事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約381文字
3【事業の内容】 2020年3月末現在における当社の企業集団は、当社、子会社20社及び関連会社2社により構成されており、その 主な事業は、ステンレス鋼板及びその加工品事業であります。 なお、当社及び関係会社の位置付けは、次のとおりであります。 〔事業の内容〕 当事業においては、ステンレス鋼、耐熱鋼及び高ニッケル合金鋼の鋼板、鍛鋼品、ステンレス建材、ステンレ ス鋼管、ステンレス加工品等を製造・加工・販売しております。 〔主な関係会社〕 (製造・販売) ナストーア(株)、ナス鋼帯(株)、ナスクリエート(株)、ナスエンジニアリング(株)、ナステック (株)、宮津海陸運輸(株)、NAS TOA(THAILAND)CO.,LTD. (加工・販売) ナス物産(株)、クリーンメタル(株) 〔事業系統図〕 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1775文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 〔経営の基本方針〕 当社グループの事業経営は、創造と効率を両輪として生み出されたすぐれた製品を提供することにより、社会に進歩と充実をもたらすことを理念としております。また、全ての面で国際的水準において優位に立ち、企業価値を高めることで株主を始め皆様の期待に応えることを基本方針としております。 〔経営環境及び会社の対処すべき課題〕 新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な影響を与える中、各国において経済停滞緩和のための財政対策等が実施されております。今後の感染拡大ペースや終息の見通しは不透明であり、各国の感染予防に向けた対応や影響緩和のための経済政策等の動向に引き続き注視していく必要があります。 ステンレス特殊鋼業界につきましては、ニッケル系冷延鋼板では、2019年4月、日鉄ステンレス株式会社が誕生し国内では実質2社体制となる一方、輸入材の浸透による国内市場の構造変化に対して、今後も動向を注視する必要があります。一方、戦略分野である高機能材市場においては、足元の世界経済の混乱とエネルギー価格の低迷により環境・エネルギー分野での一時的な落ち込みは避けられないものの、アジアを中心に潜在的需要は旺盛であり、中長期的には海外向けにおいて堅調な推移が見込まれます。 当社は、これまで2017年度をスタートとする3ヵ年計画「中期経営計画2017」を策定し、高機能材事業と一般材事業を両輪に国内外において競争力あるステンレス特殊鋼メーカーとして勝ち抜くための諸施策を実行してまいりました。その結果、2017年度からの3年間合計で連結経常利益179億円(「中期経営計画2017」3年間計画合計170億円)を計上するなど、収益面では一定程度の成果をあげることができました。一方、この3年間において、中国経済のプレゼンス拡大とその成長鈍化、環境問題・地球温暖化対応の鮮明化、国内における人口減少に伴う労働力不足の慢性化など、事業環境は大きく変化してきており、当社グループが今後も持続的に成長していくためには乗り越えるべき課題が山積している状況にあります。 こうした事業環境の構造変化を踏まえて、当社グループが2025年の当社創立100周年、さらには、その先もレジリエント(困難な状況に直面した際の強靭さや回復力がある)かつ持続的な成長を遂げるために、2020年度からの3か年で実行すべき施策を『中期経営計画2020』として取り纏めました。 〔中長期的な会社の経営戦略〕 当社グループは、2023年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「中期経営計画2020」を策定いたしました。 「中期経営計画2020」の概要 1.…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1775文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 〔経営の基本方針〕 当社グループの事業経営は、創造と効率を両輪として生み出されたすぐれた製品を提供することにより、社会に進歩と充実をもたらすことを理念としております。また、全ての面で国際的水準において優位に立ち、企業価値を高めることで株主を始め皆様の期待に応えることを基本方針としております。 〔経営環境及び会社の対処すべき課題〕 新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な影響を与える中、各国において経済停滞緩和のための財政対策等が実施されております。今後の感染拡大ペースや終息の見通しは不透明であり、各国の感染予防に向けた対応や影響緩和のための経済政策等の動向に引き続き注視していく必要があります。 ステンレス特殊鋼業界につきましては、ニッケル系冷延鋼板では、2019年4月、日鉄ステンレス株式会社が誕生し国内では実質2社体制となる一方、輸入材の浸透による国内市場の構造変化に対して、今後も動向を注視する必要があります。一方、戦略分野である高機能材市場においては、足元の世界経済の混乱とエネルギー価格の低迷により環境・エネルギー分野での一時的な落ち込みは避けられないものの、アジアを中心に潜在的需要は旺盛であり、中長期的には海外向けにおいて堅調な推移が見込まれます。 当社は、これまで2017年度をスタートとする3ヵ年計画「中期経営計画2017」を策定し、高機能材事業と一般材事業を両輪に国内外において競争力あるステンレス特殊鋼メーカーとして勝ち抜くための諸施策を実行してまいりました。その結果、2017年度からの3年間合計で連結経常利益179億円(「中期経営計画2017」3年間計画合計170億円)を計上するなど、収益面では一定程度の成果をあげることができました。一方、この3年間において、中国経済のプレゼンス拡大とその成長鈍化、環境問題・地球温暖化対応の鮮明化、国内における人口減少に伴う労働力不足の慢性化など、事業環境は大きく変化してきており、当社グループが今後も持続的に成長していくためには乗り越えるべき課題が山積している状況にあります。 こうした事業環境の構造変化を踏まえて、当社グループが2025年の当社創立100周年、さらには、その先もレジリエント(困難な状況に直面した際の強靭さや回復力がある)かつ持続的な成長を遂げるために、2020年度からの3か年で実行すべき施策を『中期経営計画2020』として取り纏めました。 〔中長期的な会社の経営戦略〕 当社グループは、2023年3月期を最終年度とする3ヵ年の中期経営計画「中期経営計画2020」を策定いたしました。 「中期経営計画2020」の概要 1.…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約2017文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、民間企業の設備投資や個人消費が堅調に推移しましたが、米中間をはじめとする各国間の通商摩擦問題の解決が長引いていることによる経済成長鈍化懸念により輸出産業を中心に先行きが不透明な状況が続きました。また、10月1日の消費税率改定や、2月以降新型コロナウィルス感染症(以下、「感染症」とする)対策として外出自粛が強く要請されたことにより、個人消費の減少等を中心に景気が急減速する局面となりました。 ステンレス特殊鋼業界におきましては、昨年度から続いた市中在庫増加による需給バランス調整は終息したものの、工作機械関連や自動車関連等の一部分野で需要が低迷しました。当社の戦略分野である高機能材につきましては、排煙脱硫装置・船舶向けSOxスクラバーなど環境・エネルギー分野向け用途の拡大が継続したほか、石油・ガス向け用途やプレスプレート用途など幅広い分野において、海外向けを中心に需要は堅調に推移致しました。 当社グループの当連結会計年度の販売数量につきましては、 前年同期比8.3%減 (高機能材 4.9%減 、一般材 7.6%減 )となり、 売上高は136,373百万円 ( 前年同期比7,366百万円減 )となりました。また、利益面につきましては、 営業利益7,838百万円 ( 前年同期比1,605百万円減 )、 経常利益6,342百万円 ( 前年同期比1,836百万円減 )、 親会社株主に帰属する当期純利益5,325百万円 ( 前年同期比2,361百万円減 )となりました。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は 158,568百万円 となり、 前連結会計年度末比8,453百万円増加 しております。これは主として現金及び預金の増加(11,132百万円)によるものであります。 当連結会計年度末における負債の額は 107,437百万円 となり、 前連結会計年度末比5,262百万円増加 しております。これは主として借入金及び社債の増加(10,723百万円)、支払手形及び買掛金の減少(3,340百万円)によるものであります。 当連結会計年度末における純資産の額は 51,131百万円 となり、 前連結会計年度比3,191百万円増加 しております。これにより自己資本比率は 32.2% となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約280文字
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日 ) 当社グループは、ステンレス鋼板及びその加工品事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。また、のれんの当期償却額は 6 百万円であり、未償却残高は 6 百万円であります。 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) 当社グループは、ステンレス鋼板及びその加工品事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。また、のれんの当期償却額は 6 百万円であり、未償却残高はありません。
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約5929文字
2.主要な販売先はいずれも総販売実績に対する販売実績の割合が10%未満のため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ①経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、米中貿易摩擦、英国のEU離脱問題などを背景に海外経済が減速する中、年度前半は内需により小幅ながらも成長を維持したものの、消費増税後の後半は個人消費のみならず生産活動が弱まり、更に年度末にかけて新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、景気は急速に悪化しました。 ステンレス特殊鋼業界におきましては、半導体関連需要の低迷や自動車関連の需要減退により、市中在庫の調整局面が続く状況となりステンレス鋼の需要が盛り上がりに欠ける中、更に原料のニッケル価格が下落することで需要家の買い控え等も追い打ちをかける結果となりました。一方、当社の戦略分野である高機能材(ニッケルを20%以上含有する高ニッケル合金の板、帯製品)では、石油・ガス分野向け用途や排煙脱硫装置、船舶向けSOxスクラバー等の環境・エネルギー分野向け用途等において、海外向けを中心に需要は引続き堅調に推移いたしました。 こうした事業環境のもと、当社グループといたしましては、ステンレス一般材においては在庫レベル正常化を意識した需要見合いの販売量を維持しつつ、生産コストに応じた販売価格の適正化に努める一方、戦略分野である高機能材におきましては一層の拡販に注力してまいりました。 この結果、当社における当年度の販売数量は 前年同期比8.3%減 (高機能材 4.9%減 、一般材 7.6%減 )となり、当連結会計年度の 売上高は136,373百万円 ( 前年同期比7,366百万円減 )、 経常利益は6,342百万円 ( 前年同期比1,836百万円減 )、 親会社株主に帰属する当期純利益は5,325百万円 ( 前年同期比2,361百万円減 )となりました。 ※連結損益計算書概要 単位:百万円、% 当連結会計年度 ( 2020年3月 期) 前連結会計年度 ( 2019年3月 期) 前年度対比 増減率 売上高 136,373 143,740 △7,366 △5.1 営業利益 7,838 9,443 △1,605 △17.0 経常利益 6,342 8,178 △1,836 △22.4 親会社株主に帰属する当期純利益 5,325 7,686 △2,361 △30.7 b.…