事業の内容
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/ 原文長 約1262文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社、連結子会社40社、持分法適用関連会社2社)は、親会社である日本製鉄㈱と共通の事業方針の下、緊密に連携して事業活動を展開しており、鋼材事業、粉末事業、素形材事業などを営んでおります。 当社グループにおけるセグメントごとの各社の位置づけは、次のとおりであります。 (鋼材事業) 軸受鋼、機械構造用鋼、ステンレス鋼、耐熱鋼、工具鋼などの各種特殊鋼製品の製造および販売などを行っております。 <主な関係会社>(連結子会社) 事業内容 該当会社 特殊鋼製品の製造・販売 Mahindra Sanyo Special Steel Private Limited Ovako Group ABおよびその子会社25社 特殊鋼製品の販売、製鋼原料・諸資材などの売買 陽鋼物産㈱ 特殊鋼製品の加工・販売 サントク精研㈱ P.T. SANYO SPECIAL STEEL INDONESIA SKJ Metal Industries Co., Ltd. 特殊鋼の加工、機械設備のメンテナンス 山特工業㈱ 特殊鋼製品の販売等に関わる業務 Sanyo Special Steel India Pvt. Ltd. 山陽特殊鋼貿易(上海)有限公司 (注) Mahindra Sanyo Special Steel Private Limitedは、2022年6月23日付でSanyo Special Steel Manufacturing India Private Limitedに商号変更しております。 (粉末事業) 金属粉末製品の製造および販売を行っております。 <主な関係会社>(連結子会社) 事業内容 該当会社 粉末製品の販売 陽鋼物産㈱ (素形材事業) 特殊鋼棒鋼・鋼管を素材とする素形材製品の製造および販売を行っております。 <主な関係会社>(連結子会社) 事業内容 該当会社 素形材製品の製造 サントクテック㈱ 素形材製品の販売 陽鋼物産㈱ SANYO SPECIAL STEEL U.S.A., INC. 素形材製品の製造・販売 Sanyo Special Steel Manufacturing de México, S.A. de C.V. 寧波山陽特殊鋼製品有限公司 Siam Sanyo Special Steel Product Co., Ltd. (その他) 鋼材事業、粉末事業および素形材事業の補助・支援事業として、情報処理サービスの提供を行っております。 <主な関係会社>(連結子会社) 事業内容 該当会社 情報処理サービスの提供 サントクコンピュータサービス㈱ 事業活動に係る系統図は次のとおりであります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約280文字
(1) 経営方針 当社グループは、“社会からの信頼”、“お客様からの信頼”、“人と人の信頼”を確立することを目指す「信頼の経営」を経営理念としております。 この経営理念のもと、当社グループは、特殊鋼製品の製造・販売を通じた「高信頼性鋼の山陽」のブランド力の更なる強化とともに、地球環境対策の確実な実行や企業倫理の徹底など、社会を構成する一員として求められる責任を果たすことにより経済性と社会性の両立を図ります。これらの取組みを通じて企業価値を高め、株主の皆様、需要家、従業員、社会など、全てのステークホルダーからの一層の信頼を得られる企業を目指してまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約3952文字
(2) 経営環境及び対処すべき課題 特殊鋼は、鋼にクロムやニッケルなどの元素を添加することで、硬度、強度、粘り強さ、耐磨耗性、耐熱性、耐食性等、用途に応じた特殊な性能を持たせた鋼であり、自動車、鉄道、建設機械、エレクトロニクス製品や情報通信機器など、様々な工業製品の重要部品・基幹部品として使用されるため、高い品質と信頼性が求められる素材であります。 特殊鋼に求められるニーズは、最終製品の機能向上や環境負荷の低減などを背景に多様化・高度化の一途をたどっております。当社グループは、長年にわたって培ってきた「高清浄度鋼製造技術」をベースに、それらのニーズに的確に応える高品質の特殊鋼製品を提供してきました。 当社グループは、電気炉による製鋼から最終製品までの一貫生産を行う事業拠点を日本、欧州、インドに有しております。当社の直接輸出比率は約2割ですが、当社製品の間接輸出等や海外事業拠点における製造・販売分を含めますと、当社グループ製品の多くは海外で使用されております。 当社グループの主力製品は、ベアリングの素材となる軸受用鋼であります。軸受用鋼は機械の回転運動を支えるため、特に厳しい品質が求められます。ベアリングの寿命を左右するのは鋼の清浄度の高さとされており、ここに当社が強みとする「高清浄度鋼製造技術」が生かされております。 当社グループの主要な最終需要先は、自動車、産業機械、建設機械業界等であり、当社グループの製品には、自動車メーカー等に直接販売されるものとベアリングメーカーや部品メーカー等へ販売され、各サプライチェーンにおいて各種の部品に加工された後、最終的に自動車メーカー等へ納入されるものがあります。 近年、競合他社の生産能力の増強や品質・技術力の向上等により、特殊鋼業界における国際競争は激しさを増しつつ、足元では、新型コロナウイルス感染症やロシアによるウクライナへの軍事侵攻などの影響による、鉄スクラップや合金鉄、エネルギー等の価格の大幅な上昇や円安の進行によって、未曽有のコストアップ影響が生じるとみられます。特殊鋼需要に関しましても、半導体不足等による自動車減産やそれに伴うサプライチェーンにおける在庫調整の影響を引き続き注視していく必要があります。 このように今後の原燃料価格や特殊鋼需要の動向が不透明な状況であるなかで、当社グループといたしましては、原燃料価格上昇に伴うコストアップに対し「マージンの維持・拡大」を基本方針として、販売価格の改善など必要な対策を講じるとともに、引き続き経営理念「信頼の経営」の実践を通じて、大きく変化する経営環境下においても、人・技術・利益の持続的成長を図るとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 なお、当社グループは、2021年度から2025年度を実行期間とする経営計画(25年中期)を策定しております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2487文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの経営成績等の状況の概要ならびに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、以下の記述のうち、将来に関する事項は、当連結会計年度末(2022年3月31日)現在における当社グループの判断に基づくものであります。 (1) 重要な会計方針および見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況」に記載しております。連結財務諸表の作成に際し、固定資産の評価、繰延税金資産の回収可能性などにつきまして、過去の実績や他の合理的な方法による、会計上の見積りを行っております。当社グループは、これらの見積りの妥当性に対し継続して評価を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果と異なる場合があります。 なお、新型コロナウイルス感染症につきましては、感染対策の徹底やワクチン接種の進行、各種政策の効果などにより、行動制限が徐々に緩和されておりますが、感染再拡大の懸念もあるため、未だ感染終息時期が見通せない状況にあります。当連結会計年度の連結財務諸表作成に際しましては、感染終息時期が未だ見通せない状況にあるものの、今後も特殊鋼需要は大きく低下しないと想定し、固定資産の評価や繰延税金資産の回収可能性などの会計上の見積りを行っております。 (2) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、 新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状況から、感染対策の徹底やワクチン接種の進行、各種政策の効果などにより、行動制限が徐々に緩和される中で持ち直しの動きで推移しました。景気の先行きにつきましては、感染再拡大への懸念やロシアによるウクライナへの軍事侵攻、原材料やエネルギー価格の高騰、円安の進行、半導体不足等による自動車減産影響を注視する必要があり、不透明な状況にあります。 特殊鋼業界におきましては、 自動車、産業機械、建設機械などの主要需要業界の回復により、熱間圧延鋼材の生産量は、前連結会計年度を上回る水準となりました。 当社グループの売上高は、 鉄スクラップサーチャージの適用に伴う販売価格の上昇、売上数量の増加やスウェーデンの連結子会社Ovakoの決算期変更影響などにより、 前連結会計年度比 1,525億56百万円増 の 3,632億78百万円 となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1350文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸 表計上額 (注)3 鋼材 粉末 素形材 売上高 外部顧客への売上高 193,402 3,455 13,734 210,593 128 210,721 210,721 セグメント間の内部 売上高又は振替高 6,259 6,260 1,445 7,705 △ 7,705 199,662 3,455 13,735 216,853 1,573 218,426 △ 7,705 210,721 セグメント利益又は 損失(△) △ 5,240 263 △ 614 △ 5,592 45 △ 5,546 53 △ 5,493 その他の項目 減価償却費 13,211 252 687 14,150 14,159 △ 29 14,129 のれん償却額 2,620 2,620 2,620 2,620 減損損失 3,929 3,929 3,929 3,929 (注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業等であります。 2 セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去であります。 3 セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業損失と調整を行っております。 4 資産および負債については、事業セグメントごとの情報が経営資源の配分の決定および業績を評価するための検討対象となっていないため、記載しておりません。 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸 表計上額 (注)3 鋼材 粉末 素形材 売上高 外部顧客への売上高 340,691 4,554 17,960 363,206 71 363,278 363,278 セグメント間の内部 売上高又は振替高 9,588 9,589 1,073 10,662 △ 10,662 350,280 4,554 17,960 372,795 1,145 373,940 △ 10,662 363,278 セグメント利益 20,144 817 359 21,322 27 21,349 67 21,416 その他の項目 減価償却費 14,894 270 710 15,875 15,883 △ 20 15,863 のれん償却額 3,374 3,374 3,374 3,374 減損損失(注)4 359 359 359 359 (注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業であります。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1864文字
2 主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 伊藤忠丸紅鉄鋼㈱ 22,764 10.8 29,708 8.2 当連結会計年度の鋼材事業の生産実績および販売実績は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状況からの持ち直しやOvakoの決算期変更影響により、前連結会計年度比で著しく増加しております。 (4) 財政状態 当社グループの当連結会計年度末の総資産残高は、 売上数量の増加や原燃料価格の上昇に伴う売上債権や棚卸資産の増加などにより、 前連結会計年度末比 585億50百万円増 の 3,779億11百万円 となりました。 負債残高は、 仕入債務やコマーシャル・ペーパーの増加などにより、 前連結会計年度末比 395億93百万円増 の 1,790億66百万円 となりました。 純資産残高は、 親会社株主に帰属する当期純利益の計上などにより、 前連結会計年度末比 189億57百万円増 の 1,988億45百万円 となりました。 この結果、当連結会計年度末におけるD/Eレシオ(純資産残高に対する有利子負債残高(現預金および関係会社預け金残高控除後)の割合)は0.30(前連結会計年度末は0.26)となりました。 (5) キャッシュ・フロー 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、営業活動で 70億86百万円の収入 、投資活動で 132億98百万円の支出 、財務活動で 22億86百万円の収入 となりました。 これらにより、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、 218億57百万円 (前連結会計年度末比 30億24百万円減 )となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 税金等調整前当期純利益(209億73百万円)、減価償却費(159億3百万円)、のれん償却費(33億74百万円)などに対し、売上債権の増加(△236億20百万円)、棚卸資産の増加(△369億69百万円)、仕入債務の増加(252億16百万円)などにより、 70億86百万円の収入 (前連結会計年度比 152億27百万円 の収入減)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 有形固定資産の取得による支出(△138億32百万円)などにより、 132億98百万円の支出 (前連結会計年度比 61億14百万円 の支出減)となりました。…