事業の内容
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3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(子会社184社(内連結子会社184社)、ジョイント・ベンチャー及び関連会社20社(内持分法適用会社20社)(2023年3月31日現在))においては、建築用ガラス事業、自動車用ガラス事業及び高機能ガラス事業を主として行っており、その製品はあらゆる種類にわたっています。各事業における当社及び関係会社の位置付け等は次の通りです。 (建築用ガラス事業) 建築用ガラス事業は、建築材料市場向けの板ガラス製品及び内装外装用加工ガラス製品を製造・販売しており、当連結会計年度における当社グループの売上高のうち48%を占めています。太陽電池パネル用ガラス事業も、ここに含まれます。 《主な関係会社》 日本板硝子ビルディングプロダクツ(株)、(株)サンクスコーポレーション、日本板硝子ウインテック(株)、Pilkington United Kingdom Ltd.、Pilkington Technology Management Ltd.、Pilkington Deutschland AG、Pilkington Austria GmbH、Pilkington Norge AS、Pilkington IGP Sp.z o.o.、Pilkington Polska Sp.z o.o.、Pilkington Italia S.p.A.、NSG Glass North America, Inc.、Pilkington North America, Inc.、Vidrieria Argentina S.A.、Vidrios Lirquen S.A.、Pilkington Brasil Ltda.、Malaysian Sheet Glass Sdn. Bhd.、Vietnam Float Glass Co.,Ltd.、NSG Vietnam Glass Industries Ltd. (自動車用ガラス事業) 自動車用ガラス事業は、新車組立用及び補修用市場向けに種々のガラス製品を製造・販売しており、当社グループの売上高のうち47%を占めています。 《主な関係会社》 Pilkington Automotive Ltd.、Pilkington Technology Management Ltd.、Pilkington Automotive Deutschland GmbH、Pilkington Automotive Finland Oy、Pilkington Automotive Poland Sp.z o.o.、Pilkington Italia S.p.A.、Pilkington North America, Inc.、L-N Safety Glass SA de CV、Pilkington Automotive Argentina S.A.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3292文字
1.経営方針 NSGグループ経営指針「Our Vision」は以下のとおり、「使命:NSGの存在意義」、「目指す姿:NSGのなりたい姿」、「コアバリュー:働き方の基盤となる価値観」から構成されています。 当社グループは、Our Visionを経営の指針とし、お客様と社会が求める多種多様なニーズに対して従来のガラスを超えるプラスアルファの価値やサービスを迅速かつ適切に提供することにより、持続的成長可能な社会の実現を目指しています。 2.マテリアリティ 当社グループでは、中長期的な企業の持続的成長と持続的社会の実現への貢献を両立するために認識すべき重要課題として、以下の表の通り5項目のマテリアリティを設定しました。この5項目は、「社会にとってのインパクト」と「当社グループにとってのインパクト」を2軸に、マトリクス上で影響度を評価して重み付けを行い決定しました。 これ以外に、コーポレートガバナンス、および財務基盤の確保は会社へのインパクトが極めて強く、会社の基盤ともなるものであり、マテリアリティ選定とは別建てとして当社グループとして重点的に取り組む課題としています。 3.NSGグループの中期ビジョン NSGグループの使命である「快適な生活空間の創造で、より良い世界を築く」を実現するべく、当社グループは、進むべき方向性として、中期ビジョン「高付加価値の『ガラス製品とサービス』で社会に貢献するグローバル・ガラスメーカーとなる」ことを新たに掲げました。 これに基づいて、当社グループが「目指すべき貢献領域」として、以下の3分野を設定しています。 ①快適空間の創造:快適で安全・健康な「人にやさしい生活空間」を創造する ②地球環境の保護:再生可能エネルギーの活用拡大や冷暖房負荷の軽減などを通して「地球にやさしい環境」を創造する ③情報通信分野: 人々の暮らしをより便利にし、社会の進化をささえる情報通信関連分野に貢献する また、企業の「ありたい姿」として以下の2項目を設定しています。 ・常に変革に挑戦し、やり抜き結果を出す企業グループであり続ける ・事業活動を通じて、従業員が「成長」し、「働く喜び」を得られる企業グループであり続ける 4.「中期ビジョン」実現のためのロードマップ 当社グループは、持続的な成長を目指せる事業体質を構築するため、2022年3月期から2024年3月期までの3年間を期間とする、新中期経営計画「リバイバル計画24(RP24)」を2021年5月13日に公表しました。 中期ビジョンの実現に向けて、ステップI(RP24、2022年3月期~2024年3月期の構造改革期)およびステップII(2025年3月期以降の持続的な成長サイクルの確立期)に分けて施策に取り組みます。…
対処すべき課題
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7.経営環境及び対処すべき課題 (1)当社グループを取り巻く経営環境 2023年3月期は、期中はかつてないほど高騰した欧州の天然ガスを中心に投入コストが高騰し、また当社グループが事業を行う市場環境は事業により濃淡がありましたが、下半期にはエネルギー関連の投入コストも下落し、市場環境も概ね安定してきました。建築用ガラス市場は、下半期以降欧州で需要がやや軟化したものの多くの地域で需要に支えられ、高騰した投入コストを価格転嫁で吸収し、好調でした。自動車用ガラス市場は、半導体を中心とした自動車部品不足による自動車生産制約の影響が下半期以降徐々に緩和し、また第2四半期以降多くの取引先との価格交渉が進捗した結果、販売価格改善により高騰した投入コストの影響を軽減しました。高機能ガラスは、下半期には新型コロナウイルスに関連した中国におけるロックダウンとIT市場の減速の影響を受けましたが、全般的に安定していました。ただ、金利上昇による潜在的な景気後退のリスクにより市場環境は依然不透明です。またエネルギー関連の投入コストは下落したものの、再び高騰するリスクはあります。世界的なインフレ拡大等で原材料や運送費や人件費等その他コスト増加は継続しており、引き続き、生産コストの更なる引き下げと製品価格への転嫁に取り組み、収益力の回復を進めていく必要があります。 (2)対処すべき課題 当社グループが対処すべき重要な課題は、早期の収益力の回復、そして、事業構造の転換の加速です。 コロナ禍からの経済回復の過程でサプライチェーンが混乱し、原燃材料価格が高騰した後、燃料価格については一旦落ち着きを見せましたが、引き続き注意が必要です。また、インフレ拡大に伴う原材料や運送費や人件費等その他コストの増加、金利上昇に伴う潜在的な景気後退リスクなど事業環境は常に大きく変化しています。これらの変化に早期に対応し、収益力の回復を果たさなければなりません。RP24の財務目標のうち営業利益率、純利益については達成することができておらず、これには自動車ガラス事業の収益力改善が非常に重要です。同事業では、2023年3月期はコスト削減、付加価値製品の拡大、価格転嫁により下半期以降収益が改善し通期黒字を達成しましたが、引き続き収益力の改善に取り組みます。 2023年4月より新たな代表執行役社長兼CEO(最高経営責任者)の下での経営体制がスタートしましたが、このためにRP24における3つの改革である「コスト構造改革」、「事業構造改革」、「企業風土改革」に引き続き注力していくことに変わりはありません。 「コスト構造改革」では、本質的なコスト構造改革(人員効率化、固定費削減、購買コスト削減等)に引き続き取り組んでまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6353文字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)業績等の概要 (単位:百万円) 売上高 個別開示項目前 営業利益 税引前利益 当期利益 親会社の所有者に帰属する 当期利益 当連結会計年度 763,521 34,812 △21,933 △31,017 △33,761 前連結会計年度 600,568 19,980 11,859 6,759 4,134 増減率 27.1% 74.2% - % - % - % 1)全体の状況 2023年3月期第4四半期において当社グループが事業を行う市場環境は、概ね安定していました。建築用ガラス市場は、欧州での需要は引き続きやや軟調に推移しましたが、その他の地域では比較的堅調でした。エネルギーに関連する投入コストは当第4四半期において下落しましたが、過去の水準と比較すると依然として高い水準にあります。原材料も含めた投入コスト高は、引き続き販売価格の上昇により吸収しました。太陽電池パネル用ガラスの需要も堅調でした。自動車用ガラス市場は、半導体を中心とした自動車部品不足の影響から引き続き緩やかに回復しました。また、上昇した投入コストの取引先に対する転嫁もさらに進展しました。高機能ガラス市場は当第4四半期においてやや減速しました。 2)セグメント別の状況 当社グループの事業は、建築用ガラス事業、自動車用ガラス事業、高機能ガラス事業の3種類のコア製品分野からなっています。 「建築用ガラス事業」は、建築材料市場向けの板ガラス製品及び内装外装用加工ガラス製品を製造・販売しており、当連結会計年度における当社グループの売上高のうち48%を占めています。太陽電池パネル用ガラス事業も、ここに含まれます。 「自動車用ガラス事業」は、新車組立用及び補修用市場向けに種々のガラス製品を製造・販売しており、当社グループの売上高のうち47%を占めています。 「高機能ガラス事業」は、当社グループの売上高のうち5%を占めており、ディスプレイのカバーガラスなどに用いられる薄板ガラス、プリンター向けレンズ及び光ガイドの製造・販売、並びにエンジン用タイミングベルト部材などのガラス繊維製品の製造・販売など、いくつかの事業からなっています。 「その他」には、全社費用、連結調整、前述の各セグメントに含まれない小規模な事業、並びにピルキントン社買収に伴い認識された無形資産の償却費が含まれています。 セグメント別の業績概要は下表の通りです。…
セグメント関連
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/ 原文長 約80096文字
7. セグメント情報 <報告セグメントごとの情報> 当社グループはグローバルに事業活動を行っており、当連結会計年度末(2023年3月末)現在、以下の報告セグメントを有しています。 建築用ガラス事業は、建築材料市場向けの板ガラス製品及び内装外装用加工ガラス製品を製造・販売しています。このセグメントには、太陽電池パネル用ガラス事業も含まれます。 自動車用ガラス事業は、新車組立用及び補修用市場向けに種々のガラス製品を製造・販売しています。 高機能ガラス事業は、ディスプレイのカバーガラスなどに用いられる薄板ガラス、プリンター向けレンズ及び光ガイドの製造・販売、エンジン用タイミングベルト部材などのガラス繊維製品の製造・販売など、いくつかの事業からなっています。 その他の区分は、本社費用、連結調整(ピルキントン社買収により生じたのれん及び無形資産に係る償却及び減損に係る費用を含む)並びに上記報告セグメントに含まれない事業セグメントです。 当連結会計年度及び前連結会計年度において、ピルキントン買収に係る償却費はそれぞれ553百万円と1,035百万円であり、「その他」のセグメント利益に反映されています。 当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)における報告セグメントごとの実績は以下の通りです。 (単位:百万円) 建築用 ガラス事業 自動車用 ガラス事業 高機能 ガラス事業 その他 合計 売上高 セグメント売上高計 393,262 355,411 40,993 6,036 795,702 セグメント間売上高 △ 27,315 △ 718 △ 2,239 △ 1,909 △ 32,181 外部顧客への売上高 365,947 354,693 38,754 4,127 763,521 個別開示項目前営業利益 (セグメント利益)(△は損失) 33,557 4,052 8,733 △ 11,530 34,812 個別開示項目収益 1,183 2,563 104 3,174 7,024 個別開示項目費用 △ 1,566 △ 1,551 △ 8 △ 49,053 △ 52,178 個別開示項目後営業利益 (△は損失) △ 10,342 金融費用(純額) △ 17,402 持分法による投資利益 7,333 持分法投資に関するその他の損失 △ 1,522 税引前利益(△は損失) △ 21,933 法人所得税 △ 9,084 当期利益(△は損失) △ 31,017 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)における報告セグメントごとの実績は以下の通りです。…
主要な顧客・販売先
抽出本文
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2.販売実績の「主な相手先別」は、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載は行っていません。 3.セグメント間の取引については相殺消去しています。