事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び非連結子会社1社により構成されており、精密加工事業部(主な製品名 小口径銃弾、精密金属加工品)及び機械事業部(主な製品名 プレス機械、ばね機械、自動機・専用機)で事業を営んでおります。また、当社グループが営んでいる主な事業内容と、関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 (精密加工事業部 及び機械事業部) 当社は、各種精密金属加工品及びプレス機械を製造販売しております。この製品の一部について、株式会社アステックス(非連結子会社)に金型の製造及び業務の委託をしております。 以上述べた事項を図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 経営戦略等 〔精密加工事業部〕 ①精密金属加工品 価値作業比率・稼働率・品質の向上、生産管理機能・マネジメント力・固有技術・潜在技術等の強化を目的とした「Do Now!改革活動」を進めております。この活動により従来の各部署が担う役割のテリトリーを超えて、新規製品の受注獲得へ注力するとともに、適正在庫を目指す在庫管理体制の強化に取り組んでおります。 また、企業成長に欠かせない社員教育におきましても、特にマネジメント層の強化を図るため、「あるべき姿」を描き自律的な改善推進等に取り組んでおります。 市場開拓におきましては、自動車市場におけるEVを始めとした自動車部品市場に向けた新製品の獲得に取り組むとともに、加工領域の拡大による取扱製品の拡充を目指してまいります。 また、マーケティングチームによる市場調査・分析を徹底し、効率的・効果的な製品開発及び営業活動を行ってまいります。 ②小口径銃弾 顧客からの高度な要求水準に応えるために、常に基礎技術の蓄積に努めるとともに、更なる高性能及び高品質な銃弾製造に取り組んでおります。 また、引き続き製造に携わる全従業員の教育を徹底してまいります。 〔機械事業部〕 ①プレス機械 マーケティングチームによる市場・顧客動向について多角的な情報収集を行うことによりマーケティング活動の高度化に努め、市場・顧客ニーズに合わせたプレス機械の開発及び販売に取り組むとともに、受注に応じた工場増設や生産体制の見直しを行っております。 また、海外展開につきましては、海外駐在員事務所(ドイツ)を中心に、欧州市場への販売網強化に取り組んでおります。 ②ばね機械 IoT、AIを活用した高機能・高品質な製品開発に取り組んでおります。 また、海外市場につきましては、海外駐在員事務所(ドイツ)を中心に欧州市場の開拓を行うとともに、アライアンス先企業との連携による製品常設展示場の設置及び海外展示会の活用による北米市場の開拓に取り組んでおります。 ③自動機・専用機 顧客との信頼関係の維持・向上に努めながら、市場動向を見据えた付加価値の高い製品開発・販売に取り組んでまいります。 (3) 経営環境 今後のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の終息も未だ見えないことをはじめ、原材料価格の上昇やウクライナ情勢の動向などの懸念事項もあり、引き続き先行き不透明な状況が続くものと思われます。 このような情勢のもと、当社は新型コロナウイルス感染症の拡大防止に万全を期すとともに、当社を取り巻く経営環境の変化などに有効に対応すべく、生産性の一層の向上を図りながら、市場ニーズに合致した製品の開発、画期的な新技術の追求、新市場の開拓等に積極的に取り組み、業績の向上に向け鋭意努力してまいります。
対処すべき課題
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(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 〔精密加工事業部〕 ①精密金属加工品 従来の市場に留まらず、今後の成長が見込まれる市場への新製品の開発及び販路開拓を目指しつつ、労働生産性の追求による効率的な生産体制の向上等に取り組んでまいります。 ②小口径銃弾 小口径銃弾生産に求められる高性能及び高品質の追求、並びにその生産過程における安全な生産体制の徹底に取り組んでまいります。 〔機械事業部〕 ①プレス機械 自動車業界向けを中心とした電池缶の市場動向の把握と予測を行いつつ、製品主流に沿ったプレス機械の開発、生産設備及び体制の確保に取り組んでまいります。 ②ばね機械 多種多様な顧客ニーズに応えるために、製品ラインナップの強化と海外販路の拡大に取り組んでまいります。 ③自動機・専用機 自動車業界を中心とする市場動向の変化に対応した製品開発・販売に取り組んでまいります。 〔財務上の課題〕 新型コロナウイルス感染症等不測の事態に対応すべく、手元資金の安定確保を図ってまいります。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、収益面での経営指標を重視しておりますので、売上高を伸ばしながら、かつ継続的にコストダウンに努め、営業利益率を高めることで高収益企業として成長し続けてまいりたいと考えております。
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、当事業年度より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。これによる当事業年度の損益に与える影響はありません。 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の長引く影響に加え、世界的な部材不足及び資源高の影響が出る中、ロシアのウクライナへの軍事侵攻による世界的な経済情勢の変化など、依然として先行き不透明な状況で推移しました。 このような状況のもと当社におきましては、引き続きプレス機械への受注が好調なうえ、精密金属加工品の需要も回復してきたことなどから、売上高は129億1千9百万円と前年同期比9.9%の増加となりました。利益面につきましては、主にプレス機械の生産性が向上したことなどから、営業利益は4億2千3百万円(前年同期は2億2千4百万円の営業損失)、経常利益は4億7千4百万円(前年同期は1億3千万円の経常損失)、当期純利益は、保有する投資有価証券の一部売却による特別利益を計上したことにより、5億4百万円と前年同期比23.3%の増加となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 〔精密加工事業部〕 精密加工事業部における当事業年度の売上高は、71億4千5百万円と前期比4.1%の増加となり、その内容は以下のとおりです。 a.精密金属加工品 当事業年度の売上高は、自動車関連、安全関連、水晶振動子関連の各部品を中心に幅広く需要が回復したため、41億1千3百万円と前期比16.1%の増加となりました。 b.小口径銃弾 当事業年度の売上高は、政府の予算執行を受け、30億3千1百万円と前期比8.7%の減少となりました。 〔機械事業部〕 機械事業部における当事業年度の売上高は、57億7千4百万円と前期比18.1%の増加となり、その主な内容は以下のとおりです。 a.プレス機械 当事業年度の売上高は、旺盛な受注を背景としたリチウムイオン電池缶製造用プレス機械の増産の結果、46億7千2百万円と前期比28.4%の増加となりました。 b.ばね機械 当事業年度の売上高は、コイリングマシンや研削機を中心に受注が回復したことから、4億9千4百万円と前期比56.5%の増加となりました。 c.自動機・専用機 当事業年度の売上高は、受注は回復傾向にあるものの、リードタイムの長い機種が多いため、3億8千2百万円と前期比30.7%の減少となりました。 d.航空機部品 当事業年度の売上高は、旅客機の減産の影響を受け、2億5百万円と前期比43.…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報 前事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 財務諸表 計上額 (注)2 精密加工 事業部 機械 事業部 売上高 外部顧客への売上高 6,865,340 4,891,004 11,756,345 11,756,345 セグメント間の内部売上高又は振替高 29,502 29,502 △ 29,502 6,865,340 4,920,507 11,785,847 △ 29,502 11,756,345 セグメント利益又は 損失(△) 614,959 △ 49,090 565,869 △ 789,869 △ 224,000 セグメント資産 5,516,780 4,853,911 10,370,691 10,228,668 20,599,360 その他の項目 減価償却費 420,963 361,514 782,477 18,858 801,335 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 464,012 122,666 586,678 12,717 599,396 当事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 財務諸表 計上額 (注)2 精密加工 事業部 機械 事業部 売上高 外部顧客への売上高 7,145,329 5,774,440 12,919,769 12,919,769 セグメント間の内部売上高又は振替高 5,388 5,388 △ 5,388 7,145,329 5,779,829 12,925,158 △ 5,388 12,919,769 セグメント利益 578,513 689,556 1,268,069 △ 844,946 423,122 セグメント資産 5,661,284 5,155,351 10,816,636 9,324,003 20,140,639 その他の項目 減価償却費 451,952 295,625 747,578 19,313 766,892 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 229,601 116,454 346,055 28,824 374,880 (注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。 セグメント利益 (単位:千円) 前事業年度 当事業年度 全社費用※ △789,869 △844,946 ※ 全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 セグメント資産 (単位:千円) 前事業年度 当事業年度 全社資産※ 10,228,668 9,324,003 ※ 報告セグメントに帰属しない全社資産であり、主に現金及び預金、投資 有価証券等が含まれております。…
主要な顧客・販売先
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2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前事業年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 当事業年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 防衛省 3,242,879 27.6 2,965,333 23.0 Shenzhen Kedali Industry Co., Ltd. 1,733,722 14.7 2,657,734 20.6 イーグル工業株式会社 1,275,932 10.9 1,310,694 10.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 〔精密加工事業部〕 売上高は、精密金属加工品の増加により71億4千5百万円(前期比4.1%の増加)、セグメント利益は、小口径銃弾の減益により5億7千8百万円(前期比5.9%の減少)、セグメント資産は、主に売掛金の増加により56億6千1百万円(前期比2.6%の増加)となりました。 〔機械事業部〕 売上高は、主にプレス機械の増加により57億7千4百万円(前期比18.1%の増加)、セグメント利益は、主にプレス機械の増益により6億8千9百万円(前期は4千9百万円のセグメント損失)、セグメント資産は、主に棚卸資産の増加により51億5千5百万円(前期比6.2%の増加)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性にかかる情報 (資金の流動性についての分析) キャッシュ・フローに関する詳細の記述は「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。また、当社のキャッシュ・フロー指標のトレンドは、次のとおりであります。 (キャッシュ・フロー指標のトレンド) 第71期 第72期 第73期 自己資本比率(%) 67.8 62.6 67.3 時価ベースの自己資本比率(%) 27.4 23.4 25.3 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 1.2 1.4 9.1 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 192.0 113.3 18.3 ※自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 2.…