事業の内容
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/ 原文長 約4620文字
3【事業の内容】 当社グループは、SBIグループの保険事業を担うグループとして創業いたしました。SBIグループでは、インターネットと金融の融合をベースとした事業展開を一貫して行っており、その根底にあるのは「顧客中心主義」の徹底という経営の基本観であります。インターネット等のテクノロジーの進化を梃子に、中間コストの削減を図り顧客還元を行うことや革新的な新しいサービスを開発し顧客の利便性を高め新たな付加価値を創造するというSBIグループの基本観念を踏襲し、保険分野における様々な付加価値を創造し更なる顧客基盤の拡大を続けることで持続的な企業価値の向上を実現したいと考え、以下の4項目を経営理念として掲げております。 1)全てにおいてお客様を中心に考える 当社の定める「顧客中心主義の業務運営方針」に則り、常にお客様の立場に立って、お客様にとって真に必要なものは何かを考え、弛まぬ創意工夫により顧客満足・利便性の向上、企業努力による顧客還元を追求し続けること。また、業務全般において細部に亘りフィデューシャリー・デューティーの原則に則った運営を徹底すること。 2)保険業界におけるイノベーターたれ 常に既成概念に囚われないチャレンジ精神をもつこと。Fintech (※1) やブロックチェーン (※2) のような技術革新を敏感に捉え、これらを活用したより付加価値の高い商品やサービスの開発を追求し続けるとともに、高齢化やシェアリングエコノミーの進展など人々の生活様式や社会の変化に迅速かつ柔軟に対応する企業文化を持ち続けること。 3)正しい倫理的価値観をもつ 常にお客様の資産を預かる金融機関としての高い倫理的価値観を持ち業務を遂行すること。 4)社会的責任を全うする 保険事業者としてまた一企業として、社会の一構成要素であるという社会性を十分認識し、さまざまなステークホルダーの要請に応えつつ、社業を通じ社会の維持・発展に貢献していくこと。 (※1)Fintechとは、FinanceとTechnologyを組み合わせた概念で、金融領域におけるテクノロジーを活用したイノベーションの総称をいいます。 (※2) ブロックチェーンとは、仮想通貨の中核技術として発明された、ピア・ツー・ピア方針によるデータ処理の基盤技術のことをいいます。複数のコンピューターが分散合意形成を行い、暗号署名をしながらブロック単位で複数データを処理する点が特徴です。 当社グループは、当社及び当社子会社6社により構成されており、損害保険事業、生命保険事業及び少額短期保険事業を営んでおります。当社グループの事業内容及び各子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。また次の3事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約4065文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本項における将来に関する事項は、別段の記載がない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針・経営戦略等 当社グループは、保険業における社会的責任と公共的使命を深く認識し、正しい倫理的価値観を持ったうえで、多くのお客様に安心をお届けすることを目指し、グループ経営基本方針を次のとおり定めております。 (お客様の利便性の追求) 保険事業におけるイノベーターとして、顧客の便益を高める商品・サービスを提供する保険グループを目指します。 (グループ一体の成長戦略) 商品・チャネル・規制等の異なる保険各社間のシナジーを発揮し、グループ一体となった成長を目指します。 (効率化な経営と顧客への還元) グループ全体で効率的な経営を実現し、その成果を顧客に還元することを目指します。 (2)経営環境及び対処すべき課題 今後の経済動向につきましては、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等の不透明要素はあるものの、雇用・所得情勢の改善をはじめとして、国内景気は穏やかに回復していくものと思われます。 損害保険市場は、正味収入保険料ベースで平成18年度に7兆5,372億円に達した後、サブプライム住宅ローン問題に端を発する世界的金融危機の影響もあり平成22年度には6兆9710億円まで減少しましたが、平成23年度以降は5年連続で増加するなどの回復をみせ、平成28年度時点で8兆2439億円となるなど近年市場規模は徐々に拡大傾向にあります。このような拡大の背景としては、収入保険料の約5割を占める自動車保険や約2割を占める火災保険の保険料率改定等による増収とともに、新たな産業の創出に伴って、リスクが生まれ、賠償責任保険等の新種保険についての保険ニーズが高まっていることが考えられます。これらの要因によって、損害保険市場は、自動車保険や火災保険の保険料率の改定等の影響を受けるものの、新たな保険ニーズの創出により今後も緩やかな拡大が続くものと当社では見込んでおります。また、少子高齢化に伴う運転者の減少や人口の都市中心部への集中が起こることで、自動車保険中心の市場構成が緩やかに多様化していくことが見込まれるものと当社では考えております。 こうした市場環境の中、損害保険市場における最大種目である自動車保険分野においては、大手3メガ損保が87%を占め、SBI損害保険株式会社を含むダイレクト損保 (※1) 勢が8%、その他が5%を占有する市場構造となっています。かつては急速なモータライゼーションの波に乗って市場が著しい伸長を遂げ、各損害保険会社は自動車ディーラー等を中心とした代理店ネットワークを駆使して商品を流通させてきました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約4065文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本項における将来に関する事項は、別段の記載がない限り、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針・経営戦略等 当社グループは、保険業における社会的責任と公共的使命を深く認識し、正しい倫理的価値観を持ったうえで、多くのお客様に安心をお届けすることを目指し、グループ経営基本方針を次のとおり定めております。 (お客様の利便性の追求) 保険事業におけるイノベーターとして、顧客の便益を高める商品・サービスを提供する保険グループを目指します。 (グループ一体の成長戦略) 商品・チャネル・規制等の異なる保険各社間のシナジーを発揮し、グループ一体となった成長を目指します。 (効率化な経営と顧客への還元) グループ全体で効率的な経営を実現し、その成果を顧客に還元することを目指します。 (2)経営環境及び対処すべき課題 今後の経済動向につきましては、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等の不透明要素はあるものの、雇用・所得情勢の改善をはじめとして、国内景気は穏やかに回復していくものと思われます。 損害保険市場は、正味収入保険料ベースで平成18年度に7兆5,372億円に達した後、サブプライム住宅ローン問題に端を発する世界的金融危機の影響もあり平成22年度には6兆9710億円まで減少しましたが、平成23年度以降は5年連続で増加するなどの回復をみせ、平成28年度時点で8兆2439億円となるなど近年市場規模は徐々に拡大傾向にあります。このような拡大の背景としては、収入保険料の約5割を占める自動車保険や約2割を占める火災保険の保険料率改定等による増収とともに、新たな産業の創出に伴って、リスクが生まれ、賠償責任保険等の新種保険についての保険ニーズが高まっていることが考えられます。これらの要因によって、損害保険市場は、自動車保険や火災保険の保険料率の改定等の影響を受けるものの、新たな保険ニーズの創出により今後も緩やかな拡大が続くものと当社では見込んでおります。また、少子高齢化に伴う運転者の減少や人口の都市中心部への集中が起こることで、自動車保険中心の市場構成が緩やかに多様化していくことが見込まれるものと当社では考えております。 こうした市場環境の中、損害保険市場における最大種目である自動車保険分野においては、大手3メガ損保が87%を占め、SBI損害保険株式会社を含むダイレクト損保 (※1) 勢が8%、その他が5%を占有する市場構造となっています。かつては急速なモータライゼーションの波に乗って市場が著しい伸長を遂げ、各損害保険会社は自動車ディーラー等を中心とした代理店ネットワークを駆使して商品を流通させてきました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約11514文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続きました。保険業界及び少額短期保険業界におきましては、地震・台風などの大規模自然災害が相次いで発生したことに対応し、確実な保険金・給付金の支払いに資する各種の取り組みが行われたほか、わが国の高齢化のさらなる進展に備えて、高齢者に配慮した取り組みの強化などが行われました。また、一部の先進的な会社において、 Fintech と呼ばれる最先端のIT技術に基づく新しい保険商品・サービスの開発に向けた試みが活発化する傾向がみられました。資産運用においては、日本銀行のマイナス金利政策の影響で歴史的な超低金利環境となるなか、運用利回りを確保するための取り組みが行われました。 当連結会計年度の連結業績は、経常収益が62,186百万円、経常利益が1,059百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が724百万円となりました。 なお、 当社は 平成29年3月31日付ですべての連結子会社を取得(株式交換を含む)しているため、 前連結会計年度の連結業績には、各子会社の業績が含まれておりません。このため、連結業績における前年度比較及び次のセグメント業績における前年度比較の記載を省略しております。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 (損害保険事業) 損害保険事業においては、収益力の向上及び規模の拡大に向けた取組の強化、並びに顧客の十分な信頼を得る運営体制の構築を目標に掲げており、その結果、自動車保険ではネット通販損保の特性を活かし、競争力のある保険料体系等を強みに顧客基盤の拡大に努めました。当事業における経常収益は24,628百万円、セグメント利益は216百万円となりました。 (生命保険事業) 生命保険事業においては、平成29年6月より、住信SBIネット銀行株式会社が提供する住宅ローンを新規でご利用のお客様に、「全疾病保障」の団体信用就業不能保障保険及び特約充実の団体信用生命保険の提供を開始しました。資産運用面では、安全性を重視し保険金支払のためのソルベンシー確保を第一に、長期的かつ安定的な運用収益の実現を目指しました。当事業における経常収益は22,278百万円、セグメント利益は654百万円となりました。 (少額短期保険事業) 少額短期保険事業においては、前年度に引き続き、新聞、ラジオ、テレビ等を中心としたマス媒体の露出を積極的に拡大したことや、全国主要都市における代理店販売網の整備等により、新規契約及び更新契約が順調に伸びております。また、SBIいきいき少額短期保険株式会社においては、さらなる事業の拡大を目指し、平成29年9月から新商品としてペット保険を発売しております。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約840文字
4.報告セグメントにおける有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、当連結会計年度末(平成29年3月31日)に子会社化した6社が保有する各資産の期末残高を記載しております。 当連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 損害保険事業 生命保険事業 少額短期保険事業 経常収益(注)1 外部顧客への経常収益 24,588 22,261 15,336 62,186 62,186 セグメント間の内部経常収益又は振替高 40 16 72 129 △ 129 24,628 22,278 15,409 62,316 △ 129 62,186 セグメント利益(注)3 216 654 549 1,420 △ 360 1,059 セグメント資産 36,177 125,348 5,972 167,498 △ 2 167,496 その他の項目 減価償却費 756 89 847 849 のれん償却額 40 40 40 利息及び配当金等収入 86 2,407 2,494 △ 15 2,478 支払利息 16 18 △ 15 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,018 124 94 1,237 1,237 (注)1.一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。 2.調整額の内容は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△360百万円は、当社の一般管理費等による損益であります。 (2)セグメント資産の調整額△2百万円は、セグメント間の債権債務等の消去額△632百万円及び当社の現金及び預貯金等の資産630百万円であります。 (3)その他の項目のうち、「減価償却費」及び「有形固定資産及び無形固定資産の増加額」は当社で計上したものであり、それらを除く項目はセグメント間取引の消去額であります。 3.セグメント利益は連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。