株式会社IHI

証券コード: 7013 / 対象年度: 2026 / 提出日: 2026-06-22
業種 機械
年度切替

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

AI・自動処理による整理を含むため、誤りや不完全な表現が含まれる場合があります。 重要な情報はEvidenceやEDINET等の一次資料をご確認ください。 投資判断ではなく、企業理解の入口としてご利用ください。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

航空・宇宙・防衛、資源・エネルギー・環境、社会基盤、産業システム・汎用機械の4つの主要事業を展開する重工業メーカーです。特に航空エンジンや防衛機器、原子力関連など、高度な技術力を要する分野で強みを持ち、2040年に向けた「中長期の方向性」のもと、持続的な成長を目指す多角的な事業構造を持っています。

主な事業領域

航空・宇宙・防衛、資源・エネルギー・環境、社会基盤、産業システム・汎用機械の4つの主要な報告セグメントを展開。高度な技術力を背景に、製品の製造・販売・サービスの提供を行う。

主な製品・サービス

  • 航空エンジン
  • ロケットシステム・宇宙利用
  • 防衛機器システム
  • 原動機(陸用・舶用)
  • カーボンソリューション
  • 原子力機器
  • 橋梁・水門
  • 交通システム
  • シールドシステム
  • コンクリート建材
  • 車両過給機
  • 回転機械
  • 熱・表面処理
  • 運搬機械
  • 物流・産業システム

ビジネスモデル

高度な技術力を基盤とした製品の製造、販売、およびアフターマーケットを含むライフサイクルビジネスを展開。特に航空エンジンや原子力などの高付加価値領域での成長と、既存事業の効率化による安定的な収益確保を両立するモデル。

セグメント・事業構成

1.資源・エネルギー・環境(原動機、カーボンソリューション、原子力)、2.社会基盤(橋梁、交通システム等)、3.産業システム・汎用機械(車両過給機、回転機械等)、4.航空・宇宙・防衛(航空エンジン、ロケット、防衛機器)の4セグメント。

戦略・方向性

「中長期の方向性」に基づき、航空・宇宙・防衛およびクリーンエネルギー分野へのリソースシフトを推進。成長事業(民間エンジン、防衛、原子力)と育成事業(アンモニア、宇宙)に注力しつつ、既存事業をライフサイクルビジネスへ転換して安定的な収益基盤を構築する。

強みとして読み取れる点

  • 高度な技術力を背景とした参入障壁の高い市場の創出
  • 航空エンジンや原子力における強固なライフサイクルビジネス
  • 防衛・宇宙分野での高い技術力と実績

課題として読み取れる点

  • アフターマーケット事業の生産性向上(自動化・DX)
  • 成長に向けた先行投資の確保
  • カーボンフリー社会に向けたアンモニア等の新技術開発

確認ポイント

  • 航空エンジンおよび防衛関連の受注動向
  • 原子力分野における国内外の新設・再稼働需要
  • アンモニアや宇宙といった次世代エネルギー・技術への投資成果

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、セグメント構成、経営戦略、主要顧客(航空機エンジン協会、防衛省)が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

コンプライアンス:子会社による不適切事案(JAXAへの虚偽報告・不当請求)により競争参加資格停止処分を受けた経緯があり、教育プログラムの展開や組織風土の変革を含む再発防止策を実施。外部環境:地政学的リスク(中東情勢、ロシアによるウクライナ侵攻、米中対立)、経済安全保障(輸出規制等)、サプライチェーン寸断、為替・金利変動の影響。事業運営:大型プロジェクトにおけるコスト超過やパートナー企業の経営悪化、研究開発の失敗、知的財産侵害、情報セキュリティへの脅威。安全・環境:製造工程での汚染物質漏洩や建設現場での事故による損害賠償および社会的信用の低下。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

2040年に向けた中長期方針に基づき、航空・防衛・原子力等の成長分野へリソースを集中する戦略。構造改革を経て、持続的な高成長フェーズへの移行を目指す。コンプライアンス体制の再構築とキャッシュフローの改善が今後の重要課題となる。

成長方針

「航空・防衛・原子力」を成長事業、「アンモニア・宇宙」を育成事業、その他のインフラ・産業システム分野を安定収益基盤と位置づけ、リソース配分を最適化。特に民間向け航空エンジンのアフターマーケット拡大や、クリーンエネルギーへの技術投資を通じた持続的な高成長を目指す。

資本政策

安定配当を基本とし、1株当たり配当の持続的な成長を目指す。将来的に営業キャッシュ・フローが拡大するフェーズにおいて、株主還元のさらなる拡充を図る方針。また、資本コストの最小化と資金効率の向上に向けたグループ一体の資金管理体制を構築している。

リスク対応方針

コンプライアンス、品質保証、貿易管理、セキュリティを重点項目とし、3層の防衛線によるリスク管理体制を構築。JAXA案件での不適切事案を受け、組織風土の変革と内部統制の強化に注力。地政学リスクや為替・金利変動に対するヘッジ策も講じている。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

IHIは、2040年に向けた「中長期の方向性」に基づき、航空・宇宙、エネルギー、インフラの3分野を柱とする成長戦略を展開。特にアンモニアや水素といったクリーンエネルギー、および防衛・宇宙などの高成長領域へリソースを集中投下しており、技術革新とDXによる生産性向上を両立させながら、持続的な成長を目指す野心的な投資姿勢が見られる。

設備投資の方向性

成長事業(航空エンジン、防衛、原子力)および育成事業(アンモニア、宇宙)への積極的な先行投資。特に航空エンジンの整備能力強化や、アンモニアガスタービン向け大型燃焼試験設備の構築など、将来の需要拡大を見越した生産能力の増強と設備投資を重視するフェーズへ移行。

研究開発・商品開発

研究開発費396億円を投じ、クリーンエネルギー(アンモニア燃焼技術等)や次世代原子力、水素対応技術、CCUSなどの高度な技術開発に注力。複数の国際的な賞を受賞するなど、競争優位性の確立に向けた戦略的な投資を実施。

投資・変化テーマ

  • アンモニア・水素等のクリーンエネルギー
  • 航空エンジン・防衛装備の高度化
  • 原子力(SMR)の次世代技術
  • 宇宙開発・衛星データ利用
  • CCUS(炭素回収・利用・貯留)
  • DXによる生産性向上と自動化

関連キーワード

  • アンモニア100%燃焼
  • 小型モジュール原子炉(SMR)
  • 水素ターボチャージャー
  • CCUS
  • eVTOL
  • 高度な自動化・省人化技術
  • カーボンニュートラル

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準IFRS 連結区分連結 対象期間2025-04-01 〜 2026-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2026-06-22

財務情報

業績

収益

1.64兆円
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1,854.9億円
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親会社帰属利益

1,609.92億円
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財政状態・流動性

総資産

2.43兆円
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6,815.31億円
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親会社所有者帰属持分

6,522.43億円
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現金及び現金同等物

1,550.84億円
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キャッシュフロー

3区分

営業CF

+1,213.6億円
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-978.94億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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参考情報

別基準の参考値

主要指標とは別に掲載

経常利益

1,151.69億円
会計基準
日本基準
連結区分
単体
比較可能性
主要値とは直接比較できません

会計基準と連結区分が主要値と異なるため、直接比較できません。

根拠・定義
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確認事項

開示上の確認事項

この表示に確認事項はありません。

文書情報を確認
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S100YENT
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2025-04-01 〜 2026-03-31
表示状況
表示可能
選定状況
一部項目未表示
raw presentation state
ready
raw selection status
partial

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約3894文字

3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(連結子会社127社、持分法適用関連会社18社(※)(2026年3月31日現在))においては、資源・エネルギー・環境、社会基盤、産業システム・汎用機械及び航空・宇宙・防衛の4つの事業を主として行なっており、その製品は多岐にわたっています。各事業の主な事業内容及びグループ各社の位置付け等は次のとおりです。 なお、次の4事業は第5「経理の状況」1連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記「6.セグメント情報」に記載の報告セグメントの区分と同一です。 (※)前連結会計年度まで持分法適用関連会社の社数に含めていたジャパン マリンユナイテッド㈱を親会社とする㈱JMUアムテック等3社並びに海祥海運㈱を親会社とするKAISHO MARINE S.A.等6社については、当連結会計年度から、親会社のみを社数として含めることとしました。このため、持分法適用関連会社の社数は、前連結会計年度末の27社から9社減少し18社となっています。 (資源・エネルギー・環境) 当事業においては、原動機(陸用原動機プラント、舶用原動機)、カーボンソリューション(ボイラ、貯蔵設備)、原子力(原子力機器)等の製造、販売、サービスの提供等を行なっています。 [主な関係会社] ㈱IHIプラント、㈱IHI原動機、ニコ精密機器㈱、青森プラント㈱、 JURONG ENGINEERING LIMITED及びその子会社19社、 PT IHI POWER SERVICE INDONESIA、NIIGATA POWER SYSTEMS(SINGAPORE)PTE. LTD.、 IHI POWER SYSTEM MALAYSIA SDN.BHD.、Steinmüller Engineering GmbH及びその子会社1社、 IHI Power Generation Corporation及びその子会社3社、 IHI Terrasun Solutions Inc.、IHI Energy Solutions Inc. (注①)(注②)(注③)(注④) (社会基盤) 当事業においては、橋梁・水門、交通システム(注⑤)、シールドシステム、コンクリート建材(注⑥)等の製造、販売、サービスの提供等を行なっています。 [主な関係会社] ㈱IHIインフラシステム(2026年4月1日付で㈱IHIインフラスクエアに商号変更。注⑦)、 ジャパントンネルシステムズ㈱、㈱三越、JIMテクノロジー㈱、㈱IHIセグメント(注⑧)、 IHI INFRASTRUCTURE ASIA CO.,LTD.、IHI California Inc.、I&H Engineering Co.,Ltd.…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3372文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、社会とともに発展するよき企業市民であることを第一義とし「技術をもって社会の発展に貢献する」、「人材こそが最大かつ唯一の財産である」との経営理念のもと、2040年に向けて策定した「中長期の方向性」で掲げた「世界中の人々の安心・安全、豊かな暮らしを根幹から支える」の実現に向けて、日本の産業力・国力を再び世界トップレベルに高めるための一翼を担い、世界各国の経済・国家・エネルギーの安全保障に貢献することを目指していきます。 (2)会社の経営戦略及び経営指標 <中長期の方向性> 当社グループは、2023年度を初年度とする3か年の中期経営計画「グループ経営方針2023」に基づく取り組みを進め、構造改革に一定の目途をつけることができました。2026年度からは、2040年に向けて策定した「中長期の方向性」の実現に向けて、飛躍的な成長ステージへと移行してまいります。 事業ドメインは、当社グループが技術・事業の両面で強みを発揮できる分野として、エアロスペース、エネルギー、インフラの3つに注力します。特にエアロスペースとクリーンエネルギー分野は当社グループ全体の成長を実現するため、大胆なリソースシフト・資源配分を継続します。従来エネルギー分野と産業インフラ・社会インフラ分野は、ライフサイクルビジネスを中心とする安定的な収益基盤として拡大させていきます。これらの取り組みにより、安定的にキャッシュを創出し、長期視点での持続的な成長を実現していきます。 ・価値創造プロセスによる持続的な成長の実現 当社グループが長期にわたって培ってきた事業モデルである、圧倒的に強い技術をつくり、参入障壁の高い市場を創出するというサイクルを回しながら、グローバル化・軍民両用(デュアルユース)化などにより事業を拡大・拡張していきます。 ・ライフサイクルビジネスの拡大による安定的な収益基盤の確保 ライフサイクルを通じた価値提供や新たなバリューチェーンの創造に取り組むことで、「自動化・省人化」「CO₂削減」「その他、新たなお客さま価値」などの観点から提供する価値を創出し、成長を加速していきます。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約3372文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、社会とともに発展するよき企業市民であることを第一義とし「技術をもって社会の発展に貢献する」、「人材こそが最大かつ唯一の財産である」との経営理念のもと、2040年に向けて策定した「中長期の方向性」で掲げた「世界中の人々の安心・安全、豊かな暮らしを根幹から支える」の実現に向けて、日本の産業力・国力を再び世界トップレベルに高めるための一翼を担い、世界各国の経済・国家・エネルギーの安全保障に貢献することを目指していきます。 (2)会社の経営戦略及び経営指標 <中長期の方向性> 当社グループは、2023年度を初年度とする3か年の中期経営計画「グループ経営方針2023」に基づく取り組みを進め、構造改革に一定の目途をつけることができました。2026年度からは、2040年に向けて策定した「中長期の方向性」の実現に向けて、飛躍的な成長ステージへと移行してまいります。 事業ドメインは、当社グループが技術・事業の両面で強みを発揮できる分野として、エアロスペース、エネルギー、インフラの3つに注力します。特にエアロスペースとクリーンエネルギー分野は当社グループ全体の成長を実現するため、大胆なリソースシフト・資源配分を継続します。従来エネルギー分野と産業インフラ・社会インフラ分野は、ライフサイクルビジネスを中心とする安定的な収益基盤として拡大させていきます。これらの取り組みにより、安定的にキャッシュを創出し、長期視点での持続的な成長を実現していきます。 ・価値創造プロセスによる持続的な成長の実現 当社グループが長期にわたって培ってきた事業モデルである、圧倒的に強い技術をつくり、参入障壁の高い市場を創出するというサイクルを回しながら、グローバル化・軍民両用(デュアルユース)化などにより事業を拡大・拡張していきます。 ・ライフサイクルビジネスの拡大による安定的な収益基盤の確保 ライフサイクルを通じた価値提供や新たなバリューチェーンの創造に取り組むことで、「自動化・省人化」「CO₂削減」「その他、新たなお客さま価値」などの観点から提供する価値を創出し、成長を加速していきます。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約6681文字

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 a.経営成績の状況 当連結会計年度の世界経済は、一部地域では景気持ち直しの動きに足踏みがみられたものの、総じて底堅く推移しました。欧州経済はエネルギーをはじめとするコスト高や中国における内需減速の影響から低迷し、中国経済も不動産市場の停滞を背景に低調な推移が継続しました。一方、米国経済は中東関与などの政策運営を巡る不確実性の影響を受けつつも、AI関連投資や堅調な雇用環境が下支えとなりました。わが国経済については、物価上昇の影響を受けながらも、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が継続しています。 当社グループの主力事業である航空・宇宙・防衛事業において、航空機需要が中長期的に増加することが見込まれる中、民間向け航空エンジンでは、運航時間の増加などを背景に、アフターマーケット事業が拡大しています。防衛事業では、地政学的リスクの高まりが続く中、防衛力強化政策を背景に、継続して大型案件への受注対応を進めています。今後見込まれる民間向け航空エンジンや防衛事業、宇宙事業の需要拡大に応えていくため、リソース確保を含む生産能力の増強とともに、世界トップレベルの生産効率実現に向けた取り組みを進めています。 出荷済みのPW1100G-JMエンジンに関する追加検査プログラムについては、引き続きプログラムパートナーとともに整備能力増強を図り、地上駐機数の低減に向けた対応を進めています。お客さまであるエアラインへの負担軽減及び信頼回復に取り組んでまいります。 中核事業におけるライフサイクルビジネスは、中長期的に安定的な成長が見込まれるため、当社グループの収益への貢献や投資原資の創出を図るべく、引き続き拡大に向けて取り組みます。 事業ポートフォリオ改革の主要な取り組みとして、当連結会計年度においては、産業システム・汎用機械事業の一部であった運搬機械事業や株式会社IHIアグリテックの芝草・芝生管理機器事業及び株式会社IHI汎用ボイラのほか、社会基盤事業の一部であった株式会社IHI建材工業及び新潟トランシス株式会社、航空・宇宙・防衛事業の中で気象・防災・宇宙事業を担っていた明星電気株式会社について、譲渡を完了しました。また、当社持分法適用会社であるジャパン マリンユナイテッド株式会社(以下、「JMU」という。)の持分の一部を今治造船株式会社(以下、「今治造船」という。)へ譲渡しました。JMUにおける議決権比率は、今治造船:30%・JFE(※):35%・IHI:35%から、今治造船:60%、JFE:20%、IHI:20%となりました。…

セグメント関連

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2.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業で、検査・計測事業及び関連する機器等の製造、販売、都市開発(不動産販売・賃貸)、その他サービス業等を含んでいます。 3.調整額は以下のとおりです。 (1)セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引に関わる調整額△1,358百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△21,882百万円です。全社費用は、主に各セグメントに帰属しない一般管理費です。 (2)セグメント資産の調整額149,880百万円には、現金及び現金同等物、有形固定資産、その他の金融資産のうち、セグメント間の債権債務消去△171,040百万円、各報告セグメントに帰属しない全社資産320,920百万円が含まれています。その主なものは当社における現預金等の余資運用資産及び有価証券等です。 (3)減価償却費及び償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない減価償却費及び償却費です。 (4)資本的支出の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社の資本的支出です。 4.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益又は損失(△)と調整を行なっています。 (3)製品及びサービスに関する情報 報告セグメントと同一区分のため、記載を省略しています。 (4)地域別に関する情報 外部顧客への売上収益及び非流動資産の地域別内訳は以下のとおりです。 外部顧客への売上収益 外部顧客への売上収益の地域別内訳については、注記「29.売上収益」に記載のとおりです。 非流動資産 (単位:百万円) 前連結会計年度 (2025年3月31日) 当連結会計年度 (2026年3月31日) 日本 566,793 579,315 北米 12,077 12,042 アジア 20,830 21,945 ヨーロッパ 26,745 23,821 その他 461 353 合計 626,906 637,476 (注)非流動資産は資産の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています。 また、金融商品、繰延税金資産及び退職給付に係る資産を含んでいません。 (5)主要な顧客に関する情報 主要な顧客に対する売上収益は以下のとおりです。 (単位:百万円) 顧客の名称又は氏名 関連する主な 報告セグメント 前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) 当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (一財)日本航空機エンジン協会 航空・宇宙・防衛 268,546 332,088 防衛省 航空・宇宙・防衛 137,627 185,784 (注)防衛省向けの売上収益は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より主要な顧客に対する売上収益とし て記載しています。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の売上収益を表示しています。…

主要な顧客・販売先

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3. 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりです。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 一般財団法人 日本航空機エンジン協会 268,806 16.5 332,088 20.2 防衛省 137,627 8.5 185,784 11.3 4. 金額及び比率は単位未満を四捨五入表示しています。 (2)経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、IFRS会計基準に準拠して作成されています。連結財務諸表の作成に当たり、見積りが必要となる事項については、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行なっています。 詳細については、第5「経理の状況」1連結財務諸表等(1)連結財務諸表注記「3.重要性のある会計方針」、及び注記「4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」に記載しています。 ②経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループ及びセグメントごとの経営成績の状況は(1)経営成績等の状況の概要の①財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりです。 当社グループは、2023年度を初年度とする3か年の中期経営計画「グループ経営方針2023」に基づく取り組みを進めてきました。不確実性が高い経営環境が継続する中でも持続的な高成長を実現する事業へ変革していくことを目指し、成長をけん引する航空エンジン・ロケット分野の成長事業と、将来の事業の柱として期待されるクリーンエネルギー分野の育成事業、市場成長が見込めてかつ資本効率の高い事業への戦略的な経営資源のシフトを進めるため、事業ポートフォリオ改革を実行しました。 「グループ経営方針2023」の最終年度となった2025年度は、売上収益・営業利益ともに過去最高を達成しました。営業利益率・ROICについては「グループ経営方針2023」に掲げた経営目標を達成し、1株当たり当期利益(EPS)も大きく成長しました。一方で、CCCは未達となり、キャッシュ・フロー創出力については未だ課題として残りました。 2026年度からは、持続的な高成長を実現するステージに移行し、当社グループが取り組むべき社会課題と成長を実現するための事業戦略を改めて明確化し、2040年に向けて、長期視点で大きな飛躍の実現に挑戦していきます。 2023年度 (2024年3月期)実績 2024年度 (2025年3月期)実績 2025年度 (2026年3月期)実績 グループ経営方針2023 2025年度経営目標 ROIC △4.9% 10.5% 11.0% 8%以上 営業利益率 △5.3% (7.0%) 8.8% 10.1% 7.…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスク

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3【事業等のリスク】 (1)リスク管理に関する当社グループの基本方針 当社グループでは、リスク管理を経営の最重要課題の一つと捉え、グループ全体で強化に取り組んでいます。 リスク管理の基本目的は、事業の継続、役員並びに従業員とその家族の安全確保、経営資源の保全、社会的信用の確保です。そして、次のとおり行動指針を定め、これに沿ったリスク管理を行なっています。 ①IHIグループの事業継続を図ること ②IHIグループの社会的評価を高めること ③IHIグループの経営資源保全を図ること ④ステークホルダーの利益を損なわないこと ⑤被害が生じた場合には、速やかに回復を図ること ⑥事態が発生した場合には、責任ある行動をとること ⑦リスクに関する社会的要請を反映すること (2)当社グループのリスク管理体制 当社グループは、リスク管理全般に関わる重要事項を検討する機関として、CEOを議長とするリスク管理会議を設置し、取り組み方針や年次計画の策定とその進捗状況の確認、課題の抽出及び是正措置などの重要事項を検討しています。リスク管理会議の内容は取締役会に報告され、取締役会は、リスク管理の目標を達成するための体制の整備、及びその運用に関して監視・監督・評価を行なっています。 また当社グループでは、実効性の高いリスク管理を行なうため、第1線(事業領域・SBU・関係会社)・第2線(本社部門)・第3線(内部監査部)の役割と責任を明確化したリスク管理体制を構築しています。 このような体制のもと、当社グループは事業年度ごとに「IHIグループリスク管理活動方針」を定めています。第1線(事業領域・SBU・関係会社)は、この方針に沿って主体的・自立的にリスク管理活動を進め、第2線(本社部門)は、専門性を生かした情報提供や教育を実施し、第1線を支援するとともに、リスク管理活動の実施状況のモニタリングを行なっています。また、第3線(内部監査部)は、当社グループのリスク管理体制の整備状況及び運用状況について監査を行なっています。 (3)2026年度のリスク管理活動 2026年度の「IHIグループリスク管理活動方針」では、重点テーマとして次の事項について注力することとしています。また、不安定さが常態化する社会環境のもと、当社グループ全体として対処すべき新たなリスクを適時に捉え、リスク管理会議で対応方針を検討し、能動的かつ組織的なリスク管理を行なってまいります。 ・コンプライアンス・品質保証 ・貿易管理 ・セキュリティ (4)事業等のリスク 事業の状況、設備の状況、経理の状況に記載した事項のうち、当社グループの業績、財政状態に悪影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものです。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

サステナビリティ

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2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは、「技術をもって社会の発展に貢献する」「人材こそが最大かつ唯一の財産である」を経営理念に掲げ、1853年の創業以来、時代時代における社会課題の解決に貢献してきました。2021年11月には、「IHIグループのESG経営」として、持続可能な社会の実現と企業として持続的に成長することを目指し、従前以上に自然環境や社会に配慮しながら、変わりゆく社会課題の解決に事業機会を見出すことを表明しました。2026年5月には、新たに「中長期の方向性」を発表し、2040年のありたい姿として「世界中の人々の安心・安全、豊かな暮らしを根幹から支える」ことを掲げ、それに伴いマテリアリティ(重要課題)の見直しを行ないました。新たなマテリアリティについては、当社コーポレートサイトにて後日公表予定です。 なお、文中では、2025年度までの重要課題としていた「気候変動への対策」、「人権の尊重」、「多様な人財の活躍」、「ステークホルダーからの信頼の獲得」に沿って報告します。また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)ガバナンス 当社グループは、持続可能な社会を実現するために、環境と社会に対する貢献と責任、それらを実現するためのガバナンスに関して、明確な価値観を示した経営を行なう必要があると考えています。 経営において重要と考える事項を重要課題として特定し、取り組み方針、推進体制及び実行計画について協議・決定する場として、ESG経営推進会議を設置しています。ESG経営推進会議はCEOが議長を務め、取締役及び執行役員、統括本部長、本社本部長、本社部長のうち議長が指名する者を構成員として、原則年2回開催しています。 環境、人権やコンプライアンスなど、全社に通じる課題については、適宜、全社委員会を設置することで、委員会で審議・決定した方針が各部門の具体的な施策に反映される体制にしています。これら会議や委員会における議論のうち、経営上の重要な意思決定に関わるものについては、経営執行における意思決定機関である経営会議での審議を経て、取締役会に付議しています。 また、ESGを軸とした経営の推進を目的として、取締役(社外取締役を除く)の業績連動賞与の評価指標である役員ごとのミッションに応じた個別評価指標に、温室効果ガスの削減、従業員エンゲージメントの向上、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進の取り組みを含めています。 <サステナビリティ推進体制図> ※2026年6月24日開催予定の第209回定時株主総会の議案として、「取締役11名選任の件」を提案しており、 当該議案が承認可決された場合、取締役会の議長は独立社外取締役が選定される予定です。…

研究開発活動

抜粋表示 / 原文長 約3255文字

6【研究開発活動】 当社グループ(当社及び連結子会社)は、価値の源泉である技術を「つなぎ」、「束ね」、「強く」することで、製品・サービスを超えて、お客さまの新しい価値を生み出すバリューチェーンを創造し、競争優位性を高めるため研究開発に取り組んできました。 事業部門である、資源・エネルギー・環境、社会基盤、産業システム・汎用機械並びに航空・宇宙・防衛の各セグメントは、製品の競争力強化及び今後の事業拡大・創造につながる研究開発を推進し、本社部門は、基礎的な研究開発から事業拡大・創造の足掛かりとなる研究開発まで広く推進しています。 加えて、世界のトップエコシステムに参加し、エコシステムの中で真に価値のあるパートナーとして認識されるよう取り組んでいます。 「グループ経営方針2023」では、成長事業として航空エンジン・ロケット分野、育成事業としてアンモニアなどのクリーンエネルギー分野、中核事業として資源・エネルギー・環境、社会基盤、産業システム・汎用機械分野の3つの区分を定義し、リソース配分を最適化しながら、研究開発に取り組んできました。 当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は 396 億円であり、そのうち、成長事業と育成事業創出に向けた研究開発費は285億円です。なお、成長事業と育成事業に係る研究開発費は、事業との関連状況に応じて、関係する事業部門及び本社部門を横断して発生しています。 各セグメント別の主な研究開発の成果及び研究開発費は次のとおりです。 (1)資源・エネルギー・環境 資源・エネルギー・環境事業領域では、グループの中核を担うカーボンソリューション、原動機、原子力の各分野において、ライフサイクルやバリューチェーンを意識した事業の拡大を目指しています。また本社部門とともに、 今後、成長が期待されるクリーンエネルギー分野への投資を進めており、特に燃料アンモニアについては、育成事業と位置付け、製造、貯蔵・輸送、利活用のバリューチェーンに関わる研究開発に取り組み、社会実装に向けた活動をグローバルでリードしています。 当連結会計年度の主な成果は、以下のとおりです。 共同開発中のGE Vernova社のF型ガスタービンの運転条件を再現した環境下で、実機サイズの燃焼器を用いたアンモニア100%燃焼の実証に成功しました。また、インドネシアの石炭火力発電所において、ASEAN諸国で初めてグリーンアンモニアの小規模燃焼実証に成功しました。これまで当社が取り組んできたアンモニア燃焼技術や社会実装に向けた技術開発が評価され、CIMAC(国際燃焼機関会議) Congress 2025会長賞、コージェネ大賞2025理事長賞(技術開発部門)、第60回機械振興賞「経済産業大臣賞」など、数々の賞を受賞しました。…

設備投資等の概要

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2【主要な設備の状況】 当連結会計年度末における当社グループ(当社及び連結子会社)の主要な設備の状況は、以下のとおりです。 (注)以下の表に記載の金額は単位未満を四捨五入表示しています。 (1)提出会社 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) 使用権資産 その他 (注1) 合 計 相生工場 (兵庫県相生市) 資源・ エネルギー ・環境 ボイラ・ 貯蔵設備 生産設備 1,184 894 194 (229) 91 146 2,509 307 横浜工場 (横浜市磯子区) 資源・ エネルギー ・環境 原子力機器・ 航空エンジン 生産設備 3,739 2,687 1,106 (227) 3,139 3,691 14,362 324 瑞穂工場 (東京都西多摩郡) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン・ 宇宙開発関連機器 生産設備 4,269 5,790 2,321 (201) 2,601 16,679 31,660 1,550 相馬工場 (福島県相馬市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン・ 宇宙開発関連機器 生産設備 5,133 3,759 3,398 (374) 4,868 1,956 19,114 976 呉第二工場 (広島県呉市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン 生産設備 1,445 1,130 57 (48) 1,634 390 4,656 541 鶴ヶ島工場 (埼玉県鶴ヶ島市) 航空・宇宙 ・防衛 航空エンジン 整備設備 6,663 2,193 7,105 (136) 1,773 2,757 20,491 337 本社 (東京都江東区他) (注2、3) その他 その他設備 15,412 13,290 9,211 (129,917) 61,091 174,152 273,156 3,186 (注)1. 帳簿価額のうち「その他」は、投資不動産、工具器具備品、ソフトウェア及び建設仮勘定の合計です。 2. 本社の土地の帳簿価額には、鹿児島市所在及びブラジル国内保有土地等を含みます。 3. 本社のその他の帳簿価額には、投資不動産の帳簿価額142,869百万円を含みます。…

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約702文字

3【配当政策】 当社は、多様な社会課題の解決にお客さまと共に取り組むことにより、企業価値の向上を図り、持続可能な社会の実現に貢献していくことを経営方針としています。 この経営方針の下、配当については、安定的に実施することを基本に、当社グループの成長に応じて、持続的に増加することを目指します。 年間の配当回数は、中間配当及び期末配当の2回を基本的な方針としており、配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は定時株主総会です。なお、定款において、「取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行なうことができる。」旨を定めています。 当期の配当金については、当事業年度の業績並びに今後の事業展開等を勘案し、下表のとおりとしています。内部留保については、経営基盤の一層の強化・充実並びに今後の事業展開に有効活用し、長期的に株主利益の向上に努めていきます。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。 決議年月日 配当金の総額 (百万円) 1株当たり配当額 (円) 2025年11月6日 取締役会決議 10,639 70 2026年6月24日 定時株主総会決議(予定) 10,639 10 (注)1. 金額は単位未満を四捨五入表示しています。 2. 当社は、2025年10月1日付で当社普通株式1株につき7株の割合で株式分割を行なっています。2025年9月30日を基準日とし、2025年11月6日の取締役会において決議された中間配当金(1株につき70円)は株式分割後に換算すると1株につき10円に相当しますので、期末配当と合わせた当期の年間配当金は、1株につき20円となります。

従業員の状況

抜粋表示 / 原文長 約2325文字

(2)【従業員の状況】 ① 連結会社の状況 2026年3月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) 資源・エネルギー・環境 5,733 社会基盤 1,741 産業システム・汎用機械 8,102 航空・宇宙・防衛 7,812 報告セグメント 計 23,388 その他 1,607 全社(共通) 1,229 合計 26,224 (注) 従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時従業員数については、従業員数の100分の10未満であるため記載していません。 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 平均年間給与の 対前事業年度増減率 (%) 8,199 42.4 15.2 10,005,041 23.0 セグメントの名称 従業員数(人) 資源・エネルギー・環境 1,611 社会基盤 51 産業システム・汎用機械 409 航空・宇宙・防衛 4,899 報告セグメント 計 6,970 その他 全社(共通) 1,229 合計 8,199 (注)1. 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時従業員数については、従業員数の100分の10未満であるため記載していません。 2. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。 ③ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異 会社名 管理的地位にある労働者に占める女性従業員の割合(%) 従業員の男女の賃金の額の差異(%) 男性従業員の育児休業等及び育児を目的とした休暇の取得率(%) 全従業員 従業員 臨時従業員 提出会社 6.1 68.4 79.9 28.4 333.2 IHI運搬機械㈱ 1.9 78.1 79.9 50.5 366.7 ㈱IHI原動機 1.1 73.7 76.3 19.0 600.0 ㈱IHIビジネスサポート 6.7 68.7 84.3 57.1 600.0 ㈱IHI回転機械エンジニアリング 4.6 68.8 73.0 44.7 450.0 ㈱IHIエアロスペース (※) 365.6 ㈱IHIジェットサービス 1.0 57.3 65.2 60.5 433.3 ㈱IHIインフラシステム 65.8 67.1 58.5 66.7 ㈱IHIエスキューブ 6.0 78.1 80.7 129.1 360.0 ㈱IHIターボ 1.7 68.4 75.0 77.7 514.3 ㈱IHIプラント 1.1 60.4 60.3 866.7 ㈱IHI物流産業システム 1.5 80.1 82.4 49.3 433.3 ㈱IHIキャスティングス 2.6 74.…

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約7187文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① 企業統治の体制 (ア)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、コーポレート・ガバナンスを、当社が本来有する力を最大限に発揮するように経営の効率性を高め、持続的成長と企業価値の最大化を担保するシステムと定義しています。当社は、この実現のため、経営監視監督機能と業務執行機能を明確に区分して企業内意思決定の効率化と適正化を図るとともに、関連諸規定の整備やそれを運用する体制を構築して、当社グループ全体における業務の適正を確保しています。 当社は、コーポレート・ガバナンスの不断の改善を進め、株主をはじめとするステークホルダーの皆さまに長期にわたって信頼され、ご愛顧いただくことを目指します。 当社は、次の基本方針に沿って、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組みます。 ・株主の権利を尊重し、平等性を確保します。 ・株主をはじめとするステークホルダーとの適切な協働に努めます。 ・会社に関する情報を適切かつ積極的に開示し、ステークホルダーへの説明責任を果たすとともに、透明性を確保します。 ・取締役会、監査役及び監査役会が経営監視監督機能を充分に果たせるよう、それぞれの役割・責務を明確化します。 ・中長期的な株主の利益と合致する投資方針を有する株主との間で建設的な対話を行ないます。 (イ)企業統治の体制の概要 ・当社は監査役会設置会社であり、取締役の職務の執行を監査するため監査役を選任しています。 ・取締役会は、当社経営上の重要事項及びグループ経営上の重要事項に関する意思決定を行なうとともに、取締役の職務の執行について監督を行なっています。 ・取締役会は12名(うち独立社外取締役6名)で構成され、議長は取締役の満岡 次郎です。独立社外取締役は、経営者としての豊富な経験と幅広い見識を有する者及び高度な専門知識と多面的な経験を有する者を選任しており、業務執行を行なう経営陣から独立した立場にて、取締役会の意思決定に参加するとともに、当社経営に対して助言・提言を行なっています。また、監査役は5名(うち独立社外監査役3名)を選任しており、監査役会の議長は常勤監査役の宝蔵寺 多恵です。なお、取締役及び監査役の氏名については、「(2)役員の状況 ①(ア)」に記載のとおりです。 (注1) ・取締役会による経営に対する監視監督機能の強化及び業務執行に関する意思決定の迅速化を図るため、執行役員制度を導入しています。執行役員は、取締役会の決議をもって任命されています。最高経営責任者(CEO)は執行役員の職務を統括し、指揮監督するものとし、執行役員はこれに従い、担当職務を執行します。なお、執行役員の氏名については、「(2)役員の状況 ①(イ)」に記載のとおりです。…

重要な契約等

抜粋表示 / 原文長 約1307文字

5【重要な契約等】 (1)技術導入契約 契約会社名 相手方の名称 国名 契約品目 契約内容 契約期間 当社 GEAE Technology,Inc. 米国 T700-401C2エンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 2002年9月19日から 2033年4月30日まで 当社 GEAE Technology,Inc. 米国 T700-701Cエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 2003年8月11日から 2028年4月30日まで 当社 GEAE Technology,Inc. 米国 F110-129ターボ ファンエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1996年9月27日から 2030年4月30日まで 当社 Rolls-Royce Corporation 米国 T56-A ターボプロップ エンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 2008年11月7日から 2028年10月31日まで 当社 Rolls-Royce Corporation 米国 T56-A-427A ターボプロップ エンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 2019年9月16日から 2029年9月30日まで 当社 RTX Corporation 米国 F100ターボ ファンエンジン 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1978年5月18日から 2032年3月31日まで 当社 RTX Corporation 米国 F135ターボ ファンエンジン 契約品目の日本における非独占製造権 2013年10月17日から 2027年9月30日まで ㈱IHI回転機械 エンジニアリング (連結子会社) Turbo Systems Switzerland Ltd. スイス ターボ過給機 契約品目の日本における独占製造権 1998年9月24日から JV終了日まで ㈱IHIエアロ スペース (連結子会社) Lockheed Martin Corporation 米国 多連装ロケット システム 契約品目の製造・販売に関する非独占的権利の取得 1993年1月20日から 2033年8月31日まで (2)資金調達 当社は、安定的かつ機動的な資金調達を目的としてシンジケート・ローン契約を締結しています。…

大株主の状況

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(6)【大株主の状況】 2026年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区赤坂一丁目8番1号 158,637 14.91 THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) WOOLGATE HOUSE, COLEMAN STREET LONDON EC2P 2HD, ENGLAND (東京都港区港南二丁目15番1号) 75,857 7.12 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海一丁目8番12号 61,042 5.73 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON, MASSACHUSETTS (東京都港区港南二丁目15番1号) 37,234 3.49 IHI共栄会 東京都江東区豊洲三丁目1番1号 18,009 1.69 J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG S. A. 384513 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) EUROPEAN BANK AND BUSINESS CENTER 6, ROUTE DE TREVES, L-2633 SENNINGERBERG, LUXEMBOURG (東京都港区港南二丁目15番1号) 16,742 1.57 IHI従業員持株会 東京都江東区豊洲三丁目1番1号 15,297 1.43 JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南二丁目15番1号) 13,253 1.24 JP MORGAN CHASE BANK 385642 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南二丁目15番1号) 13,232 1.24 第一生命保険株式会社 東京都千代田区有楽町一丁目13番1号 12,086 1.13 421,393 39.60 (注)1. 株式数及び持株比率は単位未満を切捨て表示しているため、各株主の合計と「計」で表示している値が一致しない場合があります。 2. 提出会社の所有株式数は18,833千株です。 3.…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2026Q2
使用モデル
gemma4:12b

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