事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約1032文字
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社24社及び持分法適用非連結子会社1社の計26社で構成されております。当社グループの主な事業内容は、巻上機、クレーン及びチェーン等の製造、販売であります。見込み生産品による規格化された量産品、荷役内容や利用環境により異なるニーズに応えたカスタマイズ製品に加えて、部品提供やメンテナンスによるアフターサービス等を手がけます。 (1)当社グループの販売体制 当社グループの販売体制は、国内では代理店制度を採用し、主に特約代理店傘下の販売店の一般流通ルートを通じて供給しております。 また、海外では北米、アジア、その他欧州をはじめ各国においてグローバルに事業を展開しており、海外子会社及び海外代理店を通じて供給しております。 (2) 当社グループの取り扱い製品 当社の製品を分類すると以下のとおりであります。 品目 名称 特徴 手動製品 手動チェーンブロック 人力でハンドチェーンを操作し、荷物を巻き上げ下げする製品で、限られたスペースでも荷物を簡単に移動できることから、主に土木建築現場等で使用されております。 レバーブロック 荷締め・固定・位置合わせ作業に適した製品で、運輸・橋梁・建築・土木・林業等あらゆる業界で幅広く使用されております。 手動トロリ 手動チェーンブロック及び電気チェーンブロックと結合し、横行レールに取り付けることで荷物を左右に移動させる製品です。 電動製品 電気チェーンブロック 電動モータの回転により荷物を巻き上げ下げする製品で、主に工場設備として使用されておりますが、橋梁建設等屋外現場でも幅広く使用されております。 電気トロリ 電気チェーンブロックと結合し、横行レールに取り付けることで荷物を左右に移動させる製品です。 ロープホイスト 荷物を巻き上げ下げする媒体として、チェーンではなくワイヤーロープを使用した製品です。 クレーン 荷役運搬作業の効率向上、省スペース、省コストを実現する設備として使用されており、天井クレーン・ジブクレーン・橋形クレーン・その他周辺機器等の製品です。 ビローフックデバイス 玉掛け作業や資材運搬作業等に使用するチェーンスリング、繊維スリング等の製品です。 バランサ 荷物の表面を空気圧やエアーで吸着して、上下、旋回等操作できる製品です。 チェーン製品 タイヤチェーンや海洋向けのチェーン製品です。 その他 補修用部品販売、点検修理等のアフターサービスです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1322文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、本書提出日(2018年6月22日)現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、お客様から信頼される企業を目指すという方向に向かって、全社員が一丸となって仕事に取り組むべく、下記の企業理念を掲げております。 ・キトーの使命~すべてのお客様に満足と感動を ・キトーの品質~すべての社員の念(おも)いをこめて ・キトーにおける革新~不断の改革と高い目標へのチャレンジ ・キトー(らしさ)の基本~誠実、正直、誇り、感謝 (2)目標とする経営指標 2017年3月期よりスタート致しました中期経営計画(2017年3月期~2021年3月期)を推進中であり、この中期経営計画においては、既存事業の生産性と効率を高めるとともに、製品分野と製品品揃えの拡充により事業の拡大をはかり、利益とキャッシュ・フローを最大化し、中長期的な営業利益とEBITDAの成長を目指します。 (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 お客様の期待を上回る価値を提供し続け、市場におけるキトーブランドの価値の最大化を実現するため、以下を重点課題とし、グローバル市場での事業をより一層強化し、存在価値を高めてまいります。 ① 顧客満足度の向上 製品分野と製品品揃えを拡充するとともに、キトー製品の価値向上と差別化をはかります。ユーザートレーニングなどのサービスを充実させ、リードタイムを短縮し、お客様へのサービス向上を図ります。品質管理・品質保証体制を強化し、グローバルでの品質保証体制を確立します。 ② 組織運営の効率化 グローバルでのITインフラを整備し、グループ経営基盤を構築します。 サプライチェーン最適化に向けて、日本、中国、米国、アジアの4生産拠点でのオペレーションの効率化、デリバリーの改善、在庫の圧縮をはかります。リンクチェーンで世界最大規模の生産量を誇るクサリの生産体制について、日本、米国、欧州を軸に最適化を図ります。 ③ 人への投資 社員の意識改革と組織の風土改革をすすめ、魅力ある組織作りを目指します。ダイバーシティを深化し、文化の異なるメンバーをまとめてチームワークを発揮し、グローバル市場で事業展開を推進するビジネスリーダーの育成を図ります。 (4)経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、米国の諸政策、各地の情勢混乱に加え、中国経済の構造改革の先行きなどに対する懸念はあるものの、先進国が景気を下支えし、世界経済全体では引き続き緩やかな需要拡大を見込みます。日本及び北米市場では、インフラ関連及び、企業の設備投資需要ともに堅調な推移が期待されます。中国では需要が既に底を打ち、アジア地域では今後、緩やかな回復基調に向かうと見込みます。…
対処すべき課題
抜粋表示
/ 原文長 約1322文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、本書提出日(2018年6月22日)現在において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、お客様から信頼される企業を目指すという方向に向かって、全社員が一丸となって仕事に取り組むべく、下記の企業理念を掲げております。 ・キトーの使命~すべてのお客様に満足と感動を ・キトーの品質~すべての社員の念(おも)いをこめて ・キトーにおける革新~不断の改革と高い目標へのチャレンジ ・キトー(らしさ)の基本~誠実、正直、誇り、感謝 (2)目標とする経営指標 2017年3月期よりスタート致しました中期経営計画(2017年3月期~2021年3月期)を推進中であり、この中期経営計画においては、既存事業の生産性と効率を高めるとともに、製品分野と製品品揃えの拡充により事業の拡大をはかり、利益とキャッシュ・フローを最大化し、中長期的な営業利益とEBITDAの成長を目指します。 (3)中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題 お客様の期待を上回る価値を提供し続け、市場におけるキトーブランドの価値の最大化を実現するため、以下を重点課題とし、グローバル市場での事業をより一層強化し、存在価値を高めてまいります。 ① 顧客満足度の向上 製品分野と製品品揃えを拡充するとともに、キトー製品の価値向上と差別化をはかります。ユーザートレーニングなどのサービスを充実させ、リードタイムを短縮し、お客様へのサービス向上を図ります。品質管理・品質保証体制を強化し、グローバルでの品質保証体制を確立します。 ② 組織運営の効率化 グローバルでのITインフラを整備し、グループ経営基盤を構築します。 サプライチェーン最適化に向けて、日本、中国、米国、アジアの4生産拠点でのオペレーションの効率化、デリバリーの改善、在庫の圧縮をはかります。リンクチェーンで世界最大規模の生産量を誇るクサリの生産体制について、日本、米国、欧州を軸に最適化を図ります。 ③ 人への投資 社員の意識改革と組織の風土改革をすすめ、魅力ある組織作りを目指します。ダイバーシティを深化し、文化の異なるメンバーをまとめてチームワークを発揮し、グローバル市場で事業展開を推進するビジネスリーダーの育成を図ります。 (4)経営環境 当社グループを取り巻く経営環境は、米国の諸政策、各地の情勢混乱に加え、中国経済の構造改革の先行きなどに対する懸念はあるものの、先進国が景気を下支えし、世界経済全体では引き続き緩やかな需要拡大を見込みます。日本及び北米市場では、インフラ関連及び、企業の設備投資需要ともに堅調な推移が期待されます。中国では需要が既に底を打ち、アジア地域では今後、緩やかな回復基調に向かうと見込みます。…
経営成績・財政状態の概況
抜粋表示
/ 原文長 約2992文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) (1) 経営成績 当連結会計年度は、米国政権の動向や東アジア情勢など先行き不透明な状況が続いたものの、日本をはじめ、欧米、中国の景気は総じて回復基調が継続しました。当社を取り巻く事業環境においては、引き続き日本、米国共にインフラ関連に加え、民間設備投資が堅調に推移しました。 5カ年の中期経営計画の2年目となる当連結会計年度は、高収益体質への回帰、製品ポートフォリオ拡充による成長、真のグローバル企業への組織進化の経営目標達成に向けた各施策を前年度より引き続き実施してまいりました。 当連結会計年度の売上高は、堅調な需要に支えられ、対前期比7.9%増収の55,168百万円となりました。 第2四半期より新基幹システムを導入したため、システム稼動直後は生産活動が一時的に低下いたしましたが、第3四半期以降は全社を挙げて生産の安定化と通常の出荷回復に注力いたしました。加えて中国、アジア地域の海外子会社の利益改善策に成果がありました。その結果、営業利益は4,698百万円(前期比11.6%増)、経常利益は、3,791百万円(前期比16.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,836百万円(前期比49.4%増)と各利益共、増益となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。当社グループは、当社及び連結子会社の所在地別セグメント区分で事業活動を展開しております。 セグメントの名称 売上高(前期比) 営業損益(前期比) 日本 24,886百万円 ( 3.5%増) 4,639百万円 ( 3.9%減) 米州 26,785百万円 ( 8.0%増) 1,242百万円 ( 5.7%減) 中国 6,264百万円 ( 13.4%増) 695百万円 ( 27.4%増) アジア 4,681百万円 ( 1.3%減) 504百万円 (100.0%増) 欧州 1,916百万円 ( 37.9%増) △104百万円 (前年度は 27百万円の営業損失) その他 2,048百万円 ( 51.1%増) △52百万円 (前年度は 29百万円の営業損失) (日本) 国内・輸出共に、足もとではインフラ関連及び民間設備投資共に旺盛な需要が継続しました。基幹システム導入に伴い、第2四半期において生産活動が一時的に低下しましたが、第3四半期以降においては、生産活動が安定化し、旺盛な需要に対応しました。その結果、売上高は24,886百万円(前期比3.5%増)、営業利益は基幹システム導入に伴う償却費等負担の影響や、生産・出荷遅延対応に係る一時費用の増加もあり4,639百万円(前期比3.9%減)となりました。…
セグメント関連
抽出本文
/ 原文長 約926文字
(3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額27百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産の設備投資額であります。 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 合計 調整額 (注)1 連結 財務諸表 計上額 (注)2 日本 米州 中国 アジア 欧州 その他 売上高 外部顧客への売上高 13,947 26,700 5,903 4,680 1,887 2,048 55,168 55,168 セグメント間の内部 売上高又は振替高 10,939 85 360 29 11,415 △ 11,415 24,886 26,785 6,264 4,681 1,916 2,048 66,583 △ 11,415 55,168 セグメント利益又は損失(△) 4,639 1,242 695 504 △ 104 △ 52 6,924 △ 2,225 4,698 セグメント資産 26,157 24,355 7,170 4,895 1,643 1,372 65,595 △ 3,740 61,854 その他の項目 減価償却費 830 865 225 145 28 2,103 12 2,116 のれんの償却額 11 296 19 327 327 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 796 680 62 35 14 16 1,605 1,607 (注) 1 調整額は以下のとおりであります。 (1) セグメント利益又は損失(△)の調整額△2,225百万円には、セグメント間取引消去120百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△2,346百万円が含まれております。全社費用は、主に親会社の総務部門、経理部門及び経営企画部門に係る費用であります。 (2) セグメント資産の調整額△3,740百万円には、セグメント間取引消去△5,343百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産1,602百万円等が含まれております。全社資産は、主に親会社の総務部門、経理部門及び経営企画部門に係る資産であります。
主要な顧客・販売先
抜粋表示
/ 原文長 約3085文字
(3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称 販売高(百万円) 前期比(%) 日本 13,947 100.5 米州 26,700 107.9 中国 5,903 117.3 アジア 4,680 98.7 欧州 1,887 136.0 その他 2,048 151.1 合計 55,168 107.9 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 当社グループの当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容は以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日(2018年6月22日)現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産・負債の報告金額及び偶発資産・負債の開示、並びに報告期間における収益・費用の報告金額に与えるような見積り・予測を必要とします。結果としてこのような見積りと実績が異なる場合があります。 当社は、特に以下の重要な会計方針が、当社グループの連結財務諸表の作成において使用される重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。 ① 貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。 ② 賞与引当金 従業員の賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。 ③ 製品保証引当金 販売した製品に係る将来の無償アフターサービス等の支払いに備えるため、過去の実績保証費に基づき計上しております。 ④ 返品調整引当金 将来の返品による損失に備えるため、過去の返品実績及び売上総利益率に基づき計算された将来の返品見込損失額のうち、当連結会計年度の負担額を計上しております。 ⑤ 役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支出に備えて、役員退職慰労金内規に基づく期末要支給額を計上しております。 ⑥ 繰延税金資産 繰延税金資産について、将来の課税所得及び継続的な税務計画をもって検討し、繰延税金資産の全部又は一部について将来回収可能性がないと判断した場合、当該判断を行った期間に繰延税金資産の調整額を費用として計上しております。未払費用に計上している売上割戻金について、当該期間に関わる費用を過去一定期間の販売実績等に基づき計上しております。…