事業の内容
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/ 原文長 約2082文字
3 【事業の内容】 当企業集団は、当社および子会社29社(内、連結子会社28社)、関連会社6社(内、持分法適用会社1社)から構成され、機能製品、化学製品、樹脂製品の製造・販売をその主な事業内容とし、更に各事業に関連する設備の建設・補修、物流、環境対策およびその他のサービス等の事業活動を行っております。 当企業集団の事業に係わる位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりです。 ① 機能製品事業 ・当社は、機能樹脂、炭素製品の製造・販売を行っております。 ・㈱クレハトレーディングは、機能製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うとともに、原料の一部について同社を通じて購入しております。また、レジナス化成㈱に出資を行っております。 ・クレハエクストロン㈱は、機能製品の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給する一方、同社製品の一部の購入を行っております。 ・クレハGmbH(独)は、欧州において当社の機能製品の販売を行っております。 ・クレハ・アメリカInc.(米)は、当社の機能製品の販売を行っております。また、クレハ・ピージーエーLLC(米)、クレハ・エナジー・ソリューションズLLC(米)およびフォートロン・インダストリーズLLC(米)に出資を行っております。 ・クレハ・ピージーエーLLC(米)は、米国においてPGA(ポリグリコール酸)樹脂の製造を行っており、当社は同社製品の購入を行っております。 ・クレハ・エナジー・ソリューションズLLC(米)は、機能製品の販売および技術サービスを行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行っております。 ・呉羽(上海)炭繊維材料有限公司(中)は、中国において炭素製品の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給する一方、同社製品の一部の購入を行っております。 ・呉羽(中国)投資有限公司(中)は、 当社に機能製品の販売を行うとともに、 当社は同社を通じて機能製品の一部の販売を行っております。また、呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中)に出資を行っております。 ・呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中)は、中国においてフッ化ビニリデン樹脂の製造を行っており、当社は同社製品の購入を行っております。 ② 化学製品事業 ・当社は、医薬品、農薬、無機薬品、有機薬品の製造・販売を行っております。 ・㈱クレハトレーディングは、化学製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うとともに、原料の一部について同社を通じて購入しております。 ③ 樹脂製品事業 ・当社は、食品包装材、家庭用品の製造・販売を行っております。 ・㈱クレハトレーディングは、樹脂製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うとともに、原料の一部について同社を通じて購入しております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3864文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針 世界は、新型ウイルスによるパンデミックを経験し、国家間の緊張と紛争は拡大し地政学的リスクが高まり、人・モノの移動の制限、分断が生じるなど、経済・社会環境に大きな変化が生じています。また気候変動や自然災害が甚大化し、カーボンニュートラルの実現やエネルギーおよび食糧の確保、水資源や生物多様性保全のための環境負荷低減など、持続可能な社会の実現に向けた企業の貢献が求められています。 こうした経営環境の変化を踏まえ、当社グループは、「中長期的な企業価値の向上」と「持続可能な社会への貢献」を両立し、サステナビリティ経営を推進して当社グループを一層発展させるべく、新たに『クレハグループ企業理念』、『クレハビジョン』、2030年度に向けた『経営方針』および「クレハグループ新中長期経営計画『未来創造への挑戦』」を策定しました。 <クレハグループ企業理念およびクレハビジョンについて> <経営方針について> クレハビジョンの実現のため、2030年度に向けた『経営方針』として3つの目標と3つの最重要施策を定めました。 [目標] 継続的な経済価値の向上 ・「環境・エネルギー」、「ライフ」、「情報通信」の3分野を重点事業分野とし、クレハグループの経営資源を集中して経済価値の向上を目指す。 ・マーケットインの視点で既存商品の性能向上とバリューチェーンの拡大を図り、コスト競争力をもって顧客への提案力を強化し、収益を拡大する。 社会課題解決への貢献 ・これまでも、3つの重点事業分野で社会貢献してきたクレハグループの商品を、自社による技術開発と外部技術の融合によりさらに進化させ、社会に提供する商品、技術、サービスを拡充する。 環境負荷低減への貢献 ・2050年度にカーボンニュートラルを目指す。 ・循環型生産にかなう生産技術の高度化を推進し、廃棄物削減やリサイクルの推進により環境負荷を低減する。 [最重要施策] 技術立社の再興(研究・技術開発力の強化) ・新商品の研究開発と環境負荷低減に集中的に資源を投下し、差別化された商品の開発を加速する。 ・他社との協創・協業、M&A等を通じ自社保有技術と外部技術の融合を図り、新規事業を創出し拡大する。 ・成長事業の生産体制の構築を迅速に進めるとともに、環境負荷低減に向けた生産技術力、エンジニアリング力を強化する。 経営基盤の強化 ・サステナビリティ経営を推進する組織の強化と、執行体制の効率化、リスク・マネジメントの強化等を継続的に実施する。 ・クレハグループの経営資源を有効活用し、強固な連結事業基盤を構築する。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3864文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1) 会社の経営の基本方針 世界は、新型ウイルスによるパンデミックを経験し、国家間の緊張と紛争は拡大し地政学的リスクが高まり、人・モノの移動の制限、分断が生じるなど、経済・社会環境に大きな変化が生じています。また気候変動や自然災害が甚大化し、カーボンニュートラルの実現やエネルギーおよび食糧の確保、水資源や生物多様性保全のための環境負荷低減など、持続可能な社会の実現に向けた企業の貢献が求められています。 こうした経営環境の変化を踏まえ、当社グループは、「中長期的な企業価値の向上」と「持続可能な社会への貢献」を両立し、サステナビリティ経営を推進して当社グループを一層発展させるべく、新たに『クレハグループ企業理念』、『クレハビジョン』、2030年度に向けた『経営方針』および「クレハグループ新中長期経営計画『未来創造への挑戦』」を策定しました。 <クレハグループ企業理念およびクレハビジョンについて> <経営方針について> クレハビジョンの実現のため、2030年度に向けた『経営方針』として3つの目標と3つの最重要施策を定めました。 [目標] 継続的な経済価値の向上 ・「環境・エネルギー」、「ライフ」、「情報通信」の3分野を重点事業分野とし、クレハグループの経営資源を集中して経済価値の向上を目指す。 ・マーケットインの視点で既存商品の性能向上とバリューチェーンの拡大を図り、コスト競争力をもって顧客への提案力を強化し、収益を拡大する。 社会課題解決への貢献 ・これまでも、3つの重点事業分野で社会貢献してきたクレハグループの商品を、自社による技術開発と外部技術の融合によりさらに進化させ、社会に提供する商品、技術、サービスを拡充する。 環境負荷低減への貢献 ・2050年度にカーボンニュートラルを目指す。 ・循環型生産にかなう生産技術の高度化を推進し、廃棄物削減やリサイクルの推進により環境負荷を低減する。 [最重要施策] 技術立社の再興(研究・技術開発力の強化) ・新商品の研究開発と環境負荷低減に集中的に資源を投下し、差別化された商品の開発を加速する。 ・他社との協創・協業、M&A等を通じ自社保有技術と外部技術の融合を図り、新規事業を創出し拡大する。 ・成長事業の生産体制の構築を迅速に進めるとともに、環境負荷低減に向けた生産技術力、エンジニアリング力を強化する。 経営基盤の強化 ・サステナビリティ経営を推進する組織の強化と、執行体制の効率化、リスク・マネジメントの強化等を継続的に実施する。 ・クレハグループの経営資源を有効活用し、強固な連結事業基盤を構築する。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約6984文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の経営成績等の状況の概要は次のとおりです。 ① 財政状態および経営成績の状況 (経営成績の状況) 当期のわが国を含む世界経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が緩和され、経済社会活動の正常化が進みました。このような景気回復への期待が寄せられる一方、世界的な金融引締めに伴う影響、原燃料価格の高騰、半導体の不足およびウクライナ情勢の長期化による影響が懸念され、先行きが不透明な状況が続きました。 このような状況のなか、当社グループは、新型コロナウイルス感染症に対し感染予防と感染リスク低減に努めて安定的に事業活動を継続しております。第1四半期初めには、同感染症の再流行に伴う中国でのロックダウンにより、機能製品事業の炭素製品分野の現地工場が一時稼働を停止しましたが、影響は軽微でした。また、原燃料価格の高騰による業績への悪影響はあるものの、顧客の理解を得ながら、製品価格への転嫁等の対策を進めております。 当連結会計年度は、機能製品事業のリチウムイオン二次電池用バインダー向けのフッ化ビニリデン樹脂を中心に売上げが伸張しましたが、原燃料価格高騰の影響等により、セグメント営業利益合計は減益となりました。営業利益では、当連結会計年度に「その他の費用」で業務用食品包装材分野に係る固定資産の減損損失を計上しましたが、前年同期は機能樹脂分野に係る固定資産において当期を上回る減損損失の計上があったことから、前期比で増益となりました。 売上収益は前期比 13.6%増 の 1,912億77百万円 、営業利益は前期比 11.0%増 の 223億50百万円 、税引前利益は前期比 12.7%増 の 229億92百万円 、当期利益は前期比 18.8%増 の 169億78百万円 、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比 19.1%増 の 168億68百万円 となりました。 セグメントの業績は次のとおりです。…
セグメント関連
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/ 原文長 約5884文字
(2) 報告セグメントの情報 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要な会計方針」における記載と同一です。セグメント間の内部売上収益は、主に市場価格に基づいております。 当社グループのセグメント情報は以下のとおりです。 前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日 ) (単位:百万円) 機能製品 事業 化学製品 事業 樹脂製品 事業 建設関連 事業 その他関連 事業 合計 調整額 (注) 連結 財務諸表 計上額 売上収益 外部顧客への 売上収益 66,687 26,157 44,773 12,174 18,547 168,341 168,341 セグメント間の 内部売上収益 1,020 198 257 6,520 6,539 14,535 △ 14,535 合計 67,708 26,355 45,030 18,694 25,086 182,876 △ 14,535 168,341 営業利益 9,953 1,432 9,862 985 3,069 25,304 △ 5,161 20,142 金融収益 532 金融費用(△) △ 276 税引前利益 20,398 その他の項目 セグメント資産 110,029 20,791 39,128 7,200 28,210 205,360 77,279 282,639 減価償却費および 償却費 4,056 785 2,039 178 2,308 9,369 2,181 11,550 減損損失 5,306 5,306 持分法による 投資利益 1,677 343 2,020 2,020 有形固定資産および 無形資産の増加額 6,680 609 1,681 110 2,089 11,171 3,148 14,319 (注) 営業利益の調整額にはセグメント間取引消去等による利益73百万円、主に報告セグメントに配分していないその他の収益 1,246百万円 およびその他の費用 △6,481百万円 (減損損失△5,306百万円等)が含まれております。 セグメント資産の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社資産が含まれており、その主なものは当社の現金及び預金、投資有価証券、全社共有設備等です。 減損損失の調整額には、機能製品事業に係る固定資産の減損損失5,306百万円が含まれております。…