事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループの事業内容 当社グループは、平成30年9月30日現在、EPSホールディングス㈱(当社)、当社連結子会社43社、関連会社4社から構成され、事業としては主としてCRO(*)事業、SMO(*)事業、CSO(*)事業、Global Research 事業及び益新事業の5つの事業から成り立っています。 当社グループは、製薬会社を主とした医薬品開発に関係する業界に属しています。製薬会社では、多額の研究開発費と長い期間を費やしていわゆる「新薬」の開発に向けて多大な努力がなされています。「新薬」は、医薬品として承認される前段階において、製薬会社からの委託を受けた医療機関が必ず臨床試験を実施することとなっています。 これはインフォームド・コンセント(*)により同意した被験者(患者)の参加が必要で、つまり、臨床試験は製薬会社、医療機関及び被験者の三者により実施されるものです。(図2参照) ①CRO事業 CRO事業は、イーピーエス㈱と㈱EPSアソシエイトが主に実施しており、臨床試験(製造販売後調査及び試験を含む)実施にあたって、製薬会社等との委受託契約により臨床試験の運営と管理に関する種々の専門的なサービスの提供をしています。 サービスの内容は、臨床試験実施計画書(*)、症例報告書(*)の作成支援、症例登録・試験進捗管理(*)、データマネジメント・統計解析(*)、モニタリング(*)、総括報告書作成、薬事申請支援等のほか、これらの業務に附随する管理システムの構築です。 ㈱イーピーメイトは、イーピーエス㈱及び製薬会社向け人材派遣業務(派遣型CRO業務)を推進しています。 イートライアル㈱は、医薬・医療系IT関連サービスの提供を通じて、臨床試験の質の向上とスピードアップに貢献しています。 EPクルーズ㈱は、臨床研究及び医師主導治験の支援業務に特化した業務を展開しています。 ②SMO事業 SMO事業は、主に㈱EP綜合が実施しています。㈱EP綜合は、臨床試験を実施する医療機関と契約を締結することにより、医療機関に対してCRC(*)派遣、臨床試験事務局等を中心とする専門的なサービスを提供しています。 ③CSO事業 CSO事業は、㈱EPファーマラインが実施しています。同社は製薬企業向けMR(*)派遣サービスと、製薬企業向けドラッグ・インフォメーション業務や医薬・医療・ヘルスケア業界向けBPOサービスを統合し、顧客向けに幅広いサービスを提供しています。 ④ Global Research 事業 Global Research 事業は、EPSインターナショナル㈱を中心として、アジア・パシフィックにおける多国間臨床試験の受託業務を行っています。 EPS GLOBAL RESEARCH PTE.LTD.…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(4) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは平成28年11月に平成33年9月期を最終年度とする、新中期経営計画「VISION 30」を策定しました。 当新中期経営計画における平成33年9月期の当社グループの数値目標は、売上高1,000億円、営業利益率12.5%、CAGR(年平均成長率)13.7%、海外比率30%です。 (5) セグメントごとの経営成績等の状況 当社グループは主として以下の5セグメント(国内3、海外2)にて事業を展開しています。 前連結会計年度 (平成29年9月) 当連結会計年度 (平成30年9月) 増減 百万円 百万円 百万円 国内事業 CRO 売上高 30,004 31,004 999 営業利益 6,653 6,651 △2 SMO 売上高 14,016 14,297 280 営業利益 1,698 1,269 △429 CSO 売上高 8,303 7,813 △489 営業利益 486 384 △102 海外事業 Global Research 売上高 4,816 4,942 126 営業利益又は 営業損失(△) △536 13 550 益新 売上高 6,199 11,093 4,894 営業利益 251 121 △129 ① CRO事業 CRO事業は、以下の体制にて展開しています。 (ア) 治験・PMS(製造販売後調査)等業務受託:イーピーエス㈱、㈱EPSアソシエイト (イ) 臨床研究業務:EPクルーズ㈱、㈱綜合臨床メデフィ (ウ) 派遣型CRO業務:㈱イーピーメイト (エ) 医薬・医療系IT関連業務:イートライアル㈱ CRO事業を業務別でみると、治験業務は臨床開発全体のマネジメント強化及び社内管理体制の一元化の推進等を進めることで売上高、営業利益ともに計画を超過しました。PMS業務等は、売上高は前年を上回ったものの、新規業務立ち上げにリソースを想定以上に要したことから営業利益は計画を下回りました。 臨床研究業務については、受託プロジェクトの好進捗により増収、増益となりました。 派遣型CRO業務は計画通りにリソース確保ができ、売上高、営業利益ともに堅調に推移しました。 医薬・医療系IT関連業務は、売上高、営業利益ともに計画を超過しました。 その結果、CRO事業における売上高は、前年同期と比較して999百万円増の31,004百万円(3.3%増)となり、営業利益は、前年同期と比較して2百万円減の6,651百万円(0.0%減)となりました。 ② SMO事業 SMO事業は、㈱EP綜合にて展開しています。 ㈱EP綜合は、平成29年10月2日付で㈱エクサムを100%子会社とし、平成30年7月1日付で同社を消滅会社とする吸収合併をしています。…
対処すべき課題
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(2) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題 足元の経営環境については、「3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績及び財政状態の状況」をご参照ください。 当社グループは当連結会計年度において、連結売上高では対前年で超過達成したものの、対計画では微減、連結営業利益、連結経常利益では対前年は下回ったものの、対計画で超過達成しました。 次期は、各セグメントの自立的な活動を促進しつつ、ホールディングス体制の更なる充実を図り、縦、横双方向のグループマネジメント力を強化します。 施策面では、中期経営計画の実現に向けて、 既存ビジネスの強化を図りつつ新たな付加価値の創出、更なるM&Aの模索などにより、事業拡大及びこれに必要な先行投資を積極的に進めていきます。 各事業セグメントについては次の通りです。 ① CRO事業 CRO事業は、既存ビジネスモデルを柱として確実な基本成長を実現するとともに、新規サービスを推進し、新たなビジネスを追求していきます。そのため、 他の事業セグメントと更なる連携強化を図ることでグループ全体の成長を目指すとともに、顧客との信頼関係強化、原価管理の徹底及び業務効率化を高めることにより利益の最大化に取り組んでいきます。治験業務においては、臨床開発全体のマネジメントを強化し、社内管理を一元化することで、品質の確保と生産性の向上を図っていくとともに、新サービスの拡大にも積極的に取り組んでいきます。PMS業務等においては、組織体制を更に強化し、効率的な業務手法を強化することで、安定的な利益確保を図っていきます。また、臨床研究業務と医薬・医療系IT関連業務についてはNRO事業(Next-Stage(New)Research Organization)に改編しました。同事業においては、医師主導治験やデータベース研究をはじめ、次世代の医薬品開発の実施を支えるプラットフォームとして「専門サービス」と「ITサービス」の融合及びニアショア・オフショアを活用したより効率的なデータマネジメントサービスの供給を行っていきます。 ② SMO事業 SMO事業は、統合シナジーの発揮、NO.1の事業規模を活かしながら、新規事業創出活動の積極化により、一層の発展に努めます。 そのために、更なる顧客満足度の向上を目指し、ITテクノロジー等を活用した品質管理・プロジェクト管理の推進、がん領域・皮膚科領域の施設拡大とがん領域経験CRC(Clinical Research Coordinator:治験コーディネーター)の育成により当該領域で圧倒することを目指します。また、地域戦略と拠点を活かし提案型営業の全面的展開、人員の適正な再配置等の施策を積極的に行うことにより、業績の向上に努めます。…
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績及び財政状態の状況 当社グループの連結業績に影響を与える医薬品・医療機器業界は、国の社会保障費抑制の方針のもとジェネリック医薬品の促進や薬価改定などの事業環境の変化にあるなか、買収や業務提携などの業界再編による規模の拡大による収益性の確保や、最新技術を使った研究開発の効率化などによる期間短縮やコスト削減策など、新しいステージへの変化が見られています。 一方、医薬品・医療機器開発から市販後調査にいたるアウトソース市場は、顧客である製薬企業・医療機器企業の競争力強化に向けた開発期間短縮と開発コスト抑制や、癌・中枢神経や難病・希少疾患の新薬開発推進などの課題に応えるべく、引合いは引き続き旺盛であり、国内・グローバルいずれも拡大傾向にあります。同時にサービスの一層の高品質化・効率化が求められています。 このような環境のもと、当社グループの当連結会計年度の経営成績及び財政状態は以下の通りとなりました。 ① 経営成績 当社グループが展開するCRO(医薬品開発業務受託機関)、SMO(治験施設支援機関)、CSO(医薬品販売業務受託機関)の国内3セグメントでは、顧客のニーズや規制の変化及び革新の方向性を敏感に捉え、高い業務効率維持と高品質サービス提供の両立を図るべく、組織及びプロジェクトマネジメントの強化を進めてきました。また、海外セグメントでは、Global Research事業においては、グローバル製薬企業に対する営業強化や管理機能の集約化によるコスト削減を行いました。益新事業においては、ヘルスケア産業の専門商社として継続的な既存市場深耕と新規市場開拓に取り組んできました。 この結果、当期における当社グループ全体の業績は、連結売上高は65,769百万円(前期比8.7%増)、連結営業利益は7,193百万円(同5.2%減)、連結経常利益は7,436百万円(同4.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,388百万円(同5.9%減)となりました。 前連結会計年度 (平成29年9月) 当連結会計年度 (平成30年9月) 増減 金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) 構成比 (%) 金額 (百万円) 増減率 (%) 売上高 60,482 100.0 65,769 100.0 5,287 8.7 営業利益 7,591 12.6 7,193 10.9 △398 △5.2 経常利益 7,809 12.9 7,436 11.3 △373 △4.8 親会社株主に帰属する当期純利益 4,663 7.7 4,388 6.7 △275 △5.9 1株当たり 当期純利益(円) 101.17 95.…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約900文字
2 セグメント資産の調整額 2,071百万円には、セグメント間取引消去等の(3,474)百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産 5,546百万円が含まれています。全社資産の主なものは、当社(持株会社)に係る資産です。 3 当連結会計年度より「国内CRO事業」、「国内SMO事業」、「国内CSO事業」はそれぞれ、「CRO事業」、「SMO事業」、「CSO事業」と名称を変更しました。 当連結会計年度 (自 平成29年10月1日 至 平成30年9月30日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額(注1) 連結 財務諸表 計上額 CRO事業 SMO事業 CSO事業 Global Research 事業 益新事業 その他 売上高 外部顧客への売上高 27,738 14,237 7,718 4,930 10,923 220 65,769 65,769 セグメント間の内部 売上高又は振替高 3,266 59 95 11 170 1,447 5,050 ( 5,050 ) 31,004 14,297 7,813 4,942 11,093 1,667 70,819 ( 5,050 ) 65,769 セグメント利益 6,651 1,269 384 13 121 61 8,501 ( 1,308 ) 7,193 セグメント資産 27,578 16,425 3,445 1,854 14,111 1,383 64,798 651 65,450 その他の項目 減価償却費 371 86 108 166 46 789 38 827 のれんの償却額 122 717 11 338 1,189 ( 37 ) 1,152 持分法適用会社への 投資額 57 57 57 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 363 717 26 111 43 1,265 909 2,174 (注) 1 セグメント利益の調整額(1,308)百万円には、セグメント間取引消去等の 37百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用 (1,345)百万円が含まれています。全社費用の主なものは、当社(持株会社)に係る費用です。
主要な顧客・販売先
抽出本文
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2 益新事業における販売実績の増加の要因は、中国における商流の変化に伴うものです