ONE PIECE FILM RED」の記録的ヒット等により、前年同期と比較して大幅な増収となりました。 テレビアニメ部門では、「ワンピース」、「デリシャスパーティ♡プリキュア」(2023年2月より「ひろがるスカイ!プリキュア」)、「デジモンゴーストゲーム」、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」、「おしりたんてい」、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の6作品を放映しました。前年同期と比較して放映本数が減少したこと等から、大幅な減収となりました。 コンテンツ部門では、前年同期好調に稼働した「デジモンアドベンチャー」シリーズ、「映画ヒーリングっど♡プリキュア」等のブルーレイ・DVDの反動減等により、若干の減収となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1580文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:百万円) 映像製作・ 販売事業 版権事業 商品販売 事業 その他事業 (注)1 調整額 (注)2 合計 (注)3 売上高 日本 8,109 10,326 1,817 1,094 21,346 21,346 北米 2,714 9,292 12,008 12,008 中南米 359 746 1,105 1,105 欧州 1,203 3,896 12 5,112 5,112 アジア 8,377 8,670 400 17,447 17,447 顧客との契約から 生じる収益 20,763 32,932 2,231 1,094 57,020 57,020 外部顧客への売上高 20,763 32,932 2,231 1,094 57,020 57,020 セグメント間の内部売上高又は振替高 63 10 80 △ 80 20,769 32,995 2,231 1,104 57,101 △ 80 57,020 セグメント利益 又は損失(△) 5,753 15,957 △ 189 △ 253 21,267 △ 3,160 18,107 その他の項目 減価償却費 364 26 10 13 414 188 602 (注) 1.「その他事業」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであるイベント事業であります。 2.セグメント利益又は損失(△)の調整額 △3,160百万円 には、セグメント間取引消去 10百万円 、各報告セグメントに配分していない全社費用 △3,170百万円 が含まれております。全社費用は、主に当社の総務・経理部門等の管理部門に係る費用であります。 3.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4235文字
3.東映グループ(除く東映㈱及び当社の子会社)に対する販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 東映グループ 155 0.3 475 0.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a) 財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末の総資産は、前期末比 236億25百万円増 の 1,505億8百万円 となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べて 19.1%増加 し、 1,107億2百万円 となりました。これは、現金及び預金が 67億59百万円 、受取手形及び売掛金が 103億16百万円 、商品及び製品が 44億1百万円 、関係会社短期貸付金が 1億27百万円 それぞれ増加し、仕掛品が 43億98百万円 減少したこと等によるものです。 その結果、流動資産合計は前期末比 177億72百万円増 の 1,107億2百万円 となりました。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて 17.2%増加 し、 398億6百万円 となりました。これは、建物及び構築物(純額)が 11百万円 、ソフトウエアが 5億50百万円 、長期預金が 55億円 、投資その他の資産のその他が 1億4百万円 それぞれ増加し、有形固定資産のその他(純額)が 1億35百万円 、投資有価証券が 2億9百万円 、関係会社長期貸付金が 6百万円 それぞれ減少したこと等によるものです。 その結果、固定資産合計は前期末比 58億52百万円増 の 398億6百万円 となりました。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債合計は、前期末比 51億67百万円増 の 360億6百万円 となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べて 17.3%増加 し、 351億50百万円 となりました。これは、支払手形及び買掛金が 27億56百万円 、未払法人税等が 24億7百万円 増加したこと等によるものです。 その結果、流動負債合計は、前期末比 51億83百万円増 の 351億50百万円 となりました。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて 1.8%減少 し、 8億55百万円 となりました。これは、退職給付に係る負債が 87百万円 増加し、固定負債のその他が 1億61百万円 減少したこと等によるものです。 その結果、固定負債合計は、前期末比 16百万円減 の 8億55百万円 となりました。…