サステナビリティ
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/ 原文長 約25985文字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 <キヤノンのサステナビリティ> 当社グループは、1988年より世界の繁栄と幸福のために貢献する「共生」を企業理念として掲げ、努力してまいりました。「すべての人々が、文化、習慣、言語、民族、地域などあらゆる違いを超えて共に生き、共に働き、互いに尊重し、幸せに暮らす社会。そして、自然と調和し、未来の子どもたちに、かけがえのない地球環境を引き継ぐことのできる社会。」このような社会の実現に向け、当社グループは、イノベーションとテクノロジーの力で新たな価値を創造し、世界初の技術、世界一の製品・サービスを提供するとともに、社会課題の解決にも貢献していきます。また、すべての製品ライフサイクルにおいて、より多くの価値を、より少ない資源で提供することで、豊かな生活と地球環境の両立を目指します。当社グループは、これからもすべての企業活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでまいります。 (1)サステナビリティ共通 ①ガバナンス 当社グループは2026年1月、中長期経営計画「グローバル優良企業グループ構想フェーズⅦ」を開始しました。「生産性革新を断行し、新たなる成長を実現する」のスローガンのもと7つの戦略を打ち出し、その一つとして「サステナビリティ経営の深化」を掲げています。気候変動対応、資源の有効活用、人権尊重などの社会課題に積極的に取り組んでいきます。 当社は、当社グループが対応または取り組むべきサステナビリティ関連事項について、CEOまたは取締役会による適切かつ実効性ある判断を確保することを目的に、情報共有と事前審議を行うサステナビリティ委員会を設置しています。委員会はCEOの諮問機関であり、委員は当社の本部、事業本部等の社長直轄部門の長からCEOが任命し、委員長はCFOが担っています。委員会は原則として年に2回、上期と下期にそれぞれ開催されるほか、委員長が必要と判断した場合には臨時に開催されます。2025年度は3回開催し、有価証券報告書における非財務開示情報の審議、マテリアリティ(重要課題)及びその指標と目標の審議、サステナビリティ関連活動の報告を行いました。さらに、サステナビリティを取り巻く環境の変化や国内外の最新動向を踏まえた審議を行うため、外部専門家を招いた講演を実施しました。委員会で審議した結果は、CEOに報告を行いました。 また、当社ではサステナビリティ推進本部を設置し、サステナビリティ担当役員をその責任者に任命しています。…
研究開発活動
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/ 原文長 約6540文字
6【研究開発活動】 カメラメーカーとして創業した当社は、これまで光学技術を核に時代の要請に応じた多角化を進め、事務機、光学機器と事業領域を拡大させ、現在ではプリンティング、メディカル、イメージング、インダストリアルの4つの産業別グループでビジネスを展開しております。この間、経営と研究開発が一枚岩となって技術マネジメントに取り組み、最適なR&D体制を構築してきました。 当社が多様な事業で構成されているにもかかわらず、一つのキヤノンとして成長を続ける背景には、蓄積した技術を全社で利活用できる仕組みの存在があります。全社の技術は、商品に入る(コアコンピタンス/基盤要素)技術と商品を支える(価値創造基盤)技術、それらの技術を製品にまとめあげる商品化する技術に分類されています。商品に入る技術は単独で存在するのではなく、商品を支える技術のプラットフォームと一体となって製品設計を行うことで、他社に真似されにくい競争力のある製品を生みだしています。この開発環境は、技術を組み合わせて相乗効果を生みだすという性質から、新たに習得した技術やM&Aでグループ入りした会社の有する技術との融合にも効果を発揮し、当社が進化を続ける新たな価値創造の推進力の源となっています。 当事業年度におけるグループ全体の研究開発費は、 339,288 百万円であり、セグメントごとの主な研究開発の成果は次のとおりです。 Ⅰ.プリンティングビジネスユニット 商業印刷向け大型複合機は、高速印刷を実現する、熱効率を高めた定着システム「Print on Demand-Surface Rapid Fusing(POD-SURF)」を搭載した「imagePRESS Vシリーズ」を2022年より販売しています。「V1350」では、135枚/分のシリーズ最高の高速印刷を実現、印刷物の短納期化に寄与し、効率的に大量出力したい印刷業などのお客様のビジネスを力強く支援します。「V1000」では、一冊の冊子で厚紙と普通紙が混在するような印刷でも用紙ごとに定着温度を切り替える頻度を抑制し、温度調整によるダウンタイムを削減しました。厚紙と普通紙で機器を分けずに、1台で高い生産性を維持した連続印刷が可能です。「V900」では、コンパクト設計でありながら、オプションユニットの拡張性と幅広い用紙対応力で多様な印刷が可能になりました。これまで上位機種でしか採用されていなかったオプションのインライン分光センサーで、高精度な色調整がボタン一つで実施可能になり、オペレーターの負荷軽減を実現します。ハードウエアだけでなく、PRISMAsyncコントローラー使用時にはリモート印刷管理アプリ「PRISMAremote Manager」を活用することで、印刷機から離れた場所でも用紙の補充タイミングや稼働状況をリアルタイムに把握可能です。…
設備投資等の概要
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/ 原文長 約4229文字
2【主要な設備の状況】 当連結会計年度末現在における当社グループの主要な設備の状況は次のとおりであります。 (1)提出会社の状況 2025年12月31日現在 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数(人) 土地 (面積㎡) 建物及び 構築物 機械装置 及び その他資産 合計 本社 (東京都大田区) プリンティング、メディカル、イメージング、インダストリアル、その他及び全社 研究開発用設備及び管理業務用設備 36,986 (115,201) 45,798 4,152 86,936 6,084 取手事業所 (茨城県取手市) プリンティング 生産設備 1,156 (259,957) 17,050 10,951 29,157 4,118 阿見事業所 (茨城県稲敷郡阿見町) インダストリアル 同上 1,409 (126,586) 4,327 916 6,652 303 宇都宮事業所 (栃木県宇都宮市) イメージング、インダストリアル 研究開発用設備及び生産設備 11,845 (441,443) 55,559 40,262 107,666 3,935 富士裾野リサーチパーク (静岡県裾野市) プリンティング 研究開発用設備 10,276 (275,780) 6,094 966 17,336 881 綾瀬事業所 (神奈川県綾瀬市) その他及び全社 研究開発用設備及び 生産設備 4,518 (50,549) 1,999 536 7,053 252 矢向事業所 (神奈川県川崎市幸区) プリンティング 研究開発用設備 12,732 (42,404) 12,135 1,160 26,027 1,947 川崎事業所 (神奈川県川崎市幸区) プリンティング、イメージング、その他及び全社 研究開発用設備及び生産設備 24,350 (114,732) 31,953 4,570 60,873 4,102 平塚事業所 (神奈川県平塚市) その他及び全社 同上 6,068 (67,241) 28,570 23,137 57,775 306 玉川事業所 (神奈川県川崎市高津区) 同上 管理業務用設備 298 (18,330) 5,130 191 5,619 223 大分事業所 (大分県大分市) 同上 研究開発用設備及び生産設備 1,211 (103,365) 7,099 2,707 11,017 238 (2)国内子会社の状況 2025年12月31日現在 会社名 (所在地) 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 土地 (面積㎡) 建物及び 構築物 機械装置 及び その他資産 合計 キヤノンプレシジョン(株) (青森県弘前市) 本社北和徳事業所 (青森県弘前市) プリンティング、その他及び全社 生産設備 6…