事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1129文字
3【事業の内容】 当社グループは、純粋持株会社であるアサヒホールディングス株式会社(当社)とアサヒプリテック株式会社、他連結子会社及び関連会社13社で構成されており、次のとおり、貴金属事業及び環境保全事業を主たる事業としております。 (1) 貴金属事業 貴金属事業は、貴金属含有スクラップ等から、金・銀・パラジウム・プラチナ等の貴金属・希少金属をリサイクルし、販売することを主たる業務としております。 アサヒプリテック株式会社は国内において、電子材料分野、歯科材料分野、宝飾流通・製造分野、自動車触媒分野から集荷した貴金属・希少金属含有スクラップを、各地の工場で回収・分離・精錬し、高純度の地金製品等として、商社、半導体・電子部品メーカー等に販売する事業、半導体・電子部品メーカー等で使用される製造機械装置の部品について貴金属剥離及び精密洗浄事業を行っております。 海外では、ASAHI G&S SDN.BHD.がマレーシア・シンガポール地域において、韓国アサヒプリテック株式会社が韓国において貴金属リサイクル事業を推進しております。また、アメリカ合衆国においてはAsahi Refining USA Inc.とAsahi Refining Florida LLCが、カナダにおいてはAsahi Refining Canada Ltd.が、金・銀を中心とした貴金属の精錬・加工事業を行っております。 (2) 環境保全事業 環境保全事業は、産業廃棄物の収集運搬及び中間処理を主たる業務としております。 アサヒプリテック株式会社は、各業界の工場、印刷所、病院、学校、研究機関等から排出される、廃酸・廃アルカリ、廃油、廃液、汚泥、廃薬品、医療系感染性廃棄物等の収集運搬・処理・無害化及びリサイクルを行っております。JWケミテック株式会社は、主として工場から排出される廃液の収集運搬及び中間処理を行っております。富士炉材株式会社は、自治体のゴミ焼却炉におけるダイオキシン・重金属を含む特別管理産業廃棄物処理や硝子製造用の溶炉改修・解体・煉瓦屑処理事業を営み、溶炉屑から耐火煉瓦を取り出し、マテリアルリサイクルや有害物処理を行っております。JWガラスリサイクル株式会社は、板ガラスやガラス瓶を回収し、選別破砕の上、高品位のガラスカレットとして再生・販売しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1637文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、貴金属事業及び環境保全事業の拡大により発展を遂げ、環境と社会をつなぐ循環経済の担い手として、今後も社会貢献することで発展し続けていくことを目指しております。また、その過程においては、安定的な利益の確保と持続的な成長の維持との均衡を重視しており、これらを通して企業価値を高め、長期に亘って顧客、株主、従業員を含むすべてのステークホルダーの期待に応えることを基本方針としております。 (2)目標とする経営指標 経営の基本方針に基づき、連結売上収益と連結営業利益、また株主重視の観点から、株主資本当期利益率(ROE)をそれぞれ重要な指標と考えております。 (3)経営戦略等 当社グループは、第9次中期経営計画(2021年4月~2024年3月)において「独創性と成長を追求するグローバル企業へ」という主題を掲げ、社会的価値に配慮しながら世界的な視野で市場シェアを拡大するため、「世界的な成長への基礎固め」、「新たな人材政策の実施」、「グループリスク管理の強化」、「SDGsへの貢献」の4つの基本方針を定め、持続的成長に向けた取り組みを推進しています。 計画の最終年度である2024年3月期の経営目標については下記のとおりです。なお、配当については、現在の年間配当水準から目減りさせることなく、継続的に実施すべく努め、今後の成長に向けた投資のための内部留保の充実を図りながら、配当性向に関しては40%を目処とします。 経営目標 目標値 ①連結売上収益 2,100億円 ②連結営業利益 275億円 ③株主資本当期利益率(ROE) 16% ④自己資本比率 40% 以上の経営目標は、当社グループが現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は今後の様々な要因によって変動することがあります。 (4)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染の影響により、極めて厳しい状況が続いています。段階的な経済活動の再開や政府の経済対策の効果により、景気は持ち直しの動きも見られましたが、感染再拡大の状況下にあり、コロナ禍の収束時期の見通しが立たないことから、依然として先行きが不透明な状況で推移いたしました。このような経営環境を踏まえて、当社グループは持続的な利益成長に向けた取り組みを一層強化してまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 貴金属事業セグメント 当社グループの中核的事業であり、以下の施策をもって収益の拡大を図ります。 ○ITを活用して効率的な営業活動体制や技術プロセスを確立し、競争力を高める。 ○「責任ある貴金属管理」を徹底し、リスク管理を強化する。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約1637文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、貴金属事業及び環境保全事業の拡大により発展を遂げ、環境と社会をつなぐ循環経済の担い手として、今後も社会貢献することで発展し続けていくことを目指しております。また、その過程においては、安定的な利益の確保と持続的な成長の維持との均衡を重視しており、これらを通して企業価値を高め、長期に亘って顧客、株主、従業員を含むすべてのステークホルダーの期待に応えることを基本方針としております。 (2)目標とする経営指標 経営の基本方針に基づき、連結売上収益と連結営業利益、また株主重視の観点から、株主資本当期利益率(ROE)をそれぞれ重要な指標と考えております。 (3)経営戦略等 当社グループは、第9次中期経営計画(2021年4月~2024年3月)において「独創性と成長を追求するグローバル企業へ」という主題を掲げ、社会的価値に配慮しながら世界的な視野で市場シェアを拡大するため、「世界的な成長への基礎固め」、「新たな人材政策の実施」、「グループリスク管理の強化」、「SDGsへの貢献」の4つの基本方針を定め、持続的成長に向けた取り組みを推進しています。 計画の最終年度である2024年3月期の経営目標については下記のとおりです。なお、配当については、現在の年間配当水準から目減りさせることなく、継続的に実施すべく努め、今後の成長に向けた投資のための内部留保の充実を図りながら、配当性向に関しては40%を目処とします。 経営目標 目標値 ①連結売上収益 2,100億円 ②連結営業利益 275億円 ③株主資本当期利益率(ROE) 16% ④自己資本比率 40% 以上の経営目標は、当社グループが現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は今後の様々な要因によって変動することがあります。 (4)経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染の影響により、極めて厳しい状況が続いています。段階的な経済活動の再開や政府の経済対策の効果により、景気は持ち直しの動きも見られましたが、感染再拡大の状況下にあり、コロナ禍の収束時期の見通しが立たないことから、依然として先行きが不透明な状況で推移いたしました。このような経営環境を踏まえて、当社グループは持続的な利益成長に向けた取り組みを一層強化してまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 貴金属事業セグメント 当社グループの中核的事業であり、以下の施策をもって収益の拡大を図ります。 ○ITを活用して効率的な営業活動体制や技術プロセスを確立し、競争力を高める。 ○「責任ある貴金属管理」を徹底し、リスク管理を強化する。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約5027文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)業績等の概要 ① 業績 売上収益 (百万円) 営業利益 (百万円) 税引前利益 (百万円) 親会社の所有者に帰属する当期利益 (百万円) 基本的1株当たり当期利益 (円) 当連結会計年度 192,442 26,446 26,372 18,735 238.11 前連結会計年度 164,776 25,126 26,136 25,725 326.90 増減率(%) 16.8 5.3 0.9 △27.2 △27.2 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい状況が続きました。また、年度終盤のウクライナ情勢に関連してエネルギーコストの上昇などが企業活動に影響を及ぼしました。このような状況の下、当社グループの各事業セグメントの状況は以下のとおりでした。 貴金属事業セグメント 貴金属リサイクル事業は、貴金属価格の上昇を追い風として、収益性重視の営業活動を行ったことにより、前年同期比で増収増益となりました。北米の貴金属精錬事業は、前年度に物流の混乱等から急増したトレーディング事業の取引が減少しましたが、地金を用いた製品の加工・販売を行うプロダクト事業の取引が増加しました。 環境保全事業セグメント 工業生産活動の回復傾向にあわせて、当社グループの産業廃棄物の取扱量は増加しました。しかし、中核となる事業の見極めと選択を継続しており、その結果として前年度後半に連結対象から除外された事業があるため、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で減少しました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上収益192,442百万円(前年同期比27,665百万円増、16.8%増)、営業利益26,446百万円(前年同期比1,319百万円増、5.3%増)、税引前利益26,372百万円(前年同期比235百万円増、0.9%増)、当期利益18,735百万円(前年同期比6,990百万円減、27.2%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益18,735百万円(前年同期比6,990百万円減、27.2%減)となりました。セグメント別の売上収益は、貴金属事業が173,875百万円(前年同期比29,080百万円増、20.1%増)、環境保全事業が18,566百万円(前年同期比1,414百万円減、7.1%減)となりました。 セグメントの業績は次のとおりです。 売上収益 セグメント利益(営業利益) 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 増減率 (%) 前連結会計年度 (百万円) 当連結会計年度 (百万円) 増減率 (%) 貴金属事業 144,795 173,875 20.1 24,037 26,596 10.6 環境保全事業 19,981 18,566 △7.…
セグメント関連
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/ 原文長 約35902文字
6.セグメント情報 (1)報告セグメントの概要 当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は純粋持株会社としてグループ全体の戦略機能を担い、各事業会社は貴金属・希少金属等のリサイクル及び精錬・加工事業、産業廃棄物処理その他の環境保全事業に従事しております。 したがって、当社グループは、事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「貴金属事業」及び「環境保全事業」の2つを報告セグメントとしております。 なお、事業セグメントの集約は行っておりません。 「貴金属事業」は、貴金属含有スクラップ等から、金・銀・パラジウム・プラチナ等の貴金属・希少金属をリサイクルし販売する事業及び金・銀を中心とした貴金属の精錬・加工事業を主たる業務としております。「環境保全事業」は、産業廃棄物の収集運搬及び中間処理を主たる業務としております。 (2)セグメント収益及び業績 報告セグメントの会計方針は、注記「3.重要な会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同じであります。 当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりであります。 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) 報告セグメント その他 合計 調整額 連結 貴金属 環境保全 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 売上収益 外部収益 144,795 19,981 164,776 164,776 164,776 セグメント間収益 合計 144,795 19,981 164,776 164,776 164,776 セグメント利益(営業利益) 24,037 3,833 27,870 285 28,156 △ 3,029 25,126 金融収益 136 金融費用 △ 84 その他の収益 962 その他の費用 △ 3 税引前利益 26,136 その他: 減価償却費及び償却費 1,178 881 2,059 2,059 478 2,538 減損損失 25 32 58 58 58 持分法による投資損益 285 285 285 (注)1.セグメント利益の調整額は、主に各報告セグメントに配分していない全社費用であります。 2.減損損失の詳細は、注記「12. 有形固定資産」及び注記「13. のれん及び無形資産」をご参照下さい。…