事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約1815文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、その子会社87社及び関連会社6社で構成され、主として時計事業、工作機械事業、デバイス事業、電子機器他事業の分野において生産及び販売活動を営んでおります。 事業区分ごとの生産及び販売を担当する主な会社は次のとおりであります。 なお、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 セグメント情報」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 区分 主要な製品名 主な生産会社等 主な販売会社 時計 事業 ウオッチ ムーブメント 他 シチズン時計㈱ シチズン時計マニュファクチャリング㈱ シチズンTIC㈱ 新星工業有限公司(中国・香港) Civis Manufacturing Limited. (中国・香港) 広州務冠電子有限公司(中国) ロイヤル・タイム・シティCo.,Ltd.(タイ) シチズン・ウオッチ・マニュファクチャリング(タイランド) Co.,Ltd.(タイ) シチズン時計㈱ シチズンリテイルプラニング㈱ シチズンTIC㈱ 星辰表(香港)有限公司(中国・香港) シチズン・ウオッチ・カンパニー・オブ・アメリカInc.(米国) シチズン・ウオッチズ・オーストラリアPTY Ltd.(オーストラリア) シチズン・ラテンアメリカ・コーポレーション(パナマ) シチズン・ウオッチ・ヨーロッパGmbH (ドイツ) シチズン・ウオッチ・イタリーSPA (イタリア) シチズン・デ・メヒコS.DE R.L.DE C.V.(メキシコ) シチズン・ウオッチ・イベリカS.A.U. (スペイン) シチズン・ウオッチ・ユナイテッド・キングダム Ltd.(イギリス) シチズン・ウオッチズ・マレーシアSDN.BHD.(マレーシア) シチズン・ウオッチ(チャイナ)Co.,Ltd (中国) Manufacture La Joux-Perret S.A.(スイス) Frederique Constant Holding SA(スイス) 工作 機械 事業 NC自動旋盤 他 シチズンマシナリー㈱ シチ ズン・マシナリー・アジ アCo.,Ltd. (タイ) シチズン・マシナリー・フィリピンInc. (フィリピン) シチズン・マシナリー・ベトナム Co.,Ltd.(ベトナム) 西鉄城(中国)精密机械有限公司(中国) シチズンマシナリー㈱ シチズン・マシナリー ヨーロッパGmbH (ドイツ) シチズン・マシナリー・UK Ltd.(イギリス) 西鉄城(中国)精密机械有限公司(中国) CITIZEN MACCHINE ITALIA s.r.l.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1800文字
(2) 経営戦略等 グループ中期経営ビジョン実現に向けて、本中期経営計画における以下の重点戦略に取り組んでまいります。 ① 事業ポートフォリオの戦略 時計事業と工作機械事業を、グループ成長を牽引するコア事業と位置 付け 、経営資源を戦略的に投資していくことで更なる成長を目指してまいります。デバイス事業及び電子機器他事業は、安定成長を目指しながら、事業や製品の選択と集中を進めてまいります。また、成長の可能性がある新事業領域の探索も進めてまいります。 本中期経営計画における事業別の戦略は、以下のとおりです。 時計事業 時計事業は、グループビジョンと同じく「豊かな未来(とき)をつなぐ」、"Crafting a new tomorrow"をビジョンとして掲げ、グローバル市場におけるブランドイメージの明確化、カスタマーエクスペリエンスの向上を通じて、「グローバルブランド戦略」、「プレミアムブランド及び機械式時計戦略」、「継続的なユーザー接点の強化とデータ活用」の3つの重点戦略に取り組んでまいります。 グループを牽引するコア事業として、経営資源を戦略的に投資するとともに、収益性の改善と持続的な成長に取り組んでまいります。 工作機械事業 工作機械事業は、世界最先端の生産革新ソリューションを創造し、「新・モノづくり企業」のポジションを確立するために、売上1,000億円に向けた事業基盤の構築、加工技術による差別化、自動化・省力化領域の拡大に取り組んでまいります。成長が見込まれるアジア地域での営業、サービス体制の強化を図ることで、更なる成長を目指してまいります。 デバイス事業 デバイス事業は、市場変化に合わせた製品の選択と集中、収益力改善及び当社の強みを最大限に活かせる領域における事業拡大により、確固たる競争優位を確立してまいります。当社グループの強みである小型金属加工技術を活かした自動車部品事業では、高付加価値製品やEV関連部品の拡大及び自動車部品以外の領域の開拓を進め、オプトデバイス事業では、高効率、長寿命、環境配慮型の照明用LEDなどの拡充を図ってまいります。 電子機器他事業 電子機器他事業では、当社グループの強みをしっかりと見極め、事業と製品の選択と集中を行うとともに、生産効率の向上や合理化による安定的な利益確保を目指してまいります。 ② DX戦略の推進及び人財の育成 「ユーザー視点での価値の創出・向上を継続的に行える企業グループへ」をDXビジョンとして掲げ、「業務プロセスの変革による高収益体質への転換」、「製品・サービスの変革による新たなユーザー価値の創出」、「企業風土の変革」の3つの方針に取り組んでまいります。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約981文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社の時計事業、工作機械事業における経営環境変化を認識し、以下の5つの課題について優先的に取り組んでまいります。 ① 機械式完成品の拡充及び機械式ムーブメント外販の拡大 引き続き安定的な需要が見込まれる機械式時計市場において、シチズン機械式時計の成長に向け、機械式ムーブメントを搭載した最上位ブランド「The CITIZEN」と、モダンでスポーティなデザインが特徴のブランド「Series 8」の取り組みを強化してまいります。ムーブメント事業については、更なる製造の自動化、合理化の推進と付加価値化を進めながら収益性の強化を図ってまいります。 ② 環境意識の高まりを捉えた、「Eco-Drive」の特性や環境に配慮した素材の更なる訴求 環境に優しい「Eco-Drive」を搭載したモデルを基軸に、更なるユーザーとのコミュニケーションの強化を図ってまいります。 また、地球環境や人に配慮したサステナブルウオッチブランド「CITIZEN L」をグローバルレディースブランドの中核として育成を進めてまいります。 ③ 製品価値を含む、体験価値を提供する双方向のコミュニケーションの構築 店舗、ECサイト、広告、アフターサービスなどそれぞれのタッチポイントを強化することでユーザーとつながり続ける仕組みづくりを行ってまいります。 また、これらのデータを分析することで、製品・サービス価値を向上させ、継続的にユーザーに購入頂ける循環サイクルの構築に取り組んでまいります。 ④ スマートウオッチと競合しない領域へのシフト これまでの機能的価値に加え、製品の持つ背景やストーリーへの共感、心地良い着け心地などの着用体験、そしてアフターサービスの充実など「時刻を確認する」だけの価値から、ワクワクする高揚感や、長く使えるという安心感等、ユーザーにとっての価値を高めてまいります。グローバルブランドであるPROMASTER、CITIZEN Lを中心に情緒的価値を付加していくことで、ブランドイメージを向上させ、ブランドプレゼンスを高めてまいります。 ⑤ 工作機械事業の事業基盤強化 景気変動の影響を受けやすい工作機械事業は、売上拡大を下支えしている中国、タイ、本社工場の生産能力を増強し、営業、サービス体制の強化を図ってまいります。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約6306文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績の状況 当期の国内経済は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響から徐々に持ち直しの動きが見られていましたが、新たな変異株の蔓延や半導体を中心とした部材不足などの影響を受け先行き不透明感が強まる状況で推移しました。また、北米及び欧州経済も同様に、新型コロナウイルスの感染再拡大や物価上昇による個人消費の落ち込みが懸念される中、全体的に回復傾向を維持しました。アジア経済は、中国市場において経済活動の制限による先行き不透明感から景気は低迷したほか、その他のアジア地域も感染の抑制状況により回復に違いが出る展開となり、経済活動は勢いを欠くものとなりました。 このような情勢のもと、当社グループは従来のものづくりだけでなく、今までにない新たな価値創造に挑戦すべく、時計事業及び工作機械事業の成長促進、サステナブル経営の推進、品質コンプライアンスの強化を図ってまいりました。 当期の連結業績は、 売上高は2,814億円 (前期比 36.2%増 )、 営業利益は222億円 (前年同期は 95億円の営業損失 )と 増収増益 となりました。また、 経常利益は273億円 (前年同期は 41億円の経常損失 )、 親会社株主に帰属する当期純利益 は 221億円 (前年同期は 251億円の親会社株主に帰属する当期純損失 )といずれも 増益 となりました。 なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しています。詳細については、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)をご参照ください。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 (時計事業) ウオッチ販売のうち、“CITIZEN”ブランドの国内市場は、最上位ブランドである「The CITIZEN」のメカニカルモデルや機械式時計ブランド「CITIZEN Series 8」などの新製品を投入し高い評価を得ることができました。しかし、度重なる感染拡大防止対策等により消費の回復は弱いものとなり、売上は小幅な回復に留まりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約767文字
(2) セグメント資産の調整額 56,575百万円 には、各報告セグメントに配分されていない全社資産 83,143百万円 及びセグメント間の債権の相殺消去等 △26,567百万円 が含まれております。 (3) 減価償却の調整額は全社にかかるものとなっております。 (4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は全社にかかるものとなっております。 2.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:百万円) 時計事業 工作 機械事業 デバイス 事業 電子機器 他事業 合計 調整額 (注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2 売上高 外部顧客への 売上高 131,072 81,011 50,045 19,288 281,417 281,417 セグメント間の 内部売上高又は 振替高 83 60 1,479 669 2,292 △ 2,292 131,155 81,071 51,525 19,958 283,710 △ 2,292 281,417 セグメント利益 10,305 12,591 2,864 1,172 26,934 △ 4,661 22,273 セグメント資産 169,526 82,904 75,206 20,455 348,092 46,870 394,962 その他の項目 減価償却費 4,382 1,917 3,638 261 10,199 992 11,191 持分法適用会社 への投資額 4,732 4,732 4,732 有形固定資産 及び無形固定 資産の増加額 3,371 3,431 3,277 381 10,462 307 10,770 (注) 1.調整額は、以下のとおりであります。