株式会社SBI新生銀行

証券コード: 8303 / 対象年度: 2018 / 提出日: 2018-06-21
業種 銀行業

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このページは、EDINETに提出された有価証券報告書をもとに、 企業のリスク認識・投資領域・経営方針を自動整理したものです。

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3分で読める事業概要

有価証券報告書の記載内容をもとに、事業内容・主なサービス・確認ポイントを自動整理した参考情報です。

事業の概要

当行グループは、法人業務、金融市場業務、個人業務の3つの主要な柱で構成される金融機関です。国内の法人や個人のお客様に対し、ストラクチャードファイナンス、証券業務、アセットマネジメント、リテールバンキング、消費者金融など、多岐にわたる金融商品・サービスを提供しています。グループ融合による価値創出と、選択と集中による効率的な経営体制を推進しています。

主な事業領域

法人向けの高度なファイナンス(ストラクチャードファイナンス等)、証券・アセットマネジメント等の金融市場業務、およびリテールバンキングや消費者金融を含む個人向けサービスを提供。グループ各社の強みを統合し、付加価値の高いソリューションを提案。

主な製品・サービス

  • 法人営業(アドバイザリー、信託含む)
  • ストラクチャードファイナンス(不動産・プロジェクト等)
  • プリンシパルトランザクションズ(クレジットトレーディング、プライベートエクイティ等)
  • 昭和リース(リース関連)
  • 市場営業(為替、デリバティブ、株式関連等)
  • その他金融市場業務(証券、アセットマネジメント、ウェルスマネージメント)
  • リテールバンキング(個人向け金融取引)
  • 新生フィナンシャル(消費者金融)
  • アプラスフィターンシャル(ショッピングクレジット、カード、ローン、決済)

ビジネスモデル

法人・個人向けに多岐にわたる金融商品・サービスを提供し、ストラクチャードファイナンスや無担保ローンなどの成長分野へ経営資源を重点配分する「選択と集中」の戦略をとる。グループ融合によりシナジー創出を図り、付加価値の高いソリューション提供を通じて収益を獲得。

セグメント・事業構成

法人業務(法人営業、ストラクチャードファイナンス、プリンシパルトランザクションズ、昭和リース)、金融市場業務(市場営業、その他金融市場業務)、個人業務(リテールバンキング、新生フィナンシャル、アプラスフィナンシャル)、経営勘定/その他(トレジャリー)

戦略・方向性

「グループ融合」による価値創出と、「選択と集中」による成長分野への資源配分。特にストラクチャードファイナンスや無担保ローンなどの高付加価値な領域に注力し、効率的な経営体制を構築する。

強みとして読み取れる点

  • 多様な事業ポートフォリオ(法人・個人向け)
  • 高度な専門性を有する分野への資源集中
  • グループ会社との連携によるシナジー創出

課題として読み取れる点

  • 国内大手銀行と比較したリテール顧客基盤の規模の小ささ
  • 競争激化による貸付利率の低下リスク
  • 規制や社会環境の変化に伴う事業環境の変動

確認ポイント

  • ストラクチャードファイアンス等の成長分野での成果
  • グループ融合によるシナジー創出の進捗
  • リテール基盤拡大に向けた取り組み

概要整理の信頼度: 4 / 5 ・提供された本文に、事業内容、セグメント構成、経営戦略、課題などが詳細に記載されており、概要把握には十分な情報が含まれているため。

有報ナビによる分析

有価証券報告書の記載内容をもとに、リスク、経営方針、 投資・研究開発に関する情報を整理したものです。

各スコアは、有価証券報告書の記載内容を整理するための参考指標です。 5段階表示で、スコアが高いほど各項目の性質が強く出ていることを表します。 ただし、投資判断、企業価値、将来業績を評価・予測するものではありません。

特に「リスク開示記載度」は、高いほど良いという意味ではありません。 有報上で注意して読むべきリスク記述が多い、具体的、または重い可能性があるという意味です。

スコアの詳しい見方
リスク開示記載度
スコアが高いほど、有価証券報告書に記載されたリスク開示について、 注意して読むべき記述の多さ・具体性・重さが強いことを表します。 企業そのものの危険度や倒産リスクを示すものではありません。
方針記載度
スコアが高いほど、経営方針、対処すべき課題、資本政策、 リスク対応などが具体的に記載されていることを表します。 方針の良し悪しや実現可能性を判定するものではありません。
投資・変化記載度
スコアが高いほど、設備投資、研究開発、新規事業、DX、海外展開、 事業構造の変化など、将来に向けた取り組みの記載が強いことを表します。 成長性や投資成果を予測するものではありません。

リスク開示の整理

リスク開示記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

「事業等のリスク」に基づき、以下のリスクを特定。1.競争環境:メガバンクやフィンテック企業との激しい競争により、シェア維持や差別化が困難になる可能性。2.コンシューマーファイナンス:過去のグレーゾーン金利に関連する過払金返還請求への追加引当の必要性、および総量規制による影響。3.集中リスク:不動産分野(約12%)や上位貸出先への集中により、市場動向や特定企業の業績悪化が経営に影響を及ぼす可能性。4.資本・規制:バーゼルIII等の自己資本比率規制の遵守、政府による株式保有に伴う経営への影響、および金融庁による厳格な監督体制。5.市場・システム:金利・為替変動や地政学的リスクによる資産価値の変動、およびITシステムの不具合や更新コスト増大の影響。

経営方針・課題の整理

方針記載度: 4 / 5

有報ナビによる整理

「グループ融合」を軸とした経営資源の最適化と、高成長・高収益が見込まれるストラクチャードファイナンスや無担保ローンへの集中投資により、独自のポジショニング確立を目指す。公的資金返済に向けた厳格な規制下でも、IT基盤強化とリスク管理高度化を通じて持続可能なビジネスモデルを構築する方針。

成長方針

「グループ融合」を通じたシナジー創出、無担保ローンやストラクチャードファイナンス(不動産・プロジェクトファイナンス)を成長分野に指定し経営資源を集中。ITインフラの刷新とリスク管理体制の高度化を推進。

資本政策

バーゼルIII規制への対応、公的資金返済に向けた経営健全化計画の遂行、および資本の質と量の向上。政府保有株式の買い取りによる報告義務の免除検討も含む。

リスク対応方針

リスクマネジメントポリシーの高度化、基幹システムの更新開発による安定性の確保、コンシューマーファイナンスにおける規制対応、および海外投資・取引の慎重な選別的拡大。

関連する原文は、下部の「有報本文」に掲載しています。

投資・研究開発・成長施策の整理

投資・変化記載度: 3 / 5

有報ナビによる整理

新生銀行は、成長分野である無担保ローンやストラクチャードファイナンスに経営資源を重点配分する「選択と集中」戦略を推進。グループ融合によりオペレーションの効率化を図りつつ、基幹システムの更新開発を通じてITインフラの安定性と堅牢性を強化している。また、若年層向けの新商品開発やマーケティングへの注力など、デジタルシフトへの対応も進めている。

設備投資の方向性

既存のレガシーシステムの刷新に向けた基幹業務システムの更新開発に投資。また、グループ各社の間接機能を統合する「グループ本社」の設置によるオペレーション効率化と生産性向上への投資。

研究開発・商品開発

金融商品・サービスの高度化、特に無担保ローンやストラクチャードファイナンス等の成長分野におけるノウハウ活用と、デジタルリテラシーの高い若年層向けの新商品開発・マーケティングに注力。ITインフラの安定性と堅牢性の向上に向けたシステム更新を推進。

投資・変化テーマ

  • 無担保カードローン事業の再構築
  • ストラクチャードファイナンス
  • グループ融合による経営資源の最適化
  • ITインフラの更新開発

関連キーワード

  • FinTech
  • 基幹業務システム更新
  • 高度なリスク管理フレームワーク
  • デジタルリテラシー対応

財務情報

提出書類の財務情報を、会計基準や表示範囲とあわせて整理しています。

表示基準

会計基準日本基準 連結区分連結 対象期間2017-04-01 〜 2018-03-31 表示状況表示可能

提出日: 2018-06-21

財務情報

業績

経常収益

3,838.69億円
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経常収益
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経常利益

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親会社帰属利益

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財政状態・流動性

総資産

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純資産

8,560.34億円
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株主資本

8,625.38億円
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現金及び現金同等物

1.43兆円
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キャッシュフロー

3区分

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財務項目の関係

資本項目の関係

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確認事項

開示上の確認事項

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表示可能
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raw selection status
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有報本文

有報ナビによる整理の根拠となる原文を、項目ごとに確認できます。

事業・経営に関する有報本文

有価証券報告書から抽出した本文の一部です。抽出位置や区分は自動処理のため、原文全体の確認もあわせて推奨します。

事業・経営に関する有報本文を表示

事業の内容

抜粋表示 / 原文長 約1241文字

3【事業の内容】 当行グループ(平成30年3月31日現在、当行、子会社187社(うち株式会社アプラスフィナンシャル、昭和リース株式会社、新生フィナンシャル株式会社及び新生インベストメント&ファイナンス株式会社等の連結子会社83社、非連結子会社104社)、及び関連会社30社(日盛金融控股股份有限公司等の持分法適用会社30社)により構成)は、『法人業務』、『金融市場業務』及び『個人業務』を通じ、国内の法人や個人のお客さまへ幅広い金融商品・サービスを提供しています。『法人業務』、『金融市場業務』及び『個人業務』は、それぞれが提供する金融商品・サービス別のセグメントから構成されており、各セグメントにおける当行及び関係会社の位置付け等は次のとおりとなっております。 なお、次の区分は「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分方法を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。 『法人業務』の「法人営業」セグメントは事業法人、公共法人、金融法人向けの金融商品・サービス、アドバイザリー業務及び信託業務等を、「ストラクチャードファイナンス」セグメントはノンリコースローン等の不動産金融業務、建設・不動産業を営む事業法人向けの金融商品・サービス及びプロジェクトファイナンスやスペシャルティファイナンス(M&A関連ファイナンス等)に関する金融商品・サービスを、「プリンシパルトランザクションズ」セグメントはクレジットトレーディングに関連する金融商品・サービス及びプライベートエクイティ業務等を、「昭和リース」セグメントはリースを中心とする金融商品・サービスを提供しております。 『金融市場業務』の「市場営業」セグメントは、外国為替、デリバティブ、株式関連、その他のキャピタルマーケッツ業務を、「その他金融市場業務」セグメントは、新生証券株式会社による証券業務、アセットマネジメント業務及びウェルスマネージメント業務等を提供しております。 『個人業務』の「リテールバンキング」セグメントは個人向けの金融取引・サービスを、「新生フィナンシャル」セグメントは新生フィナンシャル株式会社、新生パーソナルローン株式会社及び当行における個人向け無担保カードローン事業「新生銀行カードローン レイク」等による消費者金融業務を、「アプラスフィナンシャル」セグメントはショッピングクレジット、カード、ローン、決済などのサービスを提供しております。また、『個人業務』の「その他」には、コンシューマーファイナンス本部機能及びその他子会社の損益が含まれております。…

経営方針・経営戦略・対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約22972文字

1.当行の経営戦略について 当行グループのビジネスモデルは、当行グループが提供する商品・サービスに強みがあり、成長性・収益性が見込まれる成長分野を、無担保ローン、ストラクチャードファイナンスと位置づけ、積極的に経営資源配分を行うことを企図しております。こうしたビジネスモデルの実践は、当行グループが長期的・継続的に利益を上げるために有効であると考えておりますが、その理解が正しいという保証はありません。また、中長期ビジョンでは、「グループ融合」を掲げ、グループ内の各社が持つ顧客基盤、金融機能、サービスを真にお客さまの視点で結びつけ、従来の発想を超えた商品やサービスを開発・提供することに取り組んでまいりますが、これが持続可能となるためには、提供される当行グループの商品・サービスがお客さまに受け入れられ支持されることが前提となります。さらには、今後、経営環境、顧客ニーズ、当行グループの財務状況等が当初想定と異なる状況となった場合には、中期経営計画の達成が困難となり、見直しが必要となる可能性があります。 2.法人向け銀行業務の戦略的拡充について 当行は、法人向け銀行業務の拡充のため企業向け貸出及び貸出以外の業務を強化する戦略を掲げております。当行がかかる戦略を実行するに際しては、わが国経済全体の景気動向に加えて、以下のようなリスク及び課題があります。 ・ 法人顧客ベースの規模が、国内大手銀行グループより小さいため、既存の顧客に対する貸出増強には限界がある可能性があります。 ・ わが国の銀行業界における過当競争により、他行の貸出利率が当行が考えるリスク見合いより低い水準となった場合、新規融資獲得における競争力に欠けることがあります。 ・ わが国の銀行業界における競争が厳しいことから、貸出利率における利幅の拡大や債務者のリスクに応じた適切な貸出金利設定が困難となる場合があり、全体としての取引関係の維持及び関連業務の獲得のため、当該顧客の信用格付に鑑みて適切と判断される利率より低い貸出利率で貸付を実行しなければならないことがあります。 ・ 当行が経営資源を投入しているノンリコースローンやレバレッジドファイナンス等の新しい貸出形態を含むストラクチャードファイナンスは、更なる成長やその収益性の維持・拡大が保証されているわけではありません。 ・ 貸出以外の業務の一部で、国内大手銀行グループや証券会社、外資系金融機関との競争激化により、想定した収益の獲得が困難となることがあります。 ・ 政府並びに政府系金融機関が企業再生を主導・関与することにより、企業再生に対する融資及びアドバイザリー業務の機会が縮小したり、収益性が低下したりする可能性があります。…

対処すべき課題

抜粋表示 / 原文長 約7492文字

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は 本有価証券報告書提出日現在 において判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当行では、「新生銀行グループ行動憲章」において、下記3つを経営理念として掲げ、お客さまとともにさらなる成長を目指しております。この経営理念は、当行グループの目指すべき姿を示したものであり、重要な指針としてグループ内で共有されています。 ・安定した収益力を持ち、国内外産業経済の発展に貢献し、お客さまに求められる銀行グループ ・経験・歴史を踏まえた上で、多様な才能・文化を評価し、新たな変化に挑戦し続ける銀行グループ ・透明性の高い経営を志向し、お客さま、投資家の皆様、従業員などすべてのステークホルダーを大切にし、また信頼される銀行グループ (2)経営環境 当行は、平成28年1月29日に、平成29年3月期から平成31年3月期を対象期間とする「第三次中期経営計画」(以下「第三次中計」という。)を公表いたしました。第三次中計においては、当行グループが置かれた経営環境を下記のように認識しております。 (マクロ環境の動向) ・急速な少子高齢化及び生産年齢人口の減少が加速する見通し ・国内経済の見通しは厳しい。海外新興国経済も減速基調 ・日銀の異次元金融緩和により市場金利は歴史的な低水準で推移、物価目標達成が不透明な状態が続く ・アベノミクスに対する株式市場の反応は総じて良好。日銀による金融緩和やGPIF改革も追い風に (金融機関を取り巻く環境の変化) ・社会構造の変化・伝統的金融業務の利益率低下 人口動態の変化、大都市への集中、低金利環境の長期化、オーバーバンキング、貸出利鞘縮小 ・新たなプレーヤーの登場、金融・情報技術の革新 金融の機能分化、電子商取引、仮想通貨の拡大、新しい金融・情報技術を活用したプレーヤーの台頭 ・顧客ニーズや意識・期待の変化 ライフスタイルの変化、資産運用・パーソナルファイナンスニーズの拡大、決済ニーズの多様化、企業の海外進出、インバウンド関連ビジネスの拡大、所有から使用へ 加えて、マイナス金利政策の影響のほか、国内不動産価格の上昇や道半ばである「貯蓄から資産形成へ」のシフトなど、第三次中計策定時に織り込んでいなかった外部環境の変化も考慮したビジネス運営に努めております。 (3)当行の経営戦略 当行は、経営理念および経営環境認識に基づき、真にお客さまから必要とされる金融グループを目指すための「中長期ビジョン」を定め、これに沿って、安定的・持続的な成長を可能とするビジネスモデルを構築し、経営理念の実現を確かなものとするため第三次中計を策定しております。 ①.…

経営成績・財政状態の概況

抜粋表示 / 原文長 約25341文字

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 1.経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当行グループ(当行、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 〔金融経済環境〕 当連結会計年度において、個人消費や輸出が持ち直し、企業の生産活動が拡大するなかで、基本的には企業収益は高い水準を維持し、雇用情勢は着実に改善する等、日本経済は引き続き緩やかな回復が続きました。 こうしたなか、政府は平成29年6月には、経済再生を実現していくため、「働き方改革」や「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」および「未来投資戦略」を閣議決定して、着実な実行に取り組みました。同年12月には企業の生産性向上等の施策を具体化するため「新しい経済政策パッケージ」を取りまとめ、平成30年3月には「生産性革命」等に重点配分した平成30年度予算を成立させました。また、日銀は、マイナス金利政策を含む大規模な金融緩和策を引き続き継続しました。今後は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、政府等による各種施策の効果もあって、景気の緩やかな回復が続くことが期待されますが、依然として欧米各国での金融正常化に向けた出口戦略にともなう経済の変動リスク、米政権の政策動向や英国の欧州連合(EU)離脱問題等、海外経済の不確実性に加えて、北朝鮮情勢を始めとする地政学リスクが景気の下押し要因となるリスクがあり、引き続きこれらの動向を注視すべき状況にあるといえます。 金融市場を概観すると、まず国内金利については、長期および短期金利ともに引き続き低水準で推移しました。特に、長期金利(10年国債利回り)は、日銀による大規模な金融緩和策の影響により0%近辺の推移にとどまり、平成30年3月末には約0.04%(平成29年3月末は約0.07%)となりました。 次に、為替相場については、平成29年4月には北朝鮮や中東情勢の緊迫化や、欧州政治不安等を受けて、米ドル・円は108円台、ユーロ・円は115円割れまで円高が進みましたが、仏大統領選挙で親EU派候補の勝利により市況は反転、その後は円安基調で推移しました。秋口以降は、米ドル・円は北朝鮮情勢を巡る緊張感の高まりや米国のハリケーン被害への懸念から、円が急騰する局面も見られましたが、米政権が掲げた減税法案やハリケーンの復興需要に対する期待感が刺激となって、ドルは買い戻されました。ユーロ・円は、良好な欧州経済や、大規模な金融緩和を続ける日銀と、金融緩和縮小を決定した欧州中央銀行(ECB)との金融政策の違いもあって、引き続きユーロ高基調で推移しました。…

セグメント関連

抜粋表示 / 原文長 約2493文字

1.報告セグメントの概要 当行グループの報告セグメントは、当行グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、経営会議が、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当行グループは、『法人業務』、『金融市場業務』及び『個人業務』を通じ、国内の法人や個人のお客様へ幅広い金融商品・サービスを提供しています。『法人業務』、『金融市場業務』及び『個人業務』は、それぞれが提供する金融商品・サービス別のセグメントから構成されており、『法人業務』は「法人営業」、「ストラクチャードファイナンス」、「プリンシパルトランザクションズ」、「昭和リース」を報告セグメントに、『金融市場業務』は「市場営業」、「その他金融市場業務」を報告セグメントに、『個人業務』は「リテールバンキング」、「新生フィナンシャル」、「アプラスフィナンシャル」を報告セグメントとしております。また、『法人業務』、『金融市場業務』及び『個人業務』のいずれにも属さない業務を『経営勘定/その他』と位置づけ、「トレジャリー」を報告セグメントとしております。 『法人業務』の「法人営業」セグメントは事業法人、公共法人、金融法人向けの金融商品・サービス、アドバイザリー業務及び信託業務等を、「ストラクチャードファイナンス」セグメントはノンリコースローン等の不動産金融業務、建設・不動産業を営む事業法人向けの金融商品・サービス、プロジェクトファイナンスやスペシャルティファイナンス(M&A関連ファイナンス等)に関する金融商品・サービスを、「プリンシパルトランザクションズ」セグメントはクレジットトレーディングに関連する金融商品・サービス及びプライベートエクイティ業務等を、「昭和リース」セグメントはリースを中心とする金融商品・サービスを提供しております。 『金融市場業務』の「市場営業」セグメントは、外国為替、デリバティブ、株式関連、その他のキャピタルマーケッツ業務を、「その他金融市場業務」セグメントは、新生証券株式会社による証券業務、アセットマネジメント業務及びウェルスマネージメント業務等を提供しております。 『個人業務』の「リテールバンキング」セグメントは個人向けの金融取引・サービスを、「新生フィナンシャル」セグメントは、新生フィナンシャル株式会社、新生パーソナルローン株式会社及び当行における個人向け無担保カードローン事業「新生銀行カードローン レイク」等による消費者金融業務を、「アプラスフィナンシャル」セグメントはショッピングクレジット、カード、ローン、決済などのサービスを提供しております。また、『個人業務』の「その他」には、コンシューマーファイナンス本部機能及びその他子会社の損益が含まれております。…

リスクに関する有報本文

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事業等のリスクの原文を表示

事業等のリスク

抽出本文 / 原文長 約315文字

2【事業等のリスク】 以下において、当行及び当行グループ(当行並びにその連結子会社及び関連会社)の事業その他に関するリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。なお、当行は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は本有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。

投資・研究開発に関する有報本文

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研究開発・設備投資などの有報本文を表示

研究開発活動

抽出本文 / 原文長 約47文字

5【研究開発活動】 該当ありません。 有価証券報告書(通常方式)_20180618193532

設備投資等の概要

抜粋表示 / 原文長 約1441文字

2【主要な設備の状況】 当連結会計年度末における主要な設備の状況は次のとおりであります。 提出会社 平成30年3月31日現在 会社名 店舗名その他 所在地 土地 建物 動産 合計 従業 員数(人) 面積 (㎡) 帳簿価額 (百万円) 帳簿価額 (百万円) (注2) 帳簿価額 (百万円) 帳簿価額 (百万円) (注2) 当行 本店 東京都中央区ほか 3,027 2,026 5,053 1,348 札幌支店 札幌市中央区 103 17 120 20 仙台支店 仙台市青葉区 205 12 218 18 大宮支店 さいたま市大宮区 58 65 19 柏支店 千葉県柏市 126 14 141 12 津田沼支店 千葉県船橋市 41 45 11 東京支店 東京都中央区 66 40 107 79 銀座支店 東京都中央区 79 88 15 池袋支店 東京都豊島区 78 18 97 25 上野支店 東京都台東区 91 15 106 13 吉祥寺支店 東京都武蔵野市 93 10 103 18 新宿支店 東京都新宿区 78 15 94 30 渋谷支店 東京都渋谷区 85 29 114 10 二子玉川支店 東京都世田谷区 55 64 13 八王子支店 東京都八王子市 55 62 町田支店 東京都町田市 82 11 94 11 横浜支店 横浜市西区 127 11 139 38 藤沢支店 神奈川県藤沢市 56 12 68 10 金沢支店 石川県金沢市 13 名古屋支店 名古屋市中村区ほか 248 71 319 44 京都支店 京都市下京区 127 11 138 19 大阪支店 大阪市北区 168 43 211 62 梅田支店 大阪市北区ほか 297 34 331 39 難波支店 大阪市中央区 75 11 86 19 神戸支店 神戸市中央区 93 11 104 18 広島支店 広島市中区 89 99 22 高松支店 香川県高松市 15 福岡支店 福岡市中央区 109 11 120 28 事務センターほか 東京都目黒区ほか 846 2,611 3,458 416 (注)1.当行の主要な設備の大部分は、店舗、事務センターであります。当行は、その業務全般を、これらの設備各々の機能を活かしつつ推進しております。 2.「新生銀行カードローン レイク」事業に係り当行が新生フィナンシャルから譲り受けた建物・動産につい ては、「本店」に含めております。 3.資産除去債務に対応する費用分2,357百万円は含めておりません。 4.本表記載の設備において、リース資産はありません。 5.当行の連結子会社からの賃借分を除いた本表記載の建物の年間ネット賃借料は6,388百万円であります。 6.動産は、事務機械2,090百万円、その他3,003百万円であります。 7.…

その他の有報本文

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配当政策

抽出本文 / 原文長 約774文字

3【配当政策】 当行は、 配当を含む株主還元の方針について、収益動向等の経営成績やその将来の見通しを踏まえた株主重視の利益配分を行うことを基本方針と考えておりますが、安全性や内部留保とのバランスに加えて、公的資金注入を受けている銀行として経営健全化計画にも留意して決定したいと考えております。具体的には、国内銀行の一般的な総還元性向の範囲内でその維持・向上を目指しており、株主還元における配当と自己株式取得との内訳につきましては、その時点の経営状況や市場動向等に鑑みて適時適切に決定してまいる所存です。 当行は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としておりますが、定款上は、別途基準日を定めて剰余金の配当をすることが可能です。これらの剰余金の配当決定機関は、取締役会であります。なお、当行は「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる」旨を定款に定めております。 また、銀行法第18条の定めにより剰余金の配当に制限を受けております。剰余金の配当をする場合には、会社法第445条第4項(資本金の額及び準備金の額)の規定にかかわらず、当該剰余金の配当により減少する剰余金の額に5分の1を乗じて得た額を資本準備金又は利益準備金として計上しております。 第18期の普通株式の配当金につきましては、通期決算が相応の利益水準を確保できたことから、1株当たり10円の配当を実施しました。また、当行の資本の状況や収益力、1株当たり価値などに鑑み、平成30年5月には130億円もしくは13百万株を上限とする自己株式の取得並びに16百万株の自己株式の消却を行うことを決定しました。 決議年月日 配当金の総額 (百万円) 1株当たりの配当額 (円) 平成30年5月11日 取締役会決議 2,528 10.00

従業員の状況

抽出本文 / 原文長 約998文字

5【従業員の状況】 (1)連結会社における従業員数 平成30年3月31日現在 セグメントの名称 法人業務 金融市場業務 法人営業 ストラクチャードファイナンス プリンシパルトランザクションズ 昭和リース 市場営業 その他金融 市場業務 従業員数(人) 424 [21] 149 [3] 158 [6] 500 [21] 62 [4] 106 [6] セグメントの名称 個人業務 経営勘定/その他 合計 リテールバンキング コンシューマーファイナンス トレジャリー その他 新生フィナン シャル アプラスフィナンシャル その他 従業員数(人) 776 [209] 927 [188] 1,349 [516] 95 [45] 29 [-] 732 [87] 5,307 [1,106] (注)1.従業員数は、海外の現地採用者を含んでおります。 2.嘱託及び臨時従業員数は、[ ]内に当連結会計年度の平均人員を外書きで記載しております。 (2)当行の従業員数 平成30年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 2,392 [327] 41.6 10.6 7,756 平成30年3月31日現在 セグメントの名称 法人業務 金融市場業務 法人営業 ストラクチャード ファイナンス プリンシパルトランザクションズ 昭和リース 市場営業 その他金融 市場業務 従業員数(人) 361 [20] 149 [3] 47 [1] [-] 62 [4] 20 [3] セグメントの名称 個人業務 経営勘定/その他 合計 リテールバンキング コンシューマーファイナンス トレジャリー その他 新生フィナン シャル アプラスフィ ナンシャル その他 従業員数(人) 741 [206] 288 [26] [ - ] 19 [-] 29 [1] 675 [63] 2,392 [327] (注)1.嘱託及び臨時従業員数は、[ ]内に当事業年度の平均人員を外書きで記載しております。 2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 3.平均年間給与は、出向者を含んでおりません。 4.当行の従業員組合は、新生銀行従業員組合と称し、組合員数は1,384人であります。労使間においては特記すべき事項はありません。 有価証券報告書(通常方式)_20180618193532

コーポレート・ガバナンス

抜粋表示 / 原文長 約10727文字

(1) 企業統治の体制について 当行は、監査役会設置会社としてコーポレート・ガバナンス体制を構築しております。この体制により、① 経営の最高意思決定機関である取締役会が中期経営計画や年度計画等経営の基本方針をはじめとする会社の重要な業務執行を決定することで、当行の向かう大きな方向性を示すとともに、経営陣幹部による適切なリスクテイクを支える環境整備を実施し、 ②業務執行及び取締役会から独立した監査役及び監査役会が取締役会に対する監査機能を担うことで、適切な経営の意思決定と業務執行を実現するとともに、組織的に十分牽制の効くコーポレート・ガバナンス体制の確立を目指しております。また、日常の業務執行の機動性を確保するため、執行役員制度を採用するとともに、グループ本社においてはチーフオフィサー及びシニアオフィサーを置いております。具体的には、業務運営の基本単位を「部」とするとともに、取締役社長をはじめとする業務執行取締役による指揮のもと、取締役会から委任された執行役員、チーフオフィサー及びシニアオフィサーが各部を担当し、総括担当役員及びチーフオフィサーを中心にそれぞれが管掌する業務執行機能を担うことで、効率的かつ適切な経営体制の実現を図っています。さらに、取締役社長がその業務執行に関する決定を行うための機関として、業務執行取締役、総括担当役員及びチーフオフィサー等からなる経営会議及びグループ経営会議を設置し、効率的な業務運営と取締役社長に対する牽制体制を確保しています。 また、当行は、国内の取引所に上場する会社を対象とする「コーポレートガバナンス・コード」に関し、実効的なコーポレート・ガバナンスの実現に向けて本コードを適切に実践し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ることで、ステークホルダー、ひいては経済全体の発展にも寄与するという考え方に賛同し、コーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでまいります。 《企業統治の概要等》 [取締役/取締役会] 当 行の取締役会は、長期的な視点に立ち、当行の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指した基本方針を決定するとともに、株主利益を確保し、業務執行取締役等による業務執行を評価・監督するほか、経営及び業務執行の意思決定を、十分な審議に基づき行うことにより、適切な業務推進体制を維持しています。 取締役会は、日常の業務執行を担う社内取締役2名と、国内及び国外での金融業、消費者を対象とした事業、情報システム及びリスク管理分野等についての豊富な経験と高い専門知識を有する社外取締役5名を配し、社外取締役が過半数を占めるように構成しております。社外取締役は中立的かつ客観的な立場から当行経営に対する意見を述べ、取締役の業務執行に対する監督機能を果たすなど、コーポレート・ガバナンスが有効に働くための重要な役割を担っております。…

重要な契約等

抽出本文 / 原文長 約22文字

4【経営上の重要な契約等】 該当ありません。

大株主の状況

抜粋表示 / 原文長 約2190文字

(6)【大株主の状況】 平成30年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) SATURN IV SUB LP WALKER HOUSE,87 MARY STREET, GEORGETOWN, GRAND CAYMAN KY1-9002 CAYMAN ISLANDS 32,368 12.80 預金保険機構 東京都千代田区有楽町1丁目12-1 新有楽町ビルヂング内 26,912 10.64 株式会社整理回収機構 東京都千代田区丸の内3丁目4-2 20,000 7.90 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 東京都港区浜松町2丁目11番3号 13,508 5.34 SATURN JAPAN III SUB C.V. 717 FIFTH AVENUE, 26TH FLOOR NEW YORK, NY 10022 USA 11,044 4.36 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) ONE LINCOLN STREET,BOSTON MA USA 02111 (東京都中央区日本橋3丁目11-1) 7,886 3.11 日本トラスティ・サービス信託銀行株式 会社(信託口9) 東京都中央区晴海1丁目8-11 7,687 3.03 J. クリストファー フラワーズ NEW YORK, NY 10022 U.S.A. 7,675 3.03 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 東京都中央区晴海1丁目8-11 7,223 2.85 GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB U.K. (東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー) 4,518 1.78 ―― 138,825 54.90 (注)1.当行の知り得る範囲で、実質所有により記載しております。 2. J. クリストファー フラワーズ氏は、当行の取締役であります。 J.クリストファー フラワーズ氏の所有株式数のうち、常任代理人業務に係る株式数は次のとおりです。 常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部 (東京都港区港南2丁目15 - 1 品川インターシティA棟) 4,847千株 常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店 (東京都新宿区新宿6丁目27番30号) 2,828千株 3. SATURN IV SUB LPは、SATURN IV SUB LP (JPMCB 380111)名義の株式(20,441千株)およびCITIBANK N.A.…

出典

データ元
EDINET 有価証券報告書
docID
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技術情報

分析バージョン
2018
使用モデル
gemma4:12b

このページについて

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