セイコーエプソン株式会社

証券コード: 6724 / 対象年度: 2020 / 提出日: 2020-06-26
業種 電気機器

現在、過去年度の有価証券報告書に基づく分析を表示しています。

このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

セイコーエプソンは、独自のマイクロピエゾ技術やマイクロディスプレイ技術、高精度センシング技術などを強みとし、プリンター、プロジェクター、ウオッチ、産業用ロボット、半導体などの多岐にわたる製品を展開するグローバル企業です。プリンティングソリューションズ、ビジュアルコミュニケーション、ウエアラブル・産業プロダクツの3つの主要事業を展開しています。

主な事業領域

独自の高度な技術を基盤に、プリンター、プロジェクター、ウオッチ、産業用ロボット、半導体などの製品開発・製造・販売および付随するサービスの提供。

主な製品・サービス

  • インクジェットプリンター
  • プロフェッショナルプリンター
  • 液晶プロジェクター
  • スマートグラス
  • ウオッチ
  • ウオッチムーブメント
  • 産業用ロボット
  • ICハンドラー
  • 水晶デバイス
  • 半導体
  • 金属粉末
  • 表面処理加工

ビジネスモデル

独自の技術(マイクロピエゾ、マイクロディスプレイ、高精度センシング等)を強みとした製品開発・製造・販売および付随するサービスの提供。事業部制による世界連結マネジメント体制。

セグメント・事業構成

1.プリンティングソリューションズ事業(プリンター、プロフェッショナルプリンティング、その他)、2.ビジュアルコミュニケーション事業(液晶プロジェクター、スマートグラス等)、3.ウエアラブル・産業プロダクツ事業(ウエアラブル機器、ロボティクスソリューションズ、マイクロデバイス事業他)

戦略・方向性

「Epson 25」ビジョンに基づき、独自の「省・小・精の技術」を基盤としたイノベーションの創出、DX、働き方改革、環境負荷低減の推進、および戦略分野への資源集中と効率的な費用執行による持続的成長の追求。

強みとして読み取れる点

  • 独自のマイクロピエゾ技術
  • ドライファイバーテクノロジー
  • 独自のマイクロディスプレイ技術
  • プロジェクション技術
  • 超微細・超精密加工技術
  • 高密度実装技術
  • 高精度センシング技術
  • 高度な精密メカトロルニクス技術

課題として読み取れる点

  • 新型コロナウイルスの影響による経済活動の縮小
  • 競争激化
  • 為替のマイナス影響
  • 特定の市場(プロジェクター、ウオッチ等)における厳しい状況や需要の変動

確認ポイント

  • 新型コロナウイルスの影響からの脱却と生産・販売活動の正常化
  • 戦略分野への資源集中と事業ポートフォリオの最適化
  • DX、働き方改革、環境負荷低減への取り組みの進捗

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、セグメント構成、強み、経営課題が本文中に詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 2 / 5

有報ナビによる整理

プリンター事業への高い依存度(売上約3分の2)による経営成績への影響、競合他社との技術・価格競争および新興技術の出現による優位性の喪失、第三者による安価な代替インクカートリッジの流通による純正品のシェア低下。海外展開に伴う地政学的リスクや為替変動(米ドル、ユーロ)、特定仕入先からの部品調達における供給不足、知的財産権の侵害または無効化、環境規制への不適合、製品の品質問題、および地震やサイバー攻撃等の外部要因による影響。これらに対し、知財管理部門への人員配置、複数仕入先からの調達、耐震構造強化、事業継続計画(BCP)、金融機関とのコミットメントライン契約等で対応する。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 5 / 5

有報ナビによる整理

独自の強みである「省・小・精」の技術を核とした4つのイノベーション領域にリソースを集中。インクジェットからビジネスモデル転換、ロボティクスを次世代の柱とする戦略が明確で、成長への意欲が高い。

成長方針

「Epson 25」ビジョンに基づく4つのイノベーション領域(インクジェット、ビジュアル、ウエアラブル、ロボティクス)への集中。特にロボティクスを主軸へ、大容量インクモデルによるビジネスモデル転換、プロジェクターのレーザー光源化、スマートグラス等の展開。

資本政策

成長投資(研究開発・設備投資)への優先的な資源配分と、安定した財務構造を維持しながらの株主還元。潤沢なキャッシュフロー創出に向けた効率的なオペレーションの推進。

リスク対応方針

独自のコア技術(マイクロピエゾ、マイクロディスプレイ等)のプラットフォーム化と高度な専門性による競争優位性の確保。為替リスクへのヘッジ、サプライチェーンの強靭化、環境・コンプライアンス対応の徹底。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

セイコーエプソンは、独自のマイクロピエゾやマイクロディスプレイ等のコア技術をプラットフォーム化し、複数の成長領域(インクジェット、プロジェクター、ロボティクス)へ戦略的に投資。特にロボティクス分野を将来の主軸として位置づけ、研究開発と設備投資を積極的に行っている。強固な知的財産権と安定した財務基盤を背景に、技術的優位性を維持しつつ、社会課題解決に向けた製品展開を加速させる方針。

設備投資の方向性

生産体制の強化、新製品への対応、および次世代技術(ロボティクス、センサー等)に向けた設備投資を継続。特にロボティクス分野を主軸事業と位置づけ、戦略的な資源配分を行っている。

研究開発・商品開発

「省・小・精」のコア技術(マイクロピエゾ、マイクロディスプレイ、センシング、ロボティクス)を共通基盤としてプラットフォーム化し、製品開発の効率化と新領域への展開を推進。インクジェット、プロジェクター、ロボット等の各分野で具体的な新製品投入と技術革新を継続。

投資・変化テーマ

  • インクジェット技術の高度化
  • マイクロディスプレイ・プロジェクター
  • ロボティクスソリューション
  • センサー技術
  • プラットフォーム化による開発効率向上

関連キーワード

  • マイクロピエゾ
  • 3LCD
  • 精密メカトロニクス
  • エコタンク
  • 高輝度レーザー光源
  • スマートグラス
  • ICハンドラー

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準IFRS 連結区分連結 対象期間2019-04-01 〜 2020-03-31 表示状況一部項目に確認事項あり

提出日: 2020-06-26

財務情報

業績

収益

1.04兆円
根拠・定義
正式ラベル
収益
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営業利益

394.79億円
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税引前利益

397.13億円
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親会社帰属利益

77.33億円
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財政状態・流動性

総資産

1.04兆円
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資本

5,060.37億円
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親会社所有者帰属持分

5,037.46億円
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現金及び現金同等物

要確認
1,962.62億円
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現金及び現金同等物
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review reason
サマリーと本表の値に精度差を超える相違があります

キャッシュフロー

3区分

営業CF

+1,023.24億円
根拠・定義
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投資CF

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-2.83億円
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財務項目の関係

資本項目の関係

異なる値・別Fact
根拠・定義
relation state
different_value
source relation key
different_value

参考情報

別基準の参考値

主要指標とは別に掲載

経常利益

-83.7億円
会計基準
日本基準
連結区分
単体
比較可能性
主要値とは直接比較できません

会計基準と連結区分が主要値と異なるため、直接比較できません。

根拠・定義
正式ラベル
経常利益又は経常損失
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確認事項

開示上の確認事項

  • 現金及び現金同等物 — サマリーと本表の値に精度差を超える相違があります
文書情報を確認
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S100IQ0W
framework
IFRS / ifrs
scope
連結 / consolidated
period
2019-04-01 〜 2020-03-31
表示状況
一部項目に確認事項あり
選定状況
一部項目に確認事項あり
raw presentation state
needs_review
raw selection status
needs_review

有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約4096文字

3【事業の内容】 当社および当社の関係会社(以下「エプソン」という。)は、プリンティングソリューションズ事業、ビジュアルコミュニケーション事業およびウエアラブル・産業プロダクツ事業などに係る各製品の開発、製造、販売およびこれらに付帯するサービスの提供を主な事業としております。 エプソンでは、事業部制による世界連結マネジメントのもと、開発活動については先行研究開発や製品開発を主に当社(本社研究開発部門および事業部研究開発部門)で行い、生産活動および販売活動については国内外の製造・販売関係会社を中心に展開しております。 各事業の内容と事業に携わる主要な関係会社は、次のとおりです。 なお、以下の4セグメントは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメントの区分と同一です。 (プリンティングソリューションズ事業セグメント) 当セグメントは、プリンター事業、プロフェッショナルプリンティング事業、その他から構成されており、独自のマイクロピエゾ技術 のほか、ドライファイバーテクノロジー などの強みを生かし、各製品の開発、製造、販売およびこれらに付帯するサービスの提供を行っております。 各事業の主な内容は、次のとおりです。 <プリンター事業> 当事業では、オフィス・ホーム向けのインクジェットプリンター、シリアルインパクトドットマトリクスプリンター、ページプリンター、カラーイメージスキャナー 、乾式オフィス製紙機 およびこれらの消耗品などを取り扱っております。 <プロフェッショナルプリンティング事業> 当事業では、 商業・産業向けの インクジェットプリンター、POSシステム関連製品、 インクジェットプリントヘッド およびこれらの消耗品などを取り扱っております。 <その他> その他では、国内市場において子会社を通じてPCなどの販売を行っております。 なお、前記各事業に携わる主要な関係会社は、次のとおりです。 事業領域 主要製品等 主要な関係会社 製造会社 販売会社 プリンター事業 オフィス・ホーム用 インクジェットプリンター、シリアルインパクトドットマトリクスプリンター、ページプリンター、カラーイメージスキャナー、乾式オフィス製紙機およびこれらの消耗品 等 東北エプソン㈱ 秋田エプソン㈱ Epson Portland Inc. Epson Telford Ltd. Fratelli Robustelli S.r.l. Tianjin Epson Co., Ltd. Epson Engineering (Shenzhen) Ltd. PT. Epson Batam PT. Indonesia Epson Industry Epson Precision (Philippines), Inc.…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約4548文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在における予想や一定の前提に基づくものであり、これらの記載は実際の結果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 エプソンは、創業当時からの独自の強みである「省・小・精の技術」を基盤として、自らの常識やビジョンを超えて果敢に挑戦しイノベーションを生むことにより、画期的なお客様価値を継続的に創造し、より良い社会の実現に「なくてはならない会社」として中心的な役割を果たすことを目指しています。 そして、以下の経営理念およびグローバルタグラインのもと、お客様の期待を超える価値の創出に向けて、全社員が価値観を共有のうえ総合力を発揮し自律的に行動することにより、目指す姿の実現に努めてまいります。 経営理念 お客様を大切に、地球を友に、 個性を尊重し、総合力を発揮して 世界の人々に信頼され、社会とともに発展する 開かれた、なくてはならない会社でありたい。 そして社員が自信を持ち、 常に創造し挑戦していることを誇りとしたい。 EXCEED YOUR VISION 私たちエプソン社員は、 常に自らの常識やビジョンを超えて挑戦し、 お客様に驚きや感動をもたらす 成果を生み出します。 (2)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 エプソンは、将来の目指す姿を示した長期ビジョン「Epson 25」(以下「Epson 25」という。)の実現に向 けて、2019年度を初年度とする3カ年の中期経営計画「Epson 25 第2期中期経営計画(2019年度~2021年 度)」(以下「第2期中期計画」という。)を2019年3月に策定しました。 第2期中期計画の初年度である2019年度を振り返ると、米中貿易摩擦影響による世界経済の停滞やユーロ・新興国通貨を中心とした円高進行などの厳しい外部環境により、売上収益は前期比減収となるとともに、事業利益もメリハリのある固定費削減に努めたものの、前期比減益となりました。このような状況のもと、将来成長に向けた戦略の進捗としては、国内スタートアップ企業などとの協業・オープンイノベーションの推進、商品ポートフォリオ見直しおよび経営資源の戦略分野への集中に取り組みました。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約4548文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在における予想や一定の前提に基づくものであり、これらの記載は実際の結果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 エプソンは、創業当時からの独自の強みである「省・小・精の技術」を基盤として、自らの常識やビジョンを超えて果敢に挑戦しイノベーションを生むことにより、画期的なお客様価値を継続的に創造し、より良い社会の実現に「なくてはならない会社」として中心的な役割を果たすことを目指しています。 そして、以下の経営理念およびグローバルタグラインのもと、お客様の期待を超える価値の創出に向けて、全社員が価値観を共有のうえ総合力を発揮し自律的に行動することにより、目指す姿の実現に努めてまいります。 経営理念 お客様を大切に、地球を友に、 個性を尊重し、総合力を発揮して 世界の人々に信頼され、社会とともに発展する 開かれた、なくてはならない会社でありたい。 そして社員が自信を持ち、 常に創造し挑戦していることを誇りとしたい。 EXCEED YOUR VISION 私たちエプソン社員は、 常に自らの常識やビジョンを超えて挑戦し、 お客様に驚きや感動をもたらす 成果を生み出します。 (2)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題 エプソンは、将来の目指す姿を示した長期ビジョン「Epson 25」(以下「Epson 25」という。)の実現に向 けて、2019年度を初年度とする3カ年の中期経営計画「Epson 25 第2期中期経営計画(2019年度~2021年 度)」(以下「第2期中期計画」という。)を2019年3月に策定しました。 第2期中期計画の初年度である2019年度を振り返ると、米中貿易摩擦影響による世界経済の停滞やユーロ・新興国通貨を中心とした円高進行などの厳しい外部環境により、売上収益は前期比減収となるとともに、事業利益もメリハリのある固定費削減に努めたものの、前期比減益となりました。このような状況のもと、将来成長に向けた戦略の進捗としては、国内スタートアップ企業などとの協業・オープンイノベーションの推進、商品ポートフォリオ見直しおよび経営資源の戦略分野への集中に取り組みました。…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約4198文字

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度における経済環境を顧みますと、第3四半期までの景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、年度末に向けて新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、急速な減速となりました。また、今後についても、さらに新型コロナウイルスの感染者数・エリアが拡大し、急速な景気減速が継続することが懸念されます。地域別に見ますと、年度末に向けて新型コロナウイルスの影響により、経済活動の大幅な縮小が生じたことなどから、日米欧および新興国において急速に減速し、さらに中国では第4四半期でマイナス成長に転じました。 当連結会計年度の米ドルおよびユーロの平均為替レートはそれぞれ108.74円および120.85円と前期に比べ、米ドルは2%の円高、ユーロは6%の円高に推移しました。また、中国や南米など新興国の通貨についても円高に推移しました。 こうした経営環境の下、当連結会計年度の経営成績につきましては、以下のとおりとなりました。 (億円) 前連結 会計年度 当連結 会計年度 増減金額 増減率 主な増減理由 売上収益 10,896 10,436 △460 △4.2 % [売上収益] プリンティングソリューションズ事業セグメント △150 ビジュアルコミュニケーション事業セグメント △199 ウエアラブル・産業プロダクツ事業セグメント △104 [事業利益] プリンティングソリューションズ事業セグメント △1 88 ビジュアルコミュニケーション事業セグメント △76 ウエアラブル・産業プロダクツ事業セグメント △36 売上原価 △6,770 △6,816 △45 売上総利益 4,126 3,620 △506 △12.3 % 販売費及び 一般管理費 △3,421 △3,211 209 事業利益(※) 704 408 △296 △42.0 % その他の営業収益・ その他の営業費用 △13 △22 受取保険金の増加の一方、遊休不動産の売却益の減少および為替差損の増加等により減少 営業利益 713 394 △318 △44.7 % 金融収益・金融費用 △4 為替差益等の減少 税引前利益 720 397 △323 △44.9 % 法人所得税費用 △179 △318 △138 繰延税金資産の取崩し等による増加 当期利益 540 78 △462 △85.5 % 親会社の所有者に 帰属する当期利益 537 77 △459 △85.6 % ※事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しています。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。 (プリンティングソリューションズ事業セグメント) プリンター事業の売上収益は減少となりました。…

セグメント関連

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(1) 報告セグメントの概要 エプソンの報告セグメントは、エプソンの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定および業績の評価をするために定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定されております。 エプソンは、製品の種類、性質、販売市場等から総合的に区分されたセグメントから構成される「プリンティングソリューションズ事業」、「ビジュアルコミュニケーション事業」および「ウエアラブル・産業プロダクツ事業」の3つを報告セグメントとしております。 なお、報告セグメントに属する主要な製品等は次のとおりであります。 報告セグメント 主要な製品等 プリンティングソリューションズ事業 オフィス・ホーム用インクジェットプリンター、シリアルインパクトドットマトリクスプリンター、ページプリンター、カラーイメージスキャナー、乾式オフィス製紙機、商業・産業用インクジェットプリンター、POSシステム関連製品、インクジェットプリントヘッドおよびこれらの消耗品、PC 等 ビジュアルコミュニケーション事業 液晶プロジェクター、スマートグラス 等 ウエアラブル・産業プロダクツ事業 ウオッチ、ウオッチムーブメント、産業用ロボット、ICハンドラー、水晶デバイス、半導体、金属粉末、表面処理加工 等 (2) セグメント収益および業績 エプソンの報告セグメントによる収益および業績は、以下のとおりであります。セグメント間の取引はおおむね市場実勢価格に基づいております。 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注2) 調整額 (注3) 連結 プリンティングソリューションズ事業 ビジュアルコミュニケーション事業 ウエアラブル・産業プロダクツ事業 売上収益 外部収益 722,958 203,305 154,074 1,080,337 187 9,151 1,089,676 セグメント間収益 721 9,336 10,061 762 △ 10,824 収益合計 723,679 203,309 163,410 1,090,399 950 △ 1,672 1,089,676 セグメント損益 (事業利益)(注1) 94,554 21,232 5,508 121,296 △ 541 △ 50,256 70,498 その他の営業損益 856 営業利益 71,355 金融収益及び金融費用 585 持分法による投資利益 99 税引前利益 72,040 その他の項目 報告セグメント その他 (注2) 調整額 (注4) 連結 プリンティングソリューションズ事業 ビジュアルコミュニケーション事業 ウエアラブル・産業プロダクツ事業 減価償却費及び償却費 △ 30,653 △ 9,871 △ 9,198 △ 4…

主要な顧客・販売先

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3.総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点によるエプソンの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。 なお、 文中の将来に関する事項については、当連結会計年度末現在における予想や一定の前提に基づくものであり、これらの記載は実際の結果と異なる可能性があるとともに、その達成を保証するものではありません。 ① 経営成績等 (財政 状態 ) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に対して25億円増加し、1兆409億円となりました。これは主に、棚卸資産の減少173億円や売上債権及びその他の債権が153億円減少した一方で、会計方針の変更(新リース会計基準の適用)などによる有形固定資産の増加385億円があったことなどによるものです。 負債合計は、前連結会計年度末に対して392億円増加し、5,348億円となりました。これは主に、仕入債務及びその他の債務の減少193億円やその他の流動負債の減少50億円があった一方で、会計方針の変更(新リース会計基準の適用)や社債の発行などにより社債、借入金及びリース負債の増加673億円があったことなどによるものです。 なお、親会社の所有者に帰属する持分合計は、前連結会計年度末に対して364億円減少し5,037億円となりました。これは主に、配当金の支払216億円や円高進行にともなう在外営業活動体の換算差額の減少を主因とするその他の資本の構成要素の減少129億円があったことなどによるものです。 運転資本(流動資産から流動負債を差し引いた金額)は、前連結会計年度末と比較して124億円増加し、3,375億円となりました。 また、新型コロナウイルスの影響は不透明な状況ですが、当社の財政状態は健全性を保っていることに加え、資金についても十分な手当てが出来ています。 (経営成績) 経営成績につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりです。 (キャッシュ・フローの状況) キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。 ②資金の源泉および流動性 エプソンでは、設備投資等の事業活動に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用および金融機関からの借入と社債の発行により資金を調達しております。 有利子負債の当連結会計年度末残高は、会計方針の変更(新リース会計基準の適用)や社債の発行などにより、前連結会計年度と比較して673億円増加し、2,096億円となりました。現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度と比較して210億円増加し、1,962億円となりました。手元流動性は十分に確保しております。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

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2【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況などに関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主要なリスクは次のとおりです。これらのリスクについては、リスク要因になる可能性があると考えられる事項を記載していますが、すべてのリスクを網羅したものではなく、有価証券報告書提出日現在では想定していないリスクや重要性が低いと考えられるリスクも、今後、エプソンの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、エプソンは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避および発生した場合の対応に努める方針ですが、かかる施策などが成功する保証はなく、効果的に対応できない場合には、エプソンの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在においてエプソンが判断したものです。 (1)プリンターの売上変動による経営成績などへの影響について 2020年3月期におけるプリンティングソリューションズ事業セグメントの売上収益7,086億円は、エプソンの連結売上収益1兆436億円の約3分の2を占めており、そのなかでもホーム市場向けのほか、オフィス市場向けや商業・産業向けのインクジェットプリンターを中心とする各種プリンターと、これらの消耗品が売上収益および利益の多くを占めています。したがって、これらのプリンターおよび消耗品の売上収益が変動した場合には、エプソンの経営成績などに重大な影響を及ぼす可能性があります。 (2)他社との競合について (販売における影響) エプソンの主力製品であるプリンターやプロジェクターをはじめとする製品全般について、他社との競合の激化により、販売価格の低下や低価格品への需要のシフトおよび販売数量の減少などの影響を受けることがあります。 エプソンでは、これらの状況に対して、各市場での顧客ニーズに対応した製品や高付加価値製品およびサービスの提供に取り組むとともに、設計・開発の効率化やコストダウンなどにより製造コストの削減に努め、かかる販売価格の低下や低価格品への需要のシフトおよび販売数量の減少などに対処していく方針です。 しかしながら、今後、これらの施策が成功する保証はなく、エプソンがかかる販売価格の低下などに効果的に対応できない場合には、エプソンの経営成績などに影響を及ぼす可能性があります。 (テクノロジーにおける影響) エプソンの販売する一部の製品については、他社のテクノロジーと競合しており、例えば、次のような事例があります。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

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5【研究開発活動】 エプソンは、創業当時からの独自の強みである「省・小・精の技術」を源泉とする「マイクロピエゾ」「マイクロディスプレイ」「センシング」「ロボティクス」のコア技術を徹底的に極め、これらをあらゆるお客様に提供できるように共通化(プラットフォーム化)し、お客様の期待を超える価値ある製品・サービスを創り出すことを目指して研究開発活動を行っています。 この基本方針のもと、将来に向けたコア技術・デバイスの開発やものづくり基盤の強化に加え、新規事業創出や事業強化などのための技術基盤の構築のほか、各事業における製品の競争力向上などに本社開発部門および事業部開発部門が連携のうえ取り組んでいます。 当連結会計年度の研究開発費総額は 492 億円であり、各セグメントの内訳は、プリンティングソリューションズ事業が 175 億円、ビジュアルコミュニケーション事業が 102 億円、ウエアラブル・産業プロダクツ事業が 50 億円、その他および全社が164億円です。 各セグメントの主な開発成果は、次のとおりです。 (プリンティングソリューションズ事業セグメント) プリンター事業においては、家庭用インクジェットプリンターの新製品として、本体に大容量インクタンクを搭載した「エコタンク搭載モデル」を発売しました。本製品は、インクタンクがプリントヘッドに搭載されているオンキャリッジ式で、コンパクトデザインを実現し、手が汚れにくい「挿すだけ満タン」インク方式の採用により、インクの充填も簡単に行えます。インク残量の有無は本体前面のLEDで表示し、インク残量がある場合は白色で点灯、なくなった場合は点滅でお知らせします。常時消灯も可能であり、液晶パネルからもインク残量の確認ができます。 「エプソンのスマートチャージ」にプリントからフィニッシングまで進化した<LX>シリーズ3モデル、省スペース化と機能も進化した<PX>3シリーズ3モデルの計6モデルを発売しました。<LX>シリーズは、PrecisionCore ラインヘッドを搭載し、従来の100、75枚/分(※1)に加えて、60枚/分(※1)を新たに追加し、中速から高速機までラインアップを強化しました。本製品は、両面印刷など印刷パターンや用紙サイズに依存せずにそのスピードを実現します。ファーストコピータイム(※2)も「LX-10050MFシリーズ」で約4.9秒と高速であり、1枚目から大量印刷まであらゆるプリントシーンに高速で応えます。また、<PX>シリーズは、ファーストプリント(※3)は5.5秒とカウンター業務でもお客様をお待たせしないスピードです。加えて、本体に搭載した温湿度センサーにより、最適な乾燥時間を検出できるため、スピーディーに両面印刷を行なえます。…

設備投資等の概要

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2【主要な設備の状況】 エプソンにおける主要な設備は、次のとおりです。 (1)提出会社 (2020年3月31日現在) 事業所名(所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積㎡) その他 合計 本社 (長野県諏訪市) 管理全般及びその他 その他設備 1,388 253 1,201 (42,384) [2,136] 81 2,925 444 本店 (東京都新宿区) 管理全般及びその他 その他設備 6,878 15 ( - ) 74 6,969 92 松本南事業所 (長野県松本市) その他 その他設備 1,199 32 3,764 (179,759) [1,758] 177 5,174 594 広丘事業所 (長野県塩尻市) プリンティングソリューションズ その他 プリンター開発・設計及び部品生産設備 研究開発設備 52,485 24,489 6,895 (216,780) [12,177] 3,749 87,619 6,141 豊科事業所 (長野県安曇野市) ビジュアルコミュニケーション ウエアラブル・産業プロダクツ 液晶プロジェクター、スマートグラス及び FA機器 開発・設計設備 3,189 1,462 776 (75,912) [33,982] 1,496 6,924 1,649 諏訪南事業所 (長野県諏訪郡富士見町) プリンティングソリューションズ ビジュアルコミュニケーション その他 プリンター部品及び液晶パネル生産設備 研究開発設備 6,260 11,709 1,443 (113,082) [28,909] 558 19,972 1,027 千歳事業所 (北海道千歳市) ビジュアルコミュニケーション 液晶パネル生産設備 3,131 6,155 1,375 (160,529) 166 10,828 239 伊那事業所 (長野県上伊那郡箕輪町) ウエアラブル・産業プロダクツ 水晶デバイス開発・設計設備 1,683 1,897 130 (39,943) [1,503] 132 3,843 482 富士見事業所 (長野県諏訪郡富士見町) ウエアラブル・産業プロダクツ その他 半導体開発・設計設備 研究開発設備 6,312 2,951 1,996 (247,143) 772 12,032 714 酒田事業所 (山形県酒田市) ウエアラブル・産業プロダクツ 半導体生産設備等 8,362 4,720 2,177 (538,829) 507 15,767 23 日野事業所 (東京都日野市) ウエアラブル・産業プロダクツ その他設備 2,108 3,221 (15,681) 38 5,369 235 塩尻事業所 (長野県塩尻市) ウエアラブル・産業プロダクツ ウオッチ開発・設計及び生産設備…

その他の有報本文

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配当政策

抽出本文 / 原文長 約787文字

3【配当政策】 当社は、お客様価値の創造を通じて持続的な事業成長を実現し、収益性の向上と経営資源の効率化などにより安定的な資金創出に努め、成長戦略に基づく投資を最優先に行ったうえで、経営環境の変化などに耐え得る強固な財務構造の構築と積極的な利益還元に並行して取り組むことを配当政策の基本方針としています。 この方針にしたがい、当社の本業による利益を示す事業利益(日本基準の営業利益とほぼ同じ概念の利益)から法定実効税率相当額を控除した利益に基づき、中期的には連結配当性向40%程度を目標としたうえで、株価水準や資金の状況などを総合的に勘案し、必要に応じて機動的に自己株式の取得を行い、より積極的な株主還元を図っていきます。 当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会です。 当期の配当につきましては、当社の配当方針および安定的な配当の観点を踏まえ、1株当たり年間配当は62円 とさせていただきました。 当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は、以下のとおりです。 決議年月日 配当金の総額(百万円) 1株当たり配当額(円) 2019年10月30日 10,731 31 取締役会決議 2020年6月25日 10,731 31 定時株主総会決議 (注)1.2019年10月30日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金4百万円が含まれております。 2.2020年6月25日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬BIP信託が所有する当社株式に対する配当金8百万円が含まれております。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約729文字

5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 2020年3月31日現在 セグメントの名称 従業員数(人) プリンティングソリューションズ事業 48,875 ビジュアルコミュニケーション事業 10,455 ウエアラブル・産業プロダクツ事業 12,345 報告セグメント計 71,675 その他 403 全社(共通) 3,530 合計 75,608 (注)1.従業員数は、就業人員数です。 2.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものです。 (2)提出会社の状況 2020年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 12,813 43.6 19.2 7,475 セグメントの名称 従業員数(人) プリンティングソリューションズ事業 5,764 ビジュアルコミュニケーション事業 1,928 ウエアラブル・産業プロダクツ事業 2,082 報告セグメント計 9,774 その他 全社(共通) 3,039 合計 12,813 (注)1.従業員数は、就業人員数です。 2.平均年齢、平均勤続年数および平均年間給与は、提出会社の正規従業員をもとに計算しております。 3.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。 4.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものです。 (3)労働組合の状況 当社および一部の連結子会社において労働組合が組織されております。 当社および一部の連結子会社における労使関係は良好であり、特に記載すべき事項はありません。 有価証券報告書(通常方式)_20200624120942

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約10190文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社のコーポレートガバナンスに関する基本的な考え方は次のとおりです。 ・株主の権利を尊重し、平等性を確保する。 ・株主、お客様、地域社会、ビジネスパートナー、従業員を含む様々なステークホルダーの利益を考慮し、それらステークホルダーと適切に協働する。 ・会社情報を適切に開示し、透明性を確保する。 ・取締役、執行役員および監査等特命役員は、その受託者責任を認識し、求められる役割・責務を果たす。 ・株主との間で建設的な対話を行う。 なお、当社は、経営理念に掲げられた目指す姿を実現し、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るため、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を実現するコーポレートガバナンスの充実・強化に継続的に取り組んでおります。 引き続き、監査等委員会設置会社のもと、取締役会の監督機能のさらなる向上、審議の一層の充実および経営の意思決定の迅速化を図り、コーポレートガバナンスの実効性をより一層高めてまいります。 ②企業統治の体制の概要およびその体制を採用する理由 当社は機関設計として監査等委員会設置会社を採用しており、取締役会、監査等委員会および会計監査人を設置しております。また、役員の指名・報酬などに係る任意の諮問委員会を設置しております。 これは、経営の監視・監督機能の強化を図るとともに、取締役会における審議の一層の充実および経営陣による 迅速な意思決定ができる体制を構築することにより、コーポレートガバナンスの実効性をより一層高めることを目的としております。 主な経営会議体およびその設置目的は、次のとおりです。 <取締役会> 取締役会は、株主からの委託を受け、効率的かつ実効的なコーポレートガバナンスを実現し、それを通じて、当社が社会的使命を果たし持続的な成長と中長期的な企業価値の最大化を図ることについて責任を負っております。取締役会は、当該責任を果たすため、経営全般に対する監督機能を発揮して経営の公正性・透明性を確保するとともに、経営計画および事業計画の策定ならびに一定金額以上の投資案件等、重要な業務執行の決定等を通じて、意思決定を行います。 取締役会は、 後掲の「(2)役員の状況」に記載の 社外取締役5名を含む12名の取締役で構成し、原則として毎月1回および必要に応じ随時開催しております。2019年度は13回開催され、出席率は、松永取締役が92.3%、それ以外の取締役は100%となっております。なお、取締役会の議長については、取締役会規則により、取締役会長が務めております。…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約569文字

4【経営上の重要な契約等】 相互技術援助契約 契約会社名 相手方の名称 国名 契約内容 契約期間 当社 HP Inc. アメリカ 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2018年3月28日から許諾特許の権利満了日まで 当社 International Business Machines Corporation アメリカ 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2006年4月1日から許諾特許の権利満了日まで 当社 Microsoft Corporation アメリカ 情報関連機器およびこれに用いるソフトウェアに関する特許実施権の許諾 2006年9月29日から許諾特許の権利満了日まで 当社 Eastman Kodak Company アメリカ 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2006年10月1日から許諾特許の権利満了日まで 当社 Xerox Corporation アメリカ 電子写真およびインクジェットプリンターに関する特許実施権の許諾 2008年3月31日から許諾特許の権利満了日まで 当社 キヤノン株式会社 日本 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2008年8月22日から許諾特許の権利満了日まで 当社 ブラザー工業株式会社 日本 情報関連機器に関する特許実施権の許諾 2018年6月28日から許諾特許の権利満了日まで

訴訟・重要な係争等

抽出本文 / 原文長 約103文字

2.重要な訴訟事件等 エプソンに関する重要な訴訟事件等については、「(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 37.偶発事象」に記載のとおりであります。 有価証券報告書(通常方式)_20200624120942

大株主の状況

抜粋表示 / 原文長 約2064文字

(6)【大株主の状況】 2020年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数(株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2-11-3 54,424,400 15.72 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 東京都中央区晴海1-8-11 24,647,100 7.11 三光起業株式会社 東京都中央区銀座5-6-1 20,000,000 5.77 セイコーホールディングス株式会社 東京都中央区銀座4-5-11 12,000,000 3.46 第一生命保険株式会社 (常任代理人 資産管理サービス信託銀行株式会社) 東京都千代田区有楽町1-13-1 (東京都中央区晴海1-8-12 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーZ棟) 8,736,000 2.52 みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者資産管理サービス信託銀行株式会社 東京都中央区晴海1-8-12 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーZ棟 8,153,800 2.35 資産管理サービス信託銀行株式会社(証券投資信託口) 東京都中央区晴海1-8-12 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーZ棟 7,510,400 2.16 エプソングループ従業員持株会 長野県諏訪市大和3-3-5 7,309,864 2.11 城戸崎 美紀子 東京都渋谷区 6,855,302 1.98 服部 美奈子 東京都千代田区 6,855,302 1.98 156,492,168 45.20 (注)1.当社は、自己株式53,444,053株を所有しておりますが、上記大株主の状況から除外しております(発行済株式総数に対する所有株式数の割合13.37%)。なお、自己株式には役員報酬BIP信託が所有する当社株式(259,468株)を含んでおりません。 2.みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 資産管理サービス信託銀行株式会社の所有株式は、株式会社みずほ銀行が退職給付信託の信託財産に拠出したものです。 3.株式会社みずほ銀行 およびその共同保有者から2019年10月7日付で関東財務局長に提出された変更報告書により、2019年9月30日現在でそれぞれ以下のとおり株式を保有している旨の報告を受けておりますが、当社として議決権行使基準日における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。 氏名又は名称 住所 保有株券等の数 (株) 株券等保有割合 (%) 株式会社みずほ銀行 東京都千代田区大手町1-5-5 12,172,000 3.05 みずほ証券株式会社 東京都千代田区大手町1-5-1 1,138,600 0.…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
S100IQ0W 外部サイト(EDINET公式サイト)を開きます

技術情報

分析バージョン
2020
使用モデル
gemma4:12b

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