事業の内容
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/ 原文長 約1491文字
(1) 結合当事企業の名称及び事業の内容(2020年3月期) 吸収合併存続会社 吸収合併消滅会社 吸収合併消滅会社 名称 新晃工業㈱ 新晃空調工業㈱ 三井鉄工㈱ 事業の内容 空調機器の製作、販売、空調工事の請負施工及び建築用資材の製造、販売 空調機器、冷却塔及び関連製品の製作、建築用資材の製造 空調機器及び関連製品の製作、住宅関連機器の製造 売上高(百万円) 25,702 11,461 428 純資産(百万円) 37,224 2,877 325 従業員数(名) 294 322 33 (2) 企業結合日 2020年4月1日 (3) 企業結合の法的形式 当社を吸収合併存続会社、新晃空調工業㈱及び三井鉄工㈱を吸収合併消滅会社とする吸収合併 (4) 結合後企業の名称 新晃工業㈱ (5) その他取引の概要に関する事項 主に空調機等の販売事業を担う当社、製造事業を担う新晃空調工業㈱及び三井鉄工㈱を製販一体の組織に統合することによって、更なる事業効率の向上及び事業基盤の強化を図るものであります。 2 会計処理の概要 「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成31年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成31年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。 なお、これにより、翌事業年度において抱合せ株式消滅差益として2,126百万円を特別利益に計上いたします。 固定資産の取得 当社は、2020年6月18日開催の取締役会において、次のとおり新工場を建設するための固定資産を取得することについて、決議いたしました。 1 取得の理由 当社は、今後の事業環境変化への適応を目的として、空調機の生産を次世代型に進化させることを目指す「SIMA(SINKO Innovative Manufacturing of AHU)」プロジェクトを進めております。これは、当社が有する空調機の設計・生産に関する各種ノウハウをデジタル化することにより、各業務を新しいかたちで融合させる革新的な空調機生産方式を目指すものです。 現在、日本国内における空調機の生産は、神奈川工場及び岡山工場にて行っておりますが、SIMAプロジェクトのなかで実現していくデジタル工場構想の実現並びに高い環境性を備えた新工場を建設するため、この度神奈川工場に隣接している当該土地を取得することといたしました。新工場建設の詳細につきましては計画中でありますが、生産能力の増強、AI・IoT技術活用による効率化、職場環境改善による人手不足問題への対応効果などを見込んでおります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3233文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは「豊かな創造力と誇れる品質」を経営理念とし、顧客をはじめ社会や社員に対し「信頼と満足」を普遍的に提供することを経営の基本方針としております。 また事業領域を「快適環境の創造」と定義し、業務用空調機器を中核にしながら、建物に関わる各種事業へ業容拡大を目指しております。 (2) 経営環境 ① 当社の主力事業領域 空調システムは、大きく家庭用と業務用に分けることができます。そのうち業務用は、セントラル空調と個別空調に分かれ、当社の主力事業はこの「セントラル空調」に属しております。 セントラル空調は、主に事務所、工場、病院、ホテル、商業施設など、大規模な建物で採用されます。熱を作る熱源機器、その熱により空気を冷暖房する空調機器、それらを制御する計装機器から構成され、当社は空調機器のメーカーです。これら空調機器には、フロア全体を空調する大型のエアハンドリングユニット(AHU)、各部屋を空調する小型のファンコイルユニット(FCU)があり、当社は特にAHUに強みを持っております。 ② セントラル空調と個別空調の違い 1) システム全体 建物を一体のシステムと捉えるセントラル空調は、熱源機器を集中設置してまとめて熱を作り、その熱をAHU、FCUなどの空調機器に供給して空調します。その際、熱媒体として「水」を循環させます。それに対し個別空調は、各部屋に室外機、室内機をセットで設置して、個々で熱を作って空調します。循環させる熱媒体は「フロンガス」です。 システムを一括で制御するセントラル空調は、建物全体の管理や省エネルギーに向いているのに対し、個々に制御できる個別空調は、システムが簡易で利便性が高いと言われます。 2) 機器に求められる要件 セントラル空調は大規模の建物に採用されることが多く、個別空調は中小規模の建物に採用されます。大規模の建物は各施設の要望に応じて個々に設計され、建物毎に要件が異なるため、AHUは一品一様で設計・製造され、最適なシステムが構築されます。一方、個別空調では汎用品でシステムが構築されるため、セントラル空調と個別空調ではメーカーに求められる要件が大きく異なります。 ③ セントラル空調のメリットと今後の動向 セントラル空調の最大のメリットは、熱の搬送にフロンガスを使わず水を使用するため、地球環境にやさしいということが挙げられます。 空調分野において、熱の移動を媒介する冷媒ガス(以下、冷媒)には、古くはアンモニアや二酸化硫黄、20世紀半ば頃からは高効率かつ不燃性で毒性もないフロンが利用されておりました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3233文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは「豊かな創造力と誇れる品質」を経営理念とし、顧客をはじめ社会や社員に対し「信頼と満足」を普遍的に提供することを経営の基本方針としております。 また事業領域を「快適環境の創造」と定義し、業務用空調機器を中核にしながら、建物に関わる各種事業へ業容拡大を目指しております。 (2) 経営環境 ① 当社の主力事業領域 空調システムは、大きく家庭用と業務用に分けることができます。そのうち業務用は、セントラル空調と個別空調に分かれ、当社の主力事業はこの「セントラル空調」に属しております。 セントラル空調は、主に事務所、工場、病院、ホテル、商業施設など、大規模な建物で採用されます。熱を作る熱源機器、その熱により空気を冷暖房する空調機器、それらを制御する計装機器から構成され、当社は空調機器のメーカーです。これら空調機器には、フロア全体を空調する大型のエアハンドリングユニット(AHU)、各部屋を空調する小型のファンコイルユニット(FCU)があり、当社は特にAHUに強みを持っております。 ② セントラル空調と個別空調の違い 1) システム全体 建物を一体のシステムと捉えるセントラル空調は、熱源機器を集中設置してまとめて熱を作り、その熱をAHU、FCUなどの空調機器に供給して空調します。その際、熱媒体として「水」を循環させます。それに対し個別空調は、各部屋に室外機、室内機をセットで設置して、個々で熱を作って空調します。循環させる熱媒体は「フロンガス」です。 システムを一括で制御するセントラル空調は、建物全体の管理や省エネルギーに向いているのに対し、個々に制御できる個別空調は、システムが簡易で利便性が高いと言われます。 2) 機器に求められる要件 セントラル空調は大規模の建物に採用されることが多く、個別空調は中小規模の建物に採用されます。大規模の建物は各施設の要望に応じて個々に設計され、建物毎に要件が異なるため、AHUは一品一様で設計・製造され、最適なシステムが構築されます。一方、個別空調では汎用品でシステムが構築されるため、セントラル空調と個別空調ではメーカーに求められる要件が大きく異なります。 ③ セントラル空調のメリットと今後の動向 セントラル空調の最大のメリットは、熱の搬送にフロンガスを使わず水を使用するため、地球環境にやさしいということが挙げられます。 空調分野において、熱の移動を媒介する冷媒ガス(以下、冷媒)には、古くはアンモニアや二酸化硫黄、20世紀半ば頃からは高効率かつ不燃性で毒性もないフロンが利用されておりました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4944文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、高い水準で推移する企業収益を背景に、景気は緩やかな回復を続けておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、東京オリンピック・パラリンピックが延期となったほか、その後の緊急事態宣言発令に至る事態などで大幅に下押しされており、景気は厳しい状況となりました。当業界におきましては、空調機器の納入先となる建築現場の閉所など一部で影響を受けたものの、サプライチェーンなどに大きな影響はなく、当期としては東京オリンピックに伴う再開発や都市圏の大型案件などの需要に支えられ、良好な事業環境で推移いたしました。 こうした情勢のもと、当社グループは、空調機器及び空調工事の戦略受注に注力するとともに、販売事業を担う当社と連結子会社で製造事業を担う新晃空調工業株式会社、三井鉄工株式会社との合併の準備並びにその効果を促進する生産性向上を目的とした各種システム投資など、更なる事業基盤の強化及び事業効率の向上に努めてまいりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 <日 本> 国内の良好な事業環境を背景に、製造ラインの稼働効率を最大限にする空調機器の需要の取り込みに注力し、売上高は38,900百万円(前連結会計年度比5.7%増)となりました。利益面におきましては、空調機器及び空調工事を中心とした戦略受注の効果から、セグメント利益(営業利益)は9,036百万円(前連結会計年度比45.0%増)となりました。 <アジア> 中国景気は、長引く米中貿易摩擦の激化などにより不透明感が高まるなか、採算性を重視した販売戦略への切り替えや原価管理の強化などを進めてまいりました。販売面では、高機能型の空調機器に特化して計画段階から提案することで、売上高は5,393百万円(前連結会計年度比28.8%増)となりました。また、利益面におきましては、利益率は改善したものの価格競争激化等の影響が残り、セグメント損失(営業損失)は59百万円(前連結会計年度はセグメント損失894百万円)となりました。 この結果、当社グループの売上高は44,263百万円(前連結会計年度比8.0%増)となり、利益面におきましては、営業利益は9,008百万円(前連結会計年度比67.5%増)、経常利益は9,526百万円(前連結会計年度比64.9%増)となりました。また、中国連結子会社が保有する一部の固定資産において、減損損失1,038 百万円を特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は5,996百万円(前連結会計年度比44.3%増)となりました。なお、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、いずれも過去最高益を更新いたしました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約620文字
(2) セグメント資産の調整額7,818百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産7,846百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社での長期投資資金(投資有価証券の一部他)等であります。 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 日本 アジア 売上高 外部顧客への売上高 38,900 5,362 44,263 44,263 セグメント間の 内部売上高又は振替高 31 31 △ 31 38,900 5,393 44,294 △ 31 44,263 セグメント利益 又は損失(△) 9,036 △ 59 8,977 31 9,008 セグメント資産 51,212 6,423 57,635 7,472 65,108 その他の項目 減価償却費 609 340 949 949 のれんの償却額 158 158 158 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 2,254 123 2,377 △ 65 2,312 (注) 1 調整額は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額31百万円、有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△65百万円は、セグメント間取引消去であります。