事業の内容
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3【事業の内容】 当社及び当社の関係会社は、当社と連結子会社13社(以下当社グループという)及び非連結子会社1社により構成され、当社グループは、水晶応用電子部品を製造販売する単独事業会社です。当社グループは人工水晶等の部材から一般水晶振動子、音叉型水晶振動子及び水晶応用製品等、電子部品を製造販売する水晶デバイスの総合メーカーであります。 当社グループの事業に係わる主な位置付けは次のとおりであります。 [水晶製品事業] 当社が製造販売する他、連結製造子会社であるPT.KDS INDONESIA、天津大真空有限公司、株式会社九州大真空、加高電子股份有限公司に製造を委託しております。また、加高電子股份有限公司は同社が製造販売する他、同社の製造子会社である加高電子(深圳)有限公司とHARMONY ELECTRONICS (THAILAND) CO.,LTD.に製造を委託しております。 海外での販売は主に大真空(香港)有限公司等6社の連結販売子会社が行っております。 非連結子会社の大真興産株式会社は損害保険代理事業及び労働者派遣事業を行っております。 事業の主な系統図は以下のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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(2) 経営戦略等 さまざまな経営環境の変化に対応して、従来から事業構造改革を推進して利益重視の経営への転換を図ってまいりましたが、今後も選択と集中を強めるとともに、グループ一体となって企業価値の向上に努めてまいります。 情報通信、デジタル家電、カーエレクトロニクスなど水晶デバイスのマーケットは今後も拡大が見込まれます。当社グループでは、蓄積された要素技術と優れた技術を駆使して、これら高度化するニーズに応え、差別化製品につなげてまいります。 また、Q・C・D(Quality Cost Delivery)で優位に立つ生産戦略と、ニーズ追求型の販売戦略を展開することにより、CS(Customer Satisfaction)の向上と「KDS」ブランドを訴求します。事業領域を明確にすることにより経営資源を集中させ、さらに技術、製造、販売が一体となって、事業の発展とより効率的な経営に邁進いたします。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、収益力の強化、経営資源の有効利用、財務戦略による有利子負債の削減を進めるとともに、経営環境の変化に柔軟に対応出来る経営基盤の確立と業績の向上に努めてまいります。また引き続きキャッシュ・フローを重視した経営を推進し、更なる財務体質の改善、バランスシートの健全化を目指していきます。 (4) 経営環境 当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益は底堅く、個人消費に持ち直しの動きが見られるなど緩やかな回復傾向で推移しました。世界経済におきましては、米国は雇用環境の改善など拡大基調が続きましたが、欧州では政治不安が高まり、中国を中心としたアジアでは米中貿易摩擦の影響を受けるなど、年度末にかけて不透明感が増しました。
対処すべき課題
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(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題 今後の経済環境におきまして、国内では設備投資や個人消費は底堅く推移し、引き続き緩やかな回復が見込まれます。海外におきましても、米国経済は個人消費が弱含みながらも早期の持ち直しによる緩やかな成長が見込まれます。欧州経済では雇用環境の改善、アジア経済では政府政策により景気の持ち直しが見込まれるものの、英国のEU離脱や米中貿易摩擦など政治動向や経済政策の変化による不安定さが懸念され、先行への不透明感は継続すると思われます。 このような環境の中、通信機器市場におきましては、世の中に存在するさまざまな「モノ」がネットワークにつながる「IoT」の進展や大容量・高速通信を可能とする「5G」の商用化に期待が高まります。カーエレクトロニクス市場におきましては、引き続きエコカーの増加やADASの普及、つながるクルマや自動運転などさらなる市場の拡大が期待され、産業用ロボットなどの産業機器市場にも注目が集まります。 当社グループでは、これら変化の波をチャンスととらえ、中期・長期的な成長を実現してまいります。新しい連結会計年度は、当連結会計年度から始まった3ヵ年計画の2年目の年であり、最終年度の計画達成に向けた大切な年になります。「Arkh.3Gシリーズ」などの差別化製品を展開するとともに、売上面では通信機器市場、カーエレクトロニクス市場などへ注力し3ヵ年平均売上高成長率10%以上を、利益面では選択と集中による効率経営を追求し営業利益率10%を目指します。加えて、コーポレートガバナンスや、日々の仕事をおもしろくやりがいのある仕事にする風土づくりなどを推進し、継続的な成長を支える企業体質の強化に努めてまいります。
経営成績・財政状態の概況
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3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 ICT(情報通信技術)や自動車を含むエレクトロニクス市場におきましては、スマートフォンの成長は鈍化しましたが、自動車ではADAS(先進運転支援システム)の普及や電装化が進展しました。 このような状況下におきまして、当社グループは2016サイズ(2.0ミリメートル×1.6ミリメートル)以下の水晶デバイス群「"Slim×Small×Smart"Crystal(トリプルエスクリスタル)」をはじめとする小型製品の生産設備を増強するとともに、新構造水晶デバイス「Arkh.3G(アークスリージー)シリーズ」の生産設備の導入を開始しました。 新製品では、5G(第5世代移動通信システム)/IoT(モノのインターネット)向けに、世界最小となる1210サイズ(1.2ミリメートル×1.0ミリメートル)の温度センサ内蔵水晶振動子「DSR1210ATH」を発表しました。水晶片の工夫により高ドライブレベルでの対応を可能とし、発振回路の低ノイズ化を実現します。さらに、従来品に対し実装面積を約40%削減したことでさらなる高密度実装を可能とします。また、ドイツで開催された「electronica2018」などの国際見本市に出展し、「Arkh.3Gシリーズ」をはじめとした当社独自の製品を展示し、多方面から注目を集めました。 これらの結果、当連結会計年度におきまして、当社グループでは産業向けの販売が増加したものの、通信機や民生向けなどの販売が減少しました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ884百万円減少し、58,431百万円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ570百万円減少し、27,864百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ313百万円減少し、30,566百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高は28,457百万円(前年同期比6.1%減)、営業利益は47百万円(前年同期比84.3%減)、経常利益は381百万円(前年同期比76.0%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は475百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失298百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 日本は、売上高は6,657百万円(前年同期比9.…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 日本 北米 (注)3 欧州 (注)3 中国 台湾 アジア (注)3 売上高 外部顧客への売上高 7,378,137 1,729,746 2,946,099 9,159,856 6,890,922 2,193,983 30,298,745 30,298,745 セグメント間の内部売上高又は振替高 16,514,240 46,598 3,302 1,855,217 3,561,887 6,698,537 28,679,784 △ 28,679,784 23,892,377 1,776,345 2,949,401 11,015,074 10,452,810 8,892,521 58,978,530 △ 28,679,784 30,298,745 セグメント利益又は損失(△) △ 139,984 24,461 44,570 △ 476,272 677,045 115,872 245,692 55,292 300,984 セグメント資産 37,750,811 795,240 888,198 6,713,916 14,666,284 6,422,722 67,237,173 △ 7,922,036 59,315,137 その他の項目 減価償却費 1,155,521 498 1,648 104,172 734,008 697,808 2,693,659 △ 28,434 2,665,224 減損損失 11,990 17,931 47,395 77,317 77,317 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 1,174,836 △ 0 1,107 29,738 1,010,360 904,102 3,120,145 △ 23,722 3,096,422 (注)1.調整額は、以下の通りであります。 (1)セグメント利益又は損失の調整額55,292千円には、セグメント間取引消去24,564千円、その他の調整額30,727千円が含まれております。 (2)セグメント資産の調整額△7,922,036千円には、セグメント間の債権と債務の相殺消去額△7,364,089千円、その他の調整額△557,947千円が含まれております。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主として未実現利益の消去であります。 2.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 3.日本、中国、台湾以外の各セグメントに属する主な国又は地域の内訳は次のとおりであります。…