事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、当社および連結子会社13社(2024年3月31日現在)で構成され、オーダーメイドウィッグの製造・販売を主たる業務としております。 当社の主力製品であるオーダーメイドウィッグは、当社の店舗でお客様の頭部の形状を3D型取りシステムにて計測した後、当社グループの製造子会社2社(ANフィリピン社、ANMP社)に製造を委託しております。ウィッグを製造するための主要原材料である人毛および人工毛髪は、当社で一括購入し、子会社2社に対して無償支給しております。完成したオーダーメイドウィッグは当社が子会社より購入し、国内280ヶ所(2024年3月31日現在)の店舗を通じてお客様に納品しております。 女性向け既製品ウィッグは、当社グループの製造子会社であるANフィリピン社ならびにANMP社および、アジア諸国に所在する当社グループ外の製造委託先にて製造を行い、国内の別形態店舗(ジュリア・オージェ)88店(2024年3月31日現在)、NAO-ART社37店(2024年3月31日現在)にて販売しております。 その他、国内子会社では、当社で取り扱う商品の購入等の便宜をはかることを目的として前払式特定取引業を営むAN友の会社、当社芸能ウィッグ事業の拡大を目的としたアート三川屋社を、海外子会社では中国における事業展開を目的としたANCN社や、シンガポールにおける事業展開を目的としたANSG社、マレーシアにおける事業展開を目的としたANMY社、タイにおける事業展開を目的としたANTH社を展開しております。 また、2019年に比較的安い価格帯のウィッグ事業への参入を目的としてNAO-ART社を子会社化、医薬品販売事業への参入を目的として「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5」を発売しております。2020年に医療関連サポート事業への参入を目的としてアートメディカル社を設立する等、新領域の事業への取り組みを進めております。 当社の事業ポートフォリオの推移は次表の通りです。 [当社の事業ポートフォリオの推移](2024年3月31日現在) 以上に記載しました事業の系統図は、次の通りです。 [事業系統図](2024年3月31日現在) ANCN社については、2023年11月14日開催の取締役会をもって解散を決議し、清算手続き中であります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(3) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 今後の経済見通しにつきましては、2023年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが変更されたこと等により経済活動の正常化が進み、個人消費やインバウンド需要が回復しつつある一方、円安の進行や原材料価格、エネルギー価格の高騰による物価上昇等もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社の属する毛髪業界及びその隣接業界を含めた新規参入企業や同業他社との競合激化などにより、当社を取り巻く事業環境は引き続き厳しいものと考えております。 <国内毛髪業市場の動向> (単位:億円) 注.事業者売上高ベース (出所)(株)矢野経済研究所「ヘアケアマーケティング総鑑」 <国内毛髪業市場におけるシェア> <男性市場> <女性市場> 注.事業者売上高ベース (出所)(株)矢野経済研究所「ヘアケアマーケティング総鑑」 国内毛髪業市場において、男性市場でトップシェア、女性市場で第2位となっております。 2008年秋のリーマンショック以降の消費の低迷に加え、隣接市場との競争激化によって低迷しておりましたが、各社の女性用ウィッグ強化策や男性顧客へのリピート販売が実を結び2012年度以降拡大に転じてまいりました。しかし、2016年度以降は新規参入企業や中小事業者の低価格品が市場に多く出回った影響から市場は一転して減少傾向となり、直近年度も、コロナ禍の影響を強く受けた2020年度対比では増加したものの、コロナ禍前の市場規模には戻っていません。 [アートネイチャーAdvanceプランの概要] 2023年度を初年度とする中期経営計画では、「毛髪業界におけるトップブランドの位置付けを確固たるものにすると共に、「美と健康」に係る新領域の事業に事業領域を拡大する」という目標に向かって「前に進む」ことから、「アートネイチャーAdvanceプラン」としています。将来への見通しが不確実な昨今においても、当社グループの強みを活かし、中期経営計画でさまざまな課題に挑戦していくことで、業績や毛髪業界シェアを伸長させると共に、新領域の事業を獲得し拡充することで、「次代を切り拓くアートネイチャー」を飛躍させてまいります。 アートネイチャーAdvanceプランで目標とする経営指標は次の通りです。 経営指標 2024年3月期 (実績) 2026年3月期 (目標) 事業毎の方針 売上高 42,850百万円 52,390百万円 ・男性向け事業では、生涯お付き合いいただける、「真のアートネイチャーファン(コアファン)」の拡大を目指します。 ・女性向け事業では、女性向け既製品事業を含めたオールアートネイチャーでレディースシェアNo.1を目指します。 ・女性向け既製品事業では、ブランディングと人財育成の強化で、お客様のリピート販売の増強を目指します。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2596文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題とその対応策 当社グループの属する国内毛髪関連市場は、高齢化社会の進展、定年延長、女性労働の活性化、アンチエイジング志向の高まりなどにより需要の拡大が見込める一方で、毛髪業界のみならず、隣接業界との競合関係も厳しさを増していくものと推察されます。こうした環境下において、安定的な成長と企業価値の向上を目指すべく以下の課題に重点的に取り組んでまいります。 [お客様の数を増やす] 業績伸長においては、国内外の市場でお客様の数を増やすことが最も重要なことです。当社はお客様のニーズに応えた最高の品質の製品と最良のサービスを開発し、定期的に市場投入すると同時に、お客様に対してより効果的な反響が得られるような広告宣伝を工夫し、需要の掘り起こしを図ってまいります。 オーダーメイドウィッグ事業(メンズ及びレディース部門)では、お客様満足の向上に注力し「アートネイチャーの真のファン」の数を増やすと共に、お客様の定着化に向けた施策を実践することで安定的な成長を目指します。 女性向け既製品ウィッグ事業では、オーダーメイドウィッグ事業との連携を強化し、女性向け営業体制を一本化することで、業績の拡大を目指します。 通信販売事業では、新商品の投入により商品ラインアップを増やし、商品を拡充すると共に、当社商品を取り扱うECサイトを増やす等、販路を拡大することで、業績拡大を目指します。 また、海外市場においては、シンガポール、タイ、マレーシアにおける当社ブランドの浸透と、地域に根差した販売施策によって潜在需要の掘り起こしを行い、業績の拡大に取り組みます。 <オーダーメイドウィッグ事業の流れ> オーダーメイドウィッグ事業では、髪にまつわるさまざまな課題を抱えている方や、ウィッグでおしゃれを楽しみたい方などへ向けて、テレビや新聞、インターネットなどのさまざまな広告媒体を利用して広告宣伝を行い、その結果、当社商品・サービスに関心を持って当社にコンタクトいただいた方を新規のお客様として取り込んでいく「反響営業」と言われる営業活動を行っています。「反響営業」によって当社商品やサービスをご利用いただいたお客様に対して、全国サロンでの充実したアフターサービスや、お客様のニーズに合わせたさまざまな提案を行うことで、お客様と当社の間に信頼関係を築き、リピート受注につなげていきます。 [新領域の事業を開拓し拡充する] 次代のアートネイチャーの礎を築くために、既存事業以外の新領域の事業に挑むことが重要です。これまで取り組んできた、比較的安い価格帯のウィッグ事業、医薬品販売事業、医療関連サポート事業を着実に軌道に乗せると共に、国内外のM&Aや新規事業の立ち上げ等により、「美と健康」に係る新領域の事業を開拓し拡充することで、当社グループの更なる成長を図ってまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約7058文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、2023年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが変更されたこと等により経済活動の正常化が進み、個人消費やインバウンド需要が回復しつつある一方、円安の進行や原材料価格、エネルギー価格の高騰による物価上昇等もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況のもと、当社では、本年度を初年度とする中期経営計画「アートネイチャーAdvanceプラン」を策定し、当社グループの強みを活かしてさまざまな課題に挑戦し、業績や毛髪業界シェアを伸長させるとともに、新領域の事業を獲得し拡充することで、「次代を切り拓くアートネイチャー」に飛躍させるべく、事業活動を実施してまいりました。 その結果、当連結会計年度の売上高は、 42,850百万円 (前連結会計年度比 0.8%減 )となりました。また、利益面では売上高の減少に加え、売上原価、販売費および一般管理費の増加により、 営業利益は2,654百万円 (同 25.7%減 )、 経常利益は2,724百万円 (同 22.9%減 )、 親会社株主に帰属する当期純利益は1,462百万円 (同 22.0%減 )となりました。 <男性向け売上高> 男性向け売上高については、顧客定着策の推進等を実施し、リピート売上は前連結会計年度比ほぼ同水準で推移したものの、新規売上が下回った結果 、 22,814百万円 (前連結会計年度比 1.8%減 )となりました。 <女性向け売上高> 女性向け売上高については、来店顧客数の増加等により、リピート売上は前連結会計年度比増加したものの、新規売上が下回った結果 、 12,788百万円 (同 1.8%減 )となりました。 <女性向け既製品売上高> 女性向け既製品ウィッグの売上高については、入居する商業施設の来店客数増加による販売数の増加等により 、 5,658百万円 (同 9.4%増 )となりました。 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末比 1,895百万円増加 し、 49,851百万円 となりました。これは、現金及び預金が減少したこと等により流動資産が 472百万円減少 した一方、資産除去債務の見積額を変更したこと等により固定資産が 2,367百万円増加 したことによるものです。 (負債) 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末比 952百万円増加 し、 22,981百万円 となりました。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 男性向け 事業 女性向け 事業 女性向け 既製品事業 売上高 外部顧客への売上高 23,237 13,023 5,172 41,433 1,775 43,209 43,209 セグメント間の内部 売上高又は振替高 2,419 2,419 △ 2,419 23,237 13,023 5,172 41,433 4,195 45,628 △ 2,419 43,209 セグメント利益 14,888 8,803 4,150 27,842 1,443 29,286 △ 130 29,156 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 男性向け 事業 女性向け 事業 女性向け 既製品事業 売上高 外部顧客への売上高 22,814 12,788 5,658 41,260 1,589 42,850 42,850 セグメント間の内部 売上高又は振替高 2,681 2,681 △ 2,681 22,814 12,788 5,658 41,260 4,270 45,531 △ 2,681 42,850 セグメント利益 14,502 8,378 4,559 27,441 1,442 28,884 △ 169 28,715 (注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製造子会社等を含んでおります。 2.調整額の内容は以下のとおりであります。 セグメント利益 (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 セグメント間取引消去※ △130 △169 合計 △130 △169 ※ セグメント間取引消去は、セグメント間取引に係る棚卸資産調整額等の消去であります。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の売上総利益と調整を行っております。 4.資産・負債は、事業セグメントに配分していない為、記載しておりません。