事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループ(当社、連結子会社37社、持分法適用関連会社1社)は、親会社である日本製鉄㈱と共通の事業方針の下、緊密に連携して事業活動を展開しており、鋼材事業、粉末事業、素形材事業などを営んでおります。 当社グループにおけるセグメントごとの各社の位置づけは、次のとおりであります。 (鋼材事業) 軸受鋼、機械構造用鋼、ステンレス鋼、耐熱鋼、工具鋼などの各種特殊鋼製品の製造および販売などを行っております。 <主な関係会社>(連結子会社) 事業内容 該当会社 特殊鋼製品の製造・販売 Sanyo Special Steel Manufacturing India Private Limited Ovako Group ABおよびその子会社22社 特殊鋼製品の販売、製鋼原料・諸資材などの売買 陽鋼物産㈱ 特殊鋼製品の加工・販売 サントク精研㈱ SKJ Metal Industries Co., Ltd. 特殊鋼の加工、機械設備のメンテナンス 山特工業㈱ 特殊鋼製品の販売等に関わる業務 山陽特殊鋼貿易(上海)有限公司 (粉末事業) 金属粉末製品の製造および販売を行っております。 <主な関係会社>(連結子会社) 事業内容 該当会社 粉末製品の販売 陽鋼物産㈱ (素形材事業) 特殊鋼棒鋼・鋼管を素材とする素形材製品の製造および販売を行っております。 <主な関係会社>(連結子会社) 事業内容 該当会社 素形材製品の製造 サントクテック㈱ 素形材製品の販売 陽鋼物産㈱ SANYO SPECIAL STEEL U.S.A., INC. 素形材製品の製造・販売 Sanyo Special Steel Manufacturing de México, S.A. de C.V. 寧波山陽特殊鋼製品有限公司 Siam Sanyo Special Steel Product Co., Ltd. (その他) 鋼材事業、粉末事業および素形材事業の補助・支援事業として、情報処理サービスの提供を行っております。 <主な関係会社>(連結子会社) 事業内容 該当会社 情報処理サービスの提供 サントクコンピュータサービス㈱ 事業活動に係る系統図は次のとおりであります。 事業系統図
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約280文字
(1) 経営方針 当社グループは、“社会からの信頼”、“お客様からの信頼”、“人と人の信頼”を確立することを目指す「信頼の経営」を経営理念としております。 この経営理念のもと、当社グループは、特殊鋼製品の製造・販売を通じた「高信頼性鋼の山陽」のブランド力の更なる強化とともに、地球環境対策の確実な実行や企業倫理の徹底など、社会を構成する一員として求められる責任を果たすことにより経済性と社会性の両立を図ります。これらの取組みを通じて企業価値を高め、株主の皆様、需要家、従業員、社会など、全てのステークホルダーからの一層の信頼を得られる企業を目指してまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約3605文字
(2) 経営環境及び対処すべき課題 特殊鋼は、鋼にクロムやニッケルなどの元素を添加することで、硬度、強度、粘り強さ、耐磨耗性、耐熱性、耐食性等、用途に応じた特殊な性能を持たせた鋼であり、自動車、鉄道、建設機械、エレクトロニクス製品や情報通信機器など、様々な工業製品の重要部品・基幹部品として使用されるため、高い品質と信頼性が求められる素材であります。 特殊鋼に対するニーズは、最終製品の機能向上や環境負荷の低減などを背景に多様化・高度化の一途をたどっております。当社グループは、長年にわたって培ってきた「高清浄度鋼製造技術」をベースに、それらのニーズに的確に応える高品質の特殊鋼製品を提供してまいりました。 当社グループは、電気炉による製鋼から最終製品までの一貫生産を行う事業拠点を日本、欧州、インドに有しております。当社の直接輸出比率は約2割ですが、当社製品の間接輸出等や海外事業拠点における製造・販売分を含めますと、当社グループ製品の多くは海外で使用されております。 当社グループの主力製品は、ベアリングの素材となる軸受用鋼であります。軸受用鋼は機械の回転運動を支えるため、特に厳しい品質が求められます。ベアリングの寿命を左右するのは鋼の清浄度の高さとされており、ここに当社が強みとする「高清浄度鋼製造技術」が生かされております。 当社グループの主要な最終需要先は、自動車、産業機械、建設機械業界等であり、当社グループの製品には、自動車メーカー等に直接販売されるものとベアリングメーカーや部品メーカー等へ販売され、各サプライチェーンにおいて各種の部品に加工された後、最終的に自動車メーカー等へ納入されるものがあります。 近年、競合他社の生産能力の増強や品質・技術力の向上等により、特殊鋼業界における国際競争は激しさを増しております。今後の特殊鋼需要に関しましては、半導体不足等により減産の続いていた自動車生産が緩やかに回復し、サプライチェーンの在庫調整影響も徐々に緩和することが期待されるものの、建設・産業機械向け需要の調整局面の継続や、インフレによる世界経済への影響が懸念されます。また、エネルギー価格はピークアウトした一方で、原燃料価格は高位で推移し、諸資材等へのインフレの影響も予想されるなど、当社グループの事業環境は厳しい状況が想定されます。 このような中、当社グループといたしましては、原燃料価格上昇に伴うコストアップに対して、 サーチャージの適用による適正マージンの確保 など必要な対策を講じてまいります。また、引き続き経営理念「信頼の経営」の実践を通じて、大きく変化する経営環境下においても、人・技術・利益の持続的成長を図るとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4016文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの経営成績等の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記述のうち、将来に関する事項は、当連結会計年度末(2023年3月31日)現在における当社グループの判断に基づくものであります。 (1) 重要な会計方針および見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。連結財務諸表の作成に際し、固定資産の評価、繰延税金資産の回収可能性などにつきまして、過去の実績や他の合理的な方法による、会計上の見積りを行っております。当社グループは、これらの見積りの妥当性に対し継続して評価を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。 (2) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和される中、総じて持ち直しの動きがみられました。景気の先行きにつきましては、世界的な金融引締めによる海外景気の下振れ等がわが国経済に与える影響が懸念されるなど、不透明な状況にあります。 半導体不足や中国の都市封鎖に伴うサプライチェーンの混乱を受けた自動車減産の継続に加え、堅調に推移していた建設・産業機械向け需要の調整局面の継続などにより、特殊鋼熱間圧延鋼材の生産量は、前連結会計年度を下回りました。 当社グループの売上高は、スウェーデンの連結子会社Ovakoの前期の決算期変更影響や自動車減産等の影響はありましたが、鉄スクラップやエネルギーのサーチャージ適用に伴う販売価格の上昇などにより、前連結会計年度比 305億65百万円増 の 3,938億43百万円 となりました。 利益面では、鉄スクラップをはじめとする原燃料価格の上昇やOvakoの決算期変更影響はありましたが、鉄スクラップやエネルギーのサーチャージ適用に伴う販売価格の上昇や構成の高度化によるマージンの改善、一過性影響を含むOvakoの収益改善などにより、経常利益は前連結会計年度比 71億92百万円増 の 288億56百万円 、 親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度 比 54億76百万円増 の 207億43百万円 となりました。 セグメントごとの経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容は、次のとおりであります。各セグメントの売上高につきましては、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1305文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸 表計上額 (注)3 鋼材 粉末 素形材 売上高 外部顧客への売上高 340,691 4,554 17,960 363,206 71 363,278 363,278 セグメント間の内部 売上高又は振替高 9,588 9,589 1,073 10,662 △ 10,662 350,280 4,554 17,960 372,795 1,145 373,940 △ 10,662 363,278 セグメント利益 20,144 817 359 21,322 27 21,349 67 21,416 その他の項目 減価償却費 14,894 270 710 15,875 15,883 △ 20 15,863 のれん償却額 3,374 3,374 3,374 3,374 減損損失(注)4 359 359 359 359 (注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業であります。 2 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。 3 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 4 減損損失は、連結財務諸表の関係会社整理損(特別損失)に含まれております。 5 資産および負債については、事業セグメントごとの情報が経営資源の配分の決定および業績を評価するための検討対象となっていないため、記載しておりません。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸 表計上額 (注)3 鋼材 粉末 素形材 売上高 外部顧客への売上高 368,508 5,312 19,860 393,680 162 393,843 393,843 セグメント間の内部 売上高又は振替高 8,546 8,546 1,270 9,816 △ 9,816 377,054 5,312 19,860 402,227 1,433 403,660 △ 9,816 393,843 セグメント利益 26,982 1,004 366 28,354 30 28,384 107 28,492 その他の項目 減価償却費 13,014 96 683 13,795 13,799 △ 34 13,764 のれん償却額 2,924 2,924 2,924 2,924 減損損失 (注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業であります。 2 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。…