事業の内容
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/ 原文長 約1834文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社39社及び関連会社1社で構成され、フレーバー、フレグランス、アロマイングリディエンツ、ファインケミカルの製造・販売を主な事業内容として、さらに各事業に関連する研究及び不動産賃貸、その他の活動を展開しております。各地域、各事業における当社及び関係会社の位置付け等は次のとおりであります。 地域 事業 事業のセグメント(注) 主な会社 日本 香料事業 フレーバー 当社、 株式会社高砂ケミカル、高砂スパイス株式会社、 高栄産業株式会社、高砂珈琲株式会社、 高砂フードプロダクツ株式会社、 株式会社高砂アロマス、 株式会社高砂インターナショナルコーポレーション、 南海果工株式会社、高砂香料西日本工場株式会社 フレグランス アロマイングリディエンツ ファインケミカル その他の事業 不動産賃貸、他サービス業 当社、他2社 米州 香料事業 フレーバー Takasago International Corporation (U.S.A.)、 Takasago de Mexico S.A.de C.V.、 Takasago Fragrâncias E Aromas Ltda.、 他1社 フレグランス アロマイングリディエンツ ファインケミカル 欧州 香料事業 フレーバー Takasago Europe Perfumery Laboratory S.A.R.L.、 Takasago Europe G.m.b.H.、 Takasago International Chemicals (Europe), S.A.、 他8社 フレグランス アロマイングリディエンツ アジア 香料事業 フレーバー Takasago International (Singapore) Pte. Ltd.、 Takasago International(India)Pvt. Ltd.、 PT.Takasago International Indonesia、 上海高砂・鑑臣香料有限公司、 上海高砂香料有限公司、高砂香料(広州)有限公司、 他7社 フレグランス アロマイングリディエンツ (注)香料事業における事業内容及び品目は以下のとおりであります。 <フレーバー> 飲料、アイスクリーム等の冷菓、菓子(キャンディー、ガム、焼き菓子等)、調理加工食品(冷凍食品、スープ、調味料等)等に使用されるフレーバー、天然香料、その他加工用食品素材(コーヒーエキス、果汁等)、その他の食品添加物及びその関連商品 <フレグランス> 衣料用洗剤・柔軟剤、香粧品、芳香剤等に使用される香料及びその関連商品 <アロマイングリディエンツ> メントール、ムスク等の香料素材 <ファインケミカル> 医薬品中間体、触媒と有機電子材料等の精密化学品 事業系統図は、次のとおりであります。 (注)1.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2753文字
4.当社では、 取締役会の活性化と取締役の経営戦略立案機能、経営監督機能を強化するとともに、意思決定の迅速化を図るために、執行役員制度を導入しております。 執行役員は14名であります。上記代表取締役社長執行役員1名及び取締役常務執行役員6名に加えて、 管理本部長兼経理部長木林孝之、フレグランス・アロマイングリディエンツ事業本部長兼フレグランス事業部長佐藤文則、フレーバー事業副本部長川野明彦、関連事業部長兼中国室長兼IR/広報室長平田裕康、ファインケミカル事業本部長村山俊幸、調達本部長八木健次、研究開発副本部長兼バイオデザイン研究所長江村誠の執行役員7名で構成されております。 ② 社外役員の状況 当社の社外取締役は4名であります。また、社外監査役は2名であります。 当社は、より多様な専門知識、経験を有した社外役員を選任することが取締役会をはじめとした意思決定・監督機能における議論を一層活性化させ、適切な意思決定や監督の実施を担保するものであると考えます。 社外取締役野依良治氏は有機合成化学の専門家として、長年研究に携わり、2001年にノーベル化学賞を受賞したほか、国内有数の研究機関の要職を歴任し、組織運営の経験を有しております。同氏には、研究者及び組織運営者としての経験・見識を基にした客観的見地から、当社の技術力を高める助言や企業価値向上に資する提言・助言を期待しております。同氏の当社普通株式の持株状況については、「① 役員一覧」に記載のとおりであります。その他、特別な利害関係はありません。 社外取締役松田浩明氏は、法律専門家として、企業法務分野における長年の実務経験を通じて、企業活動に係る法律に関する幅広い知見を有しております。同氏には、法律専門家としての経験・見識を基にした客観的見地から、企業法務・コンプライアンスに関する助言や経営監視の向上に資する提言・助言を期待しております。当社は、同氏が所属する虎ノ門第一法律事務所に所属する他の弁護士との間で顧問契約を締結しておりますが、同氏の独立性に影響を及ぼすような利害関係はありません。その他、特別な利害関係はありません。 社外取締役塚本恵氏は、グローバル企業における長年の実務経験を有するほか、執行役員として経営の経験も有しております。同氏には、豊富な経験・見識を基にした客観的見地から経営の合理性やダイバーシティ&インクルージョンに関する助言・提言を期待しております。当社との資本的関係、人的関係、取引関係及びその他の特別な利害関係はありません。 社外取締役辻篤子氏は、科学分野において長年ジャーナリストとして報道に携わり、科学技術をはじめとする幅広い知見と経験を有しております。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1545文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループは、企業理念「香りを原点とする革新的な技術を通して、新しい価値を創造し続ける」を基に、全従業員が共感し目指すことのできる、2040年の当社グループの「ありたい姿」として「Vision 2040」を定めております。「Vision 2040」は「人にやさしく、環境にやさしく」をスローガンとしており、企業としての姿勢、社員としての姿勢を示す4つの理想像を挙げております。 「Vision 2040」 人にやさしく、環境にやさしく 1. 多様な価値観を尊重する 2. 自然と共生し、人々の生活に彩りを与える 3. 夢と誇りを持って未知の世界へ挑戦する 4. 常に高い技術を追求する、かけがえのない会社 この「Vision 2040」の下、社会的価値と経済的価値を創出し続ける企業グループとなるため、2024年度より中期経営計画「New Global Plan-2(NGP-2)」において3つの基本方針を定め、それに沿った経営を推進してまいります。 中期経営計画における骨子は次のとおりであります。 NGP-2 3つの基本方針 ・ 海外の成長 ・ 国内の収益性改善 ・ サステナブルな経営 海外での売上高は年々増加傾向にあり、利益面においてもグループ業績全体を支えております。世界の人口や年齢構成など人口動態の変化を鑑みると、先進国では健康・ウェルネス志向の高まりが期待され、発展途上国では引き続き安定的な伸長が見込まれております。事業軸による成長戦略や競争力のある技術を通じて新規顧客やビジネスの拡大へとつなげ、事業成長の基盤として引き続き海外の成長を目指してまいります。 日本国内の売上高は地域別で最も大きな割合を占めておりますが、フレーバー・フレグランス事業の収益性において苦戦が続いております。この問題に対応すべく、製品ポートフォリオの適正化による売上総利益の最適化、新領域の開拓、費用構造改革などを通じ、日本国内の収益性改善を図ります。 当社グループの持続的な成長や中長期的な企業価値の向上を果たすためには、社会・環境への貢献とともに経営の持続性が重要であると考えております。前中期経営計画より推進しているSustainability2030の実行を通じて社会的課題の解決に貢献するとともに、Vision 2040 に沿った人的資本の価値最大化や業務遂行力の向上により経営基盤の更なる強化を図り、サステナブルな経営を推進してまいります。 NGP-2 3つの基本方針におけるKey Success Factors 各基本方針における重要成功要因として、Key Success Factorsを設定しています。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2608文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループは「人にやさしく、環境にやさしく」をスローガンとする『Vision 2040』のもと、中期経営計画『New Global Plan-1(NGP-1)』(2021-2023年度)を推進してまいりました。 (経営成績の状況) 当連結会計年度の 売上高は、前期比4.9%増 の 195,940百万円 となりました。部門別売上高では、フレーバー部門は、当社及びシンガポール子会社において飲料向け等が堅調に推移した他、為替変動の影響を受け、 前期比3.4%増 の 109,162百万円 、フレグランス部門は、シンガポール子会社及びインドネシア子会社において香粧品向け等が好調に推移した他、為替変動の影響を受け、 前期比11.2%増 の 62,690百万円 、アロマイングリディエンツ部門は、当社のスペシャリティ品関連が好調に推移した他、為替変動の影響等を受け、 前期比9.1%増 の 12,989百万円 、ファインケミカル部門は、医薬品中間体が前期を下回り、 前期比15.8%減 の 9,687百万円 となりました。その他不動産部門は、 前期比1.2%減 の 1,409百万円 となりました。 利益面では、海外売上高が現地通貨ベースで減収となったことや原料高騰の影響等を受け、営業利益は 前期比61.1%減 の 2,316百万円 、経常利益は 前期比40.9%減 の 4,707百万円 となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は 前期比63.5%減 の 2,698百万円 となりました。 セグメントにつきましては、日本は、当社のフレーバー部門及びフレグランス部門等が堅調に推移したことにより、 売上高は72,338百万円 ( 前期比1.2%増 )となったものの、原料高騰の影響等もあり、 営業利益は1,359百万円 ( 前期比40.4%減 )となりました。米州は、米国子会社及びメキシコ子会社においてフレグランス部門等が堅調に推移した他、為替変動の影響を受け、 売上高は50,329百万円 ( 前期比7.2%増 )となったものの、販管費増加の影響等もあり、 営業利益は159百万円 ( 前期比76.3%減 )となりました。欧州は、為替変動の影響を受け、 売上高は33,263百万円 ( 前期比4.3%増 )となったものの、原料高騰の影響等もあり、 営業損失は1,247百万円 (前期は営業利益821百万円)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約2119文字
3. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 日本 米州 欧州 アジア 調整額 (注)1 連結財務諸 表計上額 (注)2 売上高 香料事業(注)3 70,088 46,929 31,904 36,444 185,365 185,365 顧客との契約から生じる収益 70,088 46,929 31,904 36,444 185,365 185,365 その他の収益(注)4 1,426 1,426 1,426 外部顧客への売上高 71,514 46,929 31,904 36,444 186,792 186,792 セグメント間の内部売上高又は振替高 14,364 468 3,242 292 18,368 △ 18,368 85,879 47,398 35,146 36,737 205,160 △ 18,368 186,792 セグメント利益 2,280 674 821 2,264 6,040 △ 93 5,947 セグメント資産 126,161 30,700 35,440 38,767 231,069 △ 18,990 212,079 その他の項目 減価償却費 3,991 732 1,430 1,223 7,378 7,378 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 3,524 525 2,593 1,578 8,222 8,222 (注)1.調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額 △93百万円 には、セグメント間取引に係る内部損益取引の調整額 352百万円 、セグメント間取引に係る棚卸資産の調整額 △148百万円 、及びその他 △296百万円 が含まれております。 (2)セグメント資産の調整額 △18,990百万円 には、セグメント間取引に係る内部取引の調整額 △17,749百万円 、セグメント間取引に係る棚卸資産の調整額 △1,721百万円 、及びその他 480百万円 が含まれております。 2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.香料事業はフレーバー、フレグランス、アロマイングリディエンツ、ファインケミカルの製造・販売を主な事業内容としており、当該事業の売上高は主に一時点で顧客に移転される財から生じる収益で構成されております。 4.その他の収益は、その他不動産事業に係る賃貸収入等で構成されております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2126文字
2.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.当社グループの当連結会計年度の経営成績等 当社グループは、2021年度より中期経営計画『New Global Plan-1(NGP-1)』(2021-2023年度)(以下『NGP-1』という。)に取り組んでまいりました。『NGP-1』においては、3つの基本方針、5つの柱、7つの重点課題を定め、連結売上高及び連結営業利益の数値目標を設定し、着実かつ確実な達成を目指してまいりました。 『NGP-1』の最終年度である当連結会計年度の売上高は 、為替影響を除くと横ばいであったものの、円安効果により、前期比 4.9%増 (為替の影響を除くと前期比0.0%増)の 195,940百万円 となりました。フレーバー部門では、日本及びシンガポール子会社において飲料向け等が堅調に推移いたしました。フレグランス部門では、シンガポール子会社及びインドネシア子会社において香粧品向け等が好調に推移いたしました。アロマイングリディエンツ部門では、当社のスペシャリティ品関連が好調に推移いたしました。 利益面では、営業利益は前期比 61.1%減 (為替の影響を除くと前期比59.8%減)の 2,316百万円 となりました。価格転嫁は進めているものの、それを上回る原料高騰の影響や人件費を中心とした販管費の上昇により、前期実績を下回りました。親会社株主に帰属する当期純利益は、営業利益の減少に伴い、前期比 63.5%減 の 2,698百万円 となりました。 セグメントにつきましては、日本では、フレーバー部門において、飲料関連が堅調に推移したことに加え、フレグランス部門でもランドリーケア関連等が堅調に推移したこと等により、増収となりました。米州では、米国子会社及びメキシコ子会社においてフレグランス部門等が堅調に推移した他、為替変動の影響を受けて、増収となりました。為替影響を除くと、基幹システム本番稼働に伴う一時的な出荷調整等、一過性の要因等により、減収となりました。欧州では、為替変動の影響を受けて、増収となりました。為替影響を除くと、フレグランス部門において、顧客の在庫調整等によってファインフレグランス関連が停滞した他、アロマイングリディエンツ部門でもメントール関連が停滞した影響を受けて、減収となりました。…