事業の内容
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/ 原文長 約5705文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と連結子会社7社により構成されており、建設機械用フィルタ製品及びエアフィルタ製品並びにマスク及び取替用シート等ヘルスケア関連製品の開発・製造・販売を主たる事業としております。 当社グループは、経営理念として、「仕濾過事」(ろかじにつかふる)を掲げ、フィルタビジネスを通じて社会貢献するという意思のもと、フィルタビジネスを通じた新規事業ポートフォリオの確立に取り組んでおり、本業である建設機械用フィルタ事業に加え、前連結会計年度(2019年10月1日)よりエアフィルタ事業を第2の事業ポートフォリオとして追加し、当連結会計年度(2020年4月1日)よりヘルスケア事業を第3の事業ポートフォリオとして追加しております 。 当社グループの各セグメントの関連は、次の通りであります。 建機用フィルタ事業 建設機械向け油圧フィルタ(以下、建機用フィルタ)、産業機械向け油圧フィルタ(以下、産業用フィルタ)、プロセス用フィルタの開発・製造・販売を行っております。 エアフィルタ事業 エアフィルタの開発・製造・販売を行っております。 ヘルスケア事業 ナノファイバーろ材を使用したマスク及び取替用シート等ヘルスケア関連製品の開発・製造・販売を行っております。 当社グループについて (1) 当社グループの概要 当社グループは、創業以来、一貫してフィルタの専門メーカとして実績を重ねてきました。当社グループは、フィルタのキーパーツである「ろ材」の主な材料であるガラス繊維や不織布及びフィルタの構成部品に使用される金属加工品や樹脂加工品等の仕入を行い、建機用フィルタ、産業用フィルタ、プロセス用フィルタ、エアフィルタを製造・販売しております。 当社グループは、各フィルタの「ろ材」の開発及び製品設計から製造をグループ内で一貫して行い、建設機械、産業機械等の業界向けに販売を行っております。当社グループの特徴は、ろ材を内製化することで、顧客が要望する様々な仕様に対応した「ろ材」及び「ろ材構造」を独自に開発し、最適な製品を顧客へ供給できることです。特に主力品目である建機用フィルタでは、油圧ショベルが国産化された同時期からフィルタを手掛けており、搭載される回路の知識や長年に亘るノウハウは競合他社との差別化に貢献しております。 また、近年において、現在の主要な材料であるガラス繊維と比較し、その耐久性や濾過効果において優位性が高く、かつ環境負荷の低減に貢献する次世代の「ろ材」として、合成高分子系ナノファイバーの量産化技術の確立に成功しました。この合成高分子系ナノファイバーを使用したフィルタ製品は、建機用フィルタ事業及びエアフィルタ事業における新たな主力製品として期待されており、主要な取引先への供給が開始されております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2569文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループの経営理念は「仕濾過事」(ろかじにつかふる)であります。 「仕濾過事」(ろかじにつかふる)には、フィルタビジネスを通じて社会に貢献するという意思が込められており、当社グループは、この不変のDNAを通じ、フィルタビジネスを通じて「環境」、「空気」、「健康」をテーマにESG等の社会的課題解決に取り組み、コーポレートサスティナビリティの強化に努めるとともに、企業価値の最大化を図ってまいります。 また、企業価値の最大化の実現に向け、当社グループでは以下の三つの規範(経営姿勢、使命、行動指針)を掲げております。 第1は、お客様の満足度を最優先に考える「経営姿勢」であります。当社グループはお客様と一体となり高品質で高付加価値の製品を開発提案することによりお客様に満足いただけるよう最大限の努力をしてまいります。 第2は、フィルタ業界では世界で唯一のろ材の自社開発から製造販売に至る一貫生産体制により、フィルタのスペシャリストとして、地球環境の維持・改善に貢献する、常に一歩先を行く製品の研究開発を通じ付加価値の高い製品をお客様のニーズにタイムリーに提案することでお客様に最適なサービスを提供することを最大の「使命」と考えております。 第3は、常に高い目標に挑戦し、労を惜しまず誇りと品格を持ち誠実な行動と成果を追求し続けることが当社グループの「行動指針」であります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、企業価値の向上を最終的な目的として資本・資産効率を意識した経営を推進すべく、自己資本当期純利益率(ROE)、純資産利益率(ROA)、及び投下資本利益率(ROIC)等を経営指標として採用しております。 当社グループとしては、上記の指標のうち、ROEを特に重視しており、当該指標の当期の実績は3.9%となっております。また、当該指標については20%以上を目標としております。 (3) 当社グループを取り巻く経営環境 当社グループの主要市場である油圧ショベルを中心とした建設機械市場の動向は、新型コロナウィルスの影響により停滞していた主要得意先各社の生産活動は各国で再開され、日本、米国、欧州、アジア市場における当第4四半期(2021年1月1日~2021年3月31日)の需要は増加し、新型コロナウィルス感染拡大前の水準に戻りつつあります。 また、中国市場においては、中国系建機メーカの市場占有率拡大が顕著であり、経済活動の本格的な再開に伴い、産業補助金拡大による政府主導の投資促進策や消費刺激策の効果等もあり、油圧ショベルの新車販売台数は対前年比で過去最大の販売台数を記録するなど、需要は大幅に増加しました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2569文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループの経営理念は「仕濾過事」(ろかじにつかふる)であります。 「仕濾過事」(ろかじにつかふる)には、フィルタビジネスを通じて社会に貢献するという意思が込められており、当社グループは、この不変のDNAを通じ、フィルタビジネスを通じて「環境」、「空気」、「健康」をテーマにESG等の社会的課題解決に取り組み、コーポレートサスティナビリティの強化に努めるとともに、企業価値の最大化を図ってまいります。 また、企業価値の最大化の実現に向け、当社グループでは以下の三つの規範(経営姿勢、使命、行動指針)を掲げております。 第1は、お客様の満足度を最優先に考える「経営姿勢」であります。当社グループはお客様と一体となり高品質で高付加価値の製品を開発提案することによりお客様に満足いただけるよう最大限の努力をしてまいります。 第2は、フィルタ業界では世界で唯一のろ材の自社開発から製造販売に至る一貫生産体制により、フィルタのスペシャリストとして、地球環境の維持・改善に貢献する、常に一歩先を行く製品の研究開発を通じ付加価値の高い製品をお客様のニーズにタイムリーに提案することでお客様に最適なサービスを提供することを最大の「使命」と考えております。 第3は、常に高い目標に挑戦し、労を惜しまず誇りと品格を持ち誠実な行動と成果を追求し続けることが当社グループの「行動指針」であります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、企業価値の向上を最終的な目的として資本・資産効率を意識した経営を推進すべく、自己資本当期純利益率(ROE)、純資産利益率(ROA)、及び投下資本利益率(ROIC)等を経営指標として採用しております。 当社グループとしては、上記の指標のうち、ROEを特に重視しており、当該指標の当期の実績は3.9%となっております。また、当該指標については20%以上を目標としております。 (3) 当社グループを取り巻く経営環境 当社グループの主要市場である油圧ショベルを中心とした建設機械市場の動向は、新型コロナウィルスの影響により停滞していた主要得意先各社の生産活動は各国で再開され、日本、米国、欧州、アジア市場における当第4四半期(2021年1月1日~2021年3月31日)の需要は増加し、新型コロナウィルス感染拡大前の水準に戻りつつあります。 また、中国市場においては、中国系建機メーカの市場占有率拡大が顕著であり、経済活動の本格的な再開に伴い、産業補助金拡大による政府主導の投資促進策や消費刺激策の効果等もあり、油圧ショベルの新車販売台数は対前年比で過去最大の販売台数を記録するなど、需要は大幅に増加しました。…
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 経営成績 当連結会計年度(2020年4月1日~2021年3月31日)における世界経済は、新型コロナウィルスの感染拡大により停滞していた各国の経済活動が再開に向けた動きを見せ、ワクチン接種開始による新型コロナウィルス感染症終息への期待の高まりのなか、変異種による感染再拡大の懸念やワクチン供給の遅れによる経済への悪影響など、依然として先行きの見通せない不透明な状況が続いております。 当社グループの主力事業である建機用フィルタ事業における建設機械市場においては、新型コロナウィルスの影響により停滞していた主要得意先各社の生産活動は各国で再開され、日本、米国、欧州、アジア市場における当第4四半期(2021年1月1日~2021年3月31日)の需要は増加し、新型コロナウィルス感染拡大前の水準に戻りつつあります。 また、中国市場においては、中国系建機メーカの市場占有率拡大が顕著であり、経済活動の本格的な再開に伴い、産業補助金拡大による政府主導の投資促進策や消費刺激策の効果等もあり、油圧ショベルの新車販売台数は対前年比で過去最大の販売台数を記録するなど、需要は大幅に増加しました。同市場では、今後も、公共事業投資に伴う建機需要の下支えや、2022年度以降に予定される第4次環境規制対応に向けた新車の駆け込み需要等が想定され、引き続き需要の増加が見込まれます。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 なお、当連結会計年度において、合成高分子系ナノファイバーを活用したヤマシン・オリジナルマスクをドラッグストアチェーン等に対して本格的に量産供給を開始したことに伴い、新たに「ヘルスケア事業」を事業セグメントとして識別し、報告セグメントとして新設し記載する方法に変更しております。 (建機用フィルタ事業) 当連結会計年度(2020年4月1日~2021年3月31日)において、当社グループは、既存ビジネスである建機用フィルタ事業においては、油圧ショベルの作動油回路用リターンフィルタ製品を中心に、新素材やIoT技術を活かした製品ラインナップの充実を図り、純正部品の採用率向上に努めました。とりわけ、各建機メーカが油圧ショベルをはじめとした建機の電動化、自動化を積極的に推し進めるなか、当社が独自に開発した合成高分子系ナノファイバー「YAMASHIN Nano Filter™」を使用したロングライフのフィルタ製品やタンク内の気泡を除去するエアレーション技術、フィルタの汚染度や交換頻度を感知するセンサ技術を搭載したフィルタ製品の主要得意先への積極的な提案を進めており、一部新機種への製品供給が開始されております。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約705文字
(2) セグメント資産の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産の金額であります。 2.セグメント利益又は損失の金額は、連結財務諸表の営業利益と一致しております。 当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 建機用 フィルタ事業 エアフィルタ 事業 ヘルスケア事業 売上高 外部顧客への売上高 10,970,075 2,607,505 1,009,744 14,587,326 14,587,326 セグメント間の内部 売上高又は振替高 2,012 2,012 △ 2,012 10,970,075 2,609,517 1,009,744 14,589,338 △ 2,012 14,587,326 セグメント利益又は損失(△) 1,289,812 123,533 △ 150,375 1,262,970 △ 1,408,670 △ 145,699 セグメント資産 11,628,623 4,684,328 2,361,809 18,674,761 9,516,731 28,191,493 その他の項目 減価償却費 471,058 102,432 44,501 617,991 104,820 722,812 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 2,625,783 805,326 1,821,148 5,252,258 80,195 5,332,454 (注)1.(1) セグメント利益又は損失の調整額は、各セグメントに帰属しない全社費用であり、主に管理部門の一 般管理費であります。