事業の内容
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3【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社166社及び関連会社18社により構成されています。 当社グループが営んでいる主な事業内容は、次のとおりです。 なお、次の3セグメントは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一です。 セグメント 製品本部 主 要 製 商 品 パッケージング& グラフィック プリンティングマテリアル グラビアインキ、フレキソインキ、オフセットインキ、新聞インキ、ジェットインキ、金属インキ、印刷用プレート、セキュリティインキ パッケージングマテリアル ポリスチレン、包材用接着剤、多層フィルム カラー&ディスプレイ カラーマテリアル 塗料用顔料、プラスチック用顔料、インキ用顔料、スペシャリティ用顔料、カラーフィルタ用顔料、化粧品用顔料、ヘルスケア食品 ディスプレイマテリアル TFT液晶、STN液晶 ファンクショナル プロダクツ パフォーマンスマテリアル インキ・塗料用、成形用、接着用、繊維加工用の各種合成樹脂(ポリエステル、エポキシ、ウレタン、アクリル、改質剤、フェノール)、製紙用薬品、硫化油、繊維着色剤、金属石鹸、電子材料用界面活性剤 コンポジットマテリアル PPSコンパウンド、樹脂着色剤、工業用テープ、中空糸膜、中空糸膜モジュール、理化学・診断薬資材 以上を事業系統図によって示すと、次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 当社グループは「経営理念」「経営ビジョン」「行動指針」の3つの要素から構成される「The DIC Way」を経営の基本的な考え方としています。 「経営理念」は当社グループが追い求める究極的な「ありたい姿」を、「経営ビジョン」は「経営理念」を実現するために当社グループが進むべき事業の大きな方向性を、「行動指針」は「経営理念」を実現するにあたり当社グループ社員が、常に心に刻み、具体的な行動の道標にすべき行動原則をそれぞれ表しています。 The DIC Way [経営理念] 絶えざるイノベーションにより豊かな価値を創造し、顧客と社会の持続可能な発展に貢献する [経営ビジョン] 彩りと快適を提供し、人と地球の未来をより良いものに -Color & Comfort- [行動指針] 進取、誠実、勤勉、協働、共生 (2)当社グループの経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2030年に向けて、“DICが貢献する社会”を「グリーン」「デジタル」「Quality of Life (QOL)」とし、DICの強みを活かして貢献できる5つの重点事業領域を定め、経営資源を集中し、“社会の持続的繁栄に貢献する事業ポートフォリオを構築”と“地球環境と社会のサステナビリティ実現に貢献”を、以下の「DIC Vision 2030」基本戦略のもと実現すべく取り組んでいます。 1.「DIC Vision 2030」の基本戦略 ● 事業ポートフォリオの変革 1)5つの重点事業領域 サステナブルエネルギー、ヘルスケア、スマートリビング、カラーサイエンス、サステナブルパッケージを 重点事業領域と定め、経営資源を集中 2)変革を支える5つの具体的施策 ① 人的資本経営の強化 ② 戦略投資 ③ 技術プラットフォームの拡充 ④ グローバル経営体制の強化 ⑤ IT・DXの推進 ● サステナビリティ戦略 1)サステナブル製品の拡大 2)CO2排出量削減の推進 3)サーキュラーエコノミーへの対応 2.「DIC Vision 2030」の見直し 当社は、2022年度からの4年間をDIC Vision 2030の「目指す姿」の実現に向けた基盤づくりの期間(Phase 1)と位置づけ、積極的に開発投資や事業買収を行い、可能性の探索を進めてまいりました。 これにより多くの成果や可能性を創出できた一方で、経営資源の分散や拡散したテーマの取捨選択の遅れもあり、現時点におけるPhase 1の見込み値は、Phase 1の計画値から乖離が生じています。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約2515文字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)経営の基本方針 当社グループは「経営理念」「経営ビジョン」「行動指針」の3つの要素から構成される「The DIC Way」を経営の基本的な考え方としています。 「経営理念」は当社グループが追い求める究極的な「ありたい姿」を、「経営ビジョン」は「経営理念」を実現するために当社グループが進むべき事業の大きな方向性を、「行動指針」は「経営理念」を実現するにあたり当社グループ社員が、常に心に刻み、具体的な行動の道標にすべき行動原則をそれぞれ表しています。 The DIC Way [経営理念] 絶えざるイノベーションにより豊かな価値を創造し、顧客と社会の持続可能な発展に貢献する [経営ビジョン] 彩りと快適を提供し、人と地球の未来をより良いものに -Color & Comfort- [行動指針] 進取、誠実、勤勉、協働、共生 (2)当社グループの経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2030年に向けて、“DICが貢献する社会”を「グリーン」「デジタル」「Quality of Life (QOL)」とし、DICの強みを活かして貢献できる5つの重点事業領域を定め、経営資源を集中し、“社会の持続的繁栄に貢献する事業ポートフォリオを構築”と“地球環境と社会のサステナビリティ実現に貢献”を、以下の「DIC Vision 2030」基本戦略のもと実現すべく取り組んでいます。 1.「DIC Vision 2030」の基本戦略 ● 事業ポートフォリオの変革 1)5つの重点事業領域 サステナブルエネルギー、ヘルスケア、スマートリビング、カラーサイエンス、サステナブルパッケージを 重点事業領域と定め、経営資源を集中 2)変革を支える5つの具体的施策 ① 人的資本経営の強化 ② 戦略投資 ③ 技術プラットフォームの拡充 ④ グローバル経営体制の強化 ⑤ IT・DXの推進 ● サステナビリティ戦略 1)サステナブル製品の拡大 2)CO2排出量削減の推進 3)サーキュラーエコノミーへの対応 2.「DIC Vision 2030」の見直し 当社は、2022年度からの4年間をDIC Vision 2030の「目指す姿」の実現に向けた基盤づくりの期間(Phase 1)と位置づけ、積極的に開発投資や事業買収を行い、可能性の探索を進めてまいりました。 これにより多くの成果や可能性を創出できた一方で、経営資源の分散や拡散したテーマの取捨選択の遅れもあり、現時点におけるPhase 1の見込み値は、Phase 1の計画値から乖離が生じています。…
経営成績・財政状態の概況
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4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績 当連結会計年度の業績は次のとおりです。 (単位:億円) 前連結会計年度 当連結会計年度 前年同期比 現地通貨ベース 前年同期比 売上高 10,542 10,387 △1.5% △5.1% 営業利益 397 179 △54.8% △51.0% 経常利益 399 92 △76.9% 親会社株主に帰属する当期純利益 176 △399 赤字化 EBITDA 855 308 △63.9% US$/円(平均) 130.59 140.51 +7.6% EUR/円(平均) 137.71 151.98 +10.4% EBITDA:親会社株主に帰属する当期純利益+法人税等合計+支払利息-受取利息+減価償却費+のれん償却額 当連結会計年度(2023年1月~12月)における当社グループの業績は、売上高は前年同期比1.5%減の1兆387億円でした。米国や欧州でのインフレ抑制を目的とした金融政策の継続、ウクライナ情勢の長期化による地政学リスクへの影響、中国での不動産市況の低迷などに起因した景気回復の鈍化など不透明な状況が世界レベルで続いたことにより、財需要は各地域で停滞し、様々な業界分野において需要の伸び悩みや在庫調整の動きが見られた一年となりました。この状況下、当社グループが注力する主な顧客業界の需要動向としては、電気・電子やディスプレイを中心とするデジタル分野では、ディスプレイ市場はパネルメーカーの在庫調整が一巡した後に製品需要が回復した一方で、半導体市場は長引く市況低迷に底打ちの兆しが見られたものの、本格的な需要回復には至りませんでした。また、モビリティを中心とするインダストリアル分野 ※ では、自動車市場の世界的な販売台数の回復に伴い、自動車向け材料はサプライチェーン上の余剰在庫の解消が進んだものの、需要の回復は緩やかなペースに留まりました。このようななか、当社グループにおいては、各セグメントでコスト増加分に対する価格対応に努めましたが、カラー&ディスプレイの顔料製品において、主要市場である欧州での長引く景気停滞と米国での物価上昇による消費財の需要減の影響により、塗料用顔料やプラスチック用顔料などの出荷が落ち込んだほか、ファンクショナルプロダクツにおいて、デジタル分野やインダストリアル分野に向けた高付加価値製品の出荷数量が全般的に減少するなど、数量面で厳しい状況が続きました。 営業利益は、前年同期比54.8%減の179億円でした。…
セグメント関連
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 合計 パッケージング&グラフィック カラー& ディスプレイ ファンクショナルプロダクツ 売上高 外部顧客への売上高 533,009 209,056 311,579 1,053,644 556 1,054,201 セグメント間の内部売上高又は振替高 39,159 3,813 42,972 42,972 533,009 248,215 315,392 1,096,616 556 1,097,173 セグメント利益 20,327 5,099 23,618 49,044 397 49,441 セグメント資産 461,590 348,705 395,833 1,206,128 48,276 1,254,405 その他の項目 減価償却費 17,491 13,334 14,828 45,652 478 46,129 のれん償却費 203 1,078 385 1,666 1,666 持分法適用会社への投資額 6,784 12,507 26,905 46,195 46,195 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 14,835 11,490 21,707 48,032 262 48,294 当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメント その他 合計 パッケージング&グラフィック カラー& ディスプレイ ファンクショナルプロダクツ 売上高 外部顧客への売上高 541,942 194,094 302,096 1,038,132 604 1,038,736 セグメント間の内部売上高又は振替高 33,174 3,822 36,996 36,996 541,942 227,268 305,918 1,075,128 604 1,075,732 セグメント利益又は セグメント損失(△) 21,970 △ 8,889 15,448 28,530 244 28,774 セグメント資産 465,590 309,029 407,686 1,182,305 48,044 1,230,349 その他の項目 減価償却費 17,320 16,167 15,837 49,325 499 49,823 のれん償却費 220 1,168 848 2,236 15 2,251 持分法適用会社への投資額 7,442 12,635 27,397 47,474 47,474 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 19,289 11,433 24,545 55,267 298 55,565