サステナビリティ
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/ 原文長 約7395文字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティ 当社グループは、当社グループの象徴である「Activate」という言葉に、2つの想いをこめています。 ひとつめは、当社グループが製造・販売している界面活性剤は surface active agent といい、その技術で、人々のくらし、社会を豊かにし、輝く未来を作っていきたい、という想い。 ふたつめは「活性化する」「輝かせる」という意味から、お客様やビジネスパートナー、社員、一人ひとりの暮らしや人生(Your Life)が活き活きと輝くものにしていける、activateな存在でありたい、という想い。 当社グループはこの想いを実現し続けることで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 ①ガバナンス 当社グループでは経営軸の一つにサステナビリティを定め、「EHD (Environment:環境・Health:健康/衛生・Digital:先端材料)」の3つの領域を軸足に、社会課題の解決に貢献することを目指しておりますが、当社グループにおける環境に関する重要課題の審議検討を行う組織として、サステナビリティ委員会(委員長:代表取締役社長、委員:経営会議メンバー)を設置しております。 当委員会では気候変動への対応を含む環境課題をはじめ持続可能な社会の実現に係る諸課題を総合的に評価し、その審議内容は定期的に取締役会へ報告の上、決議を得ることとしています。また、全社的な取り組みの進捗管理をはじめとした気候変動に関する計画立案等を行う事務局として、当委員会下にサステナビリティ統括部会を設け、当部会が取締役会での決議事項等をグループ各社へ伝達・管理を行うことで、全社的なサステナビリティ経営への統合を図ることとしています。 (体制図) ②戦略 当社グループでは、気候変動が事業経営にどのような影響を与えるのかを検討し対応を経営戦略へと反映させることを目的として、シナリオ分析を通じた気候変動による影響評価を実施しています。現在実施済みのシナリオ分析では当社の化学品事業セクターを対象とし、国際エネルギー機関(IEA)や気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の公表する複数のシナリオを参考に2030年時点での影響についてリスクと機会を定量・定性の両面で評価しています。 なお、分析にあたって設定したシナリオは以下のように定義しています。 4℃シナリオ 1.5℃シナリオ 産業革命期と比較して21世紀末頃に世界平均気温が4℃上昇するシナリオ。経済成長を優先課題とし、気候変動政策は2021年時点で施行されている規制以上に強化されない。…
研究開発活動
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/ 原文長 約3838文字
6【研究開発活動】 当社グループは、持続的な成長と技術革新の実現をめざし、研究開発活動に注力しております。 当連結会計年度は、中長期重点領域である「EHD(E/環境、H/健康・衛生、D/先端材料)」領域における研究開発活動に注力し、全世界の共通課題であるSDGsの達成に向け、引き続きデジタルツールの積極的な導入・活用によるデータ駆動型研究開発活動の推進と、当社グループの研究開発中核拠点である「NICCA イノベーションセンター」(以下「NIC」)における当社の技術力を活かした各分野でのオープンイノベーションを推進することで、ビジネスパートナーとの距離を縮め、社内外の情報やアイデアを組み合わせることで、新しい製品と事業の創出に取り組んでまいりました。 さらに、化学品事業の界面科学研究所と化粧品事業の毛髪科学研究所が一体となり、日華化学(中国)有限公司の研究開発部門、台湾日華化学工業股份有限公司の先端研発センター、NICCA KOREA CO.,LTD. の付設研究所、PT. INDONESIA NIKKA CHEMICALSの研究開発部門など、海外子会社の研究開発部門と連携しながら相乗効果を発揮することで、既存事業の強化と新展開、新規事業の創生を進めております。 当連結会計年度における新規の特許登録件数は、国内で24件、海外で12件となりました。特許の期間満了及び不要特許の整理を実施したため、当連結会計年度末において当社の特許保有件数は、国内で8件減少により211件となり、海外で6件増加により111件となりました。 当連結会計年度の各セグメント別研究開発活動の状況は、次のとおりです。 研究開発費については、当社グループの研究開発費を各セグメントに配分したもので、当連結会計年度の総額は 2,296 百万円であります。 (1)化学品事業 当連結会計年度における研究開発費は、 1,980 百万円となっております。 ①Eの領域 当連結会計年度では、EHD領域の中でも特に、これまでも先駆的な環境対応型製品開発を行ってきたE領域での開発に傾注した結果、主力の繊維加工用薬剤では染色工場での使用水量を激減させるなどの環境対応処方を提案するSDP(Smart Dyeing Process)や、自然乾燥でも撥水性が回復するこれまでの常識を覆すフッ素フリー系撥水剤、自然由来原料やバイオ系原料、再生原料を積極活用した低カーボンフットプリントの分散均染剤等を開発致しました。また、有機溶剤を含まず環境と健康により優しい水系ウレタン樹脂については、高機能化と軽量化の実現が必要な次世代モビリティ用途に加え、意匠性を付与する機能性塗料・コーティング用バインダーとしての応用開発を継続して行っており、自動車内装材への採用が始まりました。…
設備投資等の概要
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/ 原文長 約1692文字
2【主要な設備の状況】 当社グループは、界面活性剤等の製造・販売を国内外で行っており、その設備の状況をセグメント毎の数値とともに主たる設備の状況を開示する方法によっております。 (1)セグメント内訳 2023年12月31日現在 セグメントの名称 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) (外、臨時従業員) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積千㎡) リース資産 その他 合計 化学品 8,185 2,507 4,524 (443) 87 858 16,163 1,075 (24) 化粧品 3,023 281 786 (25) 18 218 4,328 364 (59) 小計 11,209 2,789 5,311 (469) 105 1,076 20,492 1,439 (83) その他及び全社 1,577 132 (2) 12 172 1,896 61 (5) 合計 12,787 2,789 5,443 (471) 118 1,249 22,388 1,500 (88) (注)帳簿価額「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定及び無形固定資産であります。 (2)提出会社の状況 2023年12月31日現在 事業所名 (主な所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) (外、臨時従業員) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積千㎡) リース資産 その他 合計 本社・研究所・工場 (福井県福井市) 化学品 化粧品 全社 界面活性剤及び化粧品製造 ・研究設備、全社統括業務設備 4,606 203 1,576 (21) 56 481 6,923 323 (74) 鯖江工場 (福井県鯖江市) 化学品 界面活性剤製造設備 582 515 586 (43) 15 1,702 96 (7) 鹿島工場 (茨城県神栖市) 化学品 界面活性剤製造設備 1,929 889 979 (50) 17 24 3,840 42 (4) (注)帳簿価額「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定及び無形固定資産であります。 (3)国内子会社の状況 2023年12月31日現在 会社名 事業所名 (主な所在地) セグメントの名称 設備の内容 帳簿価額(百万円) 従業員数 (人) (外、臨時従業員) 建物及び構築物 機械装置及び運搬具 土地 (面積千㎡) リース資産 その他 合計 山田製薬株式会社 茨城工場 (茨城県かすみがうら市) 化粧品 化粧品製造設備 1,663 84 198 (20) 21 1,968 82 (1) 大智化学産業株式会社 山武工場 (千葉県山武市) 化学品 石油化学品製造設備 349 168 405 (19) 27 950 51 (1) (注)帳簿価額「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定及び無形固定資産であります。…