事業の内容
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/ 原文長 約772文字
3 【事業の内容】 当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社と連結子会社3社(オーベクステクノロジー株式会社、オーベクスメディカル株式会社および天津奥貝庫斯技研有限公司)およびその他の関係会社1社の計5社で構成されております。テクノ製品(サインペン先、コスメティック用ペン先、スタイラス用ペン先)およびメディカル製品(医療機器)の製造販売を主な事業内容とし、さらに不動産の賃貸をしております。 その他の関係会社である昭和化学工業株式会社は、当社発行済株式総数の15.24%を所有しておりますが、役員兼務以外の関係(販売、技術、生産、人事等)はありません。 当社グループの事業に係わる位置付けおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 テクノ製品事業 サインペン先 コスメティック用ペン先 スタイラス用ペン先 当社が製造、販売するほか、子会社のオーベクステクノロジー㈱は、得意先の仕様通りにサインペン先およびコスメティック用ペン先の研磨加工を行い、また、中国の天津奥貝庫斯技研有限公司はサインペン先の研磨加工、販売を行っております。なお、天津奥貝庫斯技研有限公司は、年々厳しくなる中国の環境規制への対応費用の増大やコロナ禍による需要の回復が見通せず、対象となるサインペン先の収益性低下が避けられないと判断したため、2020年12月末をもってサインペン先の製造を停止しております。 メディカル製品事業 医療機器 子会社であるオーベクスメディカル㈱が製造したベセルフューザー(薬液注入器)および血管造影用ガイドワイヤー等を当社が販売しております。なお、一部の製品は医療機器メーカーへ製造委託しております。 その他 不動産の賃貸をしております。 事業の系統図は、次のとおりです。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約1715文字
(2) 経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受けて、生産活動の停滞や外出自粛などにより個人消費の落込みが進行し、景気の悪化は一部を除いて継続しており非常に厳しい状況が続いております。 このような事業環境の中、当社グループは、暮らしに欠かせない文化と科学を提案するため、コロナ対策として在宅勤務の推進、千葉ニュ-テックセンター内のサテライトオフィス新設、WEB会議システムの活用などにより、新製品の開発、製造コストの削減および対面営業に代わる営業活動などに取り組んでまいりました。 また、当社グループは、「“CHANGE”変える 変わる」をスローガンとした第7次中期経営計画(2019年度~2021年度)を策定し取り組んでおりましたが、コロナ禍の影響による経済環境の激変のため、2020年8月に数値目標(2021年度最終年度定量目標「連結売上高6,100百万円、連結営業利益650百万円(営業利益率10.7%)」)は取り下げることにいたしました。しかしながら、第7次中期経営計画での諸施策については、引き続き、取り組んでまいります。この中期経営計画の概要、諸施策は以下の通りであります。 ・基本方針 時代の変化に適応し、拡がる未来への「基盤」を築く ・基本戦略 グループ全社基本戦略 ① 開発力の強化 ② 生産力の強化 ③ 営業力の強化 ④ 人財育成 テクノセグメント基本戦略 メディカルセグメント基本戦略 ① 販売強化 ① VF国内新分野への参入と新製品の開発 ② 新製品開発の強化 ② 生産キャパシティの増大 ③ 生産力の強化 ③ VF海外市場への拡販 ④ 新しい加工技術の開発 ④ 品質管理の厳格化 (注) VFは、ベセルフューザー(薬液注入器)の略称であります。 ① 経営戦略の全体像 テクノ製品事業では、ステーショナリー、コスメティック分野での新製品開発を強化するとともに、新分野へのコア技術の展開にアプローチし、メディカル製品事業では、新しい医療分野への製品投入を行い、収益の拡大を図りながら、海外市場への拡販を推進していきます。 グループ全社では創業者である渋沢栄一の精神に基づく経営理念の浸透を図ることで一人一人が自ら考え行動できる自律した人財育成を目指します。 当社は、2022年12月に創立130周年を迎えますが、創業者である渋沢栄一の精神を継承し、グループ一丸となって持続的安定成長の実現を目指してまいります。 ② 経営戦略の骨子 テクノ製品事業 ⅰ 販売の強化 ・マーケティングを強化し、コスメティック・周辺分野および異業種市場を開拓する。 ・中国および新興国市場の更なる開拓。 ⅱ 新製品開発の強化 ・多様化する顧客ニーズの発掘と製品開発。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約836文字
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 今後の経済環境の見通しにつきましては、コロナ禍の影響により引き続き企業活動や消費活動は抑制され、不透明な状況が続くものと思われます。また、今後の製造業を取り巻く環境は少子高齢化による人手不足や原材料価格および運送費用などの上昇によるコストアップなど、ますます厳しくなると思われます。 海外売上の多いテクノ製品事業においては、2021年1月以降、受注は緩やかな回復基調にあるものの、国内外の経済持ち直しによる受注の回復までには、ある程度の長い期間がかかるものと予想されます。テクノ製品事業では世界規模で低価格傾向が続く中、価格競争力の強化、高付加価値商品の開発などを行うことで収益改善を目指すことが優先課題であると判断しております。引き続き、グローバル市場におけるニーズの多様化や製品の低価格傾向に対応するために高付加価値製品の開発と生産性向上によるコストダウンに注力してまいります。 メディカル製品事業においては、主力製品であるベセルフューザー(薬液注入器)および血管造影用ガイドワイヤーを中心に技術開発力の強化と基礎技術の研究開発に経営資源を集中し、市場ニーズの変化に的確に対応できる製品の企画開発と今後普及が拡大していくと見込まれる在宅医療分野を視野に入れた市場性の高い適切な製品展開を行うことが優先課題であると判断しております。メディカル製品事業では、主力製品であるべセルフュ-ザ-の新診療分野への拡販を強化すると共にグローバル市場への展開を準備してまいります。 また、今後のモノづくりを取り巻く環境は、少子高齢化による人材不足などによりますます厳しくなると思われます。グループ全体としては、創業者である渋沢栄一の「論語とそろばん」の精神を学び、更に階層別の社員研修の実施や資格取得の奨励などを充実させ、自律精神が高く専門スキルを有する多くの社員を育成することで、経営理念の浸透と経営戦略の実践を推進してまいります。
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4857文字
3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要および経営者の視点による分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たりましては、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績や現状を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。 また、特に重要な会計上の見積りは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (2) 経営成績等の状況の概要及び経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ① 経営成績 前連結会計年度 当連結会計年度 増減 増減率 売上高 5,140,916千円 4,751,464千円 △389,452千円 △7.6% 営業利益 218,426千円 265,496千円 47,070千円 21.5% 営業利益率 4.2% 5.6% +1.3ポイント 経常利益 202,629千円 331,726千円 129,097千円 63.7% 経常利益率 3.9% 7.0% +3.0ポイント 親会社株主に帰属する 当期純利益 140,651千円 114,965千円 △25,685千円 △18.3% 当社グループの当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ7.6%減の4,751百万円となりました。売上高は国内外共に新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響を受けて低調に推移した結果、国内売上高は前連結会計年度に比べ5.8%減の2,098百万円となりました。海外売上高は、コロナ禍の影響に加え、テクノ製品事業における海外顧客の価格の低下傾向などが継続した結果、8.9%減の2,652百万円となりました。 販売費及び一般管理費は、営業活動の自粛に伴う経費の削減効果などにより前連結会計年度に比べ8.2%減の1,131百万円となり、営業利益は前連結会計年度に比べ21.5%増の265百万円となりました。…
セグメント関連
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/ 原文長 約1884文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報 前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日 ) (単位:千円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務諸 表計上額 (注)3 テクノ 製品事業 メディカル 製品事業 売上高 外部顧客への売上高 3,661,020 1,476,119 5,137,139 3,777 5,140,916 5,140,916 セグメント間の内部 売上高又は振替高 3,371 3,371 28,202 31,573 △ 31,573 3,661,020 1,479,490 5,140,510 31,979 5,172,490 △ 31,573 5,140,916 セグメント利益 402,382 88,954 491,336 9,864 501,200 △ 282,774 218,426 セグメント資産 5,733,821 1,284,415 7,018,237 25,968 7,044,205 1,482,321 8,526,527 その他の項目 減価償却費 216,102 60,929 277,031 706 277,738 14,698 292,437 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 196,548 25,823 222,371 222,371 8,604 230,976 (注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業を含んでおります。 2.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△282,774千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る費用であります。 (2)セグメント資産の調整額1,482,321千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金等であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額8,604千円は、ソフトウェア等の設備投資額であります。 3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 4.減価償却費には、長期前払費用の償却額が含まれております。…