事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約307文字
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び非連結子会社1社により構成されており、精密加工事業部(主な製品名 小口径銃弾、精密金属加工品)及び機械事業部(主な製品名 プレス機械、ばね機械、自動機・専用機)で事業を営んでおります。また、当社グループが営んでいる主な事業内容と、関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 (精密加工事業部及び機械事業部) 当社は、各種精密金属加工品及びプレス機械を製造販売しております。この製品の一部について、株式会社アステックス(非連結子会社)に金型の製造及び業務の委託をしております。 以上述べた事項を図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1238文字
(2) 経営戦略等 〔精密加工事業部〕 ①精密金属加工品 価値作業比率・稼働率・品質の向上、生産管理機能・マネジメント力・固有技術・潜在技術等の強化を目的とした「Do Now!改革活動」を進めております。この活動により従来の各部署が担う役割のテリトリーを超えて、新規製品の受注獲得へ注力するとともに、適正在庫を目指す在庫管理体制の強化に取り組んでおります。 また、企業成長に欠かせない社員教育におきましても、特にマネジメント層の強化を図るため、「あるべき姿」を描き自律的な改善推進等に取り組んでおります。 市場開拓におきましては、国内外のネットワーク活用による市場アプローチの強化を行い、EVを始めとした自動車部品の新製品等の獲得に取り組むとともに、加工領域の拡大による取扱製品の拡充、技術開発力強化による高付加価値製品の提供を目指してまいります。 また、マーケティングチームによる市場調査・分析を徹底し、効率的・効果的な製品開発及び営業活動を行ってまいります。 ②小口径銃弾 顧客からの高度な要求水準に応えるために、常に基礎技術の蓄積に努め、更なる高性能及び高品質な銃弾製造に取り組むとともに、安全保障環境の変化に柔軟に対応する生産体制の確立に取り組みます。 また、引き続き製造に携わる全従業員の教育を徹底してまいります。 〔機械事業部〕 ①プレス機械 マーケティングチームによる市場・顧客動向について多角的な情報収集を行うことによりマーケティング活動の高度化に努め、市場・顧客ニーズに合わせた効率化・高速化・小型化等のプレス機械の開発及び販売に取り組むとともに、受注に応じた工場増設や生産体制の見直しを行っております。 また、海外展開につきましては、海外駐在員事務所(ドイツ)を中心に、欧州市場への販売網強化並びに今後市場の拡大が見込まれる北米市場の開拓に取り組んでおります。 ②ばね機械 IoT、AIを活用した高機能・高品質な製品開発に取り組んでおります。 また、海外市場につきましては、海外駐在員事務所(ドイツ)を中心に欧州市場の開拓を行うとともに、アライアンス先企業との連携による製品常設展示場の設置及び海外展示会の活用による北米市場の開拓に取り組んでおります。 ③自動機・専用機 顧客との信頼関係の維持・向上に努めながら、市場動向を見据えた付加価値の高い製品開発・販売に取り組んでまいります。 また、自動機・専用機の機能を活用したプレス機械・ばね機械の生産ラインのシステム販売へ取り組んでまいります。 (3) 経営環境 今後のわが国経済は、国内金利の上昇、中国経済の先行き、ウクライナ情勢や中東地域の動向、物価の上昇等懸念材料が少なくなく、引き続き先行き不透明な状況が続くものと思われます。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約694文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 〔精密加工事業部〕 ①精密金属加工品 従来の市場に留まらず、今後の成長が見込まれる市場への新製品の開発及び販路開拓を目指しつつ、労働生産性の追求による効率的な生産体制の向上等に取り組んでまいります。 ②小口径銃弾 小口径銃弾生産に求められる高性能及び高品質の追求、並びにその生産過程における安全な生産体制の徹底に取り組んでまいります。 〔機械事業部〕 ①プレス機械 自動車業界向けを中心とした電池缶の市場動向の把握と予測を行いつつ、製品主流に沿ったプレス機械の開発、生産設備及び体制の確保を行い、海外市場の開拓に取り組んでまいります。 ②ばね機械 多種多様な顧客ニーズに応えるために、製品ラインナップの強化と海外販路の拡大に取り組んでまいります。 ③自動機・専用機 自動車業界を中心とする市場動向の変化に対応した製品開発・販売に取り組んでまいります。 〔財務上の課題〕 様々な事業上の課題を解決するための事業資金を確保するとともに、財務基盤の安定性を維持すべく、手元資金の安定確保を図ってまいります。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は2023年度を初年度とする「2026中期経営計画」を新たに策定し、収益力の向上と経営基盤の強化を通じて、将来の成長に向けた基盤を確立すべく取り組んでおります。具体的な目標数値としては、2026年度売上高165億円、営業利益6億5千万円、営業利益率3.9%としております。当事業年度の経営成績につきましては、売上高131億4千3百万円、営業損失4千4百万円となりました。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約3184文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が弱まり社会経済活動の正常化への動きが進む一方で、国内金利の上昇や中国経済の先行き懸念とともに、ウクライナ情勢の長期化に加え中東地域をめぐる情勢及び物価上昇などの影響もあり、依然として先行き不透明な状況で推移しました。 このような状況のもと当社におきましては、精密金属加工品、小口径銃弾及びばね機械などの売上が増加したものの、プレス機械及び自動機・専用機の売上が減少したため、売上高は131億4千3百万円と前期比0.3%の増加にとどまりました。利益面につきましては、取引先からの受注取消しによる棚卸資産の評価損を売上原価に計上したことなどから、誠に遺憾ながら、営業損失4千4百万円(前期は3億4千8百万円の営業利益)、経常利益は前期比99.8%減少の0百万円となりました。当期純利益につきましては、当該受注取消しに伴う受取補償金を特別利益に計上し、税効果を勘案した結果、前期比61.3%減少の1億1千4百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 〔精密加工事業部〕 精密加工事業部における当事業年度の売上高は、69億3千7百万円と前期比4.7%の増加となり、その内容は以下のとおりです。 a.精密金属加工品 当事業年度の売上高は、水晶振動子関連部品が減少したものの、自動車関連部品や安全関連部品が増加したことから、37億2千5百万円と前期比2.0%の増加となりました。 b.小口径銃弾 当事業年度の売上高は、政府の予算執行を受け、32億1千2百万円と前期比8.1%の増加となりました。 〔機械事業部〕 機械事業部における当事業年度の売上高は、62億5百万円と前期比4.2%の減少となり、その主な内容は以下のとおりです。 a.プレス機械 当事業年度の売上高は、電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池缶製造用プレス機械の売上減により、49億7千7百万円と前期比9.1%の減少となりました。 b.ばね機械 当事業年度の売上高は、大型機の売上があったほか顧客からの補修や改造等の依頼が増加したため、6億2千5百万円と前期比16.5%の増加となりました。 c.自動機・専用機 当事業年度の売上高は、小型機中心の売上構成となったため、3億3千1百万円と前期比22.5%の減少となりました。 d.その他 当事業年度においては、搬送装置にスポット的な売上があったため、「その他」売上が2億7千万円と前期比779.4%の増加となりました。…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1388文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 財務諸表 計上額 (注)2 精密加工 事業部 機械 事業部 売上高 外部顧客への売上高 6,625,674 6,474,363 13,100,037 13,100,037 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,761 3,761 △ 3,761 6,625,674 6,478,124 13,103,799 △ 3,761 13,100,037 セグメント利益 337,345 865,425 1,202,771 △ 854,507 348,263 セグメント資産 5,936,604 6,750,042 12,686,646 7,773,793 20,460,440 その他の項目 減価償却費 392,982 269,402 662,385 19,546 681,931 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 309,675 466,548 776,223 49,682 825,906 当事業年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 財務諸表 計上額 (注)2 精密加工 事業部 機械 事業部 売上高 外部顧客への売上高 6,937,986 6,205,579 13,143,565 13,143,565 セグメント間の内部売上高又は振替高 3,056 3,056 △ 3,056 6,937,986 6,208,636 13,146,622 △ 3,056 13,143,565 セグメント利益 375,656 401,956 777,613 △ 822,329 △ 44,715 セグメント資産 5,784,748 6,447,207 12,231,956 8,446,047 20,678,004 その他の項目 減価償却費 368,072 269,756 637,828 18,829 656,657 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 475,173 432,637 907,810 9,091 916,902 (注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。 セグメント利益 (単位:千円) 前事業年度 当事業年度 全社費用※ △854,507 △822,329 ※ 全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 セグメント資産 (単位:千円) 前事業年度 当事業年度 全社資産※ 7,773,793 8,446,047 ※ 報告セグメントに帰属しない全社資産であり、主に現金及び預金、投資 有価証券等が含まれております。…
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約2547文字
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前事業年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) 当事業年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 防衛省 2,899,311 22.1 3,141,017 23.9 Shenzhen Kedali Industry Co., Ltd. 2,517,306 19.2 2,929,632 22.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 〔精密加工事業部〕 売上高は、小口径銃弾の増加により69億3千7百万円(前期比4.7%の増加)、セグメント利益は、小口径銃弾の増益により3億7千5百万円(前期比11.4%の増加)、セグメント資産は、主に売掛金及び棚卸資産の減少により57億8千4百万円(前期比2.6%の減少)となりました。 〔機械事業部〕 売上高は、主にプレス機械の減少により62億5百万円(前期比4.2%の減少)、セグメント利益は、主にプレス機械の減益により4億1百万円(前期比53.6%の減少)、セグメント資産は、主に棚卸資産の減少により64億4千7百万円(前期比4.5%の減少)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性にかかる情報 (資金の流動性についての分析) キャッシュ・フローに関する詳細の記述は「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。また、当社のキャッシュ・フロー指標のトレンドは、次のとおりであります。 (キャッシュ・フロー指標のトレンド) 第73期 第74期 第75期 自己資本比率(%) 67.3 66.6 68.5 時価ベースの自己資本比率(%) 25.3 29.2 26.2 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 9.1 5.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 18.3 34.2 ※自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 2.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 3.…