事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約734文字
3 【事業の内容】 当社グループは、フクビ化学工業株式会社(当社)及び子会社8社及び関連会社1社により構成されており、事業は合成樹脂製品、無機化合物等の製造加工及び販売を主に行っているほか、建設工事設計施工の事業を営んでおります。事業内容と当社及び関係会社の当該事業にかかる位置付け及び事業の種類別セグメントとの関連は次のとおりであります。 建築資材… 当事業においては、GRC、防風透湿シート、左官資材、バスパネル、F見切、内装下地材、断熱材、養生材、長尺クッション、システム二重床、床タイル、エアサイクル、リフォジュール、アリダン等を製造・販売しております。 当社及びフクビハウジング㈱、リフォジュール㈱、アリス化学㈱、フクビ岡山㈱、FUKUVI USA,INC.、FUKUVI VIETNAM CO.,LTD.、FUKUVI (THAILAND) CO.,LTD.(7社いずれも連結子会社)、㈱八木熊(持分法非適用関連会社)が製造販売しております。また、販売については商社、代理店、販売店を通じて行っておりますが、リフォジュール㈱はこの特約店の一部であります。 産業資材… 当事業においては、窓枠、ドア、家具、住設部材、車輌部材、精密化工品等を製造・販売しております。 当社及びフクビハウジング㈱、アリス化学㈱、FUKUVI USA,INC.、FUKUVI VIETNAM CO.,LTD.、FUKUVI (THAILAND) CO.,LTD.(5社いずれも連結子会社)、㈱八木熊(持分法非適用関連会社)が製造販売しております。 販売については商社、販売店を通じて行っております。 〔事業系統図〕 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約763文字
(2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループでは、第6次中期経営計画「FUKUVI NEXT」(2020年度~2022年度)において、「新たな技術開発と市場創造に絶え間なく挑戦し、快適な社会の実現に貢献する」「一人一人の成長と企業の成長が一体となることで、喜びを実感できるフクビグループを目指す」という中長期ビジョンのもと、私たちは100 年企業となるべく、これまでの部材メーカーから「暮らしを変えるCreators」へ、一歩先をいく「安心」と「驚き」の価値を提供する創造者集団となることを「10 年後のありたい姿」と定め、3つの挑戦を掲げました。 ① 新たな分野に積極的に挑戦する ② 徹底的に差別化を図り、高収益化に挑戦する ③ 社会的価値の創造により、持続的な企業価値向上に挑戦する フクビグループはこれらの挑戦により、2030年に向けた社会課題の解決に貢献し、継続的な事業の拡大と高収益を実現します。また、これらを実現すべく3つの基本方針を策定しています。 ① 成長分野への積極展開 新規事業、グローバル事業、既存事業における新規分野を成長分野と定め、積極的な新技術領域への挑戦、新分野売上高比率の向上、グローバルビジネスの加速化を行う。 ② 収益構造の改革推進による利益の創造 構造変革のスピードアップ、バリューチェーンによる高収益化の実現、合理化、効率化の推進を行う。 ③ 社会的価値の創造により、持続的な企業価値向上に挑戦する 更なる人材基盤の強靭化、確固たるグループ経営の確立、ESG経営の実践を行う。 当社グループは、上記諸施策を推進することで100年企業へ向けた強固な基盤づくりを行い、更には、地域の皆様や社会に貢献する経営を継続することで、常にステークホルダーに信頼され、選ばれ続ける企業を目指します。
対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約1196文字
(3) 会社の対処すべき課題 新型コロナウイルス感染拡大を機に人々の生活様式は一変し、当社を取り巻く環境も大きく変化しました。そのような変化の中で、自然環境や社会へ配慮した企業活動がますます重要になっており、フクビグループの事業を通じて持続可能な社会へ最大限貢献することにより、長期的な発展を目指します。 しかしながら、長期的な成長と企業価値の一層の増大を実現していくには、以下のような解決すべき課題があると認識しております。 ①ESGを経営の中核に据えた事業運営への転換 企業の社会的責任がますます重くなる中で、今後もサステナブルな企業であり続けるため、当社は、これまで以上にESGを意識した取り組みを進めてまいります。企業理念「企業経営を通じて、地域に貢献し、環境共生型社会形成に寄与する」に立脚した事業活動を具現化することによって、企業としての存在価値を高めていくことを目指します。それら取り組みを具体的に推進、強化するために、全社横断でSDGsの推進組織を設置しており、SDGsへの取り組みを通じてグループ全体の意識を高め様々な施策を展開していきます。 ②中長期の成長モデル構築に向けた取り組み 10年後を見据えた開発・事業テーマを選定し、組織的・計画的に経営資源を配分しイノベーションにつなげていきます。テーマの洗い出し、選定から、現状の課題を浮かび上がらせ、出口である事業化までのあるべき運営・組織体制を早期に構築し、将来の経営資源になり得るビジネスモデル、製品、サービスの創出を目指します。 ③成長するための事業戦略立案と推進 中期経営計画を実現すべく、各事業部門が強化・成長のシナリオを描けるよう、事業ポートフォリオの再構築を通じ必要な施策を強力に推進していきます。成長性の高い既存事業や海外展開、製品開発等に経営資源を重点配分するとともに、M&Aによる事業領域拡大をグループ全体の成長につなげてまいります。また、収益性改善や、キャッシュ・フローの確保、資産効率等の重要指標を念頭に置いた戦略を展開してまいります。 ④持続的な成長を支える体制整備 持続的成長を支える体制の整備として、事業本部体制への移行を完了しました。その他、DX推進、リスクマネジメント等の強化を推進してまいります。事業部制導入により責任の明確化を図るとともに、市場の変化への対応力を高め、BCMの観点からサプライチェーンの最適化を図ってまいります。前述のテーマを推進する上での共通テーマとしてDXがありますが、今後予定されているERP導入は重要なターニングポイントとなるものであり、順次、環境整備をしてまいります。リスクマネジメントの強化としては、自然災害、パンデミック、地政学リスク等に対するBCP対応やコンプライアンスリスク、事業リスク他様々なリスクに関して機能するよう、体制の整備・深化を図ります。
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約8082文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社および連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の概況 当社グループでは、第6次中期経営計画「FUKUVI NEXT」(2020年度~2022年度)で掲げた3つの基本方針に基づき取り組んでまいりました。 ・成長分野への積極展開 新規事業、既存事業各々の成長分野へ戦略的に経営資源を配分して取り組んでいます。新規事業では、CFRTP(熱可塑性炭素繊維複合材)の製造において、「革新的一貫製造プロセスの開発」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」実用化開発フェーズに採択され、今後、量産化に向けた試行を展開してまいります。既存事業では、引き続き断熱材分野を強化するとともに、資源循環の分野で新たな商品開発に注力しております。海外での展開では、アメリカ現地法人において、倉庫など非住宅市場に向けて「VICTORY BEAR ブランド事業」を拡充したことや、高付加価値OEM商品への切り替えを進めたことが売上、利益の伸長につながりました。ASEANエリアは今後も成長を見込めるマーケットとして捉えており、課題であるマーケティングやアライアンスの強化に取り組んでまいります。 ・収益構造の改革推進による利益の創造 事業ポートフォリオ再構築の観点から、建材事業本部、CSE事業本部各々で注力分野への積極展開や不採算分野の見直しを継続して取り組みました。また、2023年度に導入を予定している基幹システム(ERP)の運用に合わせて管理会計システムの導入も予定しており、同システムを活用した収益構造の改革に資する体制の構築を進めております。 ・挑戦と変革を実現する経営基盤の確立 多様な働き方を後押しするために、コロナ禍での勤務体制を整備するとともに、働き手のエンゲージメントを高めるべく、従業員支援プログラム(EAP)推進室の設置に向けた準備を進めてまいりました。また、DXを加速させるため、社長直轄組織「デジタル戦略室」の2022年度設置準備に着手するとともに、ペーパーレス化をはじめ、業務改革に取り組んでおります。 以上により、当連結会計年度の売上高は、367億41百万円と、前期に比べ3.1%の増収となりました。 一方、利益面につきましては、原材料による原価高騰を、原価低減活動や、付加価値の高い品目の売上増強等によって吸収することで、売上高総利益率の改善につなげることができました。経費についても抑制に努めた結果、営業利益12億70百万円(前期比53.…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1300文字
4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 令和2年4月1日 至 令和3年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 連結財務諸表計上額 建築資材 産業資材 調整額 注1 注2 売上高 (1)外部顧客に対する売上高 27,230 8,406 35,636 35,636 (2)セグメント間の内部売上高 又は振替高 27,230 8,406 35,636 35,636 セグメント利益又は損失(△) 2,352 △ 42 2,310 △ 1,483 827 セグメント資産 21,526 9,324 30,851 16,667 47,518 その他の項目 減価償却費 686 641 1,328 62 1,390 有形固定資産及び無形固定資産の 増加額 434 318 752 65 817 (注)1. (1)セグメント利益又は損失の調整額△1,483百万円は、主に提出会社の管理部門に係る人件費及び経費であります。 (2)セグメント資産の調整額 16,667百万円は、主に提出会社の余資運用資金(現預金)、長期投資資金(投資有価証券)等および管理部門に係る資産であります。 (3)減価償却費の調整額62百万円は、主に提出会社の管理部門に係る減価償却費であります。 2. セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 令和3年4月1日 至 令和4年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント 連結財務諸表計上額 建築資材 産業資材 調整額 注1 注2 売上高 一時点で移転される財 24,806 8,501 33,307 33,307 一定の期間にわたり移転される財 3,408 26 3,434 3,434 顧客との契約から生じる収益 28,214 8,527 36,741 36,741 (1)外部顧客に対する売上高 28,214 8,527 36,741 36,741 (2)セグメント間の内部売上高 又は振替高 28,214 8,527 36,741 36,741 セグメント利益又は損失(△) 2,815 △ 160 2,656 △ 1,386 1,270 セグメント資産 22,473 9,238 31,712 17,666 49,378 その他の項目 減価償却費 642 584 1,226 66 1,292 有形固定資産及び無形固定資産の 増加額 499 349 847 66 913 (注)1. (1)セグメント利益又は損失の調整額 △1,386百万円は、主に提出会社の管理部門に係る人件費及び経費であります。…