セイコーエプソン株式会社

証券コード: 6724 / 対象年度: 2022 / 提出日: 2022-06-29
業種 電気機器

現在、過去年度の有価証券報告書に基づく分析を表示しています。

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

セイコーエプソンは、独自のマイクロピエゾ技術やマイクロディスプレイ技術、精密メカトロニクス技術などを強みとし、プリンティングソリューションズ、ビジュアルコミュニケーション、マニュファクチャリング関連・ウエアラブルといった多岐にわたる分野で製品の開発、製造、販売、および付随するサービスの提供を行っている企業です。

主な事業領域

独自の技術を基盤としたプリンティングソリューションズ、ビジュアルコミュニケーション、マニュファクチャリング関連・ウエアラブルの3つの主要事業を展開。

主な製品・サービス

  • インクジェットプリンター
  • インクジェットプリントヘッド
  • POSシステム関連製品
  • ラベルプリンター
  • 液晶プロジェクター
  • スマートグラス
  • 産業用ロボット
  • 小型射出成形機
  • 水晶デバイス
  • 水晶発振器
  • 半導体
  • 金属粉末
  • 表面処理加工
  • PC

ビジネスモデル

独自の技術(マイクロピエゾ、マイクロディスプレイ、精密メカトロニクス等)を強みとして、製品の開発、製造、販売、および付随するサービスの提供により収益を得る。

セグメント・事業構成

1.プリンティングソリューションズ(オフィス・ホーム、商業・産業)、2.ビジュアルコミュニケーション(液晶プロジェクター、スマートグラス)、3.マニュファクチャリング関連・ウエアラブル(産業用ロボット、ウオッチ、水晶デバイス、半導体等)

戦略・方向性

「Epson 25 Renewed」に基づき、環境、DX、共創の3軸で取り組む。成長領域(プリンティング、生産システム等)への投資、成熟領域(ホーム、プロジェクション等)の効率化、新領域(センシング、環境ビジネス)の開拓を進める。

強みとして読み取れる点

  • 独自のマイクロピエゾ技術
  • マイクロディスプレイ技術
  • 精密メカトロニクス技術
  • 高精度なセンシング技術
  • 超微細・超精密加工技術

課題として読み取れる点

  • 世界的なサプライチェーンの混乱(部品不足、物流遅延)
  • インフレ圧力による金融政策の引き締め
  • 原材料・部品価格の高騰

確認ポイント

  • 成長領域への投資の成果
  • 新領域(センシング、環境ビジネス)の進捗
  • サプライチェーンの安定化とコスト管理

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・提供された本文に事業内容、セグメント、経営戦略、課題が詳細に記載されており、概要把握に十分な情報が含まれているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 1 / 5

有報ナビによる整理

プリンティングソリューションズ事業が売上収益の約7割を占めるため、同分野の需要変動や競合(低価格品へのシフト、他社技術との競合)による影響を受ける可能性がある。また、第三者による非純正インクカートリッジの流通、特定部品の仕入先集中、海外展開に伴う地政学的・規制リスク、為替変動(米ドル、ユーロ)、知的財産権の侵害や無効化、自然災害(長野県中部の地震)などのリスクがある。これに対し、同社はリスク管理体制の構築、特許・商標による保護、サプライヤーの複数確保、情報セキュリティ対策、BCP策定等の対応策を講じている。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 5 / 5

有報ナビによる整理

「Epson 25 Renewed」に基づき、独自の高度な技術力を基盤とした成長領域への資源集中と収益性重視の経営へ転換。強固な財務目標(ROIC/ROE)を掲げ、環境・DX・共創を通じた持続可能な社会の実現に向けた戦略が非常に明確。

成長方針

「省・小・精」の技術を基盤に、成長領域(オフィス・商業用プリンティング、プリントヘッド外販、生産システム)への資源集中。また、SDGs対応の環境ビジネスや新技術(センシング等)での新規事業開発を推進。

資本政策

ROIC、ROE、ROSを財務目標として設定し、過度な売上成長よりも収益性重視の経営へシフト。長期ビジョン『Epson 25 Renewed』に基づき、環境・DX・共創の3軸で価値創造を行う。

リスク対応方針

リスク管理体制を全社・事業・関係会社別に定義し、経営層が監視する体制を構築。サプライチェーンの混乱、為替変動、知的財産権侵害、サイバーセキュリティ等の主要リスクに対し、多角的な調達、ヘッジ取引、技術開発による差別化等で対応。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

セイコーエプソンは、独自の「省・小・精」技術を基盤に、インクジェットやマイクロディスプレイ等の強固なコア技術を維持しつつ、AI、デジタルプラットフォーム、環境ソリューションといった次世代の成長領域へ積極的に投資する戦略をとっています。特にカーボンマイナスや資源循環などの環境課題への対応を事業機会と捉え、研究開発および設備投資を強化しており、高い技術的競争優位性を維持しながら持続可能な社会に向けたイノベーションを推進しています。

設備投資の方向性

成長領域(オフィス・商業用プリンティング、プリントヘッド外販、生産システム)への重点的な投資と、環境技術およびデジタル基盤の強化に向けた設備・研究開発投資を推進。

研究開発・商品開発

「Epson 25 Renewed」に基づき、マイクロピエゾ、マイクロディスプレイ、センシング、ロボティクス等のコア技術に加え、AI、デジタルプラットフォーム、材料技術(ドライファイバー等)への重点的な投資を行い、環境負荷低減と生産性向上を両立するソリューション開発に注力。

投資・変化テーマ

  • マイクロピエゾ技術
  • マイクロディスプレイ
  • センシング技術
  • ロボティクス
  • AI・デジタル技術
  • ドライファイバーテクノロジー
  • 環境ソリューション

関連キーワード

  • インクジェット
  • 3LCD
  • 精密メカトロニクス
  • 高度なセンシング
  • ソフトウェアプラットフォーム
  • カーボンマイナス
  • 資源循環

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準IFRS 連結区分連結 対象期間2021-04-01 〜 2022-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2022-06-29

財務情報

業績

収益

1.13兆円
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収益
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営業利益

944.79億円
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971.62億円
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親会社帰属利益

922.88億円
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財政状態・流動性

総資産

1.27兆円
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資本

6,657.4億円
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親会社所有者帰属持分

6,656.28億円
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現金及び現金同等物

3,352.39億円
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キャッシュフロー

3区分

営業CF

+1,108.01億円
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-440.83億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
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different_value
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参考情報

別基準の参考値

主要指標とは別に掲載

経常利益

1,235.15億円
会計基準
日本基準
連結区分
単体
比較可能性
主要値とは直接比較できません

会計基準と連結区分が主要値と異なるため、直接比較できません。

根拠・定義
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経常利益又は経常損失
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確認事項

開示上の確認事項

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文書情報を確認
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2021-04-01 〜 2022-03-31
表示状況
表示可能
選定状況
一部項目未表示
raw presentation state
ready
raw selection status
partial

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約4418文字

3【事業の内容】 当社および当社の関係会社(以下「エプソン」という。)は、プリンティングソリューションズ事業、ビジュアルコミュニケーション事業およびマニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業などに係る各製品の開発、製造、販売およびこれらに付帯するサービスの提供を主な事業としております。 エプソンでは、事業部制による世界連結マネジメントのもと、開発活動については先行研究開発や製品開発を主に当社(本社研究開発部門および事業部研究開発部門)で行い、生産活動および販売活動については国内外の製造・販売関係会社を中心に展開しております。 各事業の内容と事業に携わる主要な関係会社は、次のとおりです。 なお、当連結会計年度より、長期ビジョン「Epson 25 Renewed」(2021年3月策定)に基づき報告セグメントの区分を変更し、「プリンティングソリューションズ事業」、「ビジュアルコミュニケーション事業」および「マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業」の3つを報告セグメントとしております。各報告セグメントは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 7.セグメント情報」に掲げるセグメントの区分と同一です。 (プリンティングソリューションズ事業セグメント) 当セグメントは、オフィス・ホームプリンティング事業、商業・産業プリンティング事業から構成されており、独自のマイクロピエゾ技術のほか、ドライファイバーテクノロジーなどの強みを生かし、各製品の開発、製造、販売およびこれらに付帯するサービスの提供を行っております。 各事業の主な内容は、次のとおりです。 <オフィス・ホームプリンティング事業> 当事業では、オフィス・ホーム向けのインクジェットプリンター、シリアルインパクトドットマトリクスプリンター、ページプリンター、カラーイメージスキャナー、乾式オフィス製紙機、およびこれらの消耗品などを取り扱っております。 <商業・産業プリンティング事業> 当事業では、商業・産業向けのインクジェットプリンター、インクジェットプリントヘッド、POSシステム関連製品、ラベルプリンター、およびこれらの消耗品などを取り扱っております。 なお、前記各事業に携わる主要な関係会社は、次のとおりです。 事業領域 主要製品等 主要な関係会社 製造会社 販売会社 オフィス・ホームプリンティング事業 オフィス・ホーム用インクジェットプリンター、シリアルインパクトドットマトリクスプリンター、ページプリンター、カラーイメージスキャナー、乾式オフィス製紙機、およびこれらの消耗品 等 東北エプソン㈱ 秋田エプソン㈱ Epson Portland Inc. Epson do Brasil Industria e Comercio Ltda. Epson Telford Ltd.…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約12549文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在における予想や一定の前提に基づくものであり、これらの記載は実際の結果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 エプソンは、創業当時からの独自の強みである「省・小・精の技術」を基盤として、自らの常識やビジョンを超えて果敢に挑戦しイノベーションを生むことにより、画期的なお客様価値を継続的に創造し、より良い社会の実現に「なくてはならない会社」として中心的な役割を果たすことを目指しています。 そして、以下の経営理念およびグローバルタグラインのもと、お客様の期待を超える価値の創出に向けて、全社員が価値観を共有のうえ総合力を発揮し自律的に行動することにより、目指す姿の実現に努めてまいります。 経営理念 お客様を大切に、地球を友に、 個性を尊重し、総合力を発揮して 世界の人々に信頼され、社会とともに発展する 開かれた、なくてはならない会社でありたい。 そして社員が自信を持ち、 常に創造し挑戦していることを誇りとしたい。 EXCEED YOUR VISION 私たちエプソン社員は、 常に自らの常識やビジョンを超えて挑戦し、 お客様に驚きや感動をもたらす 成果を生み出します。 (2)「ありたい姿」と長期ビジョン「Epson 25 Renewed」の考え方 エプソンは、将来にわたって追求する「ありたい姿」として設定した「持続可能でこころ豊かな社会の実現」に向け、2021年3月に長期ビジョンを見直し、「Epson 25 Renewed」を策定しました。 ①エプソンが将来にわたって追求する「ありたい姿」 現在、気候変動や新型コロナウイルスをはじめ、人類はさまざまな社会課題に直面しています。また、物質的、経済的な豊かさだけでなく、もっと精神的な豊かさ、文化的な豊かさ、そういったさまざまな豊かさを含めた「こころの豊かさ」こそが望まれる時代となったと考えています。そのためには、持続可能な社会であることが大前提になります。このような背景のもと、エプソンは、常に社会課題を起点として、その解決に向けて私たちに何ができるか、私たちの技術を使ってどう課題解決し、社会に貢献できるか、という発想でビジネスを展開していきます。これにより、今後、上述のエプソンが将来にわたって追求する「ありたい姿」の実現に取り組んでまいります。 ②「Epson 25 Renewed」ビジョンステートメント 「Epson 25 Renewed」のビジョンステートメントとして、『「省・小・精の技術」とデジタル技術で人・モノ・情報がつながる、持続可能でこころ豊かな社会を共創する』と定めています。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約12549文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在における予想や一定の前提に基づくものであり、これらの記載は実際の結果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 エプソンは、創業当時からの独自の強みである「省・小・精の技術」を基盤として、自らの常識やビジョンを超えて果敢に挑戦しイノベーションを生むことにより、画期的なお客様価値を継続的に創造し、より良い社会の実現に「なくてはならない会社」として中心的な役割を果たすことを目指しています。 そして、以下の経営理念およびグローバルタグラインのもと、お客様の期待を超える価値の創出に向けて、全社員が価値観を共有のうえ総合力を発揮し自律的に行動することにより、目指す姿の実現に努めてまいります。 経営理念 お客様を大切に、地球を友に、 個性を尊重し、総合力を発揮して 世界の人々に信頼され、社会とともに発展する 開かれた、なくてはならない会社でありたい。 そして社員が自信を持ち、 常に創造し挑戦していることを誇りとしたい。 EXCEED YOUR VISION 私たちエプソン社員は、 常に自らの常識やビジョンを超えて挑戦し、 お客様に驚きや感動をもたらす 成果を生み出します。 (2)「ありたい姿」と長期ビジョン「Epson 25 Renewed」の考え方 エプソンは、将来にわたって追求する「ありたい姿」として設定した「持続可能でこころ豊かな社会の実現」に向け、2021年3月に長期ビジョンを見直し、「Epson 25 Renewed」を策定しました。 ①エプソンが将来にわたって追求する「ありたい姿」 現在、気候変動や新型コロナウイルスをはじめ、人類はさまざまな社会課題に直面しています。また、物質的、経済的な豊かさだけでなく、もっと精神的な豊かさ、文化的な豊かさ、そういったさまざまな豊かさを含めた「こころの豊かさ」こそが望まれる時代となったと考えています。そのためには、持続可能な社会であることが大前提になります。このような背景のもと、エプソンは、常に社会課題を起点として、その解決に向けて私たちに何ができるか、私たちの技術を使ってどう課題解決し、社会に貢献できるか、という発想でビジネスを展開していきます。これにより、今後、上述のエプソンが将来にわたって追求する「ありたい姿」の実現に取り組んでまいります。 ②「Epson 25 Renewed」ビジョンステートメント 「Epson 25 Renewed」のビジョンステートメントとして、『「省・小・精の技術」とデジタル技術で人・モノ・情報がつながる、持続可能でこころ豊かな社会を共創する』と定めています。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約4239文字

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境を顧みますと、世界経済は多くの国でロックダウン解除による需要回復が進むなか、前年マイナス成長からの反動で高水準の経済成長となりました。但し、世界経済がコロナ禍から立ち直りつつある中、半導体を中心とした部品不足、物流遅延による世界的なサプライチェーンの混乱は継続・長期化しています。さらに、中国でのゼロコロナ政策(ロックダウン)やロシアのウクライナ侵攻により、今後もサプライチェーンの混乱は拡大・長期化するリスクが高まっている状況にあります。また、インフレ圧力の拡大・長期化により、多くの国で金融政策を引き締めに転じる等、世界経済の回復は減速となる見通しにありますので、今後の動向をさらに注視していきます。 当連結会計年度の米ドルおよびユーロの平均為替レートはそれぞれ112.37円および130.55円と前期に比べ、米ドルは6%の円安、ユーロは6%の円安に推移しました。また、中国や南米など新興国の通貨については円安に推移しました。 こうした経営環境の下、当連結会計年度の経営成績につきましては、以下のとおりとなりました。 (億円) 前連結 会計年度 当連結 会計年度 増減金額 増減率 主な増減理由 売上収益 9,959 11,289 1,329 13.4% [売上収益] プリンティングソリューションズ事業セグメント +887 ビジュアルコミュニケーション事業セグメント +175 マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業セグメント +265 [事業利益] プリンティングソリューションズ事業セグメント +2 ビジュアルコミュニケーション事業セグメント +140 マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業セグメント +177 売上原価 △6,435 △7,104 △668 売上総利益 3,523 4,184 660 18.8% 販売費及び 一般管理費 △2,907 △3,288 △380 事業利益(※) 616 896 279 45.4% その他の営業収益・ その他の営業費用 △139 48 188 為替差益等の増加 営業利益 476 944 468 98.3% 金融収益・金融費用 △28 25 53 為替差益等の増加 税引前利益 449 971 522 116.2% 法人所得税費用 △139 △48 90 繰延税金資産の積み増し等により費用減少 当期利益 309 923 613 197.8% 親会社の所有者に 帰属する当期利益 309 922 613 198.4% ※事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しています。 報告セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。…

セグメント関連

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(1) 報告セグメントの概要 エプソンの報告セグメントは、エプソンの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績の評価をするために定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定されております。 当連結会計年度より、管理体制の見直しによりセグメント区分方法を変更し、製品の種類、性質、販売市場等から総合的に区分されたセグメントから構成される「プリンティングソリューションズ事業」、「ビジュアルコミュニケーション事業」および「マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業」の3つを報告セグメントとしております。 前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメント区分に基づき作成しております。 なお、報告セグメントに属する主要な製品等は次のとおりであります。 報告セグメント 主要な製品等 プリンティングソリューションズ事業 オフィス・ホーム用インクジェットプリンター、シリアルインパクトドットマトリクスプリンター、ページプリンター、カラーイメージスキャナー、乾式オフィス製紙機、商業・産業用インクジェットプリンター、インクジェットプリントヘッド、POSシステム関連製品、ラベルプリンター、およびこれらの消耗品 等 ビジュアルコミュニケーション事業 液晶プロジェクター、スマートグラス 等 マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業 産業用ロボット、小型射出成形機、ウオッチ、ウオッチムーブメント、水晶デバイス、半導体、金属粉末、表面処理加工、PC 等 (2) セグメント収益および業績 エプソンの報告セグメントによる収益および業績は、以下のとおりであります。セグメント間の取引はおおむね市場実勢価格に基づいております。…

主要な顧客・販売先

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2.総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点によるエプソンの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在における予想や一定の前提に基づくものであり、これらの記載は実際の結果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 ①経営成績等 (財政状態) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に対して1,051億円増加し、1兆2,664億円となりました。これは主に、棚卸資産の増加520億円、現金及び現金同等物の増加312億円、繰延税金資産の増加109億円があったことなどによるものです。 負債合計は、前連結会計年度末に対して76億円減少し、6,006億円となりました。これは主に、仕入債務及びその他の債務が120億円増加した一方で、社債、借入金及びリース負債が227億円減少したことなどによるものです。 なお、親会社の所有者に帰属する持分合計は、前連結会計年度末に対して1,147億円増加し、6,656億円となりました。これは主に、親会社の所有者に帰属する当期利益922億円の計上、および在外営業活動体の換算差額を主因としたその他の包括利益439億円の計上があった一方で、配当金の支払い214億円があったことなどによるものです。 運転資本(流動資産から流動負債を差し引いた金額)は、前連結会計年度末と比較して683億円増加し、5,024億円となりました。 (経営成績) 経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりです。 (キャッシュ・フローの状況) キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 ②資金の源泉および流動性 当連結会計年度後1年間の設備投資計画金額は710億円であり、所要資金につきましては、内部資金によりまかなう予定です。セグメントごとの設備投資計画金額につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりです。なお、上記設備投資計画金額には、リースによる設備投資を含めております。 エプソンでは、設備投資等の事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用および金融機関からの借入と社債の発行により資金を調達しております。 有利子負債の当連結会計年度末残高は、社債の償還などにより前連結会計年度と比較して227億円減少し、2,431億円となりました。現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度と比較して312億円増加し、3,352億円となりました。手元流動性は十分に確保しております。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

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2【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主要なリスクは次のとおりです。これらのリスクについては、リスク要因になる可能性があると考えられる事項を記載していますが、すべてのリスクを網羅したものではなく、有価証券報告書提出日現在では想定していないリスクや重要性が低いと考えられるリスクも、今後、エプソンの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、エプソンは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避および発生した場合の対応に努める方針ですが、かかる施策などが成功する保証はなく、効果的に対応できない場合には、エプソンの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在においてエプソンが判断したものです。 (1)リスク管理体制 エプソンは、子会社を含むグループ全体のリスク管理の総括責任者を社長とし、グループ共通のリスク管理については本社主管部門が各事業部門および子会社と協働してグローバルに推進し、各事業固有のリスク管理については事業部長が担当事業に関する子会社を含めて推進する体制としています。また、リスク管理統括部門は、グループ全体のリスク管理全般をモニタリングおよび是正・調整し、リスク管理活動の実効性を確保しています。これらのリスク管理体制は、エプソングループリスク管理基本規程で定めています。 会社に著しい影響を与え得る重要なリスクについては、グループ経営に重大な影響を及ぼす可能性のあるリスクを「全社重要リスク」、事業オペレーションに重大な影響を及ぼす可能性のあるリスクを「事業重要リスク」、また子会社の経営に重大な影響を及ぼす可能性のあるリスクを「関係会社重要リスク」として特定し、それぞれ制御計画を立案・実行し、その進捗状況をモニタリングするとともに、制御活動の有効性について、「全社重要リスク」は四半期ごとに、「事業重要リスク」、「関係会社重要リスク」は半期ごとに評価し、必要に応じて制御計画の見直し、実効性の確保に努めています。また、社長はリスク管理に関する重要事項を四半期ごとに取締役会に報告しています。 (2)事業等のリスク ①プリンターの売上変動による経営成績などへの影響について 2022年3月期におけるプリンティングソリューションズ事業セグメントの売上収益7,799億円は、エプソンの連結売上収益1兆1,289億円の約7割を占めており、そのなかでもオフィス・ホーム市場向けのほか、商業・産業向けのインクジェットプリンターを中心とする各種プリンターと、これらの消耗品が売上収益および利益の多くを占めています。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

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5【研究開発活動】 エプソンは、創業当時からの独自の強みである「省・小・精の技術」に加え、デジタル技術により、人・モノ・情報がつながる、持続可能でこころ豊かな社会を共創することを目指しています。そのための経営基盤強化の取り組みのひとつとして研究開発活動を位置づけ、イノベーションを実現するための基盤技術、コア技術、製品技術の進化を推し進めています。なかでも今後は材料、AI、デジタル技術を特に強化していくこととし、成長領域や新領域を中心に、ものづくり基盤の強化に加え、新規事業創出や事業強化などのための技術基盤の構築のほか、各事業における製品の競争力向上などに本社開発部門および事業部開発部門が連携のうえ取り組んでいます。技術開発においては「共創」を重要なファクターとし、開発の初期段階となる試行錯誤のプロセスから多くの知見ある方々の参画により、検証をしっかり行いながら開発を進めていくという「開発のフロントローディング化」を進めていきます。これにより、課題を解決するサイクルを早く回して開発の質を高めることで、商品化・事業化までのスピードアップを図っていきます。 当連結会計年度の研究開発費総額は 460 億円であり、各セグメントの内訳は、プリンティングソリューションズ事業が 183 億円、ビジュアルコミュニケーション事業が 55 億円、マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業が 59 億円、その他および全社が161億円です。 各セグメントの主な開発成果は、次のとおりです。 (プリンティングソリューションズ事業セグメント) 商業・産業プリンティング事業においては、SureColorシリーズ初の6色機として、ポスター出力に適した大判インクジェットプリンター2機種を発売しました。「SC-T7750D」は鮮やかな赤を含むPOPポスターに適したレッドインク搭載B0プラス対応モデル、「SC-P8550D」は人肌など階調性重視の高品位ポスターに適したグレーインク搭載B0プラス対応モデルです。新エンジン搭載のPSユニット(※1)標準搭載で、透明・特色レイヤー、オーバープリント処理など特殊な加工を持つPDFファイル印刷に対しての印刷処理を速く正確に実現しました。両機種の本体は、奥行き50センチの薄い箱型形状で、設置面積を従来機から約25%削減(※2)しました。 捺染市場向けには、インクジェットデジタル捺染機Monna Lisa(モナリザ)シリーズの新商品として、「ML-64000」を発売しました。アパレルやファッション業界では環境負荷を考慮したサステナブルなファッションへの取り組みが急速に拡がっています。捺染市場においても、持続可能な社会の実現に向けて、環境負荷を軽減する生産工程の実現と作業負担の低減に貢献するデジタル捺染へのシフトが進んでいます。…

設備投資等の概要

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2【主要な設備の状況】 エプソンにおける主要な設備は、次のとおりです。 (1)提出会社 (2022年3月31日現在) 事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計 本社 (長野県諏訪市) 管理全般及びその他 その他設備 1,297 248 1,200 (42,353) [2,136] 124 2,870 448 新宿事業所(本店) (東京都新宿区) 管理全般及びその他 その他設備 3,436 (-) 41 3,477 215 松本南事業所 (長野県松本市) その他 その他設備 986 18 3,764 (179,759) [1,758] 137 4,906 571 広丘事業所 (長野県塩尻市) プリンティングソリューションズ その他 プリンター開発・設計及び部品生産設備 研究開発設備 48,533 20,255 6,921 (217,655) [14,413] 3,543 79,255 6,237 豊科事業所 (長野県安曇野市) ビジュアルコミュニケーション マニュファクチャリング関連・ウエアラブル 液晶プロジェクター、スマートグラス及びFA機器開発・設計設備 2,908 1,105 876 (75,912) [33,981] 1,066 5,957 1,659 諏訪南事業所 (長野県諏訪郡富士見町) プリンティングソリューションズ ビジュアルコミュニケーション その他 プリンター部品及び液晶パネル生産設備 研究開発設備 5,712 6,756 1,443 (113,082) [28,909] 361 14,274 902 千歳事業所 (北海道千歳市) ビジュアルコミュニケーション 液晶パネル生産設備 2,678 4,733 1,375 (160,528) 96 8,883 208 塩尻事業所 (長野県塩尻市) マニュファクチャリング関連・ウエアラブル ウオッチ開発・設計及び生産設備 1,281 233 1,078 (43,060) [6,066] 58 2,651 525 伊那事業所 (長野県上伊那郡箕輪町) マニュファクチャリング関連・ウエアラブル 水晶デバイス開発・設計設備 1,588 2,732 129 (39,943) [1,502] 187 4,638 496 富士見事業所 (長野県諏訪郡富士見町) マニュファクチャリング関連・ウエアラブル その他 半導体開発・設計設備 研究開発設備 5,911 2,201 1,996 (247,143) 1,105 11,215 821 酒田事業所 (山形県酒田市) マニュファクチャリング関連・ウエアラブル 半導体生産設備等 7,856 3,207 2,177 (538,828) 282 13,524…

その他の有報本文

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配当政策

抽出本文 / 原文長 約786文字

3【配当政策】 当社は、お客様価値の創造を通じて持続的な事業成長を実現し、収益性の向上と経営資源の効率化などにより安定的な資金創出に努め、成長戦略に基づく投資を最優先に行ったうえで、経営環境の変化などに耐え得る強固な財務構造の構築と積極的な利益還元に並行して取り組むことを配当政策の基本方針としています。 この方針にしたがい、当社の本業による利益を示す事業利益(日本基準の営業利益とほぼ同じ概念の利益)から法定実効税率相当額を控除した利益に基づき、中期的には連結配当性向40%程度を目標としたうえで、株価水準や資金の状況などを総合的に勘案し、必要に応じて機動的に自己株式の取得を行い、より積極的な株主還元を図っていきます。 当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会です。 当期の配当につきましては、当社の配当方針および安定的な配当の観点を踏まえ、1株当たり年間配当は62円とさせていただきました。 当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は、以下のとおりです。 決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 2021年10月29日 10,731 31 取締役会決議 2022年6月28日 10,731 31 定時株主総会決議 (注)1.2021年10月29日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金5百万円が含まれております。 2.2022年6月28日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金5百万円が含まれております。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約621文字

5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2022年3月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) プリンティングソリューションズ事業 52,842 ビジュアルコミュニケーション事業 9,473 マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業 11,269 報告セグメント計 73,584 その他 399 全社(共通) 3,659 合計 77,642 (注)1.従業員数は、就業人員数です。 2.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものです。 (2)提出会社の状況 2022年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 12,630 43.8 19.3 7,673 セグメントの名称 従業員数(人) プリンティングソリューションズ事業 5,890 ビジュアルコミュニケーション事業 1,505 マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業 2,122 報告セグメント計 9,517 その他 全社(共通) 3,113 合計 12,630 (注)1.従業員数は、就業人員数です。 2.平均年齢、平均勤続年数および平均年間給与は、提出会社の正規従業員を基に計算しております。 3.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。 4.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものです。

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約10808文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社のコーポレートガバナンスに関する基本的な考え方は次のとおりです。 ・株主の権利を尊重し、平等性を確保する。 ・株主、お客様、地域社会、ビジネスパートナー、従業員を含むさまざまなステークホルダーの利益を考慮し、それらステークホルダーと適切に協働する。 ・会社情報を適切に開示し、透明性を確保する。 ・取締役、執行役員および監査等特命役員は、その受託者責任を認識し、求められる役割・責務を果たす。 ・株主との間で建設的な対話を行う。 なお、当社は、経営理念に掲げられた目指す姿を実現し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るため、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を実現するコーポレートガバナンスの充実・強化に継続的に取り組んでおります。引き続き、監査等委員会設置会社のもと、取締役会の監督機能のさらなる向上、審議の一層の充実および経営の意思決定の迅速化を図り、コーポレートガバナンスの実効性をより一層高めてまいります。 ②企業統治の体制の概要およびその体制を採用する理由 当社は機関設計として監査等委員会設置会社を採用しており、取締役会、監査等委員会および会計監査人を設置しております。また、役員の指名・報酬などに係る任意の審議会を設置しております。 これは、経営の監視・監督機能の強化を図るとともに、取締役会における審議の一層の充実および経営陣による迅速な意思決定ができる体制を構築することにより、コーポレートガバナンスの実効性をより一層高めることを目的としております。 主な経営会議体およびその設置目的は、次のとおりです。 <取締役会> 取締役会は、株主からの委託を受け、効率的かつ実効的なコーポレートガバナンスを実現し、それを通じて、当社が社会的使命を果たし持続的な成長と中長期的な企業価値の最大化を図ることについて責任を負っております。取締役会は、当該責任を果たすため、経営全般に対する監督機能を発揮して経営の公正性・透明性を確保するとともに、経営計画および事業計画の策定ならびに一定金額以上の投資案件等、重要な業務執行の決定等を通じて、意思決定を行います。 取締役会は、後掲の「(2)役員の状況」に記載の社外取締役5名を含む10名の取締役で構成し、原則として毎月1回および必要に応じ随時開催しております。2021年度は13回開催され、出席率は、重本氏(※1)が87.5%、それ以外の取締役は100%となっております。なお、取締役会の議長については、非業務執行取締役である取締役会長が務めております。…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約569文字

4【経営上の重要な契約等】 相互技術援助契約 契約会社名 相手方の名称 国名 契約内容 契約期間 当社 HP Inc. アメリカ 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2018年3月28日から許諾特許の権利満了日まで 当社 International Business Machines Corporation アメリカ 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2006年4月1日から許諾特許の権利満了日まで 当社 Microsoft Corporation アメリカ 情報関連機器およびこれに用いるソフトウェアに関する特許実施権の許諾 2006年9月29日から許諾特許の権利満了日まで 当社 Eastman Kodak Company アメリカ 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2006年10月1日から許諾特許の権利満了日まで 当社 Xerox Corporation アメリカ 電子写真およびインクジェットプリンターに関する特許実施権の許諾 2008年3月31日から許諾特許の権利満了日まで 当社 キヤノン株式会社 日本 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2008年8月22日から許諾特許の権利満了日まで 当社 ブラザー工業株式会社 日本 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2018年6月28日から許諾特許の権利満了日まで

訴訟・重要な係争等

抽出本文 / 原文長 約103文字

2.重要な訴訟事件等 エプソンに関する重要な訴訟事件等については、「(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 39.偶発事象」に記載のとおりであります。 有価証券報告書(通常方式)_20220627174413

大株主の状況

抜粋表示 / 原文長 約1948文字

(6)【大株主の状況】 2022年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数(株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2-11-3 78,047,300 22.54 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 東京都中央区晴海1-8-12 25,447,000 7.35 三光起業株式会社 東京都中央区銀座5-6-1 20,000,000 5.77 セイコーホールディングス株式会社 東京都中央区銀座4-5-11 12,000,000 3.46 みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者株式会社日本カストディ銀行 東京都中央区晴海1-8-12 8,153,800 2.35 エプソングループ従業員持株会 長野県諏訪市大和3-3-5 7,421,350 2.14 城戸崎 美紀子 東京都港区 6,855,302 1.98 株式会社日本カストディ銀行(証券投資信託口) 東京都中央区晴海1-8-12 6,285,800 1.81 第一生命保険株式会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) 東京都千代田区有楽町1-13-1 (東京都中央区晴海1-8-12) 6,115,200 1.76 STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行) 1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171, U.S.A. (東京都港区港南2-15-1) 4,686,577 1.35 175,012,329 50.55 (注)1.当社は、自己株式53,445,399株を所有しておりますが、上記大株主の状況から除外しております(発行済株式総数に対する所有株式数の割合13.37%)。なお、自己株式には役員報酬BIP信託が所有する当社株式(170,607株)を含んでおりません。 2.みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行の所有株式は、株式会社みずほ銀行が退職給付信託の信託財産に拠出したものです。 3.野村證券株式会社およびその共同保有者から2021年5月12日付で関東財務局長に提出された変更報告書により、2021年4月30日現在でそれぞれ以下のとおり株式を保有している旨の報告を受けておりますが、当社として議決権行使基準日における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
S100OKHT 外部サイト(EDINET公式サイト)を開きます

技術情報

分析バージョン
2022
使用モデル
gemma4:12b

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