事業の内容
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3 【事業の内容】 当社グループは、当社、親会社、子会社7社、関連会社3社で構成されており、特殊鋼線関連事業、鋼索関連事業、エンジニアリング関連事業、その他にわたる事業活動を展開しております。 (1) 当社グループの事業に係わる位置づけ、及びセグメントとの関連は次のとおりであります。 なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 (1)連結財務諸表 注記」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 イ) 特殊鋼線関連事業 PC関連製品(PC鋼線、PC鋼より線、ケーブル加工製品、これらに付随する部材及び機器など)、ばね・特殊線関連製品(ばね用鋼線、めっき鋼線、ステンレス鋼線、特殊金属線など)の製造及び販売を行っております。 当社グループは、製造販売する製品の主要原材料を親会社の㈱神戸製鋼所から商社を通じて購入しております。製品の製造販売については当社が行い、一部の工程作業については、神鋼鋼線ステンレス㈱、コウセンサービス㈱、尾上ロープ加工㈱、㈱ケーブルテックに委託しております。 ロ) 鋼索関連事業 ワイヤロープ製品(一般ロープ、特殊ロープ、鋼より線、ステンレスロープなど)の製造及び販売を行っております。 当社グループは、製造販売する製品の主要原材料を親会社の㈱神戸製鋼所から商社を通じて購入しております。製品の製造を当社が行い、当社の一部の工程作業については、尾上ロープ加工㈱に委託しております。製品の販売については、㈱テザック神鋼ワイヤロープを通じて行っております。 ハ) エンジニアリング関連事業 架設・緊張用部材及び機器、線材三次加工製品などの製造及び販売を行っております。 製品製造の一部については、コウセンサービス㈱、尾上ロープ加工㈱に委託しております。 ニ) その他 不動産の賃貸等の資産活用事業を行っております。 (2) 事業の系統図は次のとおりであります。 (注) 1. 当社の完全子会社であるテザックエンジニアリング ㈱ および ㈱ アイチ・テザックは2019年4月1日付で、テザックエンジニアリング ㈱ を存続会社、 ㈱ アイチ・テザックを消滅会社とする吸収合併をしております。 2. 2019年11月27日付で、当社の完全子会社である蔕賽克神鋼鋼索商務諮詢(上海)有限公司は清算結了しております。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約658文字
(1) 経営方針 当社グループは品質を第一にし、技術開発力・コスト競争力を強化することで事業基盤および競争優位性をさら に高め、事業の成長を図ってまいります。そのために、当社グループの従業員一人ひとりが、「神鋼鋼線クレド」 を胸に刻み、行動することで、あらゆるステークホルダーの皆様に価値を提供し続けることができる会社を目指 してまいります。 <神鋼鋼線クレド> 当社グループはいかなる環境変化にも耐えられる「強い会社」の実現のために、クレド創造プロジェクト(約 300名の従業員が参加)を立ち上げ、当社の進みたい方向や大切にしたい価値観・行動を、従業員・経営陣で 議論を行い、「神鋼鋼線クレド」を創設しました。 「神鋼鋼線クレド」は、StatementとValue、Credoから構成しており、Statementには掲げた目的、Valueには大切 にする価値観、Credoには実践する行動を示しております。 (2) 経営環境等 当社グループを取り巻く事業環境は、国内における公共投資関連分野での新設工事の発注数減少が継続することに加え、米中の保護主義的な通商政策に基づく貿易摩擦、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の急速な減退により、自動車分野を中心に大変厳しく不透明な状況となっております。また、コスト面においても、資材価格や運送費が上昇し、厳しい環境の継続が見込まれます。 このような外部環境の変化に対し当社は、このなかで、いかなる事業環境の変化にも耐えられる「強い会社」の実現に取り組んでまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約218文字
(3) 事業上及び財務上の優先的に対処すべき課題 当社グループでは以下の課題に取り組んでまいります。 ・安全と健康を優先した職場環境の整備 ・災害等の緊急事態に強い生産・供給体制の構築 ・国内および海外事業での確実な需要取り込みによる最大販売量の確保 ・Q(品質)、C(コスト)、D(納期)の改善およびお客様満足度の向上による収益基盤の構築、事業競争力の強化 ・耐震や防災を始めとした社会的課題解決に資する製品の市場浸透および新製品開発
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約3872文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績等の状況 当期における世界経済は、通商問題の動向や金融資本市場の変動、新型コロナウイルスの感染拡大による影響等により、不安定な状況が続きました。さらに、わが国経済は相次いで発生する自然災害の影響を受けており、製造業を中心に弱含みで推移しました。 このような状況のなか、当社の販売環境は世界的な自動車需要減少により急速に悪化し、またコスト面でも資材価格や運送費等の値上がりを受け一段と厳しい環境となりましたが、各事業での販売拡大、製品構成の改善、販売価格の是正、徹底したコスト削減などによって業績向上に努めました。 その結果、当期における当社の連結業績は、 売上高は30,281百万円 と前期に比べ 1,430百万円増収 、営業利益、経常利益はそれぞれ 912百万円 (前期比 301百万円増益 )、 785百万円 ( 前期比226百万円増益 )となりました。 また親会社株主に帰属する当期純利益は 430百万円 (前期比402百万円増益)となりました。 経営成績の推移(連結) 売上高 (百万円) 営業利益 (百万円) 経常利益 (百万円) 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1株当たり 当期純利益(円) 2020年3月 期 30,281 912 785 430 72.83 2019年3月 期 28,851 610 558 28 4.83 2018年3月 期 28,773 822 703 424 81.56 セグメント別の経営成績は、次のとおりとなりました。 <特殊鋼線関連事業> (PC関連製品) 公共事業関連では、新設橋梁の減少やPC鋼材の使用量の少ない補修・補強分野の増加、人手不足による工事遅れの発生等の厳しい状況が継続するものの、プレキャスト需要が拡大し、堅調な販売実績となりました。民間事業関連では、PCの新築建築市場に一服感がみられたものの、プロジェクト案件の獲得や、台風被害を受けた他社への生産支援等により販売数量は増加しました。PC関連製品全体としては、一昨年度に発生した神戸製鋼グループの不適切事象による販売への影響が終息したこともあり、販売数量・売上高ともに前期に比べ増加となりました。 (ばね・特殊線関連製品) 自動車向けの弁ばね用鋼線(オイルテンパー線)およびステンレス鋼線において、米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大等の影響を受けて、販売数量が減少したため、ばね・特殊線関連製品全体としては、販売数量・売上高ともに前期に比べ減少しました。 その結果、特殊鋼線関連事業全体の 売上高は16,186百万円 と 前期に比べ585百万円増収 となり、 セグメント利益は671百万円 と 前期に比べ92百万円増益 となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約674文字
2. セグメント資産の調整額 9,277百万円 は、各報告セグメントに配分していない全社資産 9,277百万円 であります。 3. セグメント損益は、連結損益計算書の営業利益であります。 4. セグメントに対する固定資産の配分基準と関連する減価償却費の配分基準が異なっております。 当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注1) 合計 調整額 (注2) 連結財務諸 表計上額 (注3) 特殊鋼線 関連事業 鋼索関連 事業 エンジニアリング関連事業 売上高 外部顧客への売上高 16,186 11,808 2,220 30,214 66 30,281 30,281 セグメント間の内部 売上高又は振替高 451 175 629 629 △ 629 16,637 11,983 2,222 30,843 66 30,910 △ 629 30,281 セグメント利益 671 171 17 861 51 912 912 セグメント資産 15,878 14,080 3,027 32,985 63 33,048 6,370 39,418 その他の項目 減価償却費 588 449 41 1,079 1,087 1,087 持分法適用会社への投資額 363 140 504 504 504 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 621 272 21 916 916 916 (注) 1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産関連事業であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約2323文字
3. 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) 神鋼商事㈱ 7,613 26.4 7,911 26.1 ㈱メタルワン 5,041 17.5 5,616 18.5 ㈱メタルワン鉄鋼製品販売 3,899 13.5 3,778 12.5 (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため実績の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異が将来課税所得を減算する可能性が高いと見 込まれるものについて、繰延税金資産を計上しております。 繰延税金資産の回収可能性の評価においては、予測される将来課税所得を考慮しております。繰延税金資産に関する会計処理は、事業計画を基礎としており、当社をとりまく社会情勢の変化により、将来課税所得の予測に不確実性を伴うことから、重要な会計上の見積りに該当すると考えております。 詳細は「第5 経理の状況 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(追加情報)、財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(追加情報)」の記載をご参照ください。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a. 財政状態 当該事項につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績等の状況」をご参照ください。 b. 経営成績 イ. 売上高 当連結会計年度の売上高は、 30,281 百万円、前年同期比で1,430百万円 (5.0 % ) の増収となりました。主な要因として特殊鋼線事業部及びエンジニアリング事業部において前年同期比で増収となったことによるものです。 ロ.…