事業の内容
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/ 原文長 約2206文字
3 【事業の内容】 当企業集団は、当社および子会社30社(内、連結子会社29社)、関連会社8社(内、持分法適用会社3社)から構成され、機能製品、化学製品、樹脂製品の製造・販売をその主な事業内容とし、更に各事業に関連する設備の建設・補修、物流、環境対策およびその他のサ-ビス等の事業活動を行っております。 当企業集団の事業に係わる位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。 ① 機能製品事業 ・当社は、機能樹脂、炭素製品の製造・販売を行っております。 ・㈱クレハトレーディングは、機能製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うとともに、原料の一部について同社を通じて購入しております。また、レジナス化成㈱に出資を行っております。 ・クレハエクステック㈱は、機能製品の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給する一方、同社製品の一部の購入を行っております。 ・クレハエクストロン㈱は、機能製品の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給する一方、同社製品の一部の購入を行っております。 ・クレハGmbH(独)は、欧州において当社の機能製品の販売を行っております。 ・クレハ・アメリカInc.(米)は、クレハ・アメリカLLC(米)、クレハ・ピージーエーLLC(米)、クレハ・エナジー・ソリューションズLLC(米)およびフォートロン・インダストリーズLLC(米)に出資を行っております。 ・クレハ・ピージーエーLLC(米)は、米国においてPGA(ポリグリコール酸)樹脂の製造を行っており、当社は同社製品の購入を行っております。 ・クレハ・エナジー・ソリューションズLLC(米)は、米国において機能製品の販売および技術サービスを行っております。 ・呉羽(上海)炭繊維材料有限公司(中)は、中国において炭素製品の製造・販売を行っており、当社は同社に対し原料を供給する一方、同社製品の一部の購入を行っております。 ・呉羽(中国)投資有限公司(中)は、機能製品の販売を行っております。また、呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中)に出資を行っております。 ・呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中)は、中国においてフッ化ビニリデン樹脂の製造を行っており、当社は同社製品の購入を行っております。 ② 化学製品事業 ・当社は、医薬品、農薬、無機薬品、有機薬品の製造・販売を行っております。 ・㈱クレハトレーディングは、化学製品の販売を行っており、当社は製品の一部を同社を通じて販売を行うとともに、原料の一部について同社を通じて購入しております。 ③ 樹脂製品事業 ・当社は、食品包装材、家庭用品の製造・販売を行っております。…
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
抽出本文
/ 原文長 約492文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、“人と自然を大切にします。”“常に変革を行い、成長し続けます。”“価値ある商品を創出して、社会の発展に貢献します。”という企業理念に基づき活動し、“エクセレント・カンパニー”を目指し挑戦し続けます。 また、コンプライアンス(法令および社会的規範の遵守)を重視し、公正で自由な競争に基づく事業活動、正確で有用な情報の適時適切な開示、地域社会への積極的な貢献、地球環境の保護等にも当社グループをあげて真摯に取り組んでまいります。 以上を経営の基本方針とし、当社グループ全体の企業価値を最大限に高めてまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループでは、差別化製品のグローバル展開と新事業の創出により企業価値向上を目指す観点から「売上収益」および「営業利益」、資産効率の指標である「総資産利益率(ROA)」ならびに資本効率の指標である「自己資本利益率(ROE)」を経営指標とし、その向上に取り組んでまいります。
対処すべき課題
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/ 原文長 約2276文字
(4) 会社の対処すべき課題 創業以来、独創的な技術開発によるスペシャリティ製品を創出することで社会に貢献してきた当社グループは、差別化製品のグローバル展開とともに、“環境”、“エネルギー”、“ライフ(医療・食料)”に関わる新事業創出に取り組んでおります。 経済状況は、国内外において、緩やかな拡大が継続するものと期待されますが、世界経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響、原油価格の動向および為替変動などによっては、景気の先行き不透明感が強まる状況にあります。 このような中、当社グループは、市場競争(技術開発・価格)の激化や市場構造の変化などの事業環境の変化に的確に対応し、差別化された製品を開発することで、社会に貢献し続ける高付加価値型企業となることを目指しております。企業理念の実践を通じて、様々な社会的課題の解決を図り、あらゆるステークホルダーの皆様からの信頼を得ていくために、下記の「中計 Challenge 2018」で掲げた経営目標の達成に向けて取り組んでまいります。 [「中計 Challenge 2018」の概要] 2015年度までの中期経営計画「Grow Globally-Ⅱ」において、当社グループの利益創出基盤は着実に強化されてきましたが、これまで安定的な収益基盤だった化学製品事業(医薬・農薬等)の収益力低下が見込まれています。また、新規事業の創出に向けた取組みにおいても現時点で将来のクレハを支える有望なテーマの創出には至っていない状況でした。こうした現況を踏まえ、「中計 Challenge 2018」の3ヵ年を“将来のクレハの発展に向けた土台作りの期間”と位置付け、既存事業の競争力・収益力向上をベースとし、PGA(ポリグリコール酸)事業を着実に成長させて収益の柱としてまいります。また、社長直轄の「新事業創出プロジェクト」による新規事業テーマの探索を全社で推進してまいります。 以下は、2016、2017年度の進捗を踏まえ、重点施策ならびに定量計画を見直しました。 <経営目標と重点施策> ① 事業目標 1) 既存事業の競争力・収益力向上 〔機能製品〕フッ化ビニリデン樹脂・PPS樹脂での差別化戦略追求と積極的な資源投入による事業の拡大、および構造改革により黒字化を達成した炭素繊維事業の競争力強化。 〔化学製品〕医薬・農薬分野での新剤開発の促進、および2018年1月に発売したクレメジン速崩錠の拡販。 〔樹脂製品〕家庭用品分野でのブランド力の強化による安定的な収益力確保と海外市場開拓、ならびに価格競争が激しい業務用包装材分野での事業構造改革とグローバル市場における高機能品の拡販および加工品分野での新成形工場本格稼働に伴う拡販による収益力の向上。 〔建設関連〕復興需要減少を見据えた受注活動の強化と原価低減の促進。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約7443文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用会社)の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態および経営成績の状況 (経営成績の状況) 当連結会計年度の売上収益は前期比 150億34百万円増 の 1,473億29百万円 となり、売上総利益は前期比 45億25百万円増 の 400億28百万円 となり、売上収益売上総利益率は前期の 26.8% から 27.2% に増加しました。販売費及び一般管理費は前期比 5億60百万円増 の 271億93百万円 となりました。また、持分法による投資利益は前期比 6億11百万円増 の 22億30百万円 となり、その他の収支は前期比 8億57百万円 の悪化となり 20億92百万円の損失 となりました。その結果、営業利益は前期比 37億17百万円増 の 129億73百万円 となり、売上収益営業利益率は前期の 7.0% から 8.8% に増加しました。 金融収支は、前期比 15百万円 の悪化となり 2億90百万円の損失 となりました。その結果、税引前利益は前期比 37億1百万円増 の 126億83百万円 となりました。 法人所得税費用は 28億69百万円 となり、当期利益は前期比 27億7百万円増 の 98億13百万円 となりました。非支配持分に帰属する当期利益を 1億16百万円 計上し、親会社の所有者に帰属する当期利益は前期比 26億96百万円増 の 96億97百万円 となりました。 (セグメントの業績の状況) (単位:百万円) 売 上 収 益 営 業 利 益 前期 当期 増減 前期 当期 増減 機能製品事業 33,369 41,640 8,270 79 1,669 1,589 化学製品事業 25,866 26,176 309 2,538 3,421 883 樹脂製品事業 42,791 45,397 2,605 4,986 6,907 1,921 建設関連事業 13,934 17,354 3,420 1,026 1,037 11 その他関連事業 16,332 16,760 428 1,726 1,812 86 調整額 (注) △1,101 △1,876 △774 連結合計 132,294 147,329 15,034 9,255 12,973 3,717 (注) 営業利益の調整額には、報告セグメントに配分していないその他の収支が含まれております。詳細は、連結財務諸表注記「26.その他の収益」および「27.その他の費用」に記載しております。…
セグメント関連
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/ 原文長 約5239文字
(2) 報告セグメントの情報 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要な会計方針」における記載と同一であります。セグメント間の内部売上収益は、主に市場価格に基づいております。 当社グループのセグメント情報は以下のとおりです。 前連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日) (単位:百万円) 機能製品 事業 化学製品 事業 樹脂製品 事業 建設関連 事業 その他関連 事業 合計 調整額 (注) 連結 財務諸表 計上額 売上収益 外部顧客への 売上収益 33,369 25,866 42,791 13,934 16,332 132,294 132,294 セグメント間の 内部売上収益 627 278 184 5,401 5,638 12,130 △12,130 合計 33,997 26,144 42,976 19,336 21,970 144,425 △12,130 132,294 営業利益 79 2,538 4,986 1,026 1,726 10,357 △1,101 9,255 金融収益 577 金融費用(△) △852 税引前利益 8,981 その他の項目 セグメント資産 81,330 23,850 37,894 7,439 19,631 170,145 64,761 234,907 減価償却費および 償却費 3,385 1,064 2,342 102 1,228 8,122 2,068 10,191 減損損失 1,572 1,572 持分法による 投資利益 1,357 261 1,619 1,619 有形固定資産および 無形資産の増加額 3,904 1,333 1,633 171 1,082 8,125 2,179 10,304 (注) 営業利益の調整額にはセグメント間取引消去等による利益133百万円、主に報告セグメントに配分していないその他の収益 1,398百万円 およびその他の費用 △2,633百万円 が含まれております。 セグメント資産の調整額には、各報告セグメントに配分していない全社資産が含まれており、その主なものは当社の現金及び預金、投資有価証券、全社共有設備等であります。 減損損失の調整額には、機能製品事業に係る固定資産の減損損失1,194百万円および化学製品事業に係る固定資産の減損損失378百万円が含まれております。…