事業の内容
抜粋表示
/ 原文長 約3627文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社および連結子会社16社により構成され、eコマース事業(インターネット等を介して行われる電子商取引ビジネス)を主な事業として取り組んでおります。当社グループの事業における、当社と当社の関係会社の位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 なお、当連結会計年度より、報告セグメントeコマース事業内における収益の分解情報の区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。 <eコマース事業> OA・PC用品、事務用品、オフィス生活用品、オフィス家具、食料品、酒類、医薬品、化粧品、MRO商材(注)、ペット用品等の販売事業を行っており、販売チャネル別にはASKUL事業、LOHACO事業およびグループ会社に区分されます。 ASKUL事業の主たる内容は、インターネット経由ならびにFAXの注文によるオフィス現場用品の翌日配送(一部、当日配送)サービスであります。このサービスを支える販売システム(以下、「アスクルシステム」という。)は、当社とお客様との間にアスクルシステムの販売店(以下、「エージェント」という。)を置くことにより、お客様の新規開拓および代金回収を含む債権管理をエージェントが担当するという独自のビジネスモデルにより構築されております。お客様からのご注文情報は当社が直接受け付け、商品は当社よりお客様にお届けしておりますが、お客様の商品ご購入代金は、エージェント経由で回収しております(事業系統図参照)。これによりエージェントは、お客様への販売価格と当社からの仕切り価格の売買差額を利益として得る一方、当社はお客様開拓や代金回収コストを軽減しております。また、当社グループの事業は上記エージェントをはじめとして、商品のサプライヤー、運送会社、情報システムの開発および運用会社等多くの協力会社によって支えられています。これら協力会社との間で、それぞれの機能に応じて、役割を分担・補完し合い、お互いにパートナーとして戦略的にコラボレーションをすることにより時間やコストの無駄を排除しております。 ビジネスマート株式会社は、アスクルシステムにおけるエージェントの1社として、お客様の新規開拓を推進するに留まらず、同社を通じて培ったエージェント運営のノウハウ等を当社を通じて他のエージェントにも展開するなど、エージェントの営業活動の支援および当該活動を通じた革新的なエージェントモデルの追求ならびにお客様の満足度向上に貢献しております 。 またソロエル株式会社は、大企業向け購買最適化の支援および購買業務代行を中心に、ASKUL事業のさらなる拡大にチャレンジしております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2971文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日(2025年7月30日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針および中長期的な経営戦略等 当社は1992年のアスクル創業以来、オフィスに必要なものやサービスを「迅速かつ確実にお届けする」トータルオフィスサポートサービスにおけるパイオニアとして、お客様の声を聞きながら、商品・サービス・システムを絶えず進化させて中小事業所から中堅大企業までのあらゆる企業の多様なニーズにお応えし、着実な成長を実現してまいりました。 これに加え、eコマース(インターネット等を介して行われる電子商取引ビジネス)へのニーズは、一般消費者へも急速に高まり、当社グループは、このような状況を絶好の成長機会と捉え、2012年11月20日に一般消費者向けインターネット通信販売サイト「LOHACO」のサービスを開始しました。 当社を取り巻く事業環境は劇的に変化し、なかでも、AI(人工知能)の進化は想像以上に加速しております。人間と同等の知能であるAGI(汎用人工知能)の実現は数年以内、人間の知能を超えたインテリジェンスをもつ超知能であるASI(人工超知能)は、10年以内に実現ともいわれております。 そのような状況の中、2025年7月4日に「2026年5月期~2029年5月期中期経営計画(以下、新中期経営計画)」を策定し、公表いたしました。 新中期経営計画の策定にあたっては、まずは、長期的視点で当社が何を実現したいのかというビジョンについて議論を重ねました。 創業以来、全社に根付いているDNA「お客様のために進化する」の根源にある ・創業の精神である中小事業所に大企業並みのサービスを提供すること等、お客様のお困りごとを解決したいという意志。 ・1 box for 2 trees project(お客様のコピー用紙1箱ご購入に対して、2本植林し、育てて、収穫して、コピー用紙をつくる仕組み)に代表される社会的責任を果たすこと。 ・自社で蓄積したビッグデータをパートナー企業と共有する等、共創によって新たな価値を社会に還元すること。 といったアスクルらしさを発展させ、働くひとの自己実現をサポートすることで幸せなひとを増やしたいという想いを込めて、2050年ビジョンを「誰もがうれしい自分を次々と実現できる社会をつくる。」と定めました。 そして、中間地点である2035年のあるべき姿を「Beyond Retail~小売を超えて、働くを革新する~」と位置づけ、バックキャストにて2026年5月期から2029年5月期までの4年間に取り組むべき経営方針を新たな中期経営計画として策定いたしました。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約2971文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日(2025年7月30日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針および中長期的な経営戦略等 当社は1992年のアスクル創業以来、オフィスに必要なものやサービスを「迅速かつ確実にお届けする」トータルオフィスサポートサービスにおけるパイオニアとして、お客様の声を聞きながら、商品・サービス・システムを絶えず進化させて中小事業所から中堅大企業までのあらゆる企業の多様なニーズにお応えし、着実な成長を実現してまいりました。 これに加え、eコマース(インターネット等を介して行われる電子商取引ビジネス)へのニーズは、一般消費者へも急速に高まり、当社グループは、このような状況を絶好の成長機会と捉え、2012年11月20日に一般消費者向けインターネット通信販売サイト「LOHACO」のサービスを開始しました。 当社を取り巻く事業環境は劇的に変化し、なかでも、AI(人工知能)の進化は想像以上に加速しております。人間と同等の知能であるAGI(汎用人工知能)の実現は数年以内、人間の知能を超えたインテリジェンスをもつ超知能であるASI(人工超知能)は、10年以内に実現ともいわれております。 そのような状況の中、2025年7月4日に「2026年5月期~2029年5月期中期経営計画(以下、新中期経営計画)」を策定し、公表いたしました。 新中期経営計画の策定にあたっては、まずは、長期的視点で当社が何を実現したいのかというビジョンについて議論を重ねました。 創業以来、全社に根付いているDNA「お客様のために進化する」の根源にある ・創業の精神である中小事業所に大企業並みのサービスを提供すること等、お客様のお困りごとを解決したいという意志。 ・1 box for 2 trees project(お客様のコピー用紙1箱ご購入に対して、2本植林し、育てて、収穫して、コピー用紙をつくる仕組み)に代表される社会的責任を果たすこと。 ・自社で蓄積したビッグデータをパートナー企業と共有する等、共創によって新たな価値を社会に還元すること。 といったアスクルらしさを発展させ、働くひとの自己実現をサポートすることで幸せなひとを増やしたいという想いを込めて、2050年ビジョンを「誰もがうれしい自分を次々と実現できる社会をつくる。」と定めました。 そして、中間地点である2035年のあるべき姿を「Beyond Retail~小売を超えて、働くを革新する~」と位置づけ、バックキャストにて2026年5月期から2029年5月期までの4年間に取り組むべき経営方針を新たな中期経営計画として策定いたしました。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約7107文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度(2024年5月21日から2025年5月20日まで)におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する下でインバウンド需要の増加等もあり、緩やかに景気が回復しております。一方、不安定な国際情勢を背景とした原材料価格・エネルギー価格の高騰や急激な為替変動および世界的な金融引締めによる景気への影響が懸念され、通商政策などのアメリカの政策動向 が個人消費に及ぼす影響 等もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような状況の中、当社グループは、当連結会計年度が中期経営計画(2022年5月期~2025年5月期)の最終年度にあたり、売上高、営業利益ともに過去最高額の更新を目指してまいりました。当連結会計年度においては、主力であるASKUL事業におけるお客様数の減少および従来型オフィス商材の需要の伸び悩みを背景に売上高成長率が鈍化したものの、お客様購入単価が伸長し売上高は過去最高額を更新しました。売上高再成長を図るためDXによる価格適正化やお客様ニーズに応える品揃え拡大、オリジナル商品の強化等に取り組んでおり、施策の実行スピードを加速させてまいりました。また、期初計画通りではありますが、関東圏の物流センター再編のスタートとして2025年6月に稼働しました「ASKUL関東DC」の準備費用の発生に対して、為替影響等による仕入原価上昇に伴い売上総利益で当該費用を吸収するまでには至らず営業利益は減益となりました。 以上の結果、当連結会計年度の当社グループの業績は、売上高 4,811億1百万円 (前期比 2.0%増 )、営業利益 140億4百万円 (前期比 17.4%減 )、経常利益 138億16百万円 (前期比 17.2%減 )、親会社株主に帰属する当期純利益 90億68百万円 (前期比 52.6%減 )となりました。 セグメント別の経営成績につきましては、以下のとおりです。 <eコマース事業> (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 増減額 増減率 売上高 462,374 472,231 +9,856 +2.1% ASKUL事業 353,337 358,463 +5,125 +1.5% LOHACO事業 36,160 36,842 +682 +1.9% グループ会社・内部取引消去 72,876 76,925 +4,048 +5.6% 営業利益 17,097 14,255 △2,842 △16.…
セグメント関連
抜粋表示
/ 原文長 約1805文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報および収益の分解情報 前連結会計年度(自 2023年5月21日 至 2024年5月20日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸表計上額 (注)3 eコマース 事業 ロジスティクス事業 売上高 ASKUL事業 353,337 353,337 353,337 353,337 LOHACO事業 36,160 36,160 36,160 36,160 グループ会社 ・内部取引消去 72,876 72,876 72,876 72,876 ロジスティクス事業 8,558 8,558 8,558 8,558 その他 749 749 749 顧客との契約から 生じる収益 462,374 8,558 470,933 749 471,682 471,682 外部顧客への売上高 462,374 8,558 470,933 749 471,682 471,682 セグメント間の内部 売上高又は振替高 1,201 1,201 △ 1,201 462,374 8,558 470,933 1,951 472,884 △ 1,201 471,682 セグメント利益 又は損失(△) 17,097 △ 146 16,951 29 16,980 △ 27 16,953 セグメント資産 234,626 5,851 240,477 2,584 243,062 243,062 その他の項目 減価償却費 9,584 490 10,075 97 10,172 △ 146 10,026 のれんの償却額 499 33 533 536 536 有形固定資産および 無形固定資産の増加額 13,919 51 13,971 139 14,110 14,110 (注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、製造事業を含んでおります。 2 セグメント利益又は損失(△)の調整額 △27百万円 は、セグメント間取引消去 △27百万円 になります。 3 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。…