事業の内容
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/ 原文長 約971文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社および連結子会社12社(2022年3月31日現在)で構成され、オーダーメードかつらの製造・販売を主たる業務としております。 当社の主力製品であるオーダーメードかつらは、当社の店舗でお客様の頭部の形状を3D型取りシステムにて計測した後、当社グループの製造子会社2社(ANフィリピン社、ANMP社)に製造を委託しております。かつらを製造するための主要原材料である人毛および人工毛髪は、当社で一括購入し、子会社2社に対して無償支給しております。完成したオーダーメードかつらは当社が子会社より購入し、国内277ヶ所(2022年3月31日現在)の店舗を通じてお客様に納品しております。 女性向け既製品ウィッグは、当社グループの製造子会社であるANMP社および中国、ベトナム、インドネシア、バングラデシュ、ミャンマーに所在する当社グループ外の製造委託先にて製造を行い、国内の別形態店舗(ジュリア・オージェ)87店(2022年3月31日現在)、NAO-ART36店(2022年3月31日現在)にて販売しております。 その他、国内子会社では、当社で取り扱う商品の購入等の便宜をはかることを目的として前払式特定取引業を営むAN友の会社、当社芸能かつら事業の拡大を目的としたアート三川屋社を、海外子会社では中国における事業展開を目的としたANCN社や、シンガポールにおける事業展開を目的としたANSG社、マレーシアにおける事業展開を目的としたANMY社、タイにおける事業展開を目的としたANTH社を展開しております。 また、2019年に比較的安い価格帯のウィッグ事業への参入を目的としてNAO-ART社を子会社化、医薬品販売事業への参入を目的として「LABOMO ヘアグロウ ミノキシ5」を発売しております。2020年に医療関連サポート事業への参入を目的としてアートメディカル社を設立、2021年に中空型マイクロニードルの研究開発を進めるシンクランド株式会社に出資する等、新領域の事業への取り組みを進めております。 [当社の事業ポートフォリオの推移](2022年3月31日現在) 当社の事業ポートフォリオの推移は次表の通りです。 以上に記載しました事業の系統図は、次の通りです。 [事業系統図](2022年3月31日現在)
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約2639文字
(3) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 今後の経済見通しにつきましては、いまだ新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、収束の時期や感染拡大による影響が見通せないため、先行きは非常に不透明感の強い状況にあります。 当社の属する毛髪業界及びその隣接業界を含めた新規参入企業や同業他社との競合激化などにより、当社を取り巻く事業環境は引き続き厳しいものと考えております。こうした環境下、当社グループでは、全体戦略を「毛髪業の領域の事業を拡充し、毛髪業以外の新領域の事業に進出する」とし、前述のような「目標とする経営指標」をベースに2021年3月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画「アートネイチャーChallengeプラン」を策定しました。この3年間で、既存領域を拡充すると共に新事業の領域を更に拡大して、「次代を切り拓くアートネイチャー」の礎を築いてまいります。具体的には、「業績伸長」、「新領域の開拓」、「採用の強化」、「人財の育成」、「市場との対話」、「業務の刷新」の6つの「重点チャレンジ施策」を着実に実践してまいります。 [国内毛髪業市場の動向] (単位:億円) 注1.事業者売上高ベース 注2.2021年度以降予測値(2021年11月現在) (出所)(株)矢野経済研究所「2021年版ヘアケアマーケティング総鑑」 2008年秋のリーマンショック以降の消費の低迷に加え、隣接市場との競争激化によって低迷しておりましたが、各社の女性用かつら強化策や男性顧客へのリピート販売が実を結び2012年度以降拡大に転じてまいりました。しかし、2016年度以降は新規参入企業や中小事業者の低価格品が市場に多く出回った影響から市場は一転して減少傾向となり、2020年度はコロナウィルス感染症の影響により前年度比86.2%、市場規模は1,113億円と減少しました。 [国内毛髪業市場におけるシェア] <男性市場> <女性市場> 注1.事業者売上高ベース (出所) (株) 矢野経済研究所「2021年版ヘアケアマーケティング総鑑」 国内毛髪業市場において、男性市場でトップシェア、女性市場で第2位となっております。 [アートネイチャーChallengeプランの概要] 2020年度を初年度とする中期経営計画では、「事業ラインナップを拡充させ、社内体制を整備させることで業績を拡大させる」という目標に「挑む」ことから「アートネイチャーChallengeプラン」としています。将来への見通しが不確実な昨今において当社グループの強みを活かし、中期経営計画でさまざまな課題に挑戦していくことで、既存領域の拡充、事業領域を拡大し、次代を切り拓いていく礎を築いていきます。 アートネイチャーChallengeプランで目標とする経営指標は次の通りです。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約5509文字
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題とその対応策 当社グループの属する国内毛髪関連市場は、高齢化社会の進展、定年延長、女性労働の活性化、アンチエイジング志向の高まりなどにより需要の拡大が見込める一方で、毛髪業界のみならず、隣接業界との競合関係も厳しさを増していくものと推察されます。こうした環境下において、安定的な成長と企業価値の向上を目指すべく以下の課題に重点的に取り組んでまいります。 [業績伸長] 業績伸長においては、国内外の市場でお客様の数を増やすことが最も重要なことです。当社はお客様のニーズに応えた最高の品質の製品と最良のサービスを開発し、定期的に市場投入すると同時に、お客様に対してより効果的な反響が得られるような広告宣伝を工夫し、需要の掘り起こしを図ってまいります。 オーダーメードかつら事業(メンズ及びレディース部門)では、お客様満足の向上に注力し「アートネイチャーの真のファン」の数を増やすと共に、お客様の定着化に向けた施策を実践することで、安定的な成長を目指します。 女性向け既製品ウィッグ事業では、女性向け営業体制の一本化によるレディース部門との連携の強化、お客様一人ひとりに合った提案の徹底や、本社機能の強化と人財育成を実践することで、業績の拡大を目指します。 通信販売事業では、新商品の投入により商品ラインアップを増やし、商品を拡充すると共に、当社商品を取り扱うECサイトを増やす等、販路を拡大することで、業績拡大を目指します。 また、海外市場においては、中国、シンガポール、タイ、マレーシアにおける当社ブランドの浸透と、地域に根差した販売施策によって潜在需要の掘り起こしを行い、業績の拡大に取り組みます。 <オーダーメードかつら事業の流れ> オーダーメードかつら事業では、髪にまつわるさまざまな課題を抱えている方や、ウィッグでおしゃれを楽しみたい方などへ向けて、テレビや新聞、インターネットなどのさまざまな広告媒体を利用して広告宣伝を行い、その結果、当社商品・サービスに関心を持って当社にコンタクトいただいた方を新規のお客様として取り込んでいく「反響営業」と言われる営業活動を行っています。「反響営業」によって当社商品やサービスをご利用いただいたお客様に対して、全国サロンでの充実したアフターサービスや、お客様のニーズに合わせたさまざまな提案を行うことで、お客様と当社の間に信頼関係を築き、リピート受注につなげていきます。 [新領域の開拓] 次代のアートネイチャーの礎を築くために、既存事業以外の新領域の事業に挑むことが重要です。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約7202文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、 昨年度から続く新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中、ワクチン接種が進むこと等により経済活動が徐々に回復傾向にありましたが、ロシアのウクライナ侵攻による国際情勢不安に加え、エネルギー価格の高騰、急激な円安による物価上昇懸念が増すなど、これまでにも増して先行き不透明な状況で推移しております。 このような状況のもと、当社では、中期経営計画「アートネイチャーChallengeプラン」2年目を迎え、初年度同様、既存領域を拡充するとともに、新事業の領域を更に拡大して「次代を切り拓くアートネイチャー」の礎を築いていくため、「業績伸長」「新領域の開拓」「採用の強化」「人財の育成」「市場との対話」「業務の刷新」の6つの「重点チャレンジ施策」を実践してまいりました。また、昨年度から継続して、新型コロナウイルス感染症の予防対策を徹底し、事業活動を実施してまいりました。 その結果、当連結会計年度の売上高は、 40,437百万円 (前連結会計年度比 12.7%増 )となりました。また、利益面では売上高の増加により、 営業利益は3,020百万円 (同 56.3%増 )、 経常利益は3,038百万円 (同 51.5%増 )、 親会社株主に帰属する当期純利益は1,204百万円 (同 43.3%増 )となりました。 <男性向け売上高> 男性向け売上高については、 新商品の好調な販売に加え、前年同期の新型コロナウイルス感染症拡大に伴うフィリピンでの生産工場の一時的な休止の影響等による大幅な売上高減少が解消された結果、 22,660百万円 (前連結会計年度比 6.3%増 )となりました。 <女性向け売上高> 女性向け売上高については、 新商品の好調な販売や展示試着会の開催等に加え、男性向け売上高同様、生産工場の一時的な休止の影響等が解消された結果、 11,786百万円 (同 26.1%増 )となりました。 <女性向け既製品売上高> 女性向け既製品ウィッグの売上高については、 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、入居する商業施設の休業等の影響はあったものの、前年同期に比べ限定的だったため、 4,441百万円 (同 19.5%増 )となりました。 (資産) 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末比 1,590百万円増加 し、 46,510百万円 となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約961文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 男性向け 事業 女性向け 事業 女性向け 既製品事業 売上高 外部顧客への売上高 21,322 9,344 3,715 34,382 1,485 35,868 35,868 セグメント間の内部 売上高又は振替高 1,831 1,831 △ 1,831 21,322 9,344 3,715 34,382 3,316 37,699 △ 1,831 35,868 セグメント利益 13,590 6,038 3,227 22,857 1,128 23,985 △ 73 23,911 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 男性向け 事業 女性向け 事業 女性向け 既製品事業 売上高 外部顧客への売上高 22,660 11,786 4,441 38,888 1,548 40,437 40,437 セグメント間の内部 売上高又は振替高 2,230 2,230 △ 2,230 22,660 11,786 4,441 38,888 3,779 42,667 △ 2,230 40,437 セグメント利益 14,775 8,106 3,645 26,527 1,331 27,858 △ 119 27,739 (注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製造子会社等を含んでおります。 2.調整額の内容は以下のとおりであります。 セグメント利益 (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 セグメント間取引消去※ △73 △119 合計 △73 △119 ※ セグメント間取引消去は、セグメント間取引に係る棚卸資産調整額等の消去であります。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の売上総利益と調整を行っております。 4.資産・負債は、事業セグメントに配分していない為、記載しておりません。