事業の内容
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/ 原文長 約1033文字
3 【事業の内容】 当社及び当社の関係会社(当社、子会社8社及び関連会社3社(2022年3月31日現在)により構成)においては、キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー、キタガワ サン テック カンパニー、キタガワ グローバル ハンド カンパニーの3部門に関係する事業を主として行っております。各事業における当社及び関係会社の位置付けなどは次のとおりであります。 なお、以下に示す区分は、セグメントと同一区分であります。 キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー(金属素形材事業) 当カンパニーにおいては、生型機械鋳造、ロストワックス精密鋳造、消失模型鋳造の製法により自動車部品、建設機械部品、農業機械部品の製造、販売を行っております。 主な関係会社 …… (製造・販売) KITAGAWA (THAILAND) CO.,LTD.、KITAGAWA MEXICO,S.A.DE C.V. (製造) 北川冷機㈱、㈱吉舎鉄工所 (2022年4月1日に完全子会社である株式会社吉舎鉄工所を吸収合併しております。) キタガワ サン テック カンパニー(産業機械事業) 当カンパニーにおいては、コンクリートプラント、コンクリートミキサ、ビル建築用クレーン、環境関連設備、リサイクルプラント及び自走式立体駐車場などの製造、販売を行っております。 主な関係会社 …… なし キタガワ グローバル ハンド カンパニー(工作機器事業) 当カンパニーにおいては、旋盤用チャック、油圧回転シリンダ、NC円テーブル、パワーバイス及びグリッパなどの製造、販売を行っております。このうち、世界的ブランドである旋盤用チャックについては、国内市場シェアの過半を占めており、当カンパニーにおける主力分野と位置付けております。 主な関係会社 …… (製造) ㈱北川製作所、北川(瀋陽)工業機械製造有限公司 (販売) 上海北川鉄社貿易有限公司、KITAGAWA EUROPE LTD.、KITAGAWA-NORTHTECH INC. [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注) 1 ※印は連結子会社、◎印は持分法適用関連会社であります。 2 ㈱ケーブル・ジョイは、有線テレビ放送事業を行っております。 3 ㈱AileLinXは、無人航空機事業に関する販売をしております。 4 2022年4月1日に完全子会社である㈱吉舎鉄工所を吸収合併しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約679文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、企業ビジョンを「株式会社 北川鉄工所はものづくりという業にあって、お客様の喜びを我々の喜びとし、素直な心を尊び、勇気ある行動を敬い、自己実現の場として自律した活力あるリーダーを育成し、技術を誇り、未知なる世界に挑戦するQuality Businessを実践する集団である。」と掲げ、グループ社員全員でこの価値観を共有して実践することが、ものづくり企業としての企業価値の向上につながるものと考えております。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは長期経営計画「Plus Decade 2031」において、2031年度に連結売上高1,000億円、2026年度に連結営業利益で過去最高益となる60億円を目標としております。同時に、資本コストを意識した収益の確保を目指すべく、2026年度に投下資本利益率(ROIC ※1 )を6%以上、合わせて自己資本利益率(ROE)も8%以上を目標といたします。 加えて資本政策面においても、キャピタリゼーション比率 ※2 を意識し、新規事業投資と株主還元を行いつつ、目標数値を25~30%の割合で設定して自己資本と有利子負債のバランスを図ってまいります。 ※1 投下資本利益率(ROIC) = 税引後連結営業利益 ÷(固定資産+売上債権+棚卸資産-仕入債務) ※2 キャピタリゼーション比率 = 有利子負債 ÷(有利子負債+自己資本)
対処すべき課題
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/ 原文長 約684文字
(4) 会社の対処すべき課題 ①既存事業の基盤強化 キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー(金属素形材事業)は、自動車のEV化に対応するため、EV化においても需要のある自動車部品へシフトすると共に農業機械・建設機械部品及び産業機械部品の拡大を図り、安定的な商品構成を再構築してまいります。 キタガワ サン テック カンパニー(産業機械事業)は、コンクリートプラント・ビル建設用クレーン・自走式立体駐車場などの主力事業の収益力強化に加え、カーボンニュートラルやSDGsなどの環境テーマを新たなビジネスチャンスと捉え、既存コア技術を用いて新市場分野の事業拡大に挑戦してまいります。 キタガワ グローバル ハンド カンパニー(工作機器事業)は、海外の販売強化のため、販売網やサービス網の再構築、ネット販売のシステム化などを進めていきます。またM&Aなどを有効な手段として活用し、必要な技術や商品群を獲得することで、事業領域の拡大を図ってまいります。 ②デジタル技術活用による業務改革 業務オペレーションの効率を高めるために、積極的にデジタル技術の導入を目指します。3DモデルやAI、ARなどの先端技術を積極的に推進し、生産性の向上や新たな付加価値の創出に繋げていきます。また、情報セキュリティー対策の充実や基幹システムの再構築によりIT化のリスクの極小化を目指してまいります。 ③新たな成長市場への参入 事業成長の原動力となるべく、既存事業を含めた新商品開発の強化及び産官学連携やアライアンスなどの社外連携やM&Aにより、新事業分野への取り組みを強化してまいります。
経営成績・財政状態の概況
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3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種の普及により先進国を中心に持ち直しの動きが見られたものの、半導体の供給不足や原材料の価格高騰、部品の調達難航など依然として厳しい状況は継続しています。加えて、2月にはロシア軍がウクライナ国内に軍事侵攻を行うなど、先行きが見通せない状況です。また、わが国の経済につきましても、サプライチェーンの停滞や地政学的リスクの上昇など、今後も不透明な状況が続くと思われます。 このような状況のなか、当社グループでは、金属素形材事業においては自動車部品の供給不足が未だ解消されておらず、原材料の価格高騰についても高騰分の販売価格への転嫁の遅れから売上は回復基調で推移しましたが収益は依然厳しい状況となっています。そのためメキシコ子会社、タイ子会社の資産に対して減損損失3,705百万円を計上しております。一方、産業機械事業におきましては、国内建設市場が高水準で推移しており好調を維持し、工作機器事業も欧米の経済活動の活発化など世界経済の持ち直しの動きに伴い、回復傾向で推移しました。 その結果、当連結会計年度の売上高はグループ全体で、58,676百万円(前期比 20.4%増)、営業利益は、2,101百万円(前期比 281.3%増)、経常利益は、3,062百万円(前期比 162.3%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は、951百万円(前期親会社株主に帰属する当期純利益244百万円)となりました。 なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態及び経営成績に影響を及ぼしています。詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (会計方針の変更)」に記載しております。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー(金属素形材事業) 自動車関連業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の流行に起因する部品の供給不足や半導体不足が継続していますが、市場は少しずつ回復に向かっています。また、農業機械・建設機械関連業界におきましても、北米及び欧州を中心に市場が活況であり好調を維持しました。 このような状況のもと、当カンパニーにおきましては、国内外の生産拠点間の連携強化や生産ラインの自動化による生産性改善などに取り組み収益力の向上を図るとともに、脱炭素社会移行に伴う事業機会や付加価値の高い製品への移行など、事業課題の解決に向けた活動を行ってまいりました。…
セグメント関連
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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー キタガワ サン テック カンパニー キタガワ グローバル ハンド カンパニー 売上高 外部顧客への売上高 23,190 17,699 7,464 48,355 398 48,753 セグメント間の内部 売上高又は振替高 172 181 182 23,363 17,699 7,473 48,536 398 48,935 セグメント利益又は損失(△) △ 664 1,825 473 1,634 △ 372 1,261 セグメント資産 30,320 15,487 11,965 57,772 333 58,106 その他の項目 減価償却費 2,911 177 399 3,488 111 3,600 特別損失 (減損損失) 215 215 215 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 992 1,156 541 2,690 112 2,803 (注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、特機事業を含んでおります。 当連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注) 合計 キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー キタガワ サン テック カンパニー キタガワ グローバル ハンド カンパニー 売上高 外部顧客への売上高 27,026 21,336 9,807 58,170 505 58,676 セグメント間の内部 売上高又は振替高 209 12 222 229 27,236 21,336 9,820 58,393 513 58,906 セグメント利益又は損失(△) △ 224 2,381 1,051 3,207 △ 203 3,003 セグメント資産 30,826 17,624 12,931 61,383 493 61,876 その他の項目 減価償却費 2,839 283 415 3,539 72 3,612 特別損失 (減損損失) 3,705 3,705 3,705 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 3,517 412 316 4,246 4,251 (注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、特機事業を含んでおります。
主要な顧客・販売先
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2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 株式会社クボタ 7,098 14.6 9,353 15.9 アイシン・エィ・ ダブリュ株式会社 (株式会社アイシン) 6,029 12.4 当連結会計年度におけるアイシン・エィ・ダブリュ株式会社(現在の商号は、株式会社アイシン)に対する販売高は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10に満たないため記載しておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 本項に記載した予想、見通し、方針等の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、当社経営陣は決算日における資産・負債の報告数値及び報告期間における収入・費用に影響を与える見積りを行っております。また、見積りに関しては、過去の実績等の情報に基づいて判断しておりますが、不確実な要素も含んでおり、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、不確実性が大きく将来の事業計画の合理的な作成が困難でありますが、期末時点で入手可能な情報に基づいて検証しております。 ② 財政状態の分析 a 資産 当連結会計年度末の総資産は、売上債権の増加などにより、前連結会計年度末に比べて406百万円増加し、73,311百万円となりました。 b 負債 当連結会計年度末の負債は、仕入債務の増加などにより、前連結会計年度末に比べて2,023百万円増加し、36,576百万円となりました。 c 純資産 当連結会計年度末の純資産は、親会社株主に属する当期純損失の計上があり、前連結会計年度末に比べて1,616百万円減少し、36,735百万円となりました。純資産から非支配株主持分を差し引いた自己資本は36,326百万円となり、自己資本比率は49.6%となりました。 ③ 経営成績の分析 a 売上高 当連結会計年度の売上高は、前期比20.4%増の58,676百万円となりました。…