事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約729文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社1社と非連結子会社1社並びにその他の関係会社1社により構成されております。 当社は化粧品(医薬部外品を含む)の製造受託及び研究開発受託を主要な業務としており、連結子会社であるTHEPENIER PHARMA & COSMETICS S.A.S.(テプニエ社)はフランスにおいて医薬品及び化粧品の製造受託を主要な業務としております。非連結子会社であるNippon Shikizai France S.A.S.(日本色材フランス社)は、フランスにおいて化粧品の製造受託を主要な業務としております。 その他の関係会社である株式会社キャトル・セゾンは、当社発行済株式総数の23.9%を所有しておりますが、役員兼務、持株以外の関係(販売、技術、生産、人事等)はありません。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業における位置付けは次のとおりであります。 (1) 化粧品事業……………主要な製品は、ファンデーション、アイライナー、マスカラ、口紅、UV、アイシャドウ、チーク、白粉、打粉、クリーム、美容液、化粧水等であり、当社及び連結子会社と非連結子会社が製造、販売しております。 (2) 医薬品その他事業……主要な製品は、薬用歯磨き、ボディーシャンプー、水虫治療薬、駆虫剤、その他衛生製品等であり、連結子会社が製造、販売しております。 なお、化粧品事業の一部の製品について、当社及び連結子会社と非連結子会社は加工原材料、半製品を相互に販売または購入し、半製品、製品の製造、販売を行なっております。 有価証券報告書提出日(2022年5月26日)現在における当社グループの事業の主な系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1151文字
(3) 経営環境、経営戦略および優先的に対処すべき事業上ならびに財務上の課題 次期の経営環境におきましては、引き続き新型コロナウイルスの感染動向およびこれに対する感染拡大防止策等によって、各国の経済や化粧品需要が大きく影響を受ける状況が継続することが予想されます。また、新型コロナウイルス感染症は、新しい生活様式(わが国におけるマスク着用常態化、在宅勤務など)や、それに伴う消費者の化粧品ニーズにも影響を与え、化粧品の需要規模だけでなくその内容にも影響を及ぼすと考えられます。こういった市場の変化に対応するためには、新たに生まれる消費者ニーズに応える新処方の提供、新たな高付加価値処方の開発といった取組みが必要であるのに加え、新型コロナウイルス感染症収束後(アフター・コロナ)を見据えた戦略の準備を並行して進めておく事が、化粧品ODMメーカーとしての業績の回復や事業の成長において極めて重要と考えております。 このような状況の中、新しい「中期事業戦略ビジョン(2022-2026)」では「コロナからの復活と将来の成長に向けた事業基盤の再構築」を掲げ、「競争優位にある「強み」製品の強化と拡大」、「クリーン・ビューティーへの積極取組」、ならびに「高収益体質への転換」を重点戦略として、積極的に取り組んでまいります。 [「中期事業戦略ビジョン(2022-2026)」重点戦略] ① 競争優位にある「強み」製品の強化と拡大 ・メイク領域をフルカバーする守備範囲の広さを「強み」に積極的な営業展開 ・マスカラ、口紅、ファンデーション、UV、パウダーなど競争優位にある製品群をさらにブラッシュアップ ・メイク製品の処方技術を活かしたスキンケアなど高機能製品を提供 ・容器開発への取組/充填技術の高度化 ② クリーン・ビューティーへの積極取組 ・全ての商品分野におけるクリーン処方や高付加価値製品の提供/ポートフォリオの拡充 ・顧客のクリーン化ニーズに合致した機能性処方の開発 ・クリーン・ビューティー/サステナブル・ビューティーの実現に向けた組織体制の構築 ・クリーン・ビューティー/サステナブル・ビューティー製品提供に向けた各種規制対応・認証の取得 ③ 高収益体質への転換 ・生産性・生産効率の向上/コスト競争力の強化 ・つくば3期等により増強した設備能力のフル活用 ・生産需要に合わせたファシリティの弾力運用 ・外部コストの抑制 [基本戦略] ① (国内)生産能力増強の推進/生産性向上/省力化に向けた戦略投資 ② (海外・仏国)事業のグローバリゼーションの加速化/親会社の処方開発力活かしグループシナジーの最大化 ③ 組織・風土改革/人材育成 ④ ESG・サステナビリティ対応/安定した持続的経営基盤の構築
対処すべき課題
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/ 原文長 約145文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における当社グループの将来に関する見通しおよび計画に基づいた将来予測です。これらの将来予測にはリスクや不確定要素などが包含されており、実際の成果や業績などは、記載の見通しとは異なる可能性があります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3232文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2021年3月1日~2022年2月28日)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大(第4波、第5波、第6波)、長期化に伴い、主要都市を対象とした緊急事態宣言やまん延防止措置が発出され、ワクチン接種が進展したものの、引き続き新型コロナウイルス感染症が国内外の経済活動に大きな影響を与えています。足元ではオミクロン株の感染が続いている中で3度目のワクチン接種等によって収束を目指していますが、今後も新たな変異株の発生・拡大や緊急事態宣言等の行動制限の発出というリスクに晒されており、先行き不透明な状況が継続しています。海外各国でもワクチン接種の進展度合いなどに応じて地域や国による跛行性が見られ、一部の国ではウィズ・コロナの生活様式としてマスク着用を解消する動きも出ていますが、オミクロン株やその他変異株の動向も含めて依然として先行き不透明な状況が続いております。また、ロシアによるウクライナ侵攻という新たな不確定要因も加わり、世界的な物流遅延や物価上昇等の経済活動への影響も懸念されております。 化粧品業界におきましても、メイクアップ製品を中心に、引き続き新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けております。国内では、マスク着用の常態化や外出・外食自粛により個人消費が低迷、さらに、わが国への入国規制強化の継続でインバウンド需要も回復せず、化粧品需要はメイクアップ製品を中心に大きく減少したまま推移しています。海外においても、世界規模でまん延が続く新型コロナウイルス感染症の影響等により化粧品需要は低迷しております。ワクチン接種の進んだ地域や国では各種の感染症対策が緩められる事によって経済活動の再開や消費の回復が見られますが、一方でオミクロン株の様な新たな変異株が発生するなど、化粧品需要の回復においては地域や国による跛行性が見られ、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社グループにおきましては、2017年度からスタートした「中期事業戦略ビジョン(2017-2021)」のもと、「生産能力の増強」ならびに「グローバリゼーションの加速化」の実現に取り組んでまいりましたが、想定外の新型コロナウイルス感染症発生・拡大と影響の長期化により、厳しい環境の中で事業活動を強いられております。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1230文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1、2 連結財務諸表 計上額 (注)3 日本 仏国 売上高 外部顧客への売上高 6,771,498 2,372,071 9,143,569 9,143,569 セグメント間の内部売上高又は振替高 70,541 560 71,102 △ 71,102 6,842,040 2,372,632 9,214,672 △ 71,102 9,143,569 セグメント利益又は損失(△) △ 964,811 123,574 △ 841,237 9,494 △ 831,743 セグメント資産 13,904,683 2,547,934 16,452,618 △ 901,868 15,550,749 その他の項目 減価償却費 673,690 139,055 812,745 812,745 減損損失 94,102 94,102 94,102 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,438,041 360,934 1,798,976 1,798,976 (注)1.セグメント利益又は損失の調整額9,494千円は、セグメント間取引消去であります。 2.セグメント資産の調整額△901,868千円は、セグメント間の連結調整の影響額であります。 3.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業損失と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2021年3月1日 至 2022年2月28日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1、2 連結財務諸表 計上額 (注)3 日本 仏国 売上高 外部顧客への売上高 6,501,063 2,200,965 8,702,029 8,702,029 セグメント間の内部売上高又は振替高 62,677 375 63,052 △ 63,052 6,563,741 2,201,341 8,765,082 △ 63,052 8,702,029 セグメント利益又は損失(△) △ 285,416 17,612 △ 267,804 △ 105 △ 267,909 セグメント資産 13,422,317 2,785,863 16,208,181 △ 854,380 15,353,800 その他の項目 減価償却費 599,745 185,504 785,250 785,250 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 83,044 182,763 265,807 265,807 (注)1.セグメント利益又は損失の調整額△105千円は、セグメント間取引消去であります。 2.セグメント資産の調整額△854,380千円は、セグメント間の連結調整の影響額であります。 3.…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約5053文字
2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 2020年3月1日 至 2021年2月28日) 当連結会計年度 (自 2021年3月1日 至 2022年2月28日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) ㈱井田ラボラトリーズ 1,011,528 11.1 1,107,883 12.7 3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等の分析等 1)経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、国内で①新型コロナウイルス感染症対策としてのマスク着用の定着化や外出自粛によるメイクアップ化粧品の消費需要の低迷、②訪日外国人旅行者によるインバウンド需要の蒸発、ならびに③世界的な新型コロナウイルス感染症拡大による海外向け製品受注の低迷、と総じて受注が低迷する中で、④デルタ株による座間工場でのクラスター感染の発生やオミクロン株による従業員の感染や自宅待機の発生による工場稼働の低下、⑤物流遅延による資材到着の遅れや出荷の遅れといった生産・物流面の影響もあり、加えて⑥フランス連結子会社も新型コロナウイルス感染症の影響で減収となったことから、前連結会計年度より441百万円(4.8%)減少して8,702百万円となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は、売上高低迷とつくば工場第3期拡張による諸費用増の影響はあるものの、各種コスト圧縮努力もあって、前連結会計年度より401百万円(99.8%)増加して804百万円となりました。売上高に対する比率は、前連結会計年度より4.8ポイント上回って9.2%となりました。 (販売費及び一般管理費、営業損失) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度より162百万円(13.1%)減少して1,072百万円となりました。売上高に対する比率は、前連結会計年度より1.2ポイント下回って12.3%となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業損失は、前連結会計年度の営業損失より563百万円改善して267百万円となりました。 (営業外損益、経常損失) 当連結会計年度の営業外収益は、補助金収入166百万円等の計上はあったものの前連結会計年度より128百万円(37.7%)減少して212百万円、営業外費用は前連結会計年度より17百万円(17.8%)増加して115百万円となりました。…