事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1146文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(ニチコン㈱)、子会社25社および関連会社3社により構成されており、その主な事業内容と、主要な会社の当社グループの事業に係る位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりです。 なお次の2部門は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一です。 (コンデンサ事業) 当事業では、主にアルミ電解コンデンサ、小形リチウムイオン二次電池、パワーエレクトロニクス用フィルムコンデンサおよびxEV用フィルムコンデンサ、変圧器の製造販売等を行っています。 (NECST事業) 当事業では、主に家庭用蓄電システム、V2Hシステム、EV・PHEV用急速充電器、スイッチング電源、機能モジュール、公共・産業用蓄電システム、大形特殊電源および医療用/学術用加速器電源、圧力センサの製造販売等を行っています。 セグメント 主要な製品 主要な生産会社 主要な販売会社 コンデンサ事業 アルミ電解コンデンサ 小形リチウムイオン二次電池 パワーエレクトロニクス用フィルムコンデンサ xEV用フィルムコンデンサ 変圧器 ニチコン製箔㈱ ニチコン大野㈱ ニチコン岩手㈱ ニチコン草津㈱ ㈱酉島電機製作所 ニチコン(マレーシア)センディリアン バハッド ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッド ニチコン エレクトロニクス(宿遷)カンパニー リミテッド 当社 ニチコン(アメリカ)コーポレーション ニチコン(オーストリア)ゲー・エム・ベー・ハー ニチコン(香港)リミテッド ニチコン(シンガポール)プライベート リミテッド ニチコン(台湾)カンパニー リミテッド ニチコン(タイランド)カンパニー リミテッド ニチコン エレクトロニクス トレーディング(上海)カンパニー リミテッド ニチコン(マレーシア)センディリアン バハッド ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッド NECST事業 家庭用蓄電システム V2Hシステム EV・PHEV用急速充電器 スイッチング電源 機能モジュール 公共・産業用蓄電システム 大型特殊電源 医療用/学術用加速器電源 圧力センサ ニチコン草津㈱ ニチコン亀岡㈱ ニチコンワカサ㈱ ㈱ユタカ電機製作所 日本リニアックス㈱ ニチコン(香港)リミテッド ニチコン(マレーシア)センディリアン バハッド ニチコン エレクトロニクス(無錫)カンパニー リミテッド 主要な事業系統図は、次のとおりです。 ※無錫ニチコン エレクトロニクス R&Dセンター カンパニー リミテッドは、2026年4月20日付で清算が結了しています。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1955文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、「価値ある製品を創造し、明るい未来社会づくりに貢献します。より良い地球環境の実現に努め、倫理的・社会的責任を果たすとともに、顧客・株主・従業員をはじめ全ての人々を大切に、企業価値の最大化を目指して、誠心誠意をもって「考働(※)」します。」を経営理念に掲げ、「モノづくりからコトづくり」「製造業から創造業への変革」の実践と、「品質、コスト、納期、サービス、技術」などあらゆる面で最上級を目指すトップノッチ経営を打ち出し、積極的な成長戦略を展開し、企業価値の向上を図ります。 ※考働:考えて働くという当社の造語 (2)中期的な成長戦略、経営環境と対処すべき課題 当社グループは、アルミ電解コンデンサ、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、小形リチウムイオン二次電池等の電子デバイスを主体としたコンデンサ事業と、家庭用/公共・産業用蓄電システム、EV・PHEV用急速充電器、V2Hシステムの環境関連製品、スイッチング電源、機能モジュール、研究・医療・産業用特殊電源等の回路製品を主力製品としたNECST事業を展開し、「エネルギー・環境・医療機器」、「自動車・車両関連機器」、「白物家電・産業用インバータ機器」、「情報通信機器」の4市場を重点分野と定め、高信頼性、高安全性、高機能性を追求し、競争力に優れる新製品開発により社会課題の解決に貢献し、既存事業の拡大と新規事業の創出に努めています。 コンデンサ事業においては、特に車載・車両分野と情報通信分野の成長市場にフォーカスし、戦略的に事業基盤を強化、拡充します。車載関連機器向けには、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサおよびチップ形アルミ電解コンデンサの拡販に集中するとともに、xEV向けフィルムコンデンサでは、新規案件増加に伴う生産能力の拡大とさらなる新規案件獲得に努めます。情報通信向けでは、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサおよび大形アルミ電解コンデンサを中心に、AIサーバー市場の立ち上がりに対して受注拡大と生産体制の確立を図ります。これらを推進するための体制として、マザー工場制と販売統括制の強化によるワールドワイドでの一気通貫による事業運営に取り組んでまいります。 NECST事業では、カーボンニュートラル社会に向けて貢献する商品群のさらなる拡充とソリューションによる価値創造ビジネスの拡大を図ります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1955文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)経営方針 当社グループは、「価値ある製品を創造し、明るい未来社会づくりに貢献します。より良い地球環境の実現に努め、倫理的・社会的責任を果たすとともに、顧客・株主・従業員をはじめ全ての人々を大切に、企業価値の最大化を目指して、誠心誠意をもって「考働(※)」します。」を経営理念に掲げ、「モノづくりからコトづくり」「製造業から創造業への変革」の実践と、「品質、コスト、納期、サービス、技術」などあらゆる面で最上級を目指すトップノッチ経営を打ち出し、積極的な成長戦略を展開し、企業価値の向上を図ります。 ※考働:考えて働くという当社の造語 (2)中期的な成長戦略、経営環境と対処すべき課題 当社グループは、アルミ電解コンデンサ、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、小形リチウムイオン二次電池等の電子デバイスを主体としたコンデンサ事業と、家庭用/公共・産業用蓄電システム、EV・PHEV用急速充電器、V2Hシステムの環境関連製品、スイッチング電源、機能モジュール、研究・医療・産業用特殊電源等の回路製品を主力製品としたNECST事業を展開し、「エネルギー・環境・医療機器」、「自動車・車両関連機器」、「白物家電・産業用インバータ機器」、「情報通信機器」の4市場を重点分野と定め、高信頼性、高安全性、高機能性を追求し、競争力に優れる新製品開発により社会課題の解決に貢献し、既存事業の拡大と新規事業の創出に努めています。 コンデンサ事業においては、特に車載・車両分野と情報通信分野の成長市場にフォーカスし、戦略的に事業基盤を強化、拡充します。車載関連機器向けには、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサおよびチップ形アルミ電解コンデンサの拡販に集中するとともに、xEV向けフィルムコンデンサでは、新規案件増加に伴う生産能力の拡大とさらなる新規案件獲得に努めます。情報通信向けでは、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサおよび大形アルミ電解コンデンサを中心に、AIサーバー市場の立ち上がりに対して受注拡大と生産体制の確立を図ります。これらを推進するための体制として、マザー工場制と販売統括制の強化によるワールドワイドでの一気通貫による事業運営に取り組んでまいります。 NECST事業では、カーボンニュートラル社会に向けて貢献する商品群のさらなる拡充とソリューションによる価値創造ビジネスの拡大を図ります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約9180文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりです。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、世界情勢の不確実性に加えてエネルギー価格の高騰や金利上昇等による景気の下押しリスクが残るものの、雇用・所得環境の改善や、物価高対策を中心とする経済政策への期待感を背景に、緩やかな回復基調で推移しました。一方で、原材料価格の上昇や人手不足などにより、先行きは依然として不透明な状況が続きました。米国経済は、関税政策の影響による一部輸出関連の弱さが見られたものの、個人消費および雇用環境の底堅さにより、全体としては堅調に推移しました。中国経済は、内需の減速や不動産市場の低迷を背景に、景気低迷が続きました。欧州経済は、インフレ圧力の鈍化から緩やかな持ち直しの動きが見られましたが、地域間のばらつきが大きく、鉱工業分野を中心に総じて低調な推移となりました。 これらの結果、当連結会計年度の売上高は169,724百万円と前期比3.4%の減収となりました。また、利益につきましては、営業利益は6,456百万円と前期比24.1%の増益、経常利益は8,326百万円と前期比10.9%の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は6,310百万円と前期比7.4%の増益となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 (コンデンサ事業) コンデンサ事業における売上高は102,748百万円(前期比3.6%増)、セグメント営業利益は4,598百万円(前期比196.3%増)と増収増益となりました。 情報通信分野では、生成AIサーバーおよびデータセンター向け設備投資は一段と活発化しており、これを背景に当社においても導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサならびにAIサーバー電源用大形アルミ電解コンデンサの需要は拡大傾向となっています。当社は同分野を重点成長市場と位置づけ、開発から量産までのビジネスサイクルのスピードアップを含む供給体制の強化を継続し、市場拡大に対応してまいります。同様に、重点市場分野である車載関連機器向けにつきましては、ADAS(先進運転支援システム)および電動化ユニット向けに搭載される導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの需要が拡大基調を維持しています。当社は増産体制の整備を継続し、顧客要求に適切に対応してまいります。xEV向けフィルムコンデンサについては、上半期までの調整局面を脱し、新規取り組み案件の量産開始を含め、当下半期より回復へ転じました。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 Ⅰ 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結財務諸表計上額(注2) コンデンサ事業 NECST事業 売上高 外部顧客への売上高 99,168 76,583 175,751 175,751 セグメント間の内部売上高又は振替高 532 94 627 △ 627 99,700 76,677 176,378 △ 627 175,751 セグメント利益 1,551 3,648 5,200 5,203 セグメント資産 136,169 49,427 185,597 6,985 192,582 その他の項目 減価償却費 6,767 1,698 8,465 8,465 減損損失(注3) 1,820 1,820 1,820 持分法適用会社への投資額 3,806 3,806 3,806 有形固定資産および無形固定資産の増加額 9,153 1,976 11,129 11,129 (注)1 調整額は以下のとおりです。 (1)セグメント売上高の調整額は、セグメント間の取引消去等です。 (2)セグメント資産の調整額6,985百万円には、各報告セグメントに配分していないセグメント間消去△1,129百万円と全社資産8,115百万円が含まれています。全社資産は、主に本社管理部門などにかかる固定資産です。 2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。 3 連結損益計算書上、「事業構造改革費用」に含まれています。 Ⅱ 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注1) 連結財務諸表計上額(注2) コンデンサ事業 NECST事業 売上高 外部顧客への売上高 102,748 66,976 169,724 169,724 セグメント間の内部売上高又は振替高 805 805 △ 805 103,553 66,977 170,530 △ 805 169,724 セグメント利益 4,598 1,860 6,458 △ 2 6,456 セグメント資産 141,072 47,634 188,707 6,863 195,570 その他の項目 減価償却費 6,353 1,724 8,077 8,077 投資有価証券評価損 799 799 799 減損損失(注3) 957 957 957 持分法適用会社への投資額 3,927 3,927 3,927 有形固定資産および無形固定資産の増加額 6,001 1,566 7,568 7,568 (注)1 調整額は以下のとおりです。 (1)セグメント売上高の調整額は、セグメント間の取引消去等です。…