事業の内容
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/ 原文長 約661文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社である京都きもの友禅株式会社及び株式会社京都きもの友禅友の会の3社により構成されており、呉服等の販売を主たる業務としております。 なお、当社は、特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 (1) 和装店舗運営事業 京都きもの友禅株式会社(連結子会社) 振袖等を中心とした呉服販売を主とし、それに関連する宝飾品等の販売及び呉服等のレンタルを行い、全国チェーン展開による小売業を営んでおります。 また、顧客に対して販売代金等の割賦販売業務を行っております。 株式会社京都きもの友禅友の会(連結子会社) 割賦販売法に基づき会員積立業務を営む前払式特定取引業者であり、入会会員には毎月一定額を積み立てて頂く「お買物カード」を発行し、積立金利用の際には積立金額にボーナス分をプラスすることによって、京都きもの友禅株式会社の販売促進の助成(呉服販売の取次ぎ―割賦販売法第2条第5項)を行っております。 (2) その他事業 京都きもの友禅株式会社(連結子会社) 和装店舗運営事業に付随した事業として、写真スタジオ事業、EC事業、ネイルサロン事業を行っております。 事業の系統図は、次の通りであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約305文字
(1) 経営方針・経営戦略等 当社グループは、「日本の女性の美と夢と心のやすらぎを創造することを永遠のテーマとする」、「それを実現するために互いに協調し、自己の向上をはかることを最大の喜びとする」を基本理念としております。 日本古来の伝統文化である「きもの」の普及に貢献し、「きもの」という商品の販売を通じて、お客様の喜びと社員の幸せを一体として実現させることに当社の存在意義があると考えております。 この理念を受けて、当社企業グループにおいては、安定的な成長をいかに続けることができるかを目標に、「お客様の喜び・満足」、「当社の利益の確保」、「株主への還元」の3つを同時充足させることが必要と考えております。
対処すべき課題
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/ 原文長 約1904文字
(2) 経営環境及び対処すべき課題 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指し、まずはコスト構造の見直し、販売戦略等を中心に据え、業績回復に向けた施策を優先的かつ速やかに取り組んでまいります。なお、2025年3月期は抜本的な収益性確保のための再生フェーズと位置付け、継続した営業損失の計上となりますが、同下期後半から来期にかけて改善施策の効果が発現することにより、2026年3月期以降の黒字化の達成を見込んでおります。主な対処すべき課題は以下のとおりとなります。 ① コスト構造の見直し <店舗収益性の改善> 主要事業である和装各店の収益性の低下が大きな課題となっております。よって、店舗商圏、コスト構造、店舗コンディション等を細かく確認し、店舗当たりの利益を重視した経営にシフトし店舗の収益性改善を実現いたします。なお、本課題については、2024年3月期より検討を進めており一部施策を実行しております(2024年3月期においては4店舗を閉店、1店舗の売り場面積を縮小)。 <全社コスト> 昨今の円安や人件費の増加等により社内経費が上昇しております。よって、不要なコストを全社的に見直し、コスト高に対するアクションプランを整理し、中長期的な利益体質への転換を図ります。 <その他事業の終了・縮小> 2021年3月期より新たな事業として写真スタジオ事業、EC事業、ネイルサロン事業、オンライン着付教室事業を開始いたしました。しかし、一部事業におきましては事業単体として利益が確保できず、2024年3月期はその他事業全体として営業損失40百万円という結果になりました。本結果を踏まえ、事業の選択と集中という観点から、事業の終了もしくは縮小等の方向転換を検討しており、既にオンライン着付教室事業は2023年10月末、ネイルサロン事業は2024年4月末で事業を終了いたしました。今後のその他事業に関しましては、本業とのシナジー効果がより発現される事業を中心に社内で検討しております。 <原価率改善> 売上規模の縮小及び物価高、人件費高騰等による仕入れコスト上昇のため、原価率が上昇傾向にあります。つきましては、仕入プロセスの見直し、仕入計画の策定、販売時のルール整備により原価率を引き下げ、粗利率の回復および営業利益の確保を図ってまいります。 ② 振袖広告戦略の見直し 個人情報保護法の規制及び2022年4月施行の個人情報保護法の改正により、「振袖」販売時に広告として利用するダイレクトメール発送に要する個人情報(住所、氏名等)の入手件数が減少しております。また、印刷、郵送に掛かるコストも年々増加していることから、広告戦略の転換が急務になっております。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2533文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスが5類感染症に移行されたことに伴い経済活動の正常化が進み、景気は緩やかに回復いたしました。一方で、原材料及びエネルギー価格の高騰や円安の長期化に起因する物価上昇が続いており、先行きは依然として不透明な状況で推移しております。 このような環境の中、当社グループでは、継続する損失回復のため、仕入・販売プロセスや広告・販促施策の見直しを実施し、積極的に営業活動を行ってまいりました。当社グループにおける各事業部門別の状況は次のとおりであります。 〔和装店舗運営事業〕 和装店舗運営事業の受注高は前年同期比18.6%減の6,580百万円となりました。また、売上高(出荷高)については、16.8%減の6,654百万円となりました。既存顧客を対象とした「一般呉服」等については、前期に実施していた大規模店内催事の反動減が期初から継続したことに加え、新規顧客の獲得に苦戦したことにより、受注高は計画値から大きく乖離する結果となり前年同期比23.7%減となりました。「振袖」販売及びレンタルについては、2023年7月には新たなイメージモデルを起用し、WEB・SNSを中心とした広告施策を打ち出してまいりました。また、引き続きお客様のレンタル志向の高まりやママ振袖・姉振袖ご利用のお客様が増加傾向で推移するなか、顧客ニーズに合わせた商品、サービスプランの新設、拡充に努めてまいりましたが、集客数が伸び悩んだ結果、受注高は前年同期比3.4%減となりました。 利益面においては、昨今の物価高、人件費高騰等を背景に商品の仕入単価が上昇したことに加え、商品の評価に係る見積りを見直したことにより489百万円の評価損を計上し、原価率が大きく上昇いたしました。その結果、売上総利益率は前年同期と比べ9.6ポイント低下し52.9%となりました。販売費及び一般管理費については、継続して広告宣伝費・販売促進費を中心に経費全体を見直し、削減・効率化を図ってきたものの、前述のとおり売上高の大幅な減少に伴い、販売費及び一般管理費の対売上高比は2.3ポイント上昇いたしました。この結果、和装店舗運営事業の営業損失は518百万円(前年同期は営業利益326百万円)となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約588文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1、3 連結財務諸表 計上額 (注)2 和装店舗運営事業 その他事業 売上高 外部顧客への売上高 7,997,751 332,067 8,329,818 8,329,818 セグメント間の内部 売上高又は振替高 7,997,751 332,067 8,329,818 8,329,818 セグメント利益 又は損失(△) 326,190 △ 80,004 246,185 △ 532,528 △ 286,343 セグメント資産 9,205,894 121,140 9,327,035 1,571,122 10,898,157 その他の項目 減価償却費 31,242 29,354 60,597 41,243 101,840 減損損失 63,248 134,616 197,864 197,864 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 84,852 46,659 131,512 26,818 158,331 (注) 1 セグメント利益の調整額△532,528千円は本社管理費であります。 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約3221文字
(2) 販売実績 セグメントの名称 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) 売上高(千円) 前年対比(%) 和装店舗運営事業 6,654,009 83.2 その他事業 368,857 111.1 合計 7,022,866 84.3 (注) 販売実績の内訳は次のとおりであります。 イ 販売形態別販売実績 販売形態別 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) 売上高(千円) 前年対比(%) 店舗 4,696,065 82.0 店舗外催事 1,708,242 87.8 その他 5,635 50.2 小計 6,409,943 83.4 金融収益 301,867 83.7 友の会会員値引き等 △30,628 237.5 その他 341,684 116.9 合計 7,022,866 84.3 (注) 友の会会員値引き等は、主として連結子会社である㈱京都きもの友禅友の会の売上原価であり、会員積立金 (お買物カード)の満期使用時におけるボーナス相当分であります。 ロ 品目別販売実績 品目別 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) 売上高(千円) 前年同期比(%) 着物・裏地等 2,128,435 74.9 1,218,716 78.2 仕立加工 675,872 87.4 和装小物 495,603 93.8 宝石 1,176,542 84.3 その他 714,773 120.6 小計 6,409,943 83.4 金融収益 301,867 83.7 友の会会員値引き等 △30,628 237.5 その他 341,684 116.9 合計 7,022,866 84.3 (注) 友の会会員値引き等は、主として連結子会社である㈱京都きもの友禅友の会の売上原価であり、会員積立金 (お買物カード)の満期使用時におけるボーナス相当分であります。 ハ 地域別販売実績 地域別 当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日 ) 備考 売上高(千円) 構成比(%) 前年対比(%) 北海道 157,128 2.5 88.3 東北 288,258 4.5 96.3 関東 2,792,921 43.6 81.5 中部 1,171,169 18.3 74.9 近畿 789,266 12.3 76.9 中国 224,779 3.5 96.1 四国 68,729 1.1 71.5 九州 325,719 5.1 74.1 その他 591,969 9.2 138.3 小計 6,409,943 100.0 83.4 金融収益 301,867 83.7 友の会会員値引き等 △30,628 237.5 その他 341,684 116.9 合計 7,022,866 84.…