事業の内容
抽出本文
/ 原文長 約706文字
3 【事業の内容】 当フジボウグループは、富士紡ホールディングス株式会社(当社)及び子会社12社によって構成され、事業は、超精密加工用研磨材、不織布、化学工業製品の製造・販売、紡績糸及び編物などの素材から二次製品にいたる各種繊維工業品の製造、加工及び販売、車両、自動車部品等の販売、化成品、金型の製造・販売を行っております。 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 事業内容と当社及び関係会社の当該事業にかかる位置付け等は、次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 区分 主要製品等 主要な会社の位置付け 製造 販売 研磨材 事業 超精密加工用研磨材 不織布 合皮 フジボウ愛媛㈱ 台湾富士紡精密材料股份有限公司 フジボウ愛媛㈱ フジケミ㈱ 台湾富士紡精密材料股份有限公司 化学 工業品 事業 化学工業製品 柳井化学工業㈱ 柳井化学工業㈱ 生活 衣料 事業 紡績糸 編物 機能性繊維等 フジボウテキスタイル㈱ タイフジボウテキスタイル㈱ フジボウテキスタイル㈱ タイフジボウテキスタイル㈱ B.V.D.等二次製品 フジボウテキスタイル㈱ ㈱フジボウアパレル ジンタナフジボウコーポレーション フジボウテキスタイル㈱ ㈱フジボウアパレル 富士紡(上海)商貿有限公司 その他 車両 自動車部品等 フジケミ㈱ 化成品 フジケミ㈱ フジケミ㈱ 金型 ㈱東京金型 ㈱IPM ㈱東京金型 ㈱IPM 以上の企業集団等について図示すると次のとおりであります。
経営方針・経営戦略・対処すべき課題
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/ 原文長 約3645文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当フジボウグループは、一世紀を超える歴史の中で培った技術と経験を生かし、つねに時代が求める新しい技術・製品を提供することで先端産業を支え、人・社会・地球環境にとってより豊かで持続可能な未来の創造に貢献し続けることを企業理念としております。IT関連の超精密加工用研磨材を主とした研磨材事業、医薬および機能化学合成製品等の中間体の受託生産を柱とした化学工業品事業、インナーウエアを中心とする製品に重点を置いた生活衣料事業などに積極的に経営資源を投入し、安定した収益体質の構築を目指しております。 また、健全な企業経営・会計慣行を維持し、透明性の高いキャッシュ・フロー経営を実践しております。 (2)目標とする経営指標 当フジボウグループは、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目的として、利益目標(営業利益、当期純利益)およびROEを、また財務体質の強化を図るため自己資本比率を、それぞれ経営指標としております。 (3)経営環境 フジボウグループは、持株会社である富士紡ホールディングス株式会社と事業子会社から構成され、超精密加工用研磨材・機能性不織布を扱う研磨材事業、ファインケミカル中間体の受託製造を行う化学工業品事業、紡績・テキスタイル・アパレルを中心とする生活衣料事業、車両・自動車部品等の輸出やプラスチック成形の技術開発などのその他の事業を展開しています。 研磨材事業は、半導体デバイス用途(CMP)、シリコンウエハー用途、ハードディスク用途、液晶ガラス用途など、様々なITデバイスをその製造工程でポリシングする超精密加工用研磨材を主要製品としており、世界中のITデバイス関連企業に販売しております。最先端プロセス、次世代プロセスのITデバイス製造に対応可能な研磨材の開発を、最新の研究機器・検査機器・製造設備を用いて、ユーザーと共同で進めております。当連結会計年度は、主力の超精密加工用研磨材は、半導体デバイス用途(CMP)は期前半では半導体市場の調整局面の影響を受け受注が減少しましたが、期後半に入り主要半導体メーカー各社の在庫調整が進み、徐々に需要回復の兆しがみられました。シリコンウエハー用途は全体的な半導体デバイスの需要減により受注減、ハードディスク用途はデータセンター向け需要の低迷が継続、液晶ガラス用途においても世界的なインフレにより、テレビ、パソコン、スマートフォンなどで使われる液晶パネルの需要の鈍化もあり受注が減少しました。一方、電気自動車(EV)をはじめとする車載向けやデータセンター向けに利用されるパワー半導体などの分野では、好調な需要が続きました。…
対処すべき課題
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/ 原文長 約3645文字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当フジボウグループは、一世紀を超える歴史の中で培った技術と経験を生かし、つねに時代が求める新しい技術・製品を提供することで先端産業を支え、人・社会・地球環境にとってより豊かで持続可能な未来の創造に貢献し続けることを企業理念としております。IT関連の超精密加工用研磨材を主とした研磨材事業、医薬および機能化学合成製品等の中間体の受託生産を柱とした化学工業品事業、インナーウエアを中心とする製品に重点を置いた生活衣料事業などに積極的に経営資源を投入し、安定した収益体質の構築を目指しております。 また、健全な企業経営・会計慣行を維持し、透明性の高いキャッシュ・フロー経営を実践しております。 (2)目標とする経営指標 当フジボウグループは、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目的として、利益目標(営業利益、当期純利益)およびROEを、また財務体質の強化を図るため自己資本比率を、それぞれ経営指標としております。 (3)経営環境 フジボウグループは、持株会社である富士紡ホールディングス株式会社と事業子会社から構成され、超精密加工用研磨材・機能性不織布を扱う研磨材事業、ファインケミカル中間体の受託製造を行う化学工業品事業、紡績・テキスタイル・アパレルを中心とする生活衣料事業、車両・自動車部品等の輸出やプラスチック成形の技術開発などのその他の事業を展開しています。 研磨材事業は、半導体デバイス用途(CMP)、シリコンウエハー用途、ハードディスク用途、液晶ガラス用途など、様々なITデバイスをその製造工程でポリシングする超精密加工用研磨材を主要製品としており、世界中のITデバイス関連企業に販売しております。最先端プロセス、次世代プロセスのITデバイス製造に対応可能な研磨材の開発を、最新の研究機器・検査機器・製造設備を用いて、ユーザーと共同で進めております。当連結会計年度は、主力の超精密加工用研磨材は、半導体デバイス用途(CMP)は期前半では半導体市場の調整局面の影響を受け受注が減少しましたが、期後半に入り主要半導体メーカー各社の在庫調整が進み、徐々に需要回復の兆しがみられました。シリコンウエハー用途は全体的な半導体デバイスの需要減により受注減、ハードディスク用途はデータセンター向け需要の低迷が継続、液晶ガラス用途においても世界的なインフレにより、テレビ、パソコン、スマートフォンなどで使われる液晶パネルの需要の鈍化もあり受注が減少しました。一方、電気自動車(EV)をはじめとする車載向けやデータセンター向けに利用されるパワー半導体などの分野では、好調な需要が続きました。…
経営成績・財政状態の概況
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/ 原文長 約4122文字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、社会・経済活動の正常化が一段と進展したことに伴い、緩やかな回復傾向がみられました。一方で中東やウクライナにおける紛争の長期化、中国経済の低迷、常態化する円安などの影響でエネルギー価格の高騰や物価上昇が続くなど、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。 このような経営環境の下、当フジボウグループは、中期経営計画『増強21-25』において、計画期間5年間の前半3年を「高収益体質への転換と種まき」ステージと位置づけ、各事業の成長基盤の増強に取り組んでおります。計画3年目となる当期については、事業の柱である研磨材事業は、半導体用途の需要が2022年下期から大幅に減少しましたが、2023年上期後半より底打ちの兆しが見え始め、緩やかな回復基調となりました。化学工業品事業は、中国経済の低迷に加え、電子材料を中心とした市況悪化に直面し、厳しい環境となりました。生活衣料事業は、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行されたことにより、行動制限が全面的に解除され、店舗販売は改善傾向に向かいました。 この結果、当連結会計年度の売上高は前年同期比1,560百万円(4.1%)減収の36,108百万円、営業利益は2,054百万円(42.2%)減益の2,818百万円、経常利益は1,764百万円(35.0%)減益の3,276百万円となりました。これに特別損益、法人税等を加減した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年同期比1,282百万円(37.7%)減益の2,117百万円となりました。 セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。 ア.研磨材事業 主力の超精密加工用研磨材は、半導体デバイス用途(CMP)は期前半では半導体市場の調整局面の影響を受け受注が減少しましたが、期後半に入り主要半導体メーカー各社の在庫調整が進み、徐々に需要回復の兆しがみられました。シリコンウエハー用途は全体的な半導体デバイスの需要減により受注減、ハードディスク用途はデータセンター向け需要の低迷が継続、液晶ガラス用途においても世界的なインフレにより、テレビ、パソコン、スマートフォンなどで使われる液晶パネルの需要の鈍化もあり受注が減少しました。一方、電気自動車(EV)をはじめとする車載向けやデータセンター向けに利用されるパワー半導体などの分野では、好調な需要が続きました。 この結果、売上高は前年同期比1,657百万円(11.…
セグメント関連
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/ 原文長 約1891文字
3 報告セグメントごとの売上高、利益、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日 ) (単位:百万円) 報告セグメント その他 (注)1 合計 調整額 (注)2 連結財務 諸表計上額(注)3 研磨材 事業 化学 工業品 事業 生活衣料 事業 売上高 顧客との契約から 生じる収益 15,073 12,374 7,280 34,728 2,940 37,669 37,669 その他の収益 外部顧客への売上高 15,073 12,374 7,280 34,728 2,940 37,669 37,669 セグメント間の内部 売上高又は振替高 △ 4 15,073 12,374 7,284 34,733 2,940 37,674 △ 4 37,669 セグメント利益 2,828 1,030 889 4,749 123 4,872 4,872 セグメント資産 21,927 12,278 5,687 39,894 4,751 44,645 16,723 61,368 その他の項目 減価償却費 1,521 1,315 149 2,985 139 3,125 3,125 のれんの償却額 86 86 86 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額 2,574 1,205 87 3,867 82 3,949 98 4,047 (注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、自動車関連事業及び化成品事業等を含んでおります。 2 調整額は以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額0百万円には、セグメント間取引消去が含まれております。 (2)セグメント資産の調整額16,723百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産16,723百万円及びセグメント間の債権の相殺消去△0百万円が含まれております。全社資産の主なものは、当社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、賃貸等不動産及び管理部門に係る資産等であります。 (3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額98百万円は、本社ビル内装工事等の設備投資額であります。 3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。…
主要な顧客・販売先
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/ 原文長 約4262文字
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先 前連結会計年度 当連結会計年度 販売高(百万円) 割合(%) 販売高(百万円) 割合(%) 住友商事ケミカル㈱ 5,852 15.5 5,380 14.9 三井化学㈱ 5,214 13.8 5,801 16.1 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ア.財政状態 (資産) 流動資産は前連結会計年度末に比べて686百万円増加の23,689百万円となりました。これは棚卸資産が減少しましたが、現金及び預金や売上債権が増加したことなどによります。 固定資産は前連結会計年度末に比べて457百万円増加の38,822百万円となりました。有形固定資産は、研磨材事業を中心に設備投資を実施しましたが、減価償却により微減となりました。無形固定資産については、のれんの償却により減少しました。 資産合計は前連結会計年度末に比べて1,143百万円増加の62,512百万円となりました。 セグメント別では、研磨材事業は335百万円増加の22,263百万円、化学工業品事業は524百万円減少の11,754百万円、生活衣料事業は224百万円増加の5,912百万円、その他の事業は772百万円増加の5,524百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産などの調整額は335百万円増加の17,058百万円となりました。 (負債) 流動負債は前連結会計年度末に比べて112百万円減少の11,756百万円となりました。これは研磨材事業を中心とした設備投資による設備関係支払手形が306百万円増加しましたが、未払法人税等が減少したことなどによります。 固定負債は前連結会計年度末に比べて203百万円増加の6,782百万円となりました。これは、退職給付に係る負債が105百万円減少しましたが、長期借入金や繰延税金負債が増加したことなどによります。 負債合計は前連結会計年度末に比べて91百万円増加の18,539百万円となりました。 (純資産) 株主資本は剰余金の配当による減少が1,261百万円、自己株式の取得などによる減少が487百万円ありましたが、親会社株主に帰属する当期純利益が2,117百万円計上されたことなどにより、389百万円増加しました。 その他の包括利益累計額は、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の増加などにより、662百万円増加しました。…