事業の内容
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/ 原文長 約4719文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社7社及び関連会社3社で構成され、主に劇場・テレビ向けの各種アニメ作品等の企画・製作及び放映権等の販売を行う映像製作・販売事業、製作した作品の商品化権等に基づき当社作品のキャラクターの使用をライセンス許諾しロイヤリティを得る版権事業、キャラクター商品等を販売する商品販売事業を主な事業として取り組んでおります。 当社は、 2025年3月31日 現在でテレビアニメ作品244タイトル、劇場アニメ作品275タイトル、その他にTVSP等を合わせまして、総コンテンツ数にして約14,000本を保有しております。 当社テレビアニメ作品の代表作としては以下のものがあります。 放映開始時期 作品名 1960年代 「魔法使いサリー」「ゲゲゲの鬼太郎」「サイボーグ009」「ひみつのアッコちゃん」「タイガーマスク」 1970年代 「デビルマン」「マジンガーZ」「バビル2世」「キューティーハニー」「ゲッターロボ」「UFOロボ グレンダイザー」「一休さん」「宇宙海賊キャプテンハーロック」「銀河鉄道999」 1980年代 「Dr.スランプ アラレちゃん」「パタリロ!」「キン肉マン」「夢戦士ウイングマン」「北斗の拳」「メイプルタウン物語」「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」「ビックリマン」「悪魔くん」 1990年代 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」「美少女戦士セーラームーン」「スラムダンク」「ママレード・ボーイ」「地獄先生ぬ~べ~」「花より男子」「キューティーハニーF」「金田一少年の事件簿」「夢のクレヨン王国」「おジャ魔女どれみ」「デジモンアドベンチャー」「ワンピース」 2000年代 「明日のナージャ」「金色のガッシュベル!!」「ボボボーボ・ボーボボ」「ふたりはプリキュア」「冒険王ビィト」「出ましたっ!パワパフガールズZ」「モノノ怪」「墓場鬼太郎」「うちの3姉妹」「ドラゴンボール改」「怪談レストラン」 2010年代 「デジモンクロスウォーズ」「トリコ」「聖闘士星矢Ω」「探検ドリランド」「京騒戯画」「マジンボーン」「美少女戦士セーラームーンCrystal」「ワールドトリガー」「ドラゴンボール超」「デジモンユニバース アプリモンスターズ」「タイガーマスクW」「正解するカド」「ゲゲゲの鬼太郎」「おしりたんてい」「爆釣バーハンター」 2020年代 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」「デジモンゴーストゲーム」「ワールドトリガー 3rdシーズン」「キミとアイドルプリキュア♪」 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、セグメントと同一の区分であります。 (1) 映像製作・販売事業 当社は、劇場・テレビ向け等の各種アニメ作品の企画・製作とともに、国内外への放映権の販売を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1568文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 ・世界の子どもたちに「夢」と「希望」を提供する“創発企業”となる。 当社はこの経営理念の下、1956年の創業以来半世紀以上の長きにわたり、日本アニメーション界のパイオニアとして、テレビアニメ作品244タイトル、劇場アニメ作品275タイトル、総コンテンツ数約14,000本に及ぶ日本最大・世界有数の規模のアニメーション作品を製作して参りました。 これらの多彩なライブラリー作品群、そして今後創作する新作品/新作話からなる魅力的かつインパクトのある「IP(=intellectual property)」を事業戦略の軸とし、世界を魅了する“新たな映像表現”を創造し続けグローバルに展開する、世界有数の映像製作・事業会社になることを目指しております。 (2)経営指標 アニメーションビジネスは不確定要素が多く、作品により予想と結果が著しく乖離する場合があります。 特定の指標をもって経営目標とすることはしておりませんが、堅牢な財務基盤の維持を大前提に、「IPを戦略の軸に据えたグローバル事業展開」をより一層強化し、持続的成長と中長期的な企業価値向上に資する事業機会やグローバル企画に積極的に戦略的投資を行って参ります。また配当については、安定配当を基本方針としつつ、投資戦略や業績動向に応じて柔軟に、総合的な判断を行って参ります。 (3)対処すべき課題 当社グループでは、「IPを戦略の軸に据えたグローバル事業展開」をより一層強化し、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指します。 日本最大・世界有数の作品数を有するアニメーション製作会社としての競争優位性を基盤に、魅力的でインパクトのある新たな作品を創作し世界に届けることを梃子に、収益化の機会を限りなく広げていくことを最重要課題として掲げています。 ① IP増強:新規IP創出数の増強とIPライフサイクルの長期化 新規IP創出を加速すると共に、産み出した作品を自ら育成・発展させ、IPライフサイクルを長期化することで、作品ファンの親子二世代化・三世代化(エバーグリーン化)を目指します。 ② 事業拡張:顧客接点の拡大とIP当たり収益規模の伸張 これまでに当社が獲得してきた作品製作や権利運用のノウハウを活かし、既存ライセンス事業に加え、IPの育成・発展に寄与する自社事業にも注力し、IP当たりの収益規模の最大化を目指します。 ③ 地域展開拡大:日本発IPの増強と海外発IPの強化 国内市場に加え、海外市場へと作品展開をグローバルに加速し、マーケットシェアを高め、世界に冠たる「東映アニメーションブランド」の確立を目指します。 日本発IPは、従来からの国内外での取組みをより一層強化すると共に、特に海外輸出については、新たな有望国や地域を見定め、ビジネスの拡大を図ります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1568文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 ・世界の子どもたちに「夢」と「希望」を提供する“創発企業”となる。 当社はこの経営理念の下、1956年の創業以来半世紀以上の長きにわたり、日本アニメーション界のパイオニアとして、テレビアニメ作品244タイトル、劇場アニメ作品275タイトル、総コンテンツ数約14,000本に及ぶ日本最大・世界有数の規模のアニメーション作品を製作して参りました。 これらの多彩なライブラリー作品群、そして今後創作する新作品/新作話からなる魅力的かつインパクトのある「IP(=intellectual property)」を事業戦略の軸とし、世界を魅了する“新たな映像表現”を創造し続けグローバルに展開する、世界有数の映像製作・事業会社になることを目指しております。 (2)経営指標 アニメーションビジネスは不確定要素が多く、作品により予想と結果が著しく乖離する場合があります。 特定の指標をもって経営目標とすることはしておりませんが、堅牢な財務基盤の維持を大前提に、「IPを戦略の軸に据えたグローバル事業展開」をより一層強化し、持続的成長と中長期的な企業価値向上に資する事業機会やグローバル企画に積極的に戦略的投資を行って参ります。また配当については、安定配当を基本方針としつつ、投資戦略や業績動向に応じて柔軟に、総合的な判断を行って参ります。 (3)対処すべき課題 当社グループでは、「IPを戦略の軸に据えたグローバル事業展開」をより一層強化し、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指します。 日本最大・世界有数の作品数を有するアニメーション製作会社としての競争優位性を基盤に、魅力的でインパクトのある新たな作品を創作し世界に届けることを梃子に、収益化の機会を限りなく広げていくことを最重要課題として掲げています。 ① IP増強:新規IP創出数の増強とIPライフサイクルの長期化 新規IP創出を加速すると共に、産み出した作品を自ら育成・発展させ、IPライフサイクルを長期化することで、作品ファンの親子二世代化・三世代化(エバーグリーン化)を目指します。 ② 事業拡張:顧客接点の拡大とIP当たり収益規模の伸張 これまでに当社が獲得してきた作品製作や権利運用のノウハウを活かし、既存ライセンス事業に加え、IPの育成・発展に寄与する自社事業にも注力し、IP当たりの収益規模の最大化を目指します。 ③ 地域展開拡大:日本発IPの増強と海外発IPの強化 国内市場に加え、海外市場へと作品展開をグローバルに加速し、マーケットシェアを高め、世界に冠たる「東映アニメーションブランド」の確立を目指します。 日本発IPは、従来からの国内外での取組みをより一層強化すると共に、特に海外輸出については、新たな有望国や地域を見定め、ビジネスの拡大を図ります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3421文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度において、当社グループでは「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズ、「プリキュア」シリーズ、「スラムダンク」といった主力作品群からの安定的な収益の確保・拡大を図りました。 この結果、当連結会計年度における売上高は 1,008億36百万円 (前連結会計年度比 13.7%増 )、営業利益は 324億32百万円 (同 38.8%増 )、経常利益は 331億88百万円 (同 25.5%増 )、親会社株主に帰属する当期純利益は 236億23百万円 (同 25.7%増 )となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります(セグメント間取引金額を含む)。 なお、セグメント損益は、営業利益ベースの数値であります。 [映像製作・販売事業] 劇場アニメ部門では、前年度からの継続公開となった映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」(2023年11月公開)、「映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ」(2024年3月公開)に加え、8月に映画「THE FIRST SLAM DUNK」(復活上映)、9月に映画「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!」、10月に映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版」、3月に「映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン」を公開しました。前年同期に公開した映画「THE FIRST SLAM DUNK」程には至らず、大幅な減収となりました。 テレビアニメ部門では、「ドラゴンボールDAIMA」、「ワンピース」、「わんだふるぷりきゅあ!」(2025年2月より「キミとアイドルプリキュア♪」)、「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」、「科学×冒険サバイバル!」、「逃走中 グレートミッション」、「おしりたんてい」、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」、「ガールズバンドクライ」の9作品を放映しました。前年同期と比較して放映作品話数が増加したこと等から、増収となりました。 コンテンツ部門では、映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」のブルーレイ・DVDが好調に推移したものの、前年発売の映画「THE FIRST SLAM DUNK」のブルーレイ・DVD程には至らず、前年同期と比較して大幅な減収となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1595文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:百万円) 映像製作・ 販売事業 版権事業 商品販売 事業 その他事業 (注)1 調整額 (注)2 合計 (注)3 売上高 日本 12,389 15,602 9,588 2,906 40,487 40,487 北米 7,345 9,029 16,374 16,374 中南米 898 1,232 2,131 2,131 欧州 2,761 6,351 882 9,996 9,996 アジア 11,423 7,203 1,035 19,665 19,665 顧客との契約から 生じる収益 34,819 39,419 10,624 3,791 88,654 88,654 外部顧客への売上高 34,819 39,419 10,624 3,791 88,654 88,654 セグメント間の内部売上高又は振替高 252 56 131 449 △ 449 34,828 39,671 10,681 3,922 89,104 △ 449 88,654 セグメント利益 6,832 18,956 1,825 134 27,749 △ 4,385 23,364 その他の項目 減価償却費 404 168 14 16 603 187 790 (注) 1.「その他事業」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであるイベント事業であります。 2.セグメント利益の調整額 △4,385百万円 には、セグメント間取引消去 11百万円 、各報告セグメントに配分していない全社費用 △4,396百万円 が含まれております。全社費用は、主に当社の総務・経理部門等の管理部門に係る費用であります。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3887文字
3.東映グループ(除く東映㈱及び当社の子会社)に対する販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 東映グループ 2,515 2.8 259 0.3 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a) 財政状態の分析 (資産の部) 当連結会計年度末の総資産は、前期末比 282億40百万円増 の 1,909億80百万円 となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べて 6.2%増加 し、 1,279億40百万円 となりました。これは、現金及び預金が 34億66百万円 、受取手形及び売掛金が 53億63百万円 、商品及び製品が 3億12百万円 それぞれ増加し、仕掛品が 2億80百万円 減少したこと等によるものです。 その結果、流動資産合計は前期末比 74億85百万円増 の 1,279億40百万円 となりました。 固定資産は、前連結会計年度末に比べて 49.1%増加 し、 630億39百万円 となりました。これは、建物及び構築物(純額)が 2億22百万円 、投資有価証券が 47億3百万円 、長期預金が 185億円 それぞれ増加し、関係会社長期貸付金が 30億円 減少したこと等によるものです。 その結果、固定資産合計は前期末比 207億55百万円増 の 630億39百万円 となりました。 (負債の部) 当連結会計年度末の負債合計は、前期末比 67億55百万円増 の 377億81百万円 となりました。 流動負債は、前連結会計年度末に比べて 18.5%増加 し、 340億35百万円 となりました。これは、支払手形及び買掛金が 17億55百万円 、未払法人税等が 31億60百万円 それぞれ増加したこと等によるものです。 その結果、流動負債合計は、前期末比 53億5百万円増 の 340億35百万円 となりました。 固定負債は、前連結会計年度末に比べて 63.2%増加 し、 37億45百万円 となりました。これは、繰延税金負債が 13億86百万円 、固定負債のその他が 1億40百万円 それぞれ増加したこと等によるものです。 その結果、固定負債合計は、前期末比 14億50百万円増 の 37億45百万円 となりました。 (純資産の部) 当連結会計年度末の純資産合計は、前期末比 214億85百万円増 の 1,531億98百万円 となりました。…