オンコセラピー・サイエンス株式会社

証券コード: 4564 / 対象年度: 2017 / 提出日: 2017-06-20
業種 医薬品

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3分で読める事業概要

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事業の概要

オンコセラピー・サイエンスは、ゲノム解析技術を活用したがん治療薬の研究開発を行う企業です。低分子医薬、がん特異的ペプチドワクチン、抗体医薬の3つの領域で創薬研究を行い、提携先との共同開発や自社での臨床試験を通じて、より効果が高く副作用の少ない次世代のがん治療法を提供することを目指しています。

主な事業領域

ゲノム解析に基づくがん関連遺伝子情報の活用による、低分子医薬、がん特異的ペプチドワクチン、抗体医薬の研究開発および「がん個別化医療」への取り組み。

主な製品・サービス

  • 低分子医薬
  • がん特異的ペプチドワクチン
  • 抗体医薬

ビジネスモデル

提携先製薬企業からの契約一時金、開発協力金、マイルストーン収入、および将来的な製品上市時の販売収入やロイヤリティ収入による収益モデル。

セグメント・事業構成

単一セグメント(医薬品の研究及び開発)

戦略・方向性

基礎研究の継続、創薬研究の確実な推進、臨床開発の迅速な進展、新規提携先の開拓、およびがん個別化医療への取り組みを通じた事業拡大。

強みとして読み取れる点

  • 網羅的な遺伝子発現解析による標的分子の同定
  • 複数の領域(低分子、ワクチン、抗体)における創薬研究
  • 大学や外部機関との共同研究体制

課題として読み取れる点

  • がん治療薬上市までの間の研究開発費の増加
  • 競争の激しいバイオテクノロジー分野でのスピード競争への対応

確認ポイント

  • 提携先との契約状況とマイルストーンの達成
  • 主要な医薬品候補物質の臨床試験の進捗状況
  • 新規提携先の開拓状況

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・事業内容、経営戦略、および収益構造が詳細に記載されており、概要把握には十分な情報があるため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

主要なリスク:臨床試験の進捗遅延や成果が得られないことによる多額の研究開発費の回収不能、製薬企業との提携における高い依存度および契約内容による収益の変動、知的財産権に関する訴訟・クレーム対応コスト、製造物責任および副作用による社会的信用の毀損。対応策:情報管理体制の整備、利益相反の回避に向けた社内規定の遵守、買収防衛策(本プラン)の導入による企業価値の保護。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

オンコセラピー・サイエンスは、ゲノム解析に基づく革新的ながん治療薬の開発を行うバイオベンチャー。強固な特許ポートフォリオと大手製薬企業との提携によりリスクを分散しつつ、低分子医薬やワクチン等複数のアプローチで成長を目指す。研究開発への多額の投資が必要なため、資金調達と提携による経営安定化が鍵となる。

成長方針

低分子医薬、がん特異的ペプチドワクチン、抗体医薬の3領域で強みを持つ。特に「がん個別化医療」への取り組みを強化し、提携先との連携によるリスク分散とスピード確保の両立を図る。

資本政策

研究開発資金の確保を最優先とし、当面は内部留保による充当。新規提携や公的助成金の活用によりコスト削減を図りつつ、安定した経営基盤の構築を目指す。

リスク対応方針

共同研究契約の維持、知的財産権の保護(特許出願)、高度な情報管理体制の構築、および参入障壁の高い技術優位性の保持。また、複数社との提携により開発コストとリスクを分散する戦略を採用。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 5 / 5

有報ナビによる整理

ゲノム創薬とがん個別化医療を核とした研究開発型企業。独自の遺伝子解析技術を基盤に、低分子医薬、ワクチン、抗体医薬の多角的なパイプラインを展開し、製薬大手との提携を通じてリスク分散と価値最大化を図る戦略をとる。

設備投資の方向性

研究開発用設備および拠点整備に向けた投資を継続。特に、高度な解析技術や臨床試験の進展に伴うインフラ整備に重点を置く。

研究開発・商品開発

ゲノム情報に基づくがん特異的タンパク質の同定と機能解析から、低分子医薬(MELK, TOPK阻害剤)、ワクチン、抗体医薬の3領域で臨床開発を推進。また、TCR解析サービスによる個別化医療への貢献も強化。

投資・変化テーマ

  • ゲノム創薬
  • がん個別化医療
  • 低分子医薬
  • がん特異的ペプチドワクチン
  • 抗体医薬
  • TCR解析サービス

関連キーワード

  • ゲノム解析
  • プロテオミクス
  • バイオインフォマティクス
  • 免疫療法
  • 次世代シーケンサー
  • MELK阻害剤
  • TOPK阻害剤

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準 連結区分 対象期間 表示状況主要財務指標を表示できません

提出日: 2017-06-20

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財務項目の関係

資本項目の関係

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根拠・定義
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有報本文

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事業・経営に関する有報本文

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事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約6263文字

3【事業の内容】 当社の企業集団は、当社、連結子会社2社により構成されています。当社および連結子会社は「医薬品の研究および開発」ならびにこれらに関連する事業内容を行っております。 (1)当社の設立経緯について 当社は、元東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター長(現 シカゴ大学教授)である中村祐輔教授の研究成果(シーズ)を事業化することを目的として平成13年4月に設立した研究開発型ベンチャー企業です。 (2)当社事業の背景について ① ゲノム研究の進展について 1990年代より欧米を中心としてゲノム(※1)研究が活発に進められており、平成12年6月には、いわゆる「ヒトゲノム・プロジェクト(※2)」等によってヒトゲノム解読完了が宣言されております。現在では、30億からなるヒトゲノム遺伝暗号の読み取りがほぼ終了し、現在ヒトの遺伝子総数は約23,000種類程度であると予測されております。これと前後した様々なバイオテクノロジーの進歩等により、「ゲノム創薬」への応用が現実のものとなりつつあります。 「ゲノム創薬」とは、遺伝子および遺伝子が作り出すタンパク質等の情報に基づき、疾患の原因である新規創薬ターゲットの発見とそれらを標的とする治療薬の有効性や安全性の検討等を行い、医薬品を論理的・効率的に作り出すものであります。近年において、がん、糖尿病、高血圧や、慢性関節リウマチなど、多くの疾患に遺伝子が関係することが明らかになっており、疾患に関係する遺伝子を同定し、それを標的とすることで、疾患の症状を軽減させる対症療法ではなく、疾患の原因を除去する効果的な医薬品開発が可能となるものと考えられております。 また、バイオテクノロジーの進歩に伴い、疾患関連遺伝子探索、遺伝子機能解析に加えて、SNPs(※3)、プロテオミクス(※4)、バイオインフォマティクス(※5)等の各研究分野も急速に進展しており、多くのベンチャー企業が創設される等、ゲノム研究分野はその市場規模の拡大が見込まれております。 なお、こうした技術および研究の進歩への対応として、欧米の大手製薬企業等は、多大な研究開発費を確保するためのM&A戦略を実施する一方で、自社での研究開発活動に加えて、特に、基礎研究分野や、より専門性の高い分野等においては、ベンチャー企業、大学や社外の研究機関等との提携による外部リソースの活用を積極的に行う事が近年一般的になっております。 ② 抗がん剤分野について 従来のがん治療法は、一般に、がん細胞を除去し、あるいは死滅させることに重点が置かれ、その主流は、外科的切除、放射線療法および抗がん剤投与による化学療法ならびにこれらの組み合わせによるものであります。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約6893文字

3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「有効性が高く、より副作用の少ないがん治療薬・治療法を一日も早くがんに苦しむ患者さんに届けること、がんとの闘いに勝つこと」を企業使命として、その実現の基礎研究、創薬研究、並びに医薬品としての承認取得の為の臨床開発を推進しております。 当社グループは、安定経営に留意しながら、がん治療薬・治療法の研究及び開発を着実に推進し、がん治療の分野で社会に貢献したいと考えております。 (2)経営戦略 及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、研究開発型企業として、基礎研究、創薬研究、並びに医薬開発を推進しており、収益につきましては、これまで、主として提携先製薬企業等からの契約一時金、開発協力金、マイルストーン収入等を計上しております。将来において、当社が自らがん治療薬を上市した場合には、医薬品の販売収入が計上され、また提携先企業ががん治療薬を上市した場合には、ロイヤリティ収入が計上されることとなり、収益及び利益が飛躍的に拡大するとともに収益基盤が安定することが想定されます。 これらの収入等は、当社グループの研究開発の進展に伴い計上するものであり、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標と考えております。 しかしながら、がん治療薬が上市されるまでの間は、事業領域の拡大や自社による研究開発の進展に伴い研究開発費が増加することが想定されますが、収益源となる製薬企業との新たな提携契約の締結、ベンチャー企業・アカデミアと共同研究や共同開発の実施、公的機関による補助・助成制度の積極的な活用などにより自社の経費負担を軽減し、経営の安定を図りながら事業を推進してまいります。 (3)事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループは、対処すべき課題を以下のように考えています。 ① 基礎研究の継続的な実施 当社グループは平成13年から平成25年にかけて東京大学医科学研究所との共同研究により、ほぼ全てのがんを対象とした網羅的な遺伝子発現解析等を実施し、多くのがん治療薬開発に適した標的分子を同定いたしました。現在、それらの標的に対する創薬研究を積極的に展開し、これら創薬研究の成果を基にした複数の臨床試験を実施中または準備中の医薬品候補物質を多数有しております。 基礎研究の継続的な実施は当社グループ事業の将来にかかる重要課題の一つとして認識しており、シカゴ大学と進めております共同研究「新たながん治療標的の探索研究」等、今後も当社独自および共同研究等による研究体制の充実と円滑な推進のための対応を図っていく方針であります。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約6893文字

3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「有効性が高く、より副作用の少ないがん治療薬・治療法を一日も早くがんに苦しむ患者さんに届けること、がんとの闘いに勝つこと」を企業使命として、その実現の基礎研究、創薬研究、並びに医薬品としての承認取得の為の臨床開発を推進しております。 当社グループは、安定経営に留意しながら、がん治療薬・治療法の研究及び開発を着実に推進し、がん治療の分野で社会に貢献したいと考えております。 (2)経営戦略 及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、研究開発型企業として、基礎研究、創薬研究、並びに医薬開発を推進しており、収益につきましては、これまで、主として提携先製薬企業等からの契約一時金、開発協力金、マイルストーン収入等を計上しております。将来において、当社が自らがん治療薬を上市した場合には、医薬品の販売収入が計上され、また提携先企業ががん治療薬を上市した場合には、ロイヤリティ収入が計上されることとなり、収益及び利益が飛躍的に拡大するとともに収益基盤が安定することが想定されます。 これらの収入等は、当社グループの研究開発の進展に伴い計上するものであり、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標と考えております。 しかしながら、がん治療薬が上市されるまでの間は、事業領域の拡大や自社による研究開発の進展に伴い研究開発費が増加することが想定されますが、収益源となる製薬企業との新たな提携契約の締結、ベンチャー企業・アカデミアと共同研究や共同開発の実施、公的機関による補助・助成制度の積極的な活用などにより自社の経費負担を軽減し、経営の安定を図りながら事業を推進してまいります。 (3)事業上及び財務上の対処すべき課題 当社グループは、対処すべき課題を以下のように考えています。 ① 基礎研究の継続的な実施 当社グループは平成13年から平成25年にかけて東京大学医科学研究所との共同研究により、ほぼ全てのがんを対象とした網羅的な遺伝子発現解析等を実施し、多くのがん治療薬開発に適した標的分子を同定いたしました。現在、それらの標的に対する創薬研究を積極的に展開し、これら創薬研究の成果を基にした複数の臨床試験を実施中または準備中の医薬品候補物質を多数有しております。 基礎研究の継続的な実施は当社グループ事業の将来にかかる重要課題の一つとして認識しており、シカゴ大学と進めております共同研究「新たながん治療標的の探索研究」等、今後も当社独自および共同研究等による研究体制の充実と円滑な推進のための対応を図っていく方針であります。…

セグメント関連

抽出本文 / 原文長 約82文字

【セグメント情報】 当社及び連結子会社は「医薬品の研究及び開発」並びにこれらに関連する事業内容となっており、事業区分が単一セグメントのため、記載を省略しております。

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抜粋表示 / 原文長 約10103文字

4【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、本「事業等のリスク」及び有価証券報告書等中の「事業等のリスク」以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。また、以下の記載は本株式への投資に関連するリスク全てを網羅するものではありませんので、その点にご留意ください。 なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 (1)研究開発活動について ① 大学との共同研究について (a)共同研究契約について 当社の研究活動においては、自社での研究活動に加えて、シカゴ大学等と共同研究を実施しております。 また、平成13年から平成25年にかけて東京大学医科学研究所との共同研究においては、ほぼ全てのがんを対象とした網羅的な遺伝子発現解析等を実施し、多くのがん治療薬開発に適した標的分子を同定いたしました。現在、それらの標的に対する創薬研究を積極的に展開し、これら創薬研究の成果を基にした複数の臨床試験を実施中であり、さらに準備中の医薬品候補物質を多数有しております。 当社は、今後も研究体制の充実と円滑な推進のため、シカゴ大学をはじめとした各大学との間で良好な関係を維持し、当社の事業基盤となる共同研究を継続していく方針であります。しかしながら、当該契約の更新が困難となった場合又は解除その他の理由により契約が終了した場合においては、当社事業に悪影響を与える可能性があります。…

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

抜粋表示 / 原文長 約8256文字

6【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発費の総額は2,938百万円です。 (1)当社の事業基盤について 国立大学法人東京大学との共同研究の成果は当社の技術基盤となるものです。 ① cDNAマイクロアレイについて コンピューターのマイクロチップは大量の情報を高速に処理する道具として開発されたものですが、cDNA(※10)マイクロアレイ(※11)と呼ばれる技術も同様に小さな基盤上に非常に高密度にDNAを配置して、それらを手がかりに大量の遺伝子情報を獲得するために開発されたものです。また、遺伝子情報の解析においては、このように一度に全体像を捉え網羅的に解析するシステムは有用なものとして考えられております。 当社が共同研究において使用しているのは上述のcDNAをマイクロアレイ上の特定の区画に固定している(これを「スポットしている」といい、このスポットを実施する機械を「スポッター」といいます)cDNAマイクロアレイであります。これは共同研究先である東京大学医科学研究所および当社研究施設でスポッターを利用し、cDNAと、それをスポットしたcDNAマイクロアレイを作製しております。 このcDNAの作製方法は、大変に時間と労力のかかるものですが、以下に簡単にご説明いたします。 まず研究用に市販されているヒトの各種正常臓器の細胞からとったmRNA(※10)と同時に、発生過程の初期のmRNAもつかまえるために胎児のmRNAを入手します。そして、逆転写酵素でcDNAを作ります。さらに、このcDNAをもとにPCR法と呼ばれる方法でcDNAを増幅します。 このcDNAマイクロアレイの特長は、主に以下の2点です。 a 現在32,000種類の遺伝子をスポットしていること 平成15年4月に発表されたヒトゲノムの完全解読終了時の情報では、約35,000個の遺伝子があるとされておりましたが、その後の解析では25,000-30,000個と一般的には考えられております。当社のマイクロアレイは32,000種類のcDNAをスポットしていることから、ほぼ全遺伝子を網羅しております。 またマイクロアレイにスポットするcDNAの合成は、ヒトの12種類の臓器よりプールしたmRNAにより実施しているため、およそヒトの発生過程以降に発現する遺伝子はほぼ検出することができます。これをマイクロアレイ上にスポットして使っているため、ヒトの細胞内での実際の遺伝子発現に近い状態で、かつ機能が未知の遺伝子まで解析することができます。 b cDNAを利用していること マイクロアレイには、合成で作った25~50個くらいの核酸塩基からなるオリゴDNAとよばれるものを用いる方法と、cDNAを用いる方法があり、導入の簡便性からオリゴDNAを用いる方法が一般的です。…

設備投資等の概要

抽出本文 / 原文長 約622文字

2【主要な設備の状況】 (1)提出会社 平成29年3月31日現在 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数 (名) 建物 機械及び装置 工具、器具及び備品 合計 本社 (神奈川県川崎市高津区坂戸) 医薬品の研究及び 開発 統括事業施設及び 研究施設等 155,772 5,645 37,761 199,180 51 鶴見 (神奈川県横浜市鶴見区小野町) 医薬品の研究及び 開発 研究施設 17,594 10 2,035 19,639 合計 173,366 5,656 39,797 218,819 54 (注)1 上記の金額には消費税等を含めておりません。 2 本社ならびに鶴見は賃借物件で、その概要は次のとおりです。 (事業所名) (所在地) 年間賃借料 (千円) (床面積) (賃借先) 本社 神奈川県川崎市高津区坂戸 106,207 1,961.84㎡ ㈱ケイエスピーコミュニティー 鶴見 神奈川県横浜市鶴見区小野町 11,330 255.19㎡ ㈶横浜企業経営支援財団 (2)国内子会社 事業所名 (所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(千円) 従業員数 (名) 建物 機械及び装置 工具、器具及び備品 合計 イムナス・ファーマ株式会社 本社 (神奈川県川崎市高津区坂戸) 医薬品の研究及び 開発 研究施設 984 984 合計 984 984 (3)在外子会社 該当事項はありません。

その他の有報本文

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補足セクションの有報本文を表示

配当政策

抽出本文 / 原文長 約203文字

3【配当政策】 当社は株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つとして認識しており、経営成績および財政状態を勘案しつつ利益配当を検討してまいりたいと考えております。しかしながら、現時点では将来のがん治療薬の上市に向け、基礎研究、創薬研究、ならびに医薬品の開発を継続的に実施する段階にあるため、当面は内部留保に努め、研究開発資金の確保を優先しております。なお、剰余金の配当の決定機関は、株主総会であります。

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約428文字

5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況 平成29年3月31日現在 セグメントの名称 従業員数(名) 医薬品の研究及び開発 54 (9) 合計 54 (9) (注)1 従業員数は就業人員であります。 2 従業員数の(外書)は、臨時従業員の当連結会計年度の平均雇用人員(1日8時間換算)であります。 (2)提出会社の状況 平成29年3月31日現在 従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 54(9) 38.5 7.65 5,646 (注)1 従業員は就業人員であり、臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )に外数で記載しております。 2 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。 3 当社グループは単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 (3)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係については良好であります。 有価証券報告書(通常方式)_20170619170113

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約4651文字

(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】 ① 企業統治の体制 当社は監査役制度を採用しており、監査役会は、常勤1名、非常勤2名(いずれも社外監査役)の計3名で構成されております。定期的に監査役会を開催するほか、取締役会に出席し迅速かつ公正な監査体制をとっております。 取締役会は、代表取締役1名、取締役4名(うち社外取締役3名)の計5名で構成され、毎月1回の定時取締役会を、また必要に応じて臨時取締役会を開催し、迅速かつ効率的な経営監視体制をとっております。 当社は、「より副作用の少ないがん治療薬・治療法を一日も早くがんに苦しむ患者さんに届けること、がんとの闘いに勝つこと」を企業理念として、諸関連法規の遵守、および迅速かつ正確な情報開示による透明性の確保がコーポレート・ガバナンスの重要な柱であるとの認識に基づき、下記体制で企業経営を推進しております。 当社は、平成18年5月19日開催の取締役会において、内部統制システムの基本方針を決議し、業務の適正を確保するための体制作りと管理体制のより一層の整備を図ることとし、取締役及び使用人が法令・定款を遵守し、倫理を尊重する行動ができるように、内部統制に関する各種規程・基準を定めておりますが、平成22年9月27日ならびに平成27年6月22日の取締役会決議において、その徹底ならびに法改正対応のために一部改訂し引き続き啓蒙活動を実施しております。 当社は、事業活動全般にわたり生じうる様々なリスクのうち、経営戦略上のリスクについては、担当部署および担当取締役がそのリスクの分析、検討を行うほか、必要に応じて取締役会にて審議を行っており、さらに弁護士、公認会計士、弁理士、ならびに社外の研究者等の複数の専門家から、参考とするためのアドバイスを受け、最善と考えられる経営判断を行っております。 また、業務運営上のリスクについては、当社は従来より、高い社会的倫理観に立ち、社会的規範や、法令、並びに社内規定を遵守するコンプライアンスを徹底するとともに、当社が企業使命とする「より副作用の少ないがん治療薬・治療法を一日も早くがんに苦しむ患者さんに届けること、がんとの闘いに勝つこと」という高い使命感を持ち事業活動を展開しております。 なお、当社は、取締役及び監査役の責任免除について、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)および監査役(監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨定款に定めております。当社と取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)および監査役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。…

重要な契約等

抜粋表示 / 原文長 約3215文字

5【経営上の重要な契約等】 当連結会計年度における、当社の経営上の重要な契約は以下の通りであります。 (1)技術導入 ① 大学等研究機関との共同研究契約 当社は、当社の業務に有用となる技術の開発および権利の取得のために、各研究機関との間で共同研究契約を締結しております。なお、契約の概要は、以下の通りであります。 契約先 主な契約内容 シカゴ大学 新たながん治療標的の探索研究 ② 特許を受ける権利譲渡契約 当社は、当社の低分子医薬分野、抗体医薬分野、がんワクチン分野および診断薬および研究用試薬分野の事業化に必要な特許に関し、東京大学医科学研究所に所属する複数の研究者より特許を受ける権利を譲り受けております。なお、契約の概要は、以下の通りであります。 契約会社名 主な契約内容 東京大学医科学研究所に所属する複数の研究者 当社は譲渡の対価として、上記特許を受ける権利に係る発明を第三者に実施させ、当該第三者から収受したロイヤルティーの一定割合を譲渡人に支払う。 ③ 特許を受ける権利譲渡契約 当社は、当社の低分子医薬分野、抗体医薬分野、がんワクチン分野および診断薬および研究用試薬分野の事業化に必要な特許に関し、国立大学法人東京大学より特許を受ける権利を譲り受けております。なお、契約の概要は、以下の通りであります。 契約会社名 主な契約内容 国立大学法人東京大学 当社は譲渡の対価として、一定額の契約一時金を支払う。 上記特許を受ける権利に係る発明を当社が使用して得た収入の一定額を支払う。 当社が上記特許を受ける権利を第三者に実施させ、当該第三者から収受した実施料の一定割合を譲渡人に支払う。 (2)技術導出 ① 契約 当社は、大塚製薬株式会社との間で、がんペプチドワクチンに関して、全世界での独占的な開発・製造・販売権を供与する旨の契約を締結しております。なお、契約の概要は、以下のとおりであります。 契約会社名 主な契約内容 大塚製薬株式会社 ① 当社は大腸がんをはじめとする各種がんで同定された2種のがん関連遺伝子に由来するがんペプチドワクチンの、全世界での独占的な開発・製造・販売権を同社に供与する。 ② 大塚製薬株式会社は、当社に対し、一定額の一時金を支払い、また一定の条件を満たす場合、それぞれ一定額のマイルストーンを支払う。 ③ 大塚製薬株式会社は、当社に対し、本契約の対象たるがんワクチンの正味販売高に応じて、上市後特定の条件を満たす期間、一定率のロイヤルティを支払う。 ② 契約 当社と小野薬品工業株式会社との間で、がん治療用ペプチドワクチンに関して、独占的な開発・製造・販売権を供与するための契約を締結しております。…

大株主の状況

抽出本文 / 原文長 約425文字

(7)【大株主の状況】 平成29年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) 中村 祐輔 東京都大田区 12,511,000 8.51 特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信託銀行 東京都港区西新橋1-3-1 7,300,000 4.97 中鶴 修一 埼玉県さいたま市中央区 5,850,000 3.98 古川 洋一 東京都品川区 5,250,000 3.57 荒川 博文 東京都中央区 2,500,000 1.70 株式会社SBI証券 東京都港区六本木1-6-1 2,176,900 1.48 田中 徹 東京都目黒区 1,000,000 0.68 大和証券株式会社 東京都千代田区丸の内1-9-1 955,200 0.65 楽天証券株式会社 東京都世田谷区玉川1-14-1 918,200 0.62 株式会社幸総研 川崎市幸区 812,400 0.55 39,273,700 26.71

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2017
使用モデル
gemma4:12b

このページについて

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