株式会社IHI

証券コード: 7013 / 対象年度: 2022 / 提出日: 2022-06-23
業種 機械

現在、過去年度の有価証券報告書に基づく分析を表示しています。

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

株式会社IHIは、資源・エネルギー・環境、社会基盤・海洋、産業システム・汎用機械、航空・宇宙・防衛の4つの主要事業を展開するグローバルなエンジニアリング企業です。原動機、航空エンジン、インフラ整備、産業機械など多岐にわたる製品・サービスを提供し、高度な「ものづくり技術」を核として、カーボンニュートラルや防災・減災といった社会課題の解決に取り組んでいます。

主な事業領域

資源・エネルギー・環境、社会基盤・海洋、産業システム・汎用機械、航空・宇宙・防衛の4つの事業領域で、原動機、インフラ、産業機械、航空エンジン等の製造・販売・サービスを提供。

主な製品・サービス

  • 原動機(陸用原動機プラント、舶用原動機)
  • カーボンソリューション(ボイラ、貯蔵設備)
  • 原子力機器
  • 橋梁・水門
  • 交通システム
  • シールドシステム
  • コンクリート建材
  • 都市開発(不動産販売・賃貸)
  • 車両過給機
  • パーキング
  • 回転機械(圧縮機、分離装置、舶用過給機)
  • 熱・表面処理
  • 運搬機械
  • 物流・産業システム
  • 航空エンジン
  • ロケットシステム・宇宙利用
  • 防衛機器システム

ビジネスモデル

製造、販売、エンジニアリング、据付、サービスの提供を通じた多角的な事業展開。特に、スペアパーツ販売を含むライフサイクルビジネスの拡大と、カーボンニュートラルや防災・減災といった社会課題解決に向けたソリューション提供により収益を確保。

セグメント・事業構成

「資源・エネルギー・環境」「社会基盤・海洋」「産業システム・汎用機械」「航空・宇宙・防衛」の4つの報告セグメントに区分。

戦略・方向性

中期経営計画「プロジェクトChange」の下、コスト構造の強化、事業構造の改革、ライフサイクルビジネスの拡大、およびカーボンニュートラルに向けた「カーボンソリューション」「保全・防災・減災」「航空輸送システム」の3つの成長事業の創出に注力。

強みとして読み取れる点

  • 高度な「ものづくり技術」とエンジニアリング力
  • 多岐にわたる事業ポートフォリオ
  • 航空エンジンや原動機における高い技術力
  • カーボンニュートラルや防災・減災への対応力

課題として読み取れる点

  • 新型コロナウイルスによる航空需要の回復遅れ
  • 半導体不足や原材料価格の高騰による影響
  • 車両過給機における自動車生産の停滞
  • キャッシュ創出力の強化(CCCの改善)

確認ポイント

  • 航空需要の回復状況
  • カーボンニュートラル関連の成長事業の進捗
  • 原材料・エネルギー価格の変動による影響
  • 「プロジェクトChange」による事業構造の変革の進捗

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・提供された本文に事業内容、セグメント、経営戦略、課題が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報が含まれているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 2 / 5

有報ナビによる整理

【競争・戦略】航空需要の回復遅れや脱炭素・電動化への対応における競合優位性の確保。【地政学・経済安全保障】ロシア・ウクライナ情勢等に伴うサプライチェーンの寸断、原材料価格の高騰、為替変動による業績への影響。【契約・プロジェクト管理】大型工事における見積コスト超過、納期遅延によるペナルティ、受注キャンセル時の費用回収不能。【事業運営基盤】品質保証不備による社会的信用の失墜、サイバー攻撃による情報漏洩、生産拠点での安全衛生事故や環境汚染の発生。【財務・法規制】金利上昇に伴う調達コスト増、格付低下のリスク、国際的な人権基準への対応、知的財産権の侵害または侵害による訴訟リスク。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

「プロジェクトChange」を通じて、カーボンニュートラルや防災といった社会課題解決型の事業構造へ転換。成長分野への投資とコスト構造の強化を両立させつつ、安定した収益基盤の構築を目指す。

成長方針

「プロジェクトChange」を通じた事業構造の変革。カーボンソリューション、保全・防災・減災、航空輸送システムを3つの重点成長領域と定義し、DX活用やライフサイクルビジネスの拡大(特に陸上3部門で30%以上の増収を目指す)により強靭な収益基盤を構築。

資本政策

事業基盤の強化と成長事業への投資に向けた資金調達のバランスを重視。潤沢なキャッシュ創出力の確保(在庫削減、リードタイム短縮等)を最優先し、余剰資産の売却やトランジション・ボンドの発行を通じて脱炭素関連の成長分野へ戦略的に投資。

リスク対応方針

リスク管理を経営最重要課題とし、専門組織による監視体制を構築。地政学リスク、経済安全保障、サイバーセキュリティ、人権尊重への対応を強化。特にサプライチェーンの脆弱性や為替変動に対するヘッジ策、および事業継続計画(BCP)の整備を通じた多層的な防御体制を確立。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

IHIは、脱炭素社会への移行を見据えた「プロジェクトChange」を通じて、カーボンソリューション、保全・防災・減災、航空輸送システムを成長の柱に据える構造変革を進めています。アンモニア燃料や小型モジュール原子炉など次世代エネルギー技術への積極的な投資と、DXを活用したライフ産業のメンテナンスを含むライフサイクルビジネスへの転換により、競争力の強化と持続可能な成長を目指しています。

設備投資の方向性

成長事業(カーボンソリューション、保全・防災・減災、航空輸送システム)への重点投資と、既存事業の効率化による収益基盤強化。トランジション・ボンドの発行を通じた脱炭素関連技術への資金調達。

研究開発・商品開発

戦略技術統括本部を設置し、アンモニアバリューチェーン構築、災害予測・インフラ制御、航空機体システムの電動化など、3つの成長事業に直結する戦略技術の高度化と実用化に向けた研究開発を実施。年間約300億円の研究開発費のうち、約半分が成長事業創出に向けられた。

投資・変化テーマ

  • カーボンソリューション
  • 保全・防災・減災
  • 航空輸送システム
  • アンモニア燃料技術
  • 水素エネルギー
  • 小型モジュール原子炉(SMR)
  • 電動航空機
  • ライフサイクルビジネス

関連キーワード

  • アンモニア混焼
  • CO2フリーガスタービン
  • カーボンリサイクル
  • センシング技術
  • モニタリング技術
  • 予防診断技術
  • 電動ターボチャージャー
  • 脱炭素化技術

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準IFRS 連結区分連結 対象期間2021-04-01 〜 2022-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2022-06-23

財務情報

業績

収益

1.17兆円
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収益
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営業利益

814.97億円
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税引前利益

876.37億円
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親会社帰属利益

660.65億円
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財政状態・流動性

総資産

1.88兆円
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資本

4,070.39億円
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親会社所有者帰属持分

3,821.34億円
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現金及び現金同等物

1,454.89億円
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キャッシュフロー

3区分

営業CF

+1,141.55億円
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-1,214.89億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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参考情報

別基準の参考値

主要指標とは別に掲載

経常利益

83.77億円
会計基準
日本基準
連結区分
単体
比較可能性
主要値とは直接比較できません

会計基準と連結区分が主要値と異なるため、直接比較できません。

根拠・定義
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経常利益又は経常損失
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確認事項

開示上の確認事項

この表示に確認事項はありません。

文書情報を確認
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S100OD8B
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連結 / consolidated
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2021-04-01 〜 2022-03-31
表示状況
表示可能
選定状況
一部項目未表示
raw presentation state
ready
raw selection status
partial

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約2936文字

3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(連結子会社150社,持分法適用関連会社28社(2022年3月31日現在))においては,資源・エネルギー・環境,社会基盤・海洋,産業システム・汎用機械及び航空・宇宙・防衛の4つの事業を主として行なっており,その製品は多岐にわたっています。各事業の主な事業内容及びグループ各社の位置付け等は次のとおりです。 なお,次の4事業は第5「経理の状況」1連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記「6.セグメント情報」に記載の報告セグメントの区分と同一です。 (資源・エネルギー・環境) 当事業においては,原動機(陸用原動機プラント,舶用原動機),カーボンソリューション(ボイラ,貯蔵設備),原子力(原子力機器)等の製造,販売,サービスの提供等を行なっています。 [主な関係会社] ㈱IHIプラント,寿鉄工㈱,㈱IHI原動機,ニコ精密機器㈱,青森プラント㈱, JURONG ENGINEERING LIMITED及びその子会社20社(注①),ISHI POWER SDN.BHD.,PT Cilegon Fabricators, NIIGATA POWER SYSTEMS(SINGAPORE)PTE. LTD.,IHI E&C International Corporation及びその子会社2社, IHI POWER SYSTEM MALAYSIA SDN.BHD.,Steinmüller Engineering GmbH及びその子会社1社, IHI Power System(Thailand)Co.,Ltd.,IHI Power Generation Corporation及びその子会社6社, IHI SOLID BIOMASS MALAYSIA SDN.BHD.,IHI Terrasun Solutions Inc.,IHI Energy Solutions Inc.(注②), 他1社 (社会基盤・海洋) 当事業においては,橋梁・水門,交通システム,シールドシステム,コンクリート建材,都市開発(不動産販売・賃貸)等の製造,販売,サービスの提供等を行なっています。 [主な関係会社] ㈱IHIインフラシステム,㈱IHIインフラ建設,㈱IHI建材工業(注③),ジャパントンネルシステムズ㈱, 千葉倉庫㈱,㈱三越,新潟トランシス㈱,JIMテクノロジー㈱, IHI INFRASTRUCTURE ASIA CO.,LTD.,IHI California Inc.,I&H Engineering Co.,Ltd.…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約4696文字

1【経営方針,経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは,社会とともに発展するよき企業市民であることを第一義とし「技術をもって社会の発展に貢献する」,「人材こそが最大かつ唯一の財産である」との経営理念のもと,21世紀の環境,エネルギー,産業・社会基盤における諸問題を,「ものづくり技術」を中核とするエンジニアリング力によって解決し,地球と人類に豊かさと安全・安心を提供するグローバルな企業グループを目指しています。 この基本方針を実現するため,当社グループ社員には,「グローバル」,「ものづくり技術・エンジニアリング力」,「世界に通用する業務品質」の観点から卓越した能力を持つプロフェッショナル集団となることを求めています。また,製品・サービスの高度化による社会の発展への貢献を通じて収益性を高め,資本市場から求められる資本効率や株主還元を実現し,持続的な企業価値の創造を図ることで,信頼される企業グループを目指しています。 このような中で当社グループは,ESGを経営の中心に据えることを改めて表明しました。人権を尊重し,多様な人材が活躍する企業風土を原動力として,事業活動を通じて気候変動問題を解決し,自然と技術が調和するサステナブルな社会の実現を目指しています。 (2)中長期的な会社の経営戦略及び経営指標 当社グループを取り巻く経営環境は,新型コロナウイルス感染拡大による社会・経済の変貌や価値観の変容,デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進によるビジネスモデルや働き方の変化,地球規模の気候変動問題に対する国際的な関心の高まり,企業のサステナビリティを重視するESG投資の拡大など急激に変化しています。 新型コロナウイルス感染拡大による影響に加え,サプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰,地政学リスクの顕在化等により,2020年度から実行している中期経営計画「プロジェクトChange」の最終年度である2022年度の業績予想は,経営目標を下回る見通しとなっています。 しかしながら今後も,中期経営計画「プロジェクトChange」の取り組みを確実に実行し,強靭な収益構造への変革,新たな働き方への変革,ビジネスモデルの変革などを通じて,経営環境の急激な変化にスピード感をもって対応していきます。 また,2021年11月に公表した「IHIグループのESG経営」において,2050年までにIHIグループのバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを実現するとの目標を掲げました。その実現に向けて当社グループの総力を結集して活動していきます。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約4696文字

1【経営方針,経営環境及び対処すべき課題等】 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは,社会とともに発展するよき企業市民であることを第一義とし「技術をもって社会の発展に貢献する」,「人材こそが最大かつ唯一の財産である」との経営理念のもと,21世紀の環境,エネルギー,産業・社会基盤における諸問題を,「ものづくり技術」を中核とするエンジニアリング力によって解決し,地球と人類に豊かさと安全・安心を提供するグローバルな企業グループを目指しています。 この基本方針を実現するため,当社グループ社員には,「グローバル」,「ものづくり技術・エンジニアリング力」,「世界に通用する業務品質」の観点から卓越した能力を持つプロフェッショナル集団となることを求めています。また,製品・サービスの高度化による社会の発展への貢献を通じて収益性を高め,資本市場から求められる資本効率や株主還元を実現し,持続的な企業価値の創造を図ることで,信頼される企業グループを目指しています。 このような中で当社グループは,ESGを経営の中心に据えることを改めて表明しました。人権を尊重し,多様な人材が活躍する企業風土を原動力として,事業活動を通じて気候変動問題を解決し,自然と技術が調和するサステナブルな社会の実現を目指しています。 (2)中長期的な会社の経営戦略及び経営指標 当社グループを取り巻く経営環境は,新型コロナウイルス感染拡大による社会・経済の変貌や価値観の変容,デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進によるビジネスモデルや働き方の変化,地球規模の気候変動問題に対する国際的な関心の高まり,企業のサステナビリティを重視するESG投資の拡大など急激に変化しています。 新型コロナウイルス感染拡大による影響に加え,サプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰,地政学リスクの顕在化等により,2020年度から実行している中期経営計画「プロジェクトChange」の最終年度である2022年度の業績予想は,経営目標を下回る見通しとなっています。 しかしながら今後も,中期経営計画「プロジェクトChange」の取り組みを確実に実行し,強靭な収益構造への変革,新たな働き方への変革,ビジネスモデルの変革などを通じて,経営環境の急激な変化にスピード感をもって対応していきます。 また,2021年11月に公表した「IHIグループのESG経営」において,2050年までにIHIグループのバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを実現するとの目標を掲げました。その実現に向けて当社グループの総力を結集して活動していきます。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約5564文字

3【経営者による財政状態,経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は,新型コロナウイルスの感染拡大に伴う活動制限が緩和され,生産活動,消費活動とも持ち直しの動きがみられた一方,半導体の供給不足による影響の長期化や原材料価格の高騰が回復の足かせになりました。さらに,足許での急速な円安の進展や資源・エネルギー価格の高騰による悪影響も懸念されます。世界経済についてはワクチンの普及や経済政策により欧米を中心に持ち直しの動きがみられました。しかし,ロシア連邦によるウクライナ侵攻やそれに対する各国の経済制裁の拡大,新型コロナウイルス変異株の感染拡大に対する中国の一部地域での経済活動の制限など,先行きの不透明さが増しています。 当社グループの主力事業である民間向け航空エンジンは,新型コロナウイルス感染症の影響を受けており,長距離国際線では,一部地域において入国制限の緩和が進むものの,旅客需要の回復は遅れています。一方,国内線及び短距離国際線の旅客需要は回復に向かっており,これに伴ってスペアパーツ販売の増加傾向が続いています。 車両過給機においては,自動車産業における生産調整が長引いており,販売台数が伸び悩んでいます。販売台数が回復に向かっている地域はあるものの,自動車会社の生産が正常化するのは2022年度後半以降になると見込まれます。 当社グループは,2020年度から実行している中期経営計画「プロジェクトChange」の下,コスト構造の強化や事業構造の改革による収益基盤の強化とライフサイクルビジネスの拡大に努めてまいりました。また,成長事業創出の投資原資確保のため,前連結会計年度に引き続き当連結会計年度でも,投資不動産等の売却を実行しました。 さらに,当社グループは,2021年11月に「IHIグループのESG経営」を公表し,ESGを経営の中心に据えることを改めて表明しました。人権を尊重し,多様な人材が活躍する企業風土を原動力として,事業活動を通じて気候変動問題を解決し,自然と技術が調和するサステナブルな社会の実現に取り組んでいます。 このような取り組みにより,当社グループの当連結会計年度の受注高は前年度比15.0%増の1兆2,612億円となり,売上収益についても,5.4%増の1兆1,729億円となりました。 損益面では,営業利益は,非流動資産の減損損失を計上したものの,民間向け航空エンジンにおけるスペアパーツの販売増加や原子力,熱・表面処理の増収に加え,有形固定資産等の売却などにより,535億円増益の814億円となりました。…

セグメント関連

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6.セグメント情報 (1)報告セグメントの概要 当社グループの事業セグメントは,当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり,取 締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために,定期的に検討を行なう対象となっているものです。 当社グループは,製品・サービス別のSBUを置き,それらを統括する事業領域を配置しています。各事業領 域は,各SBUの事業戦略の実行を管理・監督し,SBUの事業戦略実行に必要な経営資源の配分を行なってい ます。SBUは事業領域の立案するビジョン・戦略に基づき,営業・開発・設計・生産・建設・サービスなどの 一貫したビジネスプロセスを有する単位とし,SBUでの利益責任を負う事業遂行組織です。 従って,当社グループは事業領域別のセグメントから構成されており,「資源・エネルギー・環境」「社会基 盤・海洋」「産業システム・汎用機械」「航空・宇宙・防衛」の4事業領域を報告セグメントとしています。上 記の報告セグメントの決定に際して,集約された事業セグメントはありません。 各報告セグメントに属する主な事業,製品・サービスは以下のとおりです。 報告セグメント 主な事業,製品・サービス 資源・エネルギー・環境 原動機(陸用原動機プラント,舶用原動機),カーボンソリューション(ボイラ,貯蔵設備),原子力(原子力機器) 社会基盤・海洋 橋梁・水門,交通システム,シールドシステム,コンクリート建材,都市開発(不動産販売・賃貸) 産業システム・汎用機械 車両過給機,パーキング,回転機械(圧縮機,分離装置,舶用過給機),熱・表面処理,運搬機械,物流・産業システム(物流システム,産業機械) 航空・宇宙・防衛 航空エンジン,ロケットシステム・宇宙利用,防衛機器システム (2)報告セグメントに関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注1) 合計 調整額 (注2) 連結 資源・ エネルギー ・環境 社会基盤・ 海洋 産業 システム ・汎用機械 航空・ 宇宙・防衛 売上収益 外部顧客への 売上収益 315,722 148,243 363,314 248,736 1,076,015 36,891 1,112,906 1,112,906 セグメント間の 内部売上収益又は振替高 1,953 9,709 10,946 2,783 25,391 23,698 49,089 △ 49,089 合計 317,675 157,952 374,260 251,519 1,101,406 60,589 1,161,995 △ 49,089 1,112,906 セグメント利益又は損失(△)(注3) 19,181 17,131 11,446 △ 40,179 7,579 2,339 9,91…

主要な顧客・販売先

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3. 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりです。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 一般財団法人 日本航空機エンジン協会 73,315 6.6 88,214 7.5 4. 金額及び比率は単位未満を四捨五入表示しています。 (2)経営者による財政状態,経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は,IFRSに準拠して作成されています。連結財務諸表の作成に当たり,見積りが必要となる事項については,合理的な基準に基づき,会計上の見積りを行なっています。 詳細については,第5「経理の状況」1連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記「3.重要な会計方針」,及び注記「4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しています。 ②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループ及びセグメントごとの経営成績の状況は(1)経営成績等の状況の概要の①財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりです。 主に新型コロナウイルス感染拡大による事業への影響を踏まえて,2021年度(2022年3月期)の業績目標(2021年5月公表の業績予想)を設定し,施策を実行してまいりました。 2021年度においては,「プロジェクトChange」に掲げた各種施策を着実に実行し,成果を刈り取ることで,これまで公表していた営業利益の水準を達成することができました。車両過給機においては,自動車の生産調整からの回復が思うように進まず,足元では中国でのロックダウンの影響も受けているものの,全体として,資源・エネルギー・環境,社会基盤・海洋,産業システム・汎用機械の3セグメントは堅調に利益を上げることができました。また,民間向け航空エンジンは,航空需要の回復基調に変化はなく,スペアパーツの販売もおおむね想定どおり推移しました。 この結果,2021年度の営業利益率,ROICは業績目標を上回りました。一方,CCCは112日と業績目標を下回り,キャッシュ創出力の強化が課題となっています。引き続き,キャッシュ創出に徹底的にこだわった事業運営への転換を推進していきます。 なお,「プロジェクトChange」で掲げた最終年度である2022年度の業績目標(2022年5月公表の業績予想)は下表のとおりであり,ウクライナ問題など想定外の事象によって,経営目標については未達となる見込みです。新型コロナウイルス感染拡大の収束による航空需要の回復を前提に,業績回復ドライバーの強力な推進,つまりコスト構造の強化や事業構造の改革による収益基盤の強化とライフサイクルビジネスの拡大をさらに加速することで,成長軌道への回帰を進め,できるかぎり経営目標に近づけるべく,努めてまいります。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスク

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2【事業等のリスク】 (1)リスク管理に関する当社グループの基本方針 当社グループでは,リスク管理を経営の最重要課題の一つととらえ,グループ全体で強化に取り組んでいます。 リスク管理の基本目的は,事業の継続,役員並びに従業員とその家族の安全確保,経営資源の保全,社会的信用の確保です。そして,次のとおり行動指針を定め,これに沿ったリスク管理を行なっています。 ①IHIグループの事業継続を図ること ②IHIグループの社会的評価を高めること ③IHIグループの経営資源保全を図ること ④ステークホルダーの利益を損なわないこと ⑤被害が生じた場合には,速やかに回復を図ること ⑥事態が発生した場合には,責任ある行動をとること ⑦リスクに関する社会的要請を反映すること (2)当社グループのリスク管理体制 当社グループでは,リスク管理全般にかかわる重要事項を検討する機関として,CEOを議長とするリスク管理会議を設置し,取り組み方針や年次計画,是正措置などの重要事項を検討しています。 重点的に対処すべきリスクを「IHIグループリスク管理活動重点方針」として定め,当社の各部門及び海外を含む関係会社は,この方針に沿って主体的・自律的にリスク管理活動を進めています。 グループ全体に共通するリスクについては,主に当社のコーポレート部門から構成されるグループリスク統括部門が専門性を活かした情報提供や教育を実施し,各部門のリスク管理活動を支援しています。また,内部監査部門は,グループのリスク管理体制の整備状況及び運用状況について監査を実施し,適正性確保に努めています。 また,強固なリスク管理を行なうため,内部監査部門・コーポレート部門・事業領域・事業部門(関係会社を含む)の役割と責任を明確化したリスク管理体制を構築しています。関係会社を含む事業部門は,リスクの特定と直接対応にあたり,事業領域は,事業部門のリスク管理活動に対する監視及び指示と,新しいリスクの予兆検知を担当します。当社のコーポレート部門は,事業部門,事業領域によるリスク管理活動に対する評価及び助言,未認識リスクへの注意喚起,新しいリスクの予兆検知,顕在化したリスク事象の水平展開を担当し,内部監査部門はそれらリスク管理機能の保証を担当します。 (3)2022年度のリスク管理活動 2022年度の「IHIグループリスク管理活動重点方針」では,重点テーマとして,次の事項について注力することとしています。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

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13.研究開発 当社グループの研究開発活動に係る情報は,第2「事業の状況」5研究開発活動に記載されています。これら研究開発活動は事業の性格上,多額の投資とともに長期の開発期間が必要とされるという特性があります。そのため,実用化機会の逸失や事業戦略・市場動向との不整合等により十分な成果に結びつかず,当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 14.法令・規制 当社グループは,グローバルに事業の展開を進める上で,日本のみならず各国・各地域の各種法令,行政による許認可や規制の制約を受けており,その遵守に努めています。こうした法令等に強化や改正が生じた場合,それらへの対応コストが当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。一方,各種法令等に対する理解が不十分,又は予期せぬ変更への対応が適切でない場合等に各種法令等に違反したと判定され,過料や課徴金,追徴課税等による損失や営業停止等の行政処分によって機会逸失を被る,あるいはそれに伴う社会的評価の低下によって当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 他のリスクに記載した項目を除いて,係争中の訴訟案件のうち,当社グループの経営に重大な悪影響を及ぼす可能性のある訴訟は存在しないものと認識しています。しかしながら,現時点で認識していない想定外の訴訟が発生した場合,当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 15.情報セキュリティ 当社グループは,技術情報及び事務管理情報のデータ処理のために多額の投資を行なっています。これらシステムの運用並びに導入・更新に際しては,システムトラブルや情報の外部漏洩が発生しないよう最大限の対策を講じるとともに,サイバー攻撃の巧妙化やテレワーク等の増加を考慮した情報セキュリティ強化,従業員への情報セキュリティ教育の徹底を行っています。しかし,外部からのコンピュータウィルスの感染やハッキングの被害,ホストコンピュータ・サーバ・ネットワーク機器の障害や紛失・盗難,ソフトウエアの不備等によるシステム障害の発生と業務停止,情報流出等の事態が発生する可能性があり,それに伴い当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 16.安全衛生 当社グループは事業所及び建設現場における安全衛生管理には万全の対策を講じていますが,万一不測の事故・災害等が発生した場合には,生産活動に支障をきたし,業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは,各種損害保険等に加入する等の対策を講じていますが,大規模な事故や災害が生じた場合,損害のすべてを保険求償できない可能性があります。 17.…

設備投資等の概要

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2【主要な設備の状況】 当連結会計年度末における当社グループ(当社及び連結子会社)の主要な設備の状況は,以下のとおりです。 (注)以下の表に記載の金額は単位未満を四捨五入表示しています。 (1)提出会社 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) 使用権資産 その他 (注1) 合 計 相生工場 (兵庫県相生市) 資源・ エネルギー ・環境 ボイラ・ 貯蔵設備 生産設備 1,041 1,772 194 (229) 21 280 3,308 409 横浜工場 (横浜市磯子区) 資源・ エネルギー ・環境 原子力機器・ 航空エンジン 生産設備 2,643 1,600 1,106 (227) 1,151 485 6,985 253 瑞穂工場 (東京都西多摩郡) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン・ 宇宙開発関連機器 生産設備 4,645 3,920 2,321 (201) 3,550 3,840 18,276 1,683 相馬工場 (福島県相馬市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン・ 宇宙開発関連機器 生産設備 5,594 7,522 3,597 (374) 15,416 11,322 43,451 913 呉第二工場 (広島県呉市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン 生産設備 1,539 1,576 57 (48) 997 242 4,411 442 鶴ヶ島工場 (埼玉県鶴ヶ島市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン 整備設備 8,211 3,410 7,105 (136) 1,314 319 20,359 73 本社 (東京都江東区他) (注2,3) その他 その他設備 18,060 7,595 10,074 (130,002) 49,945 147,649 233,323 3,215 (注)1. 帳簿価額のうち「その他」は,投資不動産,工具器具備品,ソフトウェア及び建設仮勘定の合計です。 2. 本社の土地の帳簿価額には,愛知県知多市所在,鹿児島市所在及びブラジル国内保有土地等を含みます。 3. 帳簿価額には,社会基盤・海洋セグメントに属する資産(主に投資不動産)の帳簿価額136,293百万円を含みます。…

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約611文字

3【配当政策】 当社は,多様な社会課題の解決にお客さまと共に取り組むことにより,企業価値の向上を図り,持続可能な社会の実現に貢献していくことを経営方針としています。 この経営方針の下,配当については,安定的に実施することを基本に,当社グループの成長に応じて,持続的に増加することを目指します。 配当金額については,企業価値の向上のための投資と自己資本の充実,強化などを総合的に勘案しつつ,連結配当性向30%程度を目安としてまいります。 年間の配当回数は,中間配当及び期末配当の2回を基本的な方針としており,配当の決定機関は,中間配当は取締役会,期末配当は定時株主総会です。なお,定款において,「取締役会の決議によって,毎年9月30日を基準日として,中間配当を行なうことができる。」旨を定めています。 当期の配当金については,当事業年度の業績並びに今後の事業展開等を勘案し,1株当たり中間配当30円,期末配当40円としています。内部留保については,経営基盤の一層の強化・充実並びに今後の事業展開に有効活用し,長期的に株主利益の向上に努めていきます。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。 決議年月日 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 2021年11月9日 取締役会決議 4,555 30 2022年6月23日 定時株主総会決議 6,074 40 (注) 金額は単位未満を四捨五入表示しています。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約1147文字

5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2022年3月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) 資源・エネルギー・環境 6,514 社会基盤・海洋 2,443 産業システム・汎用機械 9,797 航空・宇宙・防衛 7,062 報告セグメント 計 25,816 その他 1,945 全社(共通) 1,040 合計 28,801 (注) 従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き,グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり,臨時従業員数については,従業員数の100分の10未満であるため記載していません。 (2)提出会社の状況 2022年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 7,779 40.8 16.1 7,364,797 セグメントの名称 従業員数(人) 資源・エネルギー・環境 1,914 社会基盤・海洋 83 産業システム・汎用機械 524 航空・宇宙・防衛 4,218 報告セグメント 計 6,739 その他 全社(共通) 1,040 合計 7,779 (注)1. 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き,社外から当社への出向者を含む。)であり,臨時従業員数については,従業員数の100分の10未満であるため記載していません。 2. 平均年間給与は,賞与及び基準外賃金を含んでいます。 (3)労働組合の状況 当社の労働組合は,IHI労働組合と称し,連結子会社でそれぞれ組織された7つの労働組合と共にIHI労働組合連合会を組織し,国内8地区にそれぞれ支部を有しています。また,上部団体である日本基幹産業労働組合連合会(基幹労連)を通じて,日本労働組合総連合会(連合)に加盟しています。 IHI労働組合連合会の組合員数は,2022年3月31日現在,9,747名(IHI労働組合7,189名(他社への出向者を含む),連結子会社の労働組合(7組合)2,558名)です。 当社と労働組合とは,相互理解に根ざす信頼関係に基づき労働協約を締結しているほか,安全衛生委員会,経営協議会,生産協議会を開催し,相互に隔意のない率直な意見交換により,職場の環境を整備する等労使関係は安定しています。 連結子会社では国内42社で11組合(上記IHI労働組合連合会を組織する7組合を除く,組合員数4,837名),連結子会社以外では6組合(組合員数384名)が組織され,上部団体は基幹労連です。 また,IHI労働組合連合会と当社連結子会社等においてそれぞれ組織された17組合によりIHIグループ労働組合連合会(組合員数14,968名)が組織されています。 有価証券報告書(通常方式)_20220622165237

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約4639文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① 企業統治の体制 (ア)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は,コーポレート・ガバナンスを,当社が本来有する力を最大限に発揮するように経営の効率性を高め,持続的成長と企業価値の最大化を担保するシステムと定義しています。当社は,この実現のため,経営監視監督機能と業務執行機能を明確に区分して企業内意思決定の効率化と適正化を図るとともに,関連諸規定の整備やそれを運用する体制を構築して,当社グループ全体における業務の適正を確保しています。 当社は,コーポレート・ガバナンスの不断の改善を進め,株主をはじめとするステークホルダーの皆さまに長期にわたって信頼され,ご愛顧いただくことを目指します。 当社は,次の基本方針に沿って,コーポレート・ガバナンスの充実に取り組みます。 ・株主の権利を尊重し,平等性を確保します。 ・株主をはじめとするステークホルダーとの適切な協働に努めます。 ・会社に関する情報を適切かつ積極的に開示し,ステークホルダーへの説明責任を果たすとともに,透明性を確保します。 ・取締役会,監査役及び監査役会が経営監視監督機能を充分に果たせるよう,それぞれの役割・責務を明確化します。 ・中長期的な株主の利益と合致する投資方針を有する株主との間で建設的な対話を行ないます。 (イ)企業統治の体制の概要 ・当社は監査役会設置会社であり,取締役の職務の執行を監査するため監査役5名(うち独立社外監査役3名)を選任しています。なお,監査役会の議長は常勤監査役の新村 高志です。監査役の氏名については,(2)役員の状況に記載のとおりです。 ・取締役会は,取締役12名(うち独立社外取締役4名)で構成され,当社経営上の重要事項及びグループ経営上の重要事項に関する意思決定を行なうとともに,取締役の業務執行について監督を行なっています。なお,独立社外取締役は,経営者としての豊富な経験と幅広い見識を有する者及び高度な専門知識と多面的な経験を有する者を選任しており,業務執行を行なう経営陣から独立した立場にて,取締役会の意思決定に参加するとともに,当社経営に対して助言・提言を行なっています。なお,取締役会の議長は代表取締役会長の満岡 次郎です。取締役の氏名については,(2)役員の状況に記載のとおりです。 ・取締役会の意思決定機能と監督機能の強化及び業務執行の効率化を図るため執行役員制度を導入しています。執行役員は,取締役会の決議をもって任命されています(22名,うち取締役兼務者7名)。最高経営責任者(CEO)は執行役員の職務を統括し,指揮監督するものとし,執行役員はこれに従い,担当職務を執行します。執行役員の氏名については,(2)役員の状況に記載のとおりです。…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約1111文字

4【経営上の重要な契約等】 技術導入契約 契約会社名 相手方の名称 国名 契約品目 契約内容 契約期間 当社 GEAE Technology,Inc. 米国 T700-401C, T700-701Cターボ シャフトエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1989年9月26日から 2025年4月30日まで 当社 GEAE Technology,Inc. 米国 F110-129ターボ ファンエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1996年9月27日から 2030年4月30日まで 当社 Rolls-Royce Corporation 米国 T56-A ターボプロップ エンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 2008年11月7日から 2028年10月31日まで 当社 Rolls-Royce Corporation 米国 T56-A-427A ターボプロップ エンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 2019年9月16日から 2029年9月30日まで 当社 United Technologies Corporation 米国 F100ターボ ファンエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1978年6月27日から 2025年9月30日まで 当社 United Technologies Corporation 米国 F135ターボ ファンエンジン 契約品目の日本における非独占製造権 2013年10月17日から 2027年9月30日まで ㈱IHI原動機 (連結子会社) Man Energy Solutions France Sas フランス 汎用中速ディーゼルエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1995年11月14日から 2022年12月31日まで ㈱IHI原動機 (連結子会社) Winterthur Gas & Diesel Ltd. スイス 汎用低速ディーゼルエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 2009年1月1日から 2024年12月31日まで ㈱IHI回転機械 エンジニアリング (連結子会社) ABB Turbo Systems Ltd. スイス ターボ過給機 契約品目の日本における独占製造権 1998年9月24日から JV終了日まで ㈱IHIエアロ スペース (連結子会社) Lockheed Martin Corporation. 米国 多連装ロケット システム 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1993年1月20日から 2023年8月31日まで

大株主の状況

抜粋表示 / 原文長 約1452文字

(6)【大株主の状況】 2022年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町二丁目11番3号 23,902 15.74 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 14,336 9.44 第一生命保険株式会社 東京都千代田区有楽町一丁目13番1号 5,406 3.56 みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 東京都中央区晴海一丁目8番12号 4,597 3.02 JPモルガン証券株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 2,937 1.93 IHI共栄会 東京都江東区豊洲三丁目1番1号 2,759 1.81 IHI従業員持株会 東京都江東区豊洲三丁目1番1号 2,571 1.69 住友生命保険相互会社 東京都中央区築地七丁目18番24号 2,284 1.50 MLI FOR CLIENT GENERAL OMNI NON COLLATERAL NON TREATY-PB (常任代理人 BOFA証券株式会社) MERRILL LYNCH FINANCIALCENTRE 2 KING EDWARD STREET LONDON UNITED KINGDOM (東京都中央区日本橋一丁目4番1号) 1,665 1.09 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) P.O. BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号) 1,658 1.09 62,119 40.90 (注)1. 株式数及び持株比率は単位未満を切捨て表示しています。 2. 提出会社の所有株式数は2,827千株です。 3. 上記のうち,以下の所有株式は,当該各社の信託業務に係る株式です。 ・日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) ・株式会社日本カストディ銀行(信託口) ・みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 4. 上記のうち,以下の株主は,海外の機関投資家の所有する株式の保管管理業務を行なうとともに,当該機関投資家の株式名義人となっています。 ・MLI FOR CLIENT GENERAL OMNI NON COLLATERAL NON TREATY-PB ・STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 5.…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
S100OD8B 外部サイト(EDINET公式サイト)を開きます

技術情報

分析バージョン
2022
使用モデル
gemma4:12b

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