事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約727文字
3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社1社と非連結子会社1社並びにその他の関係会社1社により構成されております。 当社は化粧品(医薬部外品を含む)の製造受託及び研究開発受託を主要な業務としており、連結子会社であるTHEPENIER PHARMA & COSMETICS S.A.S.(テプニエ社)はフランスにおいて医薬品及び化粧品の製造受託を主要な業務としております。非連結子会社であるNippon Shikizai France S.A.S.(日本色材フランス社)は、フランスにおいて化粧品の製造受託を主要な業務としております。 その他の関係会社である株式会社キャトル・セゾンは、当社発行済株式総数の23.9%を所有しておりますが、役員兼務、持株以外の関係(販売、技術、生産、人事等)はありません。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業における位置付けは次のとおりであります。 (1) 化粧品事業……………主要な製品は、ファンデーション、口紅、ライナー、マスカラ、UV、アイシャドウ、チーク、白粉、打粉、クリーム、美容液、化粧水等であり、当社及び連結子会社と非連結子会社が製造、販売しております。 (2) 医薬品その他事業……主要な製品は、薬用歯磨き、ボディーシャンプー、水虫治療薬、駆虫剤、その他衛生製品等であり、連結子会社が製造、販売しております。 なお、化粧品事業の一部の製品について、当社及び連結子会社と非連結子会社は加工原材料、半製品を相互に販売または購入し、半製品、製品の製造、販売を行なっております。 有価証券報告書提出日(2021年5月27日)現在における当社グループの事業の主な系統図は次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1790文字
(3) 経営環境、経営戦略および優先的に対処すべき事業上ならびに財務上の課題 当社グループでは、つくば工場の拡張を中核とする「生産能力の増強」および「グローバリゼーションの加速化」を骨子とする 「中期事業戦略ビジョン(2017-2021)」のもとで、持続的な 事業の拡大と中長期的な企業価値の向上を実現するための戦略に取り組んでまいりました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う行動制限やマスク着用の常態化により、消費者のメイクアップ製品の使用機会が大幅に減少した結果、メイクアップ製品市場に対しては当初予想し得なかったほど影響度が増しており、未だ収束も見えない等、依然として市場は不透明な状況が続くものと思われます。 当社グループとしては、需要の動向並びに顧客メーカーの施策等を慎重に見極めつつ、まずは営業赤字からの早期脱却、そして業績の新型コロナウイルス感染症拡大以前の水準(2019年2月期)への早期回復に向けて、一歩一歩着実に改善を重ね次期中期経営計画に向けた事業基盤構築をはかるべく、以下の重点戦略に取り組んでまいります。 ①“ウィズ/アフターコロナ”を勝ち抜く製品開発 ・開発リードタイムの短縮 ・中国・アジア市場向け処方開発 ・スキンケア領域の強化 ②提案型営業活動の強化 ・顧客メーカーの新製品企画後押し、新規顧客開拓による販路拡大 ・オンライン・ミーティングやサンプルキット送付など、非対面営業手法を積極的に活用 [海外顧客向け提案例] ③グローバリゼーションの加速化 ・“メイド・イン・ジャパン”化粧品の強みを活かし、中国・アジア展開を加速する顧客メーカーの営業を強力 にサポート ・日本・フランス両拠点の一層の連携強化 ④需要に見合う生産体制の構築 ・吹田工場の閉鎖を含む、新型コロナウイルス感染症による受注減に対応した生産体制の再構築 ・“ウィズ/アフターコロナ”における化粧品、特にメイクアップ製品の需要の推移と顧客メーカーの販売施策 の動向に合わせ、生産能力を弾力的に調整可能な体制の構築 ⑤コスト構造の改革 ・生産体制の効率化、生産性向上によるコスト削減 ※「NSF社」:Nippon Shikizai France S.A.S. ※『中期事業戦略ビジョン(2017-2021)』ではFY2021の売上高計画を150億円で設定していましたが、コロナ禍 の影響を受け、92億76百万円にしております。…
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約145文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における当社グループの将来に関する見通しおよび計画に基づいた将来予測です。これらの将来予測にはリスクや不確定要素などが包含されており、実際の成果や業績などは、記載の見通しとは異なる可能性があります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2963文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2020年3月1日~2021年2月28日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う国内外の経済活動の停滞や縮小により、景気は急速に悪化しました。国内では緊急事態宣言が2020年4月と2021年1月に発出され、欧米各国でも都市封鎖(ロックダウン)が繰り返されており、ワクチン接種が開始されたものの、依然として先行き不透明な状況が続いております。 化粧品業界におきましても、メイクアップ製品を中心に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けております。国内では2020年2月以降、商業施設の営業時間短縮・臨時休業や、消費者の外出自粛ならびにマスク着用の常態化により個人消費が減退、さらに、わが国への入国規制強化による訪日外国人旅行者の急減に伴うインバウンド需要の激減により、化粧品需要は大きく減少いたしました。海外においても、世界規模で拡大する新型コロナウイルス感染症の影響等により化粧品需要は大きく減少、先行き不透明な状況が続いておりますが、中国市場では経済活動の再開によって消費は回復に転じており、地域による跛行性が見られる状況です。 このような事業環境のもと、当社グループにおきましては、国内では化粧品需要の減少と2度にわたる政府の緊急事態宣言発出を受け、国内生産拠点ならびに本社において在宅勤務や生産縮小などの対応を余儀なくされ、また、フランス拠点におきましても政府による都市封鎖(ロックダウン)などの影響で工場操業度が一時著しく低下するなど、グループ全体の事業活動に多大な影響が及びました。 当社グループでは、2017年度からスタートした「中期事業戦略ビジョン(2017-2021)」のもと、「生産能力の増強」ならびにグループシナジーの創出を通じた「グローバリゼーションの加速化」の実現に取り組みましたが、想定外の新型コロナウイルス感染症拡大と影響の長期化により、厳しい環境のもとで事業活動を強いられております。「生産能力の増強」施策として取り組んだ「つくば工場第3期拡張工事」や海外子会社における設備投資によって実現した生産能力を活用しきれない状況が続いており、2021年3月には吹田工場閉鎖(2021年8月末)の決定を余儀なくされております。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1233文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年3月1日 至 2020年2月29日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1、2 連結財務諸表 計上額 (注)3 日本 仏国 売上高 外部顧客への売上高 9,852,270 2,355,482 12,207,752 12,207,752 セグメント間の内部売上高又は振替高 103,991 27,108 131,099 △ 131,099 9,956,261 2,382,590 12,338,852 △ 131,099 12,207,752 セグメント利益 303,958 140,022 443,981 5,669 449,650 セグメント資産 13,881,111 2,776,879 16,657,990 △ 1,133,602 15,524,388 その他の項目 減価償却費 479,681 132,404 612,085 612,085 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 3,365,684 399,402 3,765,087 3,765,087 (注)1.セグメント利益の調整額5,669千円は、セグメント間取引消去であります。 2.セグメント資産の調整額△1,133,602千円は、セグメント間の連結調整の影響額であります。 3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2020年3月1日 至 2021年2月28日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1、2 連結財務諸表 計上額 (注)3 日本 仏国 売上高 外部顧客への売上高 6,771,498 2,372,071 9,143,569 9,143,569 セグメント間の内部売上高又は振替高 70,541 560 71,102 △ 71,102 6,842,040 2,372,632 9,214,672 △ 71,102 9,143,569 セグメント利益又は損失(△) △ 964,811 123,574 △ 841,237 9,494 △ 831,743 セグメント資産 13,904,683 2,547,934 16,452,618 △ 901,868 15,550,749 その他の項目 減価償却費 673,690 139,055 812,745 812,745 減損損失 94,102 94,102 94,102 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,438,041 360,934 1,798,976 1,798,976 (注)1.セグメント利益又は損失の調整額9,494千円は、セグメント間取引消去であります。 2.セグメント資産の調整額△901,868千円は、セグメント間の連結調整の影響額であります。 3.…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約6104文字
4.当連結会計年度において佐藤製薬㈱は、販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。 5. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等の分析等 1)経営成績 (売上高) 当連結会計年度の売上高は、①新型コロナウイルス感染症対策としての外出自粛やマスク着用の常態化によるメイクアップ化粧品の消費需要の減少、②訪日外国人旅行者によるインバウンド需要の激減、③世界的な新型コロナウイルス感染症拡大による海外向け製品受注の減少、ならびに④新製品企画の先送りの影響が大きく、フランス連結子会社は売上高ほぼ横ばいを保ったものの、連結では前連結会計年度より3,064百万円(25.1%)減少して9,143百万円となりました。 (売上総利益) 当連結会計年度の売上総利益は、売上高が大幅に減少する中で「つくば工場第3期拡張工事」竣工に伴い諸費用が増加したこともあり、前連結会計年度より1,309百万円(76.5%)減少して402百万円となりました。売上高に対する比率は、前連結会計年度より9.6ポイント下回って4.4%となりました。 (販売費及び一般管理費、営業損失) 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度より27百万円(2.2%)減少して1,234百万円となりました。売上高に対する比率は、前連結会計年度より3.2ポイント上回って13.5%となりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業損失は、前連結会計年度の営業利益より1,281百万円悪化して831百万円となりました。 (営業外損益、経常損失) 当連結会計年度の営業外収益は、補助金収入285百万円等の計上により前連結会計年度より300百万円(733.4%)増加して340百万円、営業外費用は前連結会計年度より12百万円(15.1%)増加して98百万円となりました。 以上の結果、当連結会計年度の経常損失は、前連結会計年度の経常利益より994百万円悪化して588百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純損失) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純損失は、吹田工場閉鎖に伴う128百万円の特別損失の計上や、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を取り崩し、法人税等調整額を88百万円計上したこと等により、前連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益より1,132百万円悪化して848百万円となりました。…