事業の内容
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/ 原文長 約1379文字
3 【事業の内容】 当社グループの事業に係る位置づけ及びセグメント情報との関連は次のとおりであります。 [農薬及び農業関連事業] 当社は殺虫剤、殺菌剤、除草剤等の農薬を製造し、農協の全国組織であります全国農業協同組合連合会を通じて国内に販売しております。製品の一部は連結子会社の尾道クミカ工業株式会社に生産委託しております。 ゴルフ場等の農耕地以外で使用される薬剤等につきましては、連結子会社の株式会社理研グリーン、連結子会社の良地産業株式会社、連結子会社の浅田商事株式会社を通じて国内の需要先に販売しております。 農薬原材料は、連結子会社のイハラニッケイ化学工業株式会社及び連結子会社のケイ・アイ化成株式会社ならびに持分法適用関連会社の上海群力化工有限公司より購入しております。 海外販売につきましては、当社の海外営業部が販売活動をする一方、連結子会社のK-I CHEMICAL U.S.A. INC.(米国)、連結子会社のK-I CHEMICAL EUROPE SA/NV(ベルギー)及び連結子会社のPI Kumiai Private Ltd.(インド)ならびに持分法適用関連会社のT.J.C. CHEMICAL CO., LTD.(タイ)及び持分法適用関連会社のIHARABRAS S.A. INDUSTRIAS QUIMICAS(ブラジル)がそれぞれの担当地域で販売を行っております。 [化成品事業] 当社はクロロトルエン・クロロキシレン系化学品、精密化学品、産業薬品等を製造し販売しております。 クロロトルエン・クロロキシレン系化学品につきましては、連結子会社のイハラニッケイ化学工業株式会社が製造、販売しております。 精密化学品につきましては、医薬中間体、ウレタン用架橋剤、ポリウレア樹脂原料等のアミン類、樹脂原料を製造、販売しております。当社が製造、販売するほか、連結子会社のイハラニッケイ化学工業株式会社及び連結子会社のケイ・アイ化成株式会社が製造、販売しております。 産業薬品につきましては、産業用薬剤、環境衛生薬剤、医療用殺菌剤原体等の製造、販売をしております。連結子会社のケイ・アイ化成株式会社が製造、販売しております。また、連結子会社の株式会社理研グリーンが販売しております。 海外販売につきましては、連結子会社のK-I CHEMICAL U.S.A. INC.(米国)及び連結子会社のIharanikkei Chemical(Thailand)Co., Ltd.(タイ)が行っております。 連結子会社のイハラ建成工業株式会社が発泡スチロール製造業を営んでおります。 [その他] 当社は不動産賃貸事業ならびに発電及び売電を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3174文字
(4) 中長期的な経営戦略及び対処すべき課題 当社グループは、「“中期経営計画の完遂”に向け、スピード・コスト・イノベーションをより明確に実践する。」ことを基本方針として事業活動に邁進いたします。 農薬及び農業関連事業におきましては、次の課題に取り組んでまいります。 国内販売部門では、引き続きマーケティング戦略に基づいた選択と集中を実践し、農業情勢の変化に対応すべく農業法人等の担い手農家への推進を強化し、スマート農業と関連した自社剤の拡販に取り組んでまいります。 水稲用除草剤分野では、2019年から販売を開始した「エフィーダ剤」の普及を重点的に進め、「エフィーダ」ブランドの早期最大化に向けた取り組みを実践します。さらに、主力製品である「フェノキサスルホン剤」、「ピリミスルファン剤」の普及・拡販に一層注力するとともに、既存製品及び2019年10月にCorteva Agriscienceより譲受けた「ベンスルフロンメチル剤」事業の維持・拡大に努める等、シェア奪回・拡大を図ってまいります。 水稲用箱処理剤分野では、主力製品「イソチアニル剤」、「サイアジピル剤」及び2019年から販売を開始した新規「ピラキサルト剤」を中心として拡販を図ってまいります。また、2020年登録取得予定の新規殺菌剤「ジクロベンチアゾクス」の開発と早期立ち上げの準備を進めてまいります。 園芸剤分野では、自社原体含有の「プロポーズ剤」、「フルピカ剤」を重点剤として推進活動を展開するとともに、「ファンタジスタ剤」の適用拡大した作物について重点的に普及・拡販を進めてまいります。 また、農機メーカーと連携し農業用ドローンを活用した豆つぶ剤の拡販も引き続き推進してまいります。 特販部門におきましては、自社原体、自社技術を資源として最大限活用するとともに、コストの最適化を推し進め、利益構造の改善を図ってまいります。ゴルフ場等の農耕地以外の分野では、今年度に完全子会社化を実施した株式会社理研グリーンと連携を深め、製品ポートフォリオの拡充を図ります。また、自社原体販売では水稲用除草剤「エフィーダ剤」を含む製品の開放による市場拡大に努めます。受託分野では、当社の優れた製剤・合成技術をアピールするとともに、生産と販売のバランスの調整、物流体制の見直しや最適化、ならびに原料や委託品の安定かつ効率的な調達に取り組み受託ビジネスを拡大してまいります。 海外販売部門におきましては、農薬事業の中核をなす畑作用除草剤「アクシーブ剤」の販売国、適用作物の拡大を最重要課題として取り組んでまいります。米国では、引き続き大豆市場の深耕やトウモロコシ市場でのシェア拡大策の検討を進めることに加え、アルゼンチン等では更なる普及拡大に向けた販促活動や混合剤開発の現地支援を進めてまいります。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3174文字
(4) 中長期的な経営戦略及び対処すべき課題 当社グループは、「“中期経営計画の完遂”に向け、スピード・コスト・イノベーションをより明確に実践する。」ことを基本方針として事業活動に邁進いたします。 農薬及び農業関連事業におきましては、次の課題に取り組んでまいります。 国内販売部門では、引き続きマーケティング戦略に基づいた選択と集中を実践し、農業情勢の変化に対応すべく農業法人等の担い手農家への推進を強化し、スマート農業と関連した自社剤の拡販に取り組んでまいります。 水稲用除草剤分野では、2019年から販売を開始した「エフィーダ剤」の普及を重点的に進め、「エフィーダ」ブランドの早期最大化に向けた取り組みを実践します。さらに、主力製品である「フェノキサスルホン剤」、「ピリミスルファン剤」の普及・拡販に一層注力するとともに、既存製品及び2019年10月にCorteva Agriscienceより譲受けた「ベンスルフロンメチル剤」事業の維持・拡大に努める等、シェア奪回・拡大を図ってまいります。 水稲用箱処理剤分野では、主力製品「イソチアニル剤」、「サイアジピル剤」及び2019年から販売を開始した新規「ピラキサルト剤」を中心として拡販を図ってまいります。また、2020年登録取得予定の新規殺菌剤「ジクロベンチアゾクス」の開発と早期立ち上げの準備を進めてまいります。 園芸剤分野では、自社原体含有の「プロポーズ剤」、「フルピカ剤」を重点剤として推進活動を展開するとともに、「ファンタジスタ剤」の適用拡大した作物について重点的に普及・拡販を進めてまいります。 また、農機メーカーと連携し農業用ドローンを活用した豆つぶ剤の拡販も引き続き推進してまいります。 特販部門におきましては、自社原体、自社技術を資源として最大限活用するとともに、コストの最適化を推し進め、利益構造の改善を図ってまいります。ゴルフ場等の農耕地以外の分野では、今年度に完全子会社化を実施した株式会社理研グリーンと連携を深め、製品ポートフォリオの拡充を図ります。また、自社原体販売では水稲用除草剤「エフィーダ剤」を含む製品の開放による市場拡大に努めます。受託分野では、当社の優れた製剤・合成技術をアピールするとともに、生産と販売のバランスの調整、物流体制の見直しや最適化、ならびに原料や委託品の安定かつ効率的な調達に取り組み受託ビジネスを拡大してまいります。 海外販売部門におきましては、農薬事業の中核をなす畑作用除草剤「アクシーブ剤」の販売国、適用作物の拡大を最重要課題として取り組んでまいります。米国では、引き続き大豆市場の深耕やトウモロコシ市場でのシェア拡大策の検討を進めることに加え、アルゼンチン等では更なる普及拡大に向けた販促活動や混合剤開発の現地支援を進めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3067文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適応しており、財政状態については当該会計基準等を遡って適用した後の前連結会計年度末の数値で比較しております。 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの経営成績及びキャッシュ・フローならびに財政状態(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりです。 ①経営成績の状況 日本の農業を取り巻く状況は引き続き厳しいものとなっております。このような状況の中、政府主導の「農業競争力強化プログラム」に基づく様々な施策が進められております。一方で、ロボット技術やICT等の先端技術による新たな「スマート農業」を生産現場へ導入、さらに、実証する取り組みが進められております。また、「農薬取締法の一部を改正する法律」が施行され、農薬の安全性について一層の向上が期待されております。このように、日本の農業の在り方には、大きな変化が訪れております。 一方、世界の農薬市場は、アジア、南米等の新興国の経済失速に伴う需要の鈍化に加え、世界各地での天候不順による需要の落ち込み要因があったものの、世界最大市場であるブラジルの過剰流通在庫の消化が進んだこと等から、総じて世界の農薬市場は回復し、需要は拡大しました。潜在的な食料需要は今後も人口増加とともに伸びが期待され、中長期的には市場は拡大するとみられております。 このような情勢の下、当社は、中期経営計画「Create the Future」の計画2年目となる当連結会計年度も各部門がそれぞれの課題の達成に努めてまいりました。 この結果、売上高は、 103,400百万円 となり、前連結会計年度と比べて 6,554百万円 (6.8%)の増加 となりました。 また、利益面では、次のとおりとなりました。 営業利益は、 7,639百万円 となり、前連結会計年度と比べて 2,058百万円 (36.9%)の増加 となりました。 経常利益は、 9,735百万円 となり、前連結会計年度と比べて 1,661百万円 (20.6%)の増加 となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、 6,789百万円 となり、前連結会計年度と比べて 2,083百万円 (44.2%)の増加 となりました。 各セグメントの業績は次のとおりであります。 1)農薬及び農業関連事業 農薬及び農業関連事業の売上高は 72,623百万円 となり、前連結会計年度と比べて 4,476百万円 (6.6%)の増加 となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1797文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2017年11月1日 至 2018年10月31日) 報告セグメント その他 (百万円) (注)1 合計 (百万円) 調整額 (百万円) (注)2 連結財務諸表計上額 (百万円) (注)3 農薬及び 農業関連 (百万円) 化成品 (百万円) (百万円) 売上高 外部顧客への売上高 68,147 19,466 87,613 9,233 96,846 96,846 セグメント間の内部 売上高又は振替高 3,105 3,105 △ 3,105 68,147 19,466 87,613 12,338 99,951 △ 3,105 96,846 セグメント利益 4,992 1,249 6,242 599 6,841 △ 1,259 5,582 セグメント資産 88,966 24,581 113,547 15,237 128,784 3,896 132,680 その他の項目 減価償却費 1,977 636 2,613 332 2,945 △ 2 2,943 持分法適用会社への 投資額 10,889 10,889 10,889 10,889 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 3,101 3,186 6,286 179 6,466 △ 24 6,441 (注) 1 その他の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、賃貸事業、発電及び売電事業、建設業、印刷事業、物流事業、情報サービス事業等を含んでおります。 2 調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額 △1,259百万円 は、主に各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額 3,896百万円 は、主に親会社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。 3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約6060文字
3.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 全国農業協同組合連合会 21,061 21.7 22,548 21.8 BASF AGROCHEMICAL PRODUCTS B.V. 10,314 10.6 10,236 9.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。当社グループは、連結財務諸表を作成するに当たり、繰延税金資産の回収可能性及び退職給付債務等の計算の基礎に関する事項について、特に重要な見積りを行っております。この連結財務諸表作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)経営成績 (売上高) 売上高は、農薬及び農業関連事業において、国内販売部門、特販部門ともに前連結会計年度を上回り、海外販売部門は基幹製品である畑作用除草剤「アクシーブ剤」が北米で堅調に推移したことに加え、アルゼンチン、オーストラリアで順調に売上を伸ばした結果、売上高増加をけん引いたしました。化成品事業においてはアラミド繊維や高機能性樹脂等の原料向けクロロキシレン系化学品が好調に推移いたしました。以上の結果、その他事業と合わせて 103,400百万円 (前連結会計年度比 6.8%の増加 )となりました。 (営業利益) 売上総利益も農薬及び農業関連事業と化成品事業が好調に推移したことにより 26,069百万円 (前連結会計年度比 10.4%の増加 )となりました。 また、販売費及び一般管理費は、 前連結会計年度並みの 18,429百万円 (前連結会計年度比 2.2%の増加 )となりました。 以上の結果、営業利益は 7,639百万円 (前連結会計年度比 36.9%の増加 )となり、大幅な増益となりました。なお、営業利益率は7.4%で前連結会計年度比1.6ポイントの増加となりました。 (経常利益) 経常利益は、売上の増加に加え、持分法による投資利益の増加もあり、 9,735百万円 (前連結会計年度比 20.…