事業の内容
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/ 原文長 約2862文字
3【事業の内容】 当社は、「食文化の発展に情報システムで貢献する」ことを事業ポリシーとして、外食企業に特化した基幹業務システムのASP(注1)による提供から、飲食店店舗にて利用するPOSシステム(注2)、オーダーエントリーシステム(注3)の自社企画商品の販売及び周辺サービスの提供までをワンストップで行っております。 外食業界では、各店舗単位で食材から料理を作るという製造業の側面を持っているにもかかわらず、その個別製造原価、ロス分析手法の管理体系が確立されておりませんでした。当社は外食企業に対し、食材原価ロス、人件費の無駄等といった経営コストのロスを徹底追求する「飲食店経営管理システム(R)」(注4)を核とした各種システムの提供を行っております。 当社は、ASPサービス事業の単一セグメントでありましたが、平成29年9月21日付でナチュラルグリーンリゾート株式会社より、ホテル事業の譲受を行ったことに伴い、当事業年度から、報告セグメントをASPサービス事業とホテル関連事業に変更しております。 ASPサービス事業は、同システムをパッケージ、インターネット経由で提供するASPサービス事業、POSシステム、オーダーエントリーシステム等のハード機器の販売を行うシステム機器事業、機器に係るサプライ品の販売やメンテナンス及び他社製品のインテグレーション販売を行う周辺サービス事業から構成されております。 ホテル関連事業は、平成29年9月に取得したナチュラルグリーンパークホテルを自社製品/サービスの実証実験店を兼ね、ホテル、カフェ、レストラン等の管理運営を行っております。 (注1)ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ) アプリケーションソフトの期間貸し。ASP利用者であるユーザーが、インターネットを利用してASPサービス提供企業が所有するサーバーにあるアプリケーションソフトウェアの機能を利用できるサービス。ユーザーはASPを利用することで、高価なクライアントサーバーを自社で開発する初期費用と時間が節約され、恒常的には、システムのバージョンアップ費用、システムの保守・メンテナンス費用、店舗における各種データ入力の作業負担、本社におけるデータの加工・分析の作業負担が大幅に軽減されます。 (注2)POSシステム(Point of Sales System「販売時点情報管理システム」) 店舗で商品を販売するごとに商品の販売情報を記録し、集計結果を在庫管理やマーケティング材料として用いるシステム。当社は、これまで多くの国内主要POSシステムの通信処理や、フォーマットを研究し基幹業務処理に応用してきた過程で従来POSの非効率性(外食アンマッチ)を改善し、コスト削減と実務向上を目指して、外食業界専用に自社で企画したPOSシステムの販売を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約629文字
1.経営方針について 当社は「食文化の発展に情報システムで貢献する」こと を 事業ポリシーとして、 以下の経営理念のもと、事業を推進しております。 一、企業はなによりも人であり、自主性と起業家精神を重んじ、ひとりひとりの行動を重視します 二、製品・サービスのすべての基準は、お客様であり、お客様に密着する姿勢を日々の基本とします 三、提供するすべての製品・サービスの基本はローコストであり、我々自らが簡素な組織、小さな本社を実践し、“ひと”を通じての生産性向上に心がけます 四、“食”という基軸から離れず、価値観に基づく実践を忘れません 五、厳しさと緩やかさの両面を同時にもった、フラットで柔軟な組織づくりに心がけます 2.経営環境について 当社は外食、中食をはじめ、あらゆる“食”企業をターゲットに基幹業務などのシステム提供を行っております。マーケット全体の市場規模は数年間横ばいが続いているものの、売上上位企業の業界内シェアは年々増加の傾向にあります。大手外食企業間の競争は激化しており、企業にとって収益力の向上、コスト競争力の強化、トレンドを迅速かつ的確につかむ力が成長のカギとなっております。現在大手外食企業が抱える課題の解決のため、情報システムの重要性は認識され、その投資意欲は高まりつつあると思われます。 3.目標とする経営指標 当社は、売上高営業利益率等を経営指標として意識した経営により、収益力の強化を図り、企業価値の向上を目指しております。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1411文字
4.対処すべき課題について (1)サポート体制について 当社は外食企業に特化した「飲食店経営管理システム(R)」をパッケージ型とASP型で提供しておりますが、受注に際しては、店舗システム機器の品質・価格競争力以外に同サービスを安定的かつ長期的に提供できるかどうかが成約の重要なファクターとなっております。 これまでも、サポート人員の教育を推進してまいりましたが、今後見込まれる受注増加等に対して、人材の確保、社内及び社外研修制度等を充実させるとともに、「飲食店経営管理システム(R)」と、ASP/クラウド型の「統合業務パッケージ」の融合を早め、すべての業態のニーズに合致し、安定的かつ効率的なサポート体制の構築を図ってまいります。 (2)出荷体制について 従来のPOSシステムとオーダーエントリーシステムに加え、近年テーブルオーダーシステムの受注が増加しており、その業務はさらに重要度を増しております。特に大手外食企業の受注に際しては、上記システム機器の出荷体制、品質管理を強化することが課題となっております。 当社では、出荷及び品質管理部門の人員を強化しており、大手外食企業の受注増加に備え、増員及び運営体制の整備に努めるとともに、ハードウェアの調達方法の見直しなどを定期的に行い、安定的かつ効率的な仕入政策と出荷体制の構築を図ってまいります。 (3)販売提携及び代理店契約について これまでは、大手外食企業を中心とした販売活動を直接販売体制のみで行っておりました。当社ASPサービス事業については 、大手外食企業を中心とした直接販売体制に加え、再販を開始した「飲食店経営管理システム(R)」においては、業態規模に捉われず、フードサービス関連企業の顧客を有する商社、SI業者及び食品メーカー等との連携強化、販売提携及び代理店政策を行い、各々の特長を活かしたサービス提供力を高め、販売網の拡大及び収益構造の多様化及び安定性確保を図ってまいります 。 (4)個人情報等の管理体制について 当社では、ASP/クラウドサービスの運営を行うにあたって、個人情報、企業情報の管理体制がもっとも重要であると考えております。情報管理の重要性は年を追うごとに高まっており、いまや絶対的な安心感が求められております。これまでに個人情報の取り扱いを行う部門及び人員の制限、セキュリティカード認証及び監視カメラの設置による情報管理等の対応をすることで、ソフト・ハード両面から強化を行い、平成22年9月より、ISO27001を取得しております。平成29年に完成した新データセンターでも厳格な情報管理を徹底しております。今後につきましては、更なるレベルアップを目指し、管理体制の強化を図ってまいります。 (5)経営管理体制の強化について 当社は現在、小規模組織ということもあり、管理体制はそれに対応したものになっております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2336文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当事業年度 に おけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな景気回復基調で推移したものの、世界経済の不確実性の高まりから、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社の主要販売先である外食市場におきましては、大手を中心に比較的前年を維持しているものの、消費者の節約志向は根強く、食材価格の高騰や、少子高齢化を背景とした人手不足が深刻な状況となっております。 このような環境のもと、当社は、外食チェーンを中心に、創業時より一貫した食材ロス削減を中心とした、コスト削減システムを、ASP/クラウドサービスとして、POSシステム、オーダーリングシステムなどの業界専用のシステム機器とあわせて提供してまいりました。また、平成27年からは、“食”産業のあらゆる業種/規模に対応してのコスト削減を実現する、パッケージ型の基幹業務システムである「飲食店経営管理システム(R)」を提供し、よりソフトウェア販売に比重を置いた政策を実施してまいりました。 その結果、売上高は、2,038,911千円(前事業年度比2.3%減)と減収となりました。利益面に関しましては、営業利益148,127千円(前事業年度比8.8%増)、経常利益129,865千円(前事業年度比3.8%増)、当期純利益85,890千円(前事業年度比35.6%減)となりました。 セグメント別の業績は、以下のとおりであります。 なお、当社は、「ASPサービス事業」の単一セグメントでありましたが、平成29年9月21日付でナチュラルグリーンリゾート株式会社より、ホテル事業の譲受を行ったことに伴い、当事業年度から、報告セグメントを「ASPサービス事業」と「ホテル関連事業」に変更しております。 セグメント別 前事業年度 (自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日) 当事業年度 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) 金額(千円) 前年同期比(%) 金額(千円) 前年同期比(%) ASPサービス事業 2,087,116 92.5 1,969,355 94.4 ASPサービス事業 1,103,410 100.4 1,193,807 108.2 システム機器事業 815,856 79.4 588,172 72.1 周辺サービス事業 167,849 131.1 187,374 111.6 ホテル関連事業 69,555 合 計 2,087,116 92.5 2,038,911 97.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約549文字
1.報告セグメントごとの 概要 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、「ASPサービス事業」及び「ホテル関連事業」の事業を営んでおります。 「ASPサービス事業」は、フードサービス企業に向けて基幹業務システムの提供を行っており、同システムをパッケージとインターネット経由で提供するASPサービス事業、POSシステムなどハード機器の販売を行うシステム機器事業、その他他社製品及びサプライ品の販売、修理などを行う周辺サービス事業を一体として提供しております。 「ホテル関連事業」は、ホテル事業及びこれに付帯する業務をしております。 (報告セグメントの変更等に関する事項) 当社は、前事業年度においては「ASPサービス事業」の単一セグメントでありましたが、平成29年9月21日付でナチュラルグリーンリゾート株式会社よりホテル事業の譲受を行ったことに伴い、当事業年度より、報告セグメントとして「ホテル関連事業」を新設しております。これにより、当社の報告セグメントは、「ASPサービス事業」及び「ホテル関連事業」の2つの報告セグメントとなりました。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3954文字
2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先 前事業年度 (自 平成28年10月1日 至 平成29年9月30日) 当事業年度 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) 金額(千円) 割合(%) 金額(千円) 割合(%) 株式会社あきんどスシロー 609,096 29.2 415,747 20.4 (注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。 b. 売上原価実績 当事業年度の売上原価実績をセグメント別に示すと、次のとおりであります。 セグメント別 当事業年度 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) 金額(千円) 前年同期比(%) ASPサービス事業 1,128,357 84.7 ASPサービス事業 471,659 112.2 システム機器事業 485,750 62.8 周辺サービス事業 170,948 124.2 ホテル関連事業 20,584 合計 1,148,942 86.3 (注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成30年12月27日)現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。この財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な会計方針」に記載のとおりであります。また、財務諸表の作成にあたっては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 経営成績の分析 (売上 高) 売上高に関しては、 2,038,911千円(前事業年度比2.3%減)と、前事業年度に比べ微減となりました。 これは、平成27年9月期より利益率の改善を図る目的でハードウェア販売の比率を下げ、ソフトウェア販売の比率を高める政策を進めた結果、システム機器事業の 売上高が588,172千円(前事業年度比27.9%減)と減少したこと、 「飲食店経営管理システム(R)」の補助金対応のニーズに対応するため、一時的に販売を控えたことなどが影響したものであります。…