事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約401文字
3【事業の内容】 当企業集団は当社、㈱神戸製鋼所(親会社)、子会社6社(平成30年3月31日現在)で構成され、特殊鋼・鋳鉄製品・金型及び工具の製造、販売を主な事業内容としております。各事業における当社及び関係会社の位置付け等は次のとおりであります。 なお、セグメント情報と同一の区分であります。 〔特殊鋼〕 当部門においては、工具鋼・ステンレス鋼・特殊合金などの特殊鋼鋼材を製造・販売しております。 [主な関係会社] ㈱カムス、エヌケイ精工㈱ 〔鋳鉄〕 当部門においては、自動車部品、建設機械部品等を主とした各種鋳物製品を製造・販売しております。 [主な関係会社] 高周波鋳造㈱、㈱東北コアセンター 〔金型・工具〕 当部門においては、各種金型及びその部品、各種工具を製造・販売しております。 [主な関係会社] 高周波精密㈱ 上記の企業集団等の状況についてセグメント別関係図を示すと次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約150文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは、工具鋼、特殊合金の非量産型高級特殊鋼製品、鋳鉄製品及び金型・工具製品の製造販売を通じ、幅広い産業分野(自動車、エレクトロニクス、産業機械、エネルギー、住宅他)へ優れた製品を提供して顧客満足と社会の発展に貢献してまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約2252文字
(2 )経営環境及び対処すべき課題 足元の当社グループを取り巻く事業環境は、国内外の経済は不確定要素があるものの、当面は回復基調が続き、受注は堅調に推移すると想定されます。一方、昨年の後半以降、原燃料や電力等の価格上昇が顕著となり、業績面へ影響を受けております。こうした状況の中、足下の課題として、販売価格の改善、高付加価値製品の拡大、さらにコストダウン等に重点的に取り組んで参ります。 中長期的な事業環境は、北朝鮮を初めとした地政学的な問題、米国の保護貿易政策、英国のEU離脱等の動向によってはマイナス影響を受ける可能性もあり、不確実な状況と認識しておかねばなりません。 こうした中長期的な環境下、当社グループは一昨年に策定した2016~2020年度中長期経営計画 「CHANGE(Challenge And Generate)20」 に沿って、引き続き強靭な事業体質と安定した収益体質の構築に取り組むとともに、将来の成長に向け、「挑戦」と「創造」に邁進いたします。 なお、セグメント別の重点施策は以下のとおりであります。 ① 特殊鋼部門 ・高付加価値製品の拡大 1) 工具鋼分野では高級金型用鋼、素形材を重点分野として拡販を図ってまいります。2017年度下期に大型化した3,000トンプレスのマニプレータ等を活かして、生産量の拡大、生産性向上を図ってまいります。 2 ) 特殊合金分野は小ロット対応力を活かした溶材、特殊品での需要の取り込みに加え、高機能自動車部材への拡販を推進いたします。 3 ) 工具鋼、特殊合金の拡販支援の為、要員増強により技術サポート機能を強化してまいります。 ・コスト競争力強化 製造コスト低減に向け、設備投資を積極的に実施いたします。今年度の後半には分塊ミルの更新・多機能化の工事完了を予定しており、工具鋼および特殊合金のコスト低減を図ります。また、加熱炉・熱処理炉等の省エネルギー・燃料転換工事も引き続き進めてまいります。 ・技術開発の推進 中長期的な事業の柱となる製品の創出を図ってまいります。また、生産技術も継続して強化してまいります。磁歪式振動発電のプロジェクトに参加する等、外部との連携も積極的に進めてまいります。 ・品質の向上 設備および操業管理の徹底により不良損失低減を図るとともに、計測装置の導入推進により品質の見える化を強化し品質の向上に注力いたします。3,000トンプレスのマニプレータの大型化による品質面の効果も見込んでおります。 ・安定生産の維持 設備管理機能強化(要員増強他)により故障リスクの低減に努めます。また、重要予備品の充実により、重大故障発生時の休止期間のミニマイズに引き続き取り組んでまいります。 ・KOBELCOグループとしての役割強化 小ロット特殊品の取り込みを進めてまいります。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約2840文字
3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかながらも回復を続けました。雇用や所得環境の改善等を受けて個人消費が持ち直し、また、企業の収益環境の好転を受けて民間設備投資も増加に向かいました。輸出向け需要の持ち直しも加わり、企業の生産活動は概ね回復基調が続きました。 海外の経済も、保護主義の動きが懸念されたものの、米国、欧州共に堅調に推移しており、中国も政府の経済政策により安定した成長を続けました。 こうした経済環境の中、当社グループにおいては、堅調な需要を受けて販売面では好調に推移いたしましたが、下期には原材料や燃料価格の高騰により業績への影響を受けました。 これらの結果、当連結会計年度の業績は、 売上高 394億4千5百万円 (前年同期比 8.6%増 )、 営業利益11億4千8百万円 (前年同期比 71.0%増 )、 経常利益12億8千4百万円 (前年同期比 53.5%増 )、 親会社株主に帰属する当期純利益8億5千6百万円 (前年同期比 24.5%増 )となりました。 各セグメントの業績は、次のとおりであります。 <特殊鋼部門> 各製品分野で自動車向けの需要が堅調に推移したことに加え、エネルギー産業向け溶接材料やパソコン等精密機器向け特殊合金分野の売上高が増加し、 当連結会計年度の売上高は 276億9千1百万円 (前年同期比 8.0%増 )となりました。 損益面では、原燃料コストの上昇等の減益要因があったものの、売上数量の増加及び販売価格の改善等により、 営業利益は4億3千9百万円 (前年同期は 9千5百万円の営業損失 )となりました。 <鋳鉄部門> 大型・中型トラック等の商用車向けに加え、射出成型機やロボット等の産業機械及び建設機械向けの堅調な需要を反映して売上数量が増加し、 当連結会計年度の売上高は 97億3百万円 (前年同期比 13.2%増 )となりました。 損益面では、原燃料コストの上昇等の減益要因があったものの、売上数量の増加及び販売価格の改善等により、 営業利益は6億8千6百万円 (前年同期比 3.5%増 )となりました。 <金型・工具部門> 当連結会計年度の売上高は 20億5千1百万円 (前年同期比 3.6%減 )となりました。損益面では、売上の減少及び材料コストや固定費の上昇等により、 営業利益は2千2百万円 (前年同期比 78.5%減 )となりました。 ② 財政状態の状況 資産の部では、預け金が9億8千1百万円減少した一方、受取手形及び売掛金が4億1千2百万円、たな卸資産が24億1百万円増加したこと等により流動資産が18億4千4百万円増加しました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約944文字
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 特殊鋼 鋳鉄 金型・工具 売上高 外部顧客への売上高 25,636 8,573 2,127 36,337 36,337 セグメント間の内部売上高 又は振替高 131 34 169 △ 169 25,768 8,608 2,130 36,507 △ 169 36,337 セグメント利益又は損失(△) △ 95 662 103 671 671 セグメント資産 31,254 7,141 2,155 40,551 40,551 その他の項目 減価償却費 1,136 384 58 1,579 1,579 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 1,382 312 78 1,773 1,773 (注)1 セグメント売上高の調整額△169百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益であります。 当連結会計年度(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 調整額 (注)1 連結財務諸表 計上額 (注)2 特殊鋼 鋳鉄 金型・工具 売上高 外部顧客への売上高 27,691 9,703 2,051 39,445 39,445 セグメント間の内部売上高 又は振替高 158 37 199 △ 199 27,849 9,740 2,054 39,645 △ 199 39,445 セグメント利益 439 686 22 1,148 1,148 セグメント資産 34,165 7,804 2,386 44,355 44,355 その他の項目 減価償却費 1,150 392 71 1,613 1,613 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 2,502 914 277 3,695 3,695 (注)1 セグメント売上高の調整額△199百万円は、セグメント間取引消去によるものであります。 2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益であります。
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約1145文字
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日) 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) 金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%) ㈱神戸製鋼所 7,590 20.9 8,039 20.4 3 本表の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されています。この連結財務諸表の作成に当たっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積もり、予測を必要としております。当社グループは、過去の実績値や状況を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積もり、予測を行っております。そのため、実際の結果は見積もり特有の不確実性があるため、これらの見積もりと異なる場合があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 特殊鋼部門では、原燃料コストの上昇等の減益要因があったものの、自動車向けに加えエネルギー産業向けやパソコン等精密機械向け売上数量の増加及び販売価格の改善により一定の営業利益を計上いたしました。今後、販売価格の改善を更に進めるとともに、大型化した3,000トンプレスマニプレータの活用等による高付加価値製品の拡大や、加熱炉・熱処理炉の省エネルギー・燃料転換工事等によるコスト競争力の強化を引き続き進めてまいります。 鋳鉄部門では、同じく原燃料コストの上昇等の減益要因があったものの、産業機械、建設機械、商用車向け売上数量の増加及び販売価格の改善等により、営業利益を伸ばすことが出来ました。新規稼動の設備投資を活かした事業規模の拡大とともに、販売価格の改善、品質及びコスト競争力の強化を進めてまいります。 金型・工具部門では、売上の減少及びコストの上昇により営業利益は減少しましたが、高付加価値製品の拡販及びコスト競争力の強化に取り組んでまいります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、神戸製鋼グループのキャッシュ・マネジメント・サービス(以下CMSと言う)に参加しており、短期的な運転資金はCMSの利用の他、売掛債権等の債権流動化により資金調達を行っております。また、設備投資資金は自己資金の他にCMSを利用しております。 重要な設備の改修の計画は、第3「設備の状況」3「設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。