サステナビリティ
抜粋表示
/ 原文長 約6508文字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) ガバナンス サステナビリティに関する方針の策定、計画の立案、取り組みの進捗確認を担う組織としてサステナビリティ委員会を設置し、気候変動に関する対応についても審議しています。同委員会は、社長を委員長とし、常勤取締役や各部門長などから構成され、基本的に年4回開催することとしています。 取締役会は、同委員会から気候変動を含むサステナビリティ課題全般に関する報告を受け、審議・承認を行っています。2021年10月に開催した取締役会では気候変動に関する目標を含む中期経営計画を、2021年12月に開催した取締役会では気候変動に関する取り組みを含むマテリアリティ(当社が重点的に取り組むべき課題)を承認しました。 (2) 戦略 当社は、2021年12月に「先進的皮膜開発と潜在市場の開拓」「環境負荷低減への対応」「ものづくりの高度化と品質向上」「多様な人財の育成と活躍」「コンプライアンスの徹底(企業倫理に則った行動の実践)」の5つのマテリアリティを特定し、各マテリアリティに対する取組みを進めています。 (a) 気候変動対応 当社は「人と自然の豊かな未来に貢献する」ことをビジョンに掲げ、気候変動対応を経営における重要課題の一つと位置づけています。 2022年からTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づくシナリオ分析を開始し、気候変動に関するリスクと機会の洗い出しに着手しました。2022年6月にはトーカロ株式会社単体を対象範囲とし、主要なリスクと機会、およびその対応策を抽出しました。 2023年はさらに分析を深化させるため、それぞれのリスクと機会について財務インパクトの試算を行い、その結果から特に重要と思われる対応策について指標及び目標を設定しました。今後は、分析のさらなる精緻化とともに、設定した指標及び目標に基づきリスク軽減と機会増加の対応策を推進してまいります。 <リスク・機会の内容と財務インパクトおよびその対応策> ・対象範囲:トーカロ株式会社(単体) ・対象期間:現在~2050年 ・主な参照シナリオ: IEA WEO 2019 SDS・STEPS(2℃) 、 CPS(4℃) IPCC第5次評価報告書 RCP2.6(2℃) 、 RCP8.5(4℃) 区分 種類 内容 時間軸 事業への影響 財務インパクト [ ]で注記を記載していないものは、+2℃シナリオ・2030年度 対応策 移行 リスク 政策 規制 カーボンプライシング制度導入に伴うエネルギー調達費の増加 中期~長期 炭素税 1.…
研究開発活動
抜粋表示
/ 原文長 約2824文字
6 【研究開発活動】 当社は、72期の研究開発理念として「未来に貢献する革新的機能皮膜の開発」を掲げ、表面改質技術を軸足とする新時代ビジネスの模索を行うべく、新たなコーティング技術の創造やその周辺技術を含め、独創的なサービスの開発を進めております。多様化する顧客ニーズに対する様々な技術的アプローチを通じて、表面改質技術をコアとする顧客満足度の高い総合ソリューションの徹底追及とその実現に努めております。 当社の研究開発は、将来を見通した先行研究と顧客ニーズに即応する商品開発の2本柱で推進しております。また、以下の3点を重点研究開発領域としております。 ① 溶射技術開発(一般産業機械・装置全般の部材開発、溶射プロセス開発) ② 半導体部品化技術(溶射技術を中心とした半導体・液晶パネル製造装置部品等の開発) ③ 成膜プロセス開発(レーザ応用、PVD、CVD、TD、ZAC)、有機コーティング 当社グループの研究開発活動は溶射技術開発研究所が中心となって推進し、顧客ニーズに対応する機能皮膜の開発を行うべく、近未来技術の模索や検討、機能皮膜の創生、知財化推進、学協会への参加や発表、また技術情報収集を通じて、研究開発のレベル向上を図っております。一方、多様化する顧客ニーズへの対応が求められる次世代商品開発や生産技術的な課題につきましては、各工場・拠点の営業、製造、技術部門と溶射技術開発研究所が相互に連携することで、迅速な対応を行っております。なお、PVD(物理蒸着)やDLC(ダイヤモンドライクカーボン)などの薄膜プロセスに関しましては、連結子会社の日本コーティングセンター株式会社とも協力しながら研究開発を進めております。 当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は 1,400 百万円であり、セグメントごとの主な内容は次のとおりであります。なお、当社グループの研究開発費につきましては、事業セグメントへの配分が困難なものも多いため、セグメントごとの研究開発費の金額は記載しておりません。 (1) 溶射加工(単体) 72期では、弊社の中期経営計画の方針にあわせ「半導体・FPD」及び「環境・エネルギー」の用途拡大を重点テーマとして、高機能部材に対する表面改質技術の適用開発を推し進めてまいりました。半導体分野におきましては、製造装置メーカ向けにメモリICやロジックICの製造部品を中心に、チャンバー部品や静電チャックへのコーティング開発を継続しております。…
設備投資等の概要
抜粋表示
/ 原文長 約2445文字
2 【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。 (1) 提出会社 2023年3月31日 現在 事業所名 (所在地) セグメントの 名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (名) 建物及び 構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積㎡) リース 資産 その他 合計 本社 (神戸市中央区) 本社機能 1,394 1,029 (6,000) 17 2,445 44 (4 ) 溶射技術開発 研究所 (兵庫県明石市他) 研究開発設備 148 201 50 (2,748) 64 465 38 (3) 東京工場 行田事業所 (千葉県船橋市) 溶射加工(単体)、 その他(TD処理加工) 溶射設備 TD処理設備 その他設備 2,497 521 710 (6,621) 271 4,006 106 (22) 東京工場 鈴身事業所 (千葉県船橋市) 溶射加工(単体) 溶射装置 その他設備 1,022 227 1,907 (25,211) 37 3,194 94 (6) 宮城技術サービ スセンター (宮城県大郷町) 溶射加工(単体) 溶射設備 その他設備 134 54 176 (11,375) 12 378 24 (-) 名古屋工場 (愛知県東海市) 溶射加工(単体) 溶射設備 その他設備 693 68 520 (5,338) 26 1,315 45 (5) 神戸工場 (神戸市西区) その他(TD処理加工、ZACコーティング加工) TD処理設備 ZAC処理設備 571 68 1,142 (14,161) 73 1,862 37 (3) 明石工場 (兵庫県明石市) 溶射加工(単体)、 その他(PTA処理加工) 溶射設備 PTA処理設備 その他設備 1,196 230 1,003 (13,810) [1,517] 142 2,573 222 (54) 明石播磨工場 (兵庫県加古郡播磨町) 溶射加工(単体) 溶射設備 その他設備 2,031 439 689 (32,370) 243 3,405 33 (12) 倉敷工場 (岡山県倉敷市) 溶射加工(単体) 溶射設備 その他設備 1,197 290 652 (19,502) [337] 81 2,221 49 (4) 北九州工場 (福岡県京都郡 苅田町) 溶射加工(単体) 溶射設備 その他設備 1,063 256 1,170 (36,999) 54 2,544 105 (24) 神奈川営業所他 (横浜市港北区 他) その他設備 [50] 14 (1) 福利厚生施設 (兵庫県明石市 他) 寮・保養所 260 32 (1,301) [87] 292 (-) その他 (神奈川県座間市) 子会社向け賃貸用土地 358 (3,953) 358 (-) (注) 1 現在休止中の主要な設備はありません。…